初めてイタリア語ばりばりの英日案件。

ヨシダヒロコです。

英日翻訳者ですが、スペイン語とイタリア語の響きが好きで、いまともに中級辺りにいます。なかなか壁を突破できず奮闘中です。

昨日、北アイルランドのエージェントから校正のお願いが来ました。「なんで翻訳からさせてくれなかったの!」と言いたいくらい、イタリア語の地名や名所の名前が沢山入ったホテルのHPらしきものでした。翻訳者さんは頑張っていましたが、イタリア語はローマ字読みすればよいといっても多少は決まりがあるので。しかも原文見てると、最後の方は英語で書いてあるつもりが語尾変化がイタリア語になっちゃってるし(^_^;)。

とても素敵なホテルでリーズナブルだし、いつか個人的に泊まってみたいなとブラウザのお気に入りに入れておきました。

ちょうどイタリア語のスカイプレッスンの日だったので、ネイティブでないと分からないようなことは多少聞きました。

こういう案件、増えてくれないかなと(もちろん翻訳で!)つくづく思った1日でした。

写真ないのはなんなので。よく昼ご飯にパスタ(または和食でも麺類など)を作っています。昔英国に短期語学留学したときに、イタリア人のクラスメートたちが作ってくれたシンプルなトマトソースが美味しくて美味しくて、あれを越えたものは今までないのですが、恥ずかしながらわたし作のを。

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最長記録、23日の海外発翻訳料支払い遅れ。

ヨシダヒロコです。

普段は某英国のエージェントから仕事を請けていることがほとんどです。
NYからもよく仕事が来ますが、本社というか経理が英国内にあるので、まとめて支払われます。

それで、今月かつてないほどの面倒な支払い遅れを経験しました。

まず、以前書いたのですが、都銀の中でも(地銀の本店クラスでもいいのですが、都銀は外国為替の扱いに慣れていることが多い)手数料がお安めな三井住友に、3月に支払いを受ける口座を変更しました。ひと月で1000円違います。

それをエージェントの経理に言ったのですが、どうもその担当部署は翻訳者の情報管理というか、そういう部門だったらしく、そこのミスなんでしょうが、支店名をすっ飛ばし、口座番号は前の銀行のを使い、銀行名(SWIFTコードでしょう)は三井住友で送ったらしいです。で、三井住友の迷子になったお金の中にあったらしいです。後で分かりました。

メールで銀行を変更したときに何のレスポンスももらえず、何か嫌な予感がしました。その後、いつも月末にもらえる支払調書も送られてこず、もっと嫌な予感が増しました。経理では「送金した」と月末に言っていて、実際きっかり月頭のお昼頃に銀行から電話があるのが普通なのですが、4日くらい経って「前に某地銀で不思議なことがあって(地銀がお金を送り返してしまい、17日遅れた)」と三井住友に電話したところ、しばらくして「めちゃめちゃな情報で送金されてきた場合~」に銀行側が思い当たり、調べてくれました。それで、上の段落に書いてある情報が分かりました。

経理とはずいぶんメールのやりとりをしました。要するに何千人もの翻訳者を一括してオートマティックに処理しているから、わたしの分だけ英国の送金銀行にコンタクトしてマニュアルで直すことはできないというのです。どん詰まりです。

そんなある日、日本支社があったことをふと思い出しました。サーバーがうまく動かない場合など助けてもらったことがあります。電話してみると、すぐに事情を把握して「メールを全部送って下さい」と言ってきました。その後は話が早かったのですが、日本の担当者によると「エスカレーション」というものをして、要するに上司に話を上げたらしいのです。しかも苦情扱いにして社内で処理しました。

そうしたら、その翌日くらいに携帯を持たずに階下でお昼を食べていたら、銀行から着信が2度ありました。かけ直してみると、「入金しました」と。今までの経理の対応の遅さに比べて、日本支社の対応の早さにびっくりしました。

