前からぼやき&愚痴コメントを繰り返している「同業者」さんについて、書込み禁止にしました。
謝ってくれればまた考えたのですが、「ぼやきはよそでやってください」とのわたしからのコメントに「そういうことでしたか」しかレスが返ってこなかったので。残念ながら、会話が成立しない人の相手をするのは時間の無駄ですから。
以上です。
前からぼやき&愚痴コメントを繰り返している「同業者」さんについて、書込み禁止にしました。
謝ってくれればまた考えたのですが、「ぼやきはよそでやってください」とのわたしからのコメントに「そういうことでしたか」しかレスが返ってこなかったので。残念ながら、会話が成立しない人の相手をするのは時間の無駄ですから。
以上です。
10年ほど前に、教科書を使って中国人妻たちに日本語を教えたことがあります。
Japan-guide.com今、語学の勉強に使っているのはここで、ナンパメールなんかもありますが、基本的に日本が好きな人が集まっています。スペイン語で書けば直すよ、と言われてメールのやり取りをしています。
外国人は外国語で話すときに、通じさえすれば文法とかがおかしくてもいいらしい。なので教科書も買わない、ということを昨日知りました。実際、よくもこれだけ怪しい日本語を使えるなと思ってしまうこともあります。
翻訳者になってから、どうもメールの日本語で間違っているところとか直さないと落ち着かないんですが、もうちょっと大らかになって全部直すことはやめておこうと。
大人を教えるのって、難しいです。
IEしか使ってないエージェントがたまにいます。わたしはFireFoxができたころからのユーザなので、話が通じないことがあります。
IEでFTPサイトへの接続ができるそうです。1行の中にURLもパスワードも全部入っているというもの。ある会社は全員(そしてプロジェクトのために集められた翻訳者も全員)がIEだったらしく、「みんな問題なくできているのにあなただけなんでできない」といった趣旨の電話がありました。たぶんIE以外の選択肢はないんだろうなー。
最近はホームページのフォーム上から登録翻訳者のエントリーができる場合が結構あります。ある日某社さんに応募しようと思ったら、「送信」ボタンがないんですよ。「?」と思ってツイッターでつぶやいたら、「ブラウザ変えてみたら?」とアドバイスを受け、そのとおりにしてみたらIEではボタンが見えるんですよ。まあ、あまり印象は良くないですね。Mac使いの人のこととか考えているんだろうか?
うっかりしているうちに過ぎました(笑)。こんなに仕事のない翻訳者のブログに、ウォッチ目的でないのならありがとうございます。
うちの近所の本屋には。絶対理系の書店員さんがいる。近くの県立大の学生さんかな?「おかしな科学」や「はやぶさの大冒険」に手書きPOPがついているのを目撃している。
今回、地震を受けて怪しい商売が増えているので、「おかしな科学」は売れているらしい。科学系の本でのAmazonランキング74位だし。読んではないんだけど、きくちさんのブログを読んでるので、内容は大体見当がつく。
「はやぶさの大冒険」は既読。おすすめ。ただ1冊だけ読むのなら「はやぶさ、そうまでして君は」のほうがいいかな。
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そして棚には、さりげなく「代替医療のトリック」が表紙を見せて並べてあるのだった。代替治療に関する本で、案の定レビュー欄が紛糾している。持ってるけど積読。読んでる本の中に割り込ませておこう。
ただこの本屋、ミステリ・文学などの翻訳書がぜんぜんない。医学系の書籍もない。1ヶ月で飽きるようなビジネス系・恋愛系自己啓発書ばっかり。なのでポピュラー・サイエンスが頑張っているのが目立つのだが。
月1くらいで行く金沢の「うつのみや」本店も硬い本は多いのだが苦戦していて、1階は読みやすい本だらけになってしまった……。郊外型の大型書店の進出は痛いですね。
地震ではるかかなたになってしまった感のある話ですが、今年の初頭に京大英語の入試問題がネットに流出、回答者はGoogle翻訳を使って答えていた、ってのがありましたね。
それをほうふつとさせる出来事が今日ありました。
2007年のログですが、わたしの今受けているトライアル(日英)の日本語が分からないと言って長い質問をしていた翻訳志望者。
この会社は分野問わず同じ課題を出すところ。日英はビジネスレターとITで、ITがその人には難しかったようです。まあわたしもやってみたけど、落ちると思いますが……。
別の某社から「トライアル問題を流出させない」旨、署名はんこをお願いされたのですが、なるほどこういう事情がありましたか。
