神岡へ ジオスペースアドベンチャー(GSA, 2018/07/14、飛騨アカデミー企画)その2

ヨシダヒロコです。

(2018/09/28 11:38追記:文章・写真ともレイアウトが変な場所があり、直しました)

前の発言から1カ月以上経ってしまいました。この催しは中身濃かったため、体力のある時に書いてます(今基本的に療養中です)。遅くなりましたがこの発言の続きです。

日程は

  1. バスでスーパーカミオカンデに向かう
  2. 坑道に入れるバスに乗り換える
  3. 坑道歩いて赤ふんのお兄さんたちと重機に遭遇
  4. 例年とは少し違う場所でスーパーカミオカンデの説明を受け、残念ながら作業している人はいなかったがカメラで中を見せてもらった(歩いたのは2時間時間超だったかと)
  5. 公民館に帰って浜松ホトニクス、神岡鉱山、J-PARCやKEKの部屋に行って話を聞いた。危うくバスに遅れそうになり、荷物を1つ忘れた

1.はガイドの方がその時その方によりいろいろお話してくれます。帰りに聞いたのだったと思いますが、スーパーカミオカンデ一般公開には1回、KAGRA見学会に1回当選して行ったことがあります。ヘルメットはかぶると髪型がくしゃっとなって戻りません(サイエンスZEROの中畑先生がそうでしたね)。髪型は諦めましょう。

2018-07-14 10_Fotor

帰りに聞いたのはずの話。天皇陛下、皇后陛下も見学に来られているのですが、ヘルメットかぶったでしょうか?と質問されました。実はかぶらなかったそうです。施設の中は上を少し開けて見ていただいたと、8/26の富山での市民講演会で中畑先生がおっしゃっていました。

2.  研究者の方は車らしいですが(普通に入れる)、見学バスでは車高の低い一回り小さいものに乗り換えます。

3. 赤ふん軍団は毎年人気らしいですが、見るまで何のことか分かりませんでした。遠目の写真載っけておきます。地元の青年たちが「昨日電話かかってきて」などともぼやきながら、昔の抗夫を演じていたのです。そこでかっこよく重機が登場するはずでしたけどうまく動いてくれず、奥へと進みました。

するとNHKBS『ウルトラ重機』ばり(録画を消化してない……)のメカ的なものが好きな人なら心を奪われるような車体が2機でーんとありました。乗っけてもらうと計器が古いのも何ともいえなかったです。オレンジ色の方は、先ほどの番組によく似たものが出ていたそうで、高圧の水で岩盤に穴を空ける実演付きでした。黄色のは車高が坑道に合わせ低くなっています(それでも大きい)。わたしのエントリー用一眼レフは光量の少ないところが苦手なので、鉱山では毎度苦労します。

参加者しおりに「寒いです」とあった通り、秋冬のジャケット着ていた人もいましたし、外は暑かったですけど中は「東京の冬の気温」とのことで、2時間ばかり歩くとだいぶ寒かったです。

2018-07-14 12_Fotor

4.スーパーカミオカンデの説明は、2016年にタンクの上で受けたのと確か似たような感じで、恐らく今年は水を抜くというイベントがあるためその説明があったはずです。ガドリニウムというレアアース(物質)を入れて、昔に爆発した星(超新星)から出たニュートリノを観測します。

こういうの見たんですけど、この5の動画が最後です(水が抜けました)。わたしが見たときは作業中の人はいませんでしたが、8/26の市民講演会では、中畑先生が「暗いところは夜帰っている」と説明しながら全部見せてくださいました。

帰りはボランティアガイドさんに1.で書いた皇族の方々の話など聞かせてもらいながら帰りました。

5.ジオスペースアドベンチャーにはブースというか、公民館(3階建て)の1室を借りて浜松ホトニクス、神岡鉱山、J-PARC&KEKの方に直接お話聞けたり、資料もらえたりします。浜松ホトニクスの技術は今はPETなどの医療機器や本当に様々なところに使われているそうで、神岡鉱山の方とはおみやげコーナーでも売っていた鉱石(白や黒の綺麗な結晶状の石が売っていました)の話をしてました。売場で朝少し売り子さんと話しましたが、石に10万円クラス(何十万だったかも)のものがあって、鉱山の方によると送料込みの値段だということでした。重いから。

J-PARKコーナーには午前中にも出没して説明聞いたり、無料でかっこいいクリアファイルなどもらったりしていました(ファイルはすぐになくなったよう)。午後に、Twitterで存じ上げててお話ししたかったKEKの広報・高橋さんとお話ししててバスの時間ぎりぎりになりました。サイエンスカフェを仕切っている方です。