ただ、わたしが来月1日に支払いを受けられるかは、日本支社が問い合わせてくれているのですが、まだ返事がありません。

この話を英国人の英語の先生にすると、「23日は確かに遅いけど、フリーランスってそういうことあるよね」。そう。だから、最低限のお金は口座にないと困りますね。あと、発注元がもうちょっとばらけてくれるといいのですが……。

 

The White Hart が2014年5月31日で閉店します。

ヨシダヒロコです。

先日Facebookを流れてきた知らせは、多少は予期していたものでした。

このブログにも学校の検索多いし、もともと英語教師業(先生じゃないマーク除く)とパブ業の両立は難しいのではないかと思っていたのです。英会話学校の需要が増えて恐らく他にも展開するのかな?それで閉店なんだそうです。

4月18日には最後のCasual Danceがありましたが、翌日1日金沢行きで、体調もギリギリだったため見送りました。この店に行くといつも終電&タクシー帰りになるんです。

でも、まだ1ヵ月ありますから、まだ行ってない人はじゃんじゃん行っちゃって下さい!これからは金・土の営業になりますが、今日ファイルが来なかったから明日行ってノンアルコール飲もうかな。

実は体に障るため、お酒を止めたので。代わりにレッドブルってのもいいですね。あれば名残惜しいフィッシュ・チップス食べちゃおうっと。

こんなのです(しつこい)↓

(2014/04/26追記:今ではフードメニューはないそうです)

ノエルに英語習って2年になりました。近く、レッスンのレポを書きます。ただ、程度は割と高いので参考になりにくいかも。人柄などはよく知っています。

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用事がたまる、ある1日。

ヨシダヒロコです。

たまにはこんな1日。

珍しく頭が痛くならなかったので、午前中からトライアル(仕事がある前提)をチェックして中国オフィスに提出。そして、簡単な校正を1件。そうしている間に、別の中国オフィスから、前にわたしが「格安だけどこの内容ならいいか」と思って受けた入札に通ったらしいとのメール。まだスケジュール仮押さえの段階と認識してるけど、来たら結構でかい。内容は園芸です。わたしの植物園詣でも意味があったのですね。

普段の仕事ぶりはもっとダラダラしてますけどね。夜型みたいです。

さて、今月は「月に2回はかっちり掃除しよう」と思った矢先に風邪で倒れたのですが、見事に今まで掃除機をかけられず、適宜荒らされても直していますが、毎日フェレットたちが散らかしてくれます。掃除したいけど、その前に片付けだ、と思い、ついでに半分くらいはやって置いた衣替えを大体済ませました。

お昼ご飯のパスタ茹でながらアクリルセーターの残ったのを全部洗濯機を回し、パスタを食べた後に干しに行きました。ふきんのしみを指摘されたので洗って。もう洗ってあるセーターなどはサルベージしてきて、たたんで仕舞いました。代わりに出てきたのはTシャツ山ほど。

こっちは夜はまだそれほど暖かくないのですが、明日は花粉も去ったし布団干せるかな。

そんなわけで、仕事部屋の机の上以外は少し見やすくなったかな。

実は今日はレッスン2連発なのです。これから出ます。壊れているプリンターも直さなきゃ。あ、忘れずに納品も。

写真は、昨日夕方の富山城。

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伊検3級あと4点で落ちました。結果を曝します。

ヨシダヒロコです。

今回の作文は、過去のことですが近過去で書けばよかったみたいですね。わたしは現在形で書いたせいか点数を引かれましたが、半分は取れました。ギリギリになって慌てないように、次回に向けてもう勉強をしています。

ちなみにご存じない方に向けて、3級は大学専門課程2年生程度、合格率は3割程度です。

採点基準は毎回微妙に違うので、3級受験を考えている方は、前の受験の分もご覧になって参考にして下さい。

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翻訳ミステリー大賞シンジケート金沢読書会第3回レポ(2014/04/05)。

