スティール監督、ドキュメンタリー映画「ブリッジ」で自殺者に迫る
2007年05月28日16時59分
米国のゴールデンゲートブリッジから飛び降り自殺する人々を映したドキュメンタリー映画「ブリッジ」が6月16日から、東京・恵比寿ガーデンシネマなどで公開される。「なぜ自殺を止めなかったのか」との批判から、上映を拒否する映画祭も出た。「見たくないものは見ないという姿勢では、自殺を防ぐヒントも見落としてしまう」と、エリック・スティール監督は語った。
(中略)
00年に飛び込んで重傷を負った20代の若者にも話を聞いた。「橋の上で40分間立ちつくしていたが、誰も声をかけてくれなかった」と語り、飛び降りた瞬間、「死にたくないと思った」と振り返る。
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興味深い映画です。
周回遅れかもしれませんが、松岡元農水相の訃報には驚きました。いろんなことを言う人がいる中で、こういうときにコメントした人が問われるのだなと思わずにはいられませんでした。一番バカだと思ったのは石原都知事です。
わたしの勘では、有名人・非有名人を問わずコメントの内容によって自殺の問題をどの程度考えているか、いくばくかの情報が得られると。自殺だからしょうがないとはいえ、勝手に原因を推測する人たちも何だかなあ。議論はオープンにしてタブー化すべきではないのですが、報道があんまり行き過ぎると後追いを増やしかねないので。