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◎外には縁日的な食べ物コーナーがあったり、今年だけかもしれないけど岐阜名物五平餅も。催しとして縁日みたいなのもあって、この辺は抽選通れなくても行けました。夜にあった浜ホトの方の講演もそうです。グッズは噂のパズルやTシャツ、クリアファイルなど色々でしたが、クリアファイル1つ買って帰りました。時間なかったんで回れなかったですが、クリアファイルには梶田先生の書いた式のがあり、迷いました(こういうTシャツも良いんですけど切りがない……)。

今年グッズで受けたのはこれだったのではなかろうか。

これ、もう1回目放送は終わりましたが、来週も再放送あるしオンデマンドにも入るので、興味ある方どうぞ(BSですが)。わたしはこの番組録画が溜まりまくってます。

もしまた行くことができたら、今年は高山線が止まっていた場所があったためバスしかあまり手がなかったんですけど、もうちょっといられるようにしたいです。

資料。読めてないですけど色々と。ICRR Newsは綺麗な写真があるため人気でした。pdfでダウンロードできます。見開きで写してみましたけど、102号です。

http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/cat-icrr/

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最後に、浜松ホトニクスは申込制で5年に一度の展示会やるそうです。浜松なのでお近くの方どうぞ。ウェブサイト行ったら、本当にいろんな事業やってたし何だか株価がすごいですね。

http://www.photonfair.jp/

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ハイパーカミオカンデ着工決定!

ヨシダヒロコです。

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このニュース、もっと早く食いつくつもりだったんですけど。

まだ書けてない、富山市での市民講演会『ニュートリノで聞く宇宙』の前日にハイパーカミオカンデの「調査費」が出たとニュースで知って、講演会の質問タイムに質問したんです。建設できるかを調べる予算を頂いた、ということでした。「着手金みたいなものでしょうか?」と聞くと「そうです」と中畑先生がおっしゃってました。予算が厳しいのは聞いていたのでそのような理解でいることも言いましたが、「厳しいんです」と、だいたいそういう話でした。

それから程なく着工決まったので驚きました。講演会のレポートは遅れていますが書きます。待てない方は、神岡素粒子施設のHPに行くとスライドがありますので。

今回も、ひっぐすたんのブログからカミオカンデ三姉妹の絵を使わせて頂きます。ハイパーカミオカンデちゃん、足だけ……?

ハイパーカミオカンデ建設決定!

 

3枚目のマンガは、ブログ主秋本さんの本からです。最近スーパーカミオカンデが水抜いてやっているガドリニウムを入れる話も、それで見つけたい超新星背景ニュートリノの話も、見開き2ページの可愛い絵で説明してあります。富山の講演会でも、その前の東京の講演会も、ひっぐすたんのイラストやご本人がフィーチャーされていて、可愛いアイコンがスライドに出てくるとなんかニマニマしてしまいました。

 

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東大学長のメッセージは以下の通り。全訳ではありません。間違いありましたらご指摘ください。

http://www.hyperk.org/?p=365

文科省の2019年「シードファンド(この訳語は学術方面でよく使うのかあまり裏が取れてません)」を受けることになりました。スーパーカミオカンデのように、過去の大型プロジェクトは最初シードファンドから始まってフルの予算がついてきました。資金面でも2020年観測建設開始(2018/09/21 12:29訂正)に向け東大としてバックアップしていきます。

プレスリリースには梶田先生の言葉があります。
http://www.hyperk.org/?p=387
ハイパーカミオカンデ プロトコラボレーションは、施設の着工が行われるという知らせを受け、計画が実際の実験に移ることを歓迎しています。梶田教授は「過去の例では、日本の大型プロジェクトの標準として1年のシードファンドから始まるのが通例です。東大は必ず2020年に観測建設開始できるよう約束してくれています」。
コラボレーションは今後設計を完成し、海外の研究者に広く門戸を開いています。

 

予定の2020年より遅れると他との競争に負ける..….という声も見かけていたので、これで無事に建設が進むことをお祈りいたします。下の動画は綺麗で好きでしたが、改めて見ると沢山やりたいテーマがあるのですね。

告知:加茂水族館「スペシャルプラネタリウム『クラゲ、うちのプラネでおよがない?』―クラゲタリウム―」(2018/09/29、富山市科学博物館)と大雨による天文台臨時休館のお知らせ