ヨシダヒロコです。

ミステリーは以前(10年ほど前)は読んではいたのですが、体系だっておらず、今はもっと読む冊数が減ってしまったので、こういうところに参加して皆さんの視点を参考にしています。

今回ひどい風邪を引いていて、ぎりぎりまで参加が危ぶまれ、幹事の北田さんにはご迷惑をおかけしました。読書会は何とかなりそうだったのですが懇親会は風邪がひどくなりそうなので泣く泣くキャンセルとしました。市川さんが素晴らしいレポである「第3回金沢読書会レポート(執筆者・市川史朗)」で書いていらっしゃるように、金沢(うち1人はわたし・富山から)勢と主に首都圏から来られた方々で10名ほどの和やかな会になりました。

最初こそ誰も何も言わず、緊張が走りましたが、ミステリーの話になると皆さん俄然口が滑らかになるなる。

今回の課題書はこれです。近頃話題の北欧ミステリー、わたしは初体験だったのですが、この本凄いページターナーですよ。お薦めです。シリーズ第5作と言うことで、4作がかろうじて古本で手に入るかな?以外は絶版(版元倒産)で読むのが難しいらしいです。(追記:これを書いた後で、翻訳ミステリー大賞読者賞受賞を知りました。おめでとうございます!)

アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム著、「三秒間の死角」上下巻、訳者はヘレンハルメ美穂さんです。この著者コンビの特異な点は、前者が元ジャーナリスト、後者が元受刑者なんだそうです。読むときの注意点としては、面白みが減るので本の裏のあらすじ紹介を読まないこと。わたしは気がつきませんでしたが、気がついた方がいました。

三秒間の死角 上 (角川文庫)アンデシュ・ルースルンド
角川マガジンズ
2013-10-25 by [Z]ZAPAnetサーチ2.0
三秒間の死角 下 (角川文庫)アンデシュ・ルースルンド
角川マガジンズ
2013-10-25 by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

スウェーデン・ストックホルムを舞台とした警察小説です。スウェーデン警察では犯罪者を改心させて内通者として使うことをしているそうで、具体的には書きませんが犯罪の中身に、今までストックホルムに感じていなかった暗部を見た思いがしました。小さいときにNHK「ニルスのふしぎな旅」で見て以来、何かクリーンでのどかなイメージを持っていたのですよ。一応、近郊に知り合いがいます。いつか訪ねていきたく思っています。

シリーズを通しての主人公は市警警部(万年)エーヴェルトですが、先ほど書いた潜入操作員であるピートが前半ほとんど主役を食っています。エーヴェルトは捜査のこととなると夜中も構わず部下に電話をします。人と話したいときもそう。まあわたしはだから「上司にしたくない」と言ったのですが。

ピートはものすごく家族思いで、特に妻に対しての愛情が深く、悪く言えばベタベタ、って感じでしたが、読んでいて素直に感じ入りました。対して、「結婚して時間が経ってそういうのってあり?」という意見もあり、よくよく考えてみれば、昔長くつきあった彼がいたのですがそんな風にはなってなかったですね。

今回の読書会で目立ったのは本格派の頑張りと金沢下ネタ軍団の独走ぶりでしょうか。本格派の人々は、この小説を素直に読むことをせず、「何か伏線があるに違いない違いない」と言う目で読んでおり、出てくる3都市の時差まで考慮したタイムテーブルを作ってまでからくりを暴こうとした人までいました。本格派の人にはどんでん返しのあとの推移が「思った通り」っていう印象もあったようですね。

後半は楽しく読めた人が多かったようです。わたしも調子悪いなか「読めるかな」と心配だったのですが、別の方も同じ心配をしていて、でも本を見たら活字の大きさに「ああ、楽勝だ(笑)」と思ったそうです。前作の「死刑囚」まで1冊だったのですが、この本から上下巻になったのです。800ページありましたが、わたしの場合下巻は数時間でしたね。みなさんそうだったのでは。