「ホーキング博士、天国を否定 「暗闇が怖い人間のための架空の世界」この記事が話題となっている。
科学と宗教は相容れないものであると、「だから科学は」とおっしゃる方もいるだろう。科学自体が宗教のようなものだと考える方もいそうだ。
「脳はコンピューターのようなもの。部品が壊れれば動作しなくなる。壊れたコンピューターには天国も来世もない。天国は、暗闇を恐れる人間のための架空の世界だよ」
わたしは、半分賛成で半分反対。人が死ねば、脂肪と筋肉と骨、血の有機物がそこにあるだけということになる。その点には同意。
人ではないが、わたしは最近最愛のフェレットをなくした(もう1匹は元気だ)。固形食を食べなくなり、ペースト状のものも食べなくなり、水も飲まなくなり、ピーク時の体重の1/3まで痩せて、体がどんどん冷えていった。PCの部屋にケージを入れ、体を包んだセーターの切れ端を時々めくって確認したら、だんだん呼吸が弱くなり、やがて、止んだ。
そこにあったのはただの肉の塊だったが、かつてはわたしの手からフードを食べ、足をかじって甘え、跳ね回って何千回もわたしを笑わせてくれた生き物だった。心情的に、ただの肉塊とは思うことができないのは当たり前だろう。祖父母の葬式のときにも似たようなことを思ったが、フェレットは、売れ残っているのをうちにつれてきて以来、約4年毎日一緒に暮らして世話を続けていたから……。
人間でも動物でも、かつて愛着を持った存在の死に際して人は大きな喪失感を抱く。その存在がなくなってほしくないと思う。だから天国が必要なのだろう。天から見ていてくれると思えば気も少しは紛れる。祖父母の葬式のときに、葬式は生けるものたちのためにある儀式なのだなと感じたことを思い出した。遺体となった人はもう何も感じない。だが、周囲の人にはそうではなく、心の区切りが必要だ。実際、亡くなり方によっては葬式だけでも心の区切りがつかないことも多々あるだろうが、天国や極楽は、そこで幸せに亡くなった人たちが暮らしていると思うことで、肉親や親しい人々が故人をしのぶためにあるのだろう。
ちなみに、亡くなったペットをしのぶための「虹の橋」という詩があるので訳とともにここにリンクを張っておく。
「ほぼ日」(こちら)で連載が始まった、MITメディアラボ石井教授の研究。
いくら位するのかなー。ひとつ欲しいな。
最近読み終わった本。
帯にはこうある。
「頻発する凶悪殺人、連鎖する自殺、蔓延する『いじめ』、親殺し、子殺し etc… 希望を失い、欲望に取り憑かれた日本人を破滅へと駆り立てる ――それが『悪魔のささやき』半世紀にわたり人の「心」を見つめてきた精神科医・作家が恐ろしい正体と撃退法を解き明かす」
筆者は死刑囚のカウンセリングなどで知られる精神科医・作家。口述筆記なので語り口調で読みやすい。
「悪魔のささやき」は上の帯以外にも出てきて、集団ヒステリーのようだった戦時中の軍国主義。筆者は軍の幼年学校に通っていた。そこで、玉音放送の後がらっと態度を変えた大人たちを目の辺りに。学園闘争もそう。「先生、先生」と懐いていた教え子がいきなり牙をむく(しかも後々そのことを覚えていないらしい)。
死刑囚や受刑者も、中には「どうしてこんなことをしたのか分からない」という人が多くいる。自殺未遂者もそう。どんな優しい人も、賢い人も、逃げられない。
1969年に死刑に処された、小説「宣告」のモデルでもある正田昭(しょうだあきら)。人を殺して「大学では人を殺してはいけないと習わなかった」と言って物議をかもした受刑者だそうですが、のちに洗礼を受けクリスチャンになる。
宅間に関しては、情性が欠如している反社会性人格障害の疑いが強いですから、悪魔にささやかれたと言うより悪魔そのもののような存在と言ったほうがいいかもしれません。しかし正田の方は、ごく普通の人間です。いや普通どころか、獄中で自分の身勝手さ、愚かさに気づき罪を悔いてからは、驚くほど深みのある人間へと変わっていきました。ゼロ番区にある彼の独房で楽しく有意義なときを過ごすたび、こういう豊かな資質を持った人間ですら悪魔のささやきに負けてしまうことがあるのだと、しみじみ思ったものです。
東京地裁で死刑の判決がおりた直後、いつものように柔和な笑みを浮かべながら、正田もこんなふうに語っていました。
「母が泣いて頼むので控訴はするつもりですが、死刑囚として断罪されるのはしかたがないと思っているんです。それしか、わたしの罪をあがなう方法はないんですから。ただ破滅したかったとはいえ、なぜHさんを殺してしまったのか、殺せたのかは、自分でもぜんぜんわからないんです。ねえ先生、やっぱり悪魔というのは世の中にいるんですね」