ヨシダヒロコです。
お昼に試験終わりました。
少々疲れが出てまして、急いで片付けることも少ないし少し休むかなと思っています。
この1ヶ月、勉強時間としては毎日2~3時間でしたが、なかなかその密度が濃かったです。わたしは英日翻訳者で、英検1級(ギリギリで複数回落ちたので諦めた)、TOEIC(最高は900点ですが、もう更新してません)、スペイン語・イタリア語4級のときもそれなりに勉強しました。後者2つのどっちだったか忘れましたが、机で勉強してて、深夜寝落ちしてたことがしばしばでした。今回は、寒いし文法はお布団の中で勉強したので寝ても問題なかったですが。
結論から言って、今回はかなり手応えありました。過去問解いてみたら作文以外で8割くらいだったと思います。作文は日伊学院の添削コースで、C(Bが合格圏内)でした。
本番でそこまで取れた自信はありません。リスニングの後ろの方に、設問と答えが連動して1連の会話になっている(連続5問くらい)のがありました。あれは「彼の両親に会いに行く娘とその母の会話」だったようですが、話の筋を間違えたかも。一番最初の犬の絵が4つあって、「これがうちの犬。黒くて…」というような説明で選ぶ問題も、何だか分かりにくかったです。色が聞き取れればOKなのかもしれませんが。
文法の最後では、やたら知らない言葉の入った会話があり、そこはもう勘でした。文法はぱっと「これだ!」と思ったのをマークした方が良いみたいです。
リーディングは、電話を発明したのはグラハム・ベルではなく、イタリア人(キューバ→米国へ亡命)のアントニオ・メウッチであるという内容でした。知らない話だったし興味深かったのですが、作文に時間を取られて少々読み込みが足りなかったかもしれません。
作文ですが、リスニングの時間が終わったらすぐに始めました。9コマくらいのマンガで、”Ieri sera Paolo…”に続けて、段ボールの中に子猫が2匹捨てられていて、それをバスを降りて通りかかったパオロが拾ってうちに持って帰って奥さんに見せる、というような話でした。わたしは似たような経験をかなりしているのでしばらく考えた後にばーっと書き出しましたが、問題は「過去形で」とあったこと。半過去(得意です)とかも入れた気がしますが、単純な過去形の活用を忘れていて焦りました。怖くてまだ確認してません。なお、下書きのページがあり、気がついたらワード数をカウントできるように、区切りに数字が入っていました。字数は80から100ワードで、ぴったり上限になりました。2つほど出てこない単語をごまかしました。
受験者は今回一番多く、5人でした。ネットに解答が載るのは3日、ネット上での合格発表は4月10日です。作文の採点があるので、最終的には来月まで結果は分かりません。
ここから話がちょっと逸れますが、帰りに今まで勉強した言葉との違いを考えていました。一番長く勉強しているのは英語ですが、良く例外が多いと言われます。確かに、動詞の活用だけ取っても、イタリア語やスペイン語のように(わたし/君/彼・彼女・あなた/わたしたち/君たち/彼ら・彼女ら・あなたたち)6つも変化するようなことはないですが、英語の不規則動詞には「それは反則だよー」ってのがあります。go-went-goneとか、am-are-isとか。イタリア語でこれくらいなのは1つしか思い浮かばなくて、essere(英語でいうbe動詞)の現在形は、sono-sei-è-siamo-siete-sonoと変化します。だけど大体の不規則動詞(未来形とか、条件法とかいろいろありますが)は、最初の何文字かは同じで、原形とどめないのは少ないです。ちなみにbe動詞に近い動詞はもう1つあって悩ましいです。
ついでにいうと、スペイン語・イタリア語では形容詞、冠詞、名詞も男性/女性の単・複数で変化するので、これもややこしいです。冠詞に前置詞が合体したりすると時々お手上げ状態です。
さて、今回勉強していて気がついたのは、やはり聞く・話す・読む・書くをそこそこのバランスでやると、例えば読んで覚えた言葉を書くときに使えるなど、相乗効果が高いことです。途中からSkypeレッスンも増やしたので、先生も言ってましたが話すスピードが速くなっている、と。毎日聞く練習をしていたからだと思います。
明後日の結果がどうであれ、ここまでせっかくやったので、ゆるゆると力を落とさない程度に続けたいと思っています。それに、イタリア事情には「ウソでしょw」と言いたくなるようなことがあるので、結構カルチャーショックがありました。
この間、きちんとしてそうな(そのネットショップで何回か買っているし、値段も少しだけ高い)バルサミコを買いました。使い方覚えれば面白いし、趣味と勉強を兼ねるので。スパゲッティ作るのに使おうとレシピを探し、こうなりました。鶏肉、白マイタケが入っています。バルサミコって、アルコール分のないワインのようなちょっと酸っぱいような不思議な味ですね。ワインが酸化すれば酢になるんだから当たり前か。ついでにお皿も長く使っているイタリア製で、南欧風に厚ぼったいお皿です。
最後に、ここを見に来た受験希望の方に、カールの限定品です。今の時期出ているようです。