金沢下ネタ軍団の某氏は、いきなり「ヘレンハルメって関西方面の芸名?」と言いだし、受けを取りました。どうやら西川ヘレンからの類推らしいんですが、本当はフィンランドのお名前で、ヘレンハルメさんにTwitterでお聞きしたところ、「関西方面とは新しい」と。日本に住んでらしたときは「日本語がお上手ですね」と良くいわれたそうです。

更にその方のわんこは構って欲しくて読んでいる本をかじるそうですが、どうやらわたしが欠席していた第2回か、金沢ミステリー読書会のどっちかで恒例になっているらしく、今回は19ページまで読んだところでそこまでかじられてOKだったらしい。本が素晴らしいことになっていました。ペットのイタズラにはわたしも手を焼きますが、本をかじるとは恐ろしい子。

ついでに、市川さんのレポとも絡むんですが、ある犯罪行為をするのに詩集とチューリップが使われます。図書館に勤務の某さんはとても悲しそうでした。なんだか、別の本にも本を粗末にする話があったそうなのです。
この2つは表紙にありますね。上巻と下巻に分けて。

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他の雑談としては、北陸人の県民性(行き来はありますがお互い仲悪いです)。例えば金沢の人は富山の言葉を「ケンカを売っている」と思い、逆から見ると「底意地が悪い」とか「お高くとまっている」とか。更に、石川県の中でも金沢辺りと能登でまた仲が悪いそう。他に、よくミステリドラマのロケ地に使われるこの辺の場所、作中後半の鑑識的な観点からの議論などがありました。医療職というだけで専門違いだというのに鑑識の質問攻めに遭っていた可哀想な方がいらっしゃいました(実はわたし、病気してなければ化学専攻なので鑑識も良かったかなーと思ってました。地方上級までは受けましたよ)。

最後にヘレンハルメさんからのメッセージが配られ、是非参加してみたかったこと、スウェーデンでは首相が薦められてこのシリーズを読んだことなどが書いてありました。メッセージは近々「翻訳ミステリー大賞シンジケート」のブログで公開されるので、そしたらリンク貼りますね。

(2014/04/25追記:「三秒間の死角」著者、訳者受賞コメントと、金沢読書会にヘレンハルメさんが送られたメッセージのリンクをここに張っておきます)

http://d.hatena.ne.jp/honyakumystery/20140422/1398120497

この日兼六園は桜の咲き始めだったのかな?で人が一杯だったそうで、参加者がひとり人混みにつかまって遅れました。桜は今年は長く持ち、昨日くらいが終わりだったそうです(これを書いている今、金沢にまた行ってきたところなので)。

わたしは会場近くの玉川公園の桜をちらっと見て、皆さんは懇親会へ。鶏に舌鼓を打ったそうです。

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ところで、金沢は文豪が多く輩出されているところなので、文学館などが多いです。本好きの方には楽しいところだと思います。わたしが行ったところとしては、

石川近代文学館(気に入って何度も)
こんなところです。

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現在は石川四高記念文化交流館の一部です。四高とはご存知の方もいらっしゃるかもですが、現在の金沢大学で、昔はかなり有名人が出ているのですが、帝大になりそびれたらしいです。ちなみに犀星は校歌を書いていますが、自らは四高は出ていません。

神明宮 …………………… 金沢市野町2-1-8
神明宮(しんめいぐう)は、芝神明(東京都)、東岩倉神明(京都)などと並んで、日本七神明の一つ。春と秋に行われる「あぶりもち神事」で知られる。中原中也の詩「サーカス」は、幼年期にこの神社の境内で見たサーカスを書いたもの。また、室生犀星の生家に近く詩人に縁のある神社である。主祭神天照皇大神、豊受姫大神

こちらのページより引用)

神明宮には、まだ変わっていなければ人型のおみくじが3種あります。健康運、金運、恋愛運だったはず。ここに中也がきたのかと思うと感慨深かったですね。中心街から歩いても行けます。

秋に来ると、鏡花、犀星など原作の古い映画を上映しています。10月だったと思います。ミニシアターのシネモンドにて。

というわけで、他県から「来てみようかな」と考えていらっしゃる方々に向けて宣伝も打ってみました。ついでに温泉にも入りたいという方には、市街地から行ける湯涌温泉がお薦めと、昔旅行会社勤務だった身内が申しておりました。

たまにこういうレポにもアクセスがあるので、ミステリー好きな方、次回は夏だそうなので、是非いらして下さいね!わたしのような素直な読み方しかできない人間でも、数を読んでいなくても何とかなります!

山崎まさよしSeed Folksライヴレポ(2014/04/19、石川県津幡町文化会館シグナス)。

ヨシダヒロコです。

※ラストにセットリストがあります。見たくない方はお気をつけ下さい。

長いこと寝込んでいる間にKodalineの大阪ライヴを逃しまして、まあ1回聴いているからいいかということで、昨日は山崎さんいうところの「金沢の『隣の』津幡」に初めて聴きにいってきました。今回のSeed Folksライヴツアーは今まで行かなかったところをわざと選んでいるらしいです。

YoutubeのHit数などを見て、一番有名なのはこの曲だと思います。

わたしは「セロリ」の作曲者ということは知っていて、それでも気になる人が某所でこの曲を紹介していたことから山崎さん(愛称:まさやん)に興味を持ちました。一言でいえば切ない曲ですが、皆こんな思いをしたことがあるのかもなと思うほどの普遍性がありますね。一時大はまりした元ちとせと事務所が一緒で、夏には皆でCamp Augastaという野外コンサートやったりしてます(今年は山中湖らしい)。

この日は前日に色々あってあまり寝てなかったのですが、午前中金沢市内で用を済まし、ライヴの時間まで暇があったので、ひたすら曲を聴いていました。何かする気力がなくて、ぼーっとしていたかったのです。でもって、これをスマホで聴きつつ口ずさみながらシグナスに着きました。

まさやんはCD20枚くらい出してるらしく、今回網羅するのは無理なので4枚だけ買いました。最後に買った”Address”良かったですが、ギリギリだったのでほとんど当日聴き込みました。

The Road to YAMAZAKI~the BEST for beginners~[STANDARDS]山崎まさよし by [Z]ZAPAnetサーチ2.0
The Road to YAMAZAKI~the BEST for beginners~[SOLO ACOUSTICS]山崎まさよし by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

この2枚は、これからって人にお手頃な価格でライヴに「よく出る」曲を集めてあります。いい曲ばかり。特に別れ(またはその後)を歌ったものに切なく、聴き始めは仕事の手が止まるほどのものが多かったです。今はもう慣れましたが。

FLOWERS(初回限定盤)(DVD付)山崎まさよし by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

DVDはPVなので、興味ない方は通常版で十分です。英語曲が特に、珍しくリズムに乗り切れていない気がしました。一番新しい、去年出たCDです。

ADDRESS山崎まさよし by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

“Flowers”の1枚前のCD。かなり気に入りました。

その他、”Home”が初期のノリがいい、よくライヴに出てくる曲を集めてあるそうです。

それで、5時頃シグナスに行ったらかなり人がもう集まっていて、今日来ることを知っていたTwitter友達とも会うことができました。彼女は筋金入りのファンで、後で聞いたら前の方の席だったので飛び跳ねて筋肉痛とか言ってましたが、布バッグを持ってきていて、ライヴ会場で売っているTシャツなんか買って、すぐ着替えて踊るんだと。ほほー、気合いが入っていると感心しきりでした。

地元感満載。主催は津幡町です。

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最初前座が10分くらいあって、ヨウヘイさんって人で、声も伸びているしギターもキーボードも難なく弾きこなしていましたが、最初緊張したのかかなり力が入ってましたね。もうちょっと色んなところにひねりが欲しかったです。歌詞とか。最後の曲はなかなかよかったな。「山崎さんの前座をやらせて頂いて半年になるんですけど、いまだに出てきたときに山崎さんに間違えられる微妙な雰囲気には慣れないですね」と、自虐的な笑いを取っていました。

で、まさやん登場。ベース(&キーボード)中村キタロー、ドラム(&パーカッション)江川ゲンタという構成でした。最初はまさやんのみでしたが、残念ながら高音があまり出てなかった。アコースティックでこれは痛かったなーと、大好きな「コイン」を聴きながら思いました。ま、ライヴの出だしにはありがちなことですけどね。

途中の曲ではパーカスなどが入ってきて、そのうち3ピースバンドになる頃にはあまり気にならなくなりました。ベースの中村さんはオーバーオールを着てどこか不思議なステップ踏んだり、飛び跳ねたり、MCに茶々入れたり、茶目っ気がある楽しい人でした。

最初のMCは冒頭に書いたとおり、「金沢の『隣の』津幡の皆さん」でした。「老若男女、まるで近所の寄り合いのようで」みたいなことを言い、「この辺には何があるんですか」と聞き、どうも道の駅で何か食べたらしいんですけどあまり名産らしいものに当たってないらしいんです。「C級グルメ」のバーガーを言いだしたお客さんがいて、自虐が過ぎるとまさやんに笑われてました。言葉は微妙に関西訛りでした。

前半は「セロリ」で終わり、「老若男女がいるので、ここらでトイレ休憩を入れたいと思います。ご必要に応じて、行ったり行かなかったり」とボケていました。

この曲ではサビでみんな手を振るんですが、後でまさやんが言っていたところによると、いつかカップルで来ていた人が手を振る方向が違って手と手がぶつかってしまい、なんか険悪な雰囲気になっていたと。「そこは譲れない」ってことなんですね、と。この曲が割と平和なラブソングなことを考えると、なんか可笑しいです。

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後半は声もよく出るようになって、一部知らない曲もありましたが上の4枚でカバーできる曲も多く、最初静かに始まってどんどんうるさくなっていきました。”One more time, one more chance”ですが、3ピースで演奏し、最初ベースとパーカスは控えめ、段々音量を増していって、「すべてかけて抱きしめてあげるよ」のところ、まさやんは多分コードを弾いていて、主旋律をベースがさらっと弾いていたのが印象的でした。

MCでは順番前後しますが、「地元の人」「主婦の人」「初めて来た人」など手を上げさせて、子ども(「こっちに振るな!」とか)やおっちゃん(漁師?と言われていた)に声をかけ、客あしらいうまいなと思いました。なんでもまさやんはお子さんが産まれたという話があり、そのせいか「しまじろう」がベネッセと戦っているんだという児童教材業界の話を熱心にしていました。ドラムの江川さんはしまじろうの「大きな太鼓、どーんどーん、小さな太鼓、とんとんとん」という歌を歌ったことがあるそうです。地声が魚屋さんになれそうな方なので、「そんな声では子どもが怖がります」とディレクターさんに怒られちゃったそうです。ライヴではお子さんは大歓迎らしいですよ。子どものために短い曲を歌ってあげたくらいでした。

「パンを焼く」では早口言葉の連チャンがあります(なぜか)。曲のリズムに乗ったままで、例えば「隣の竹薮に竹立てかけた」を4秒くらいで。ほとんどできませんでしたねー。

わたしも疲れ気味だったんですけど、隣のおばちゃん2人組はもっと疲れていらっしゃるらしく、すぐ座るんですよね。前の方大盛り上がりだったのですが。今度はもっといい席取ろうかな。

アンコールの「根無し草ラプソディー」では、所々津幡関係のMCを挟みつつ、会場の笑いを誘っていました。しかも、アンコールなのに先に曲名バラしそうになるし。

ところで、まさやんは立山を舞台にした「春を背負って」(「劔岳 点の記」の木村監督)の主題歌を歌うことになりました。1年前に大谷でロケ隊に遭遇し、英国人の先生に言ったらその先生も立山に行って遭遇したのですが。じっくりロケしてたみたいです。
公式サイト。昨日チラシもらったのですが、まさやんの情報については同じことが書いてあります。6月公開ですので、立山の綺麗な風景、厳しい自然が見たい人は是非。

(2014/04/29追記:トレイラー見つけたので貼っておきます)

最後に、帰ろうとしたら今日のメニュー(セットリスト)が黒板にありました。知りたい人もいるだろうから貼っておきます。女性客が7割くらいで、皆スマホを構えていてわたしは緊張し、ぶれてしまったのでテキストに起こします。

IMAG3191Part1                                 Part 2

はじまりのDing Dong                                               Home

コイン                                                                       アルタイルの涙

Redemption Song                                                  Plastic Soul

星空ギター                                                              僕はここにいる

Green Bird                         メヌエット

Flowers                           One more time, one more chance

Fat Mama                                                                Higher Round

週末には食事しよう                                                 パンを焼く

セロリ                            ガムシャラバタフライ

ヤサ男の夢

Passage

[Encore]

アドレナリン

根無し草ラプソディー

Nishiharaさんの新作、「研究室の藪の中」&剽窃と無断引用の違い。

ヨシダヒロコです。

1年前ほどに、「ポスドクと羅生門と蜘蛛の糸と杜子春。」というエントリを書きましたが、この時紹介した、芥川に題を採った優れた作品を書いたのは西原史暁(Fumiaki Nishihara)さんという方です。言語学の研究を以前なさっていた方です。まだ20代なのには驚きました。

この方が、今話題の「剽窃」(つまり「盗作」)についてしばらく前に新作を書かれました。Twitterが流れてしまってつかみ損ねましたが、他の作家でも作品を書いてらっしゃるそうです。


研究室の藪の中

概要
ある剽窃さわぎから発覚した捏造。しかし、それをめぐる関係者——特任研究員、ポスドク、助教——の言葉は一致せずに……。

言わずと知れた芥川の「藪の中」からの作品ですが、わたしはこれのみオリジナルを読んでいません。あ、青空文庫にあるかな。ラストの1枚の紙は怖かったですね。

もう1つ、Nishiharaさんは「無断引用」という言葉を使うのを止めよう、と提唱しています。確かに、引用は正当な範囲でなら誰がやっても著作権違反になりません。この辺のことは、昔Niftyの翻訳フォーラムで良く習いました。でも、じゃあこれからAll rights reserved.を訳せと言われたときにどうしようと思うのですが。

「無断引用」という表現はやめよう

概要
他人の文章を自分の文章のように扱う研究上の不正は、「剽窃」または「盗用」と呼ぶのが正確であり、不正確で誤解を招く「無断引用」という表現を用いるのはやめるべきである。

某筆頭著者の件については、明日なにやら会見があるようですが、このパンチのあるブログで〆にします。

「アメリカポスドクの歩き方
在米高齢ポスドクが歩む二流研究者へのいばらの道」より

ただ純粋に悲しく悔しい

ある一流ラボに留学した知りあいがいた。
うつっていきなり非常に面白い現象を発見した。ボスは大興奮し色々なところで宣伝した。
しかし、その知りあいは最後の詰めのデータがどうしても良い結果にならなかった。
まわりに相談すると、間接的に捏造することを勧められたという。そうやって皆ポジションを得るんだよ。と。
でも、本人は捏造などしなくても証明できると信じてコツコツ実験を続けた。

こういうポスドク、沢山いるんだろうな……。

筆頭著者の件について、集めた情報など。

ヨシダヒロコです。

4月上旬からひどい風邪を引いて、まだ治りきっていないところに持病がやって来て、治るにはもう一息といったところです。その間の用事は、家でほとんど寝ていたので1つを除いて全部流れました。

筆頭著者の記者会見はネットで付けてはいましたが、眠気が激しく、質疑応答に入る辺りまで見てませんでした。彼女が可哀想という声もあり、わたしもだまされそうになったのですが、もともと論文については「体をなしてない」と思っています。あとでTwitterを見て、外見まできっちり計算されたものであったろうことも知りました。

片瀬久美子さんが「外部の研究者が成功したのならその名前を」と言ったのに、弁護士が止めたのも妙な話でした。

次の方の会見はもういいです。

さて、あの会見の後で特に参考になったブログ記事など。

五号館のつぶやき
栃内先生は発生がご専門です。特に「蛇足」として書かれている私見が興味深いです。
筆頭著者の記者会見と連名著者の責任

有機化学美術館・分館
専門外の方にも分かりやすいたとえ話を使っています。
STAP細胞の「不正」とは何だったのか

あとは、もともと論文について初期に疑義を挟んだ1人である、クマムシ博士のツイートを引用しておきます。博士は、身の危険を感じるまでの脅しを受け(最初のフィーバーは凄かったですからね)、BLOGOSだったと思いますが、ブログ記事を取り下げました。

「花子とアン」を1週間大体見て。

ヨシダヒロコです。

まだ2日ほど見逃しがあるのですが、なかなかいい滑り出しですね。
翻訳者を主人公にした朝ドラ、しかも「赤毛のアン」の訳者、村岡花子さんがヒロインと聞いて、前から楽しみにしていました。吉高さんについては全然知識がないので、今後のお楽しみです。翻訳者の変なステロタイプは広めて欲しくないですけど。

このシリーズは原書は10冊あり、その村岡版翻訳本は、小学生だったわたしにものすごい影響を与えました。順序は前後しますが、当時は民放で日曜に外国を舞台とした子ども向けアニメが入っており、NHKもそのような番組を作っており、田舎に住んでいる小学生でも簡単に外国の雰囲気を感じることができました。

ああいう番組や「赤毛のアン」のおかげでわたしが英語に興味を持ったのは小学生の頃であり、親に「習いたい」とお願いしたりしました。中学生になって習えるのが嬉しかったし、少々先取りしてNHKのラジオ番組をまじめに聴いていた(実は高校まで他のことはほぼしていない)ため、ずっと成績は良かったのです。

結局、専攻を生かした色んな可能性がつぶれていく中で、偶然にも村岡さんと同じ翻訳者になったのも、「赤毛のアン」を初めとする翻訳小説やそれを原作にしたアニメの影響かもしれません。

「アン」は想像力旺盛な孤児の話で、手違いで老いた兄妹のうちにもらわれます。連ドラ中で「はな」が「花子と呼んでくりょう」と言っているのですが、実際花子さんが「花子」さんと名乗り始めたのはもっと後のことなんですけど、AnnじゃなくてAnneと綴ってくれとマリラ(もらわれた先の妹)に頼み込んだアンに重ねたのでしょう。

わたしの身内にも「はなちゃん」がいるので、何だか変な感じです。

「赤毛のアン」は高畑勲監督でアニメ化されており、マシュウ(もらわれた先の兄)の「そうさのう(well, dunno…)」という言葉が妙にクセになるのですが、NHKで再放送することになりました。小さい女の子をお持ちのお母さんには、お子さんに違った世界を見せるいいチャンスかもしれません。カナダ・プリンスエドワード島は自然の豊かな素敵な場所らしいですし。

anne

4/7、月曜の午後6時30分からです。
http://www9.nhk.or.jp/anime/anne/

連ドラは村岡さんのお孫さんの村岡恵理さんの書籍をベースにしたオリジナルですが、お孫さんの方の村岡さんの講演を翻訳イベントで聞く予定があります。今から楽しみにしてます。

ついでに、新しい訳が出ているらしく、元の版では削られた箇所が入っているらしいです。例えば、マリラの長い独白があったりするらしく。気になります。