ヨシダヒロコです。

white and blue jellyfish

Photo by Public Domain Pictures on Pexels.com

この催しは、いつか加茂水族館に行きたいわたしが楽しみにしているものです。どうか体調整って行けますよう。館長さんがゲストで来ます。もともと前館長さんが来る日も来る日も人の入らない水族館をもう閉めよう、と最後の展示のつもりで見せた水槽の中にクラゲの赤ちゃんがいて大人気になったのがきっかけとなり、クラゲ水族館を作ったとNHKのドキュメンタリーで見ました。

オワンクラゲの研究でノーベル賞受賞された下村先生も1日館長を務めたことがあります。上の話とともに、とても人々の琴線に触れる話だと思います。本も出てますね。おふたりとも下の方で紹介したよりもっと著書があり、他の方の作品ですけどクラゲの写真集も多いんですね。

(記事は今有料になっています)
「縁」とは働きかけて築くもの、ノーベル賞学者と加茂水族館の深いつながり    ぼろぼろの弱小水族館になぜ目をかけてくれたのか

 

他都道府県の方もチャンスあるかもしれないので、お近くの科学館や加茂水族館の動きに注意していてください。

スペシャルプラネタリウム「クラゲ、うちのプラネでおよがない?―クラゲタリウム―」科学博物館のページ

(アーカイブ)


クラゲの展示で有名な鶴岡市立加茂水族館館長の奥泉和也さんをお招きし、クラゲのお話を聞きます。
また、同水族館で学芸員が実際に撮影してきたクラゲの映像を当館のプラネタリウムいっぱいに映します。
普段と違う視点でクラゲを観察してみましょう。
講演内容:クラゲの秘密にせまる

とき 2018年9月29日(土)17:00-18:30 ※博物館は19:00まで夜間開館します。
場所 プラネタリウム室
対象 入館者
定員 229人(先着)
その他 プラネタリウム入場券(1回分は入館料に含む)必要。申込不要。

天文台の臨時休館は、今週初め出勤してきた天文台職員が見つけたそうですが、駐車場からの道(天文台まで20分弱ほど歩く)の脇の斜面が崩れ、地面が陥没しているので危ないとのことだそうです(KNBニュースより  アーカイブ)。結構すごい大雨だったですけど、こういう話はあまり聞かないのでびっくりしました。

お知らせをそのまま貼り付けておきます。再開したらここに追記します。


大雨の影響により、駐車場と施設とを結ぶ道路に危険な箇所があるため、
9月11日(火)より、安全が確認されるまで、臨時休館いたします。
なお、電話とFAXもつながりませんので、ご用の方は、
富山市科学博物館(076-491-2125)までご連絡をお願いします。
ご迷惑をおかけし申し訳ございませんが、ご了承くださいますようお願いいたします。
(天文台トップページより、2018/09/11)

「私の植物写真展」に出品作を見に(2018/07/24~08/22、富山県中央植物園。21日来館)

ヨシダヒロコです。

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書けそうなネタから書きます。

植物園の写真教室「やさしい花の撮り方」でコンテストの対象が植物園の花だけに変わったと聞き、ストックがなかった訳ではなかったのですが満足いかなくて、7月の夜間開園に月下美人を撮りに行きました。みんな出すんじゃないかなと思っていたらほぼいなかった。まあ、毎度の通りかすりもしてなかったですけど、セミプロみたいな人が入選していて目の保養&勉強になりました。会期ギリギリに暑さでへばって行きは送ってもらったのですが、気晴らしできて行ってよかったです。

この写真の撮り方(サイズなど)は植物園側から許可得てます。これくらい離れないと撮れない。わたしの好きな作品が入ってます。

 

 

出したのはこれでした。まだまだです。

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メインのドリアスホールに向かうアプローチには、様々なミントやハッカが並んでいました。モヒートに使われるキューバミントは、スペアミントとアップルミントの交雑だとありました。ミントは強い植物で、うちにもその2種類あって使う気力もないので放置していたら、刈り込まないといけないくらいに茂りました。ただ今年の花は植物園のミントでさえ、暑さで少し疲れて見えました。

 

 

 

 

これはオニバスです。こんな沢山生えてるの初めて見ました。30kg以下ほどの人間なら歩いて渡れるそう。

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温室にて、悪い意味で有名になってしまったバオバブの木。砂漠の木なので中に水が通っているそうです。表示の通り触ってみたけど分かりません。

 

 

そんな訳で、途中にはシークヮーサーアイスを食べて一息つきました。もとの果物を食べたことないのでこれで味が良いのか良く分からなかったけれど。

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経緯はいつか書きたいですが、ガラケーをY mobileと揉めて解約し、UQ mobileでHuawei P20 liteをカメラ機能を一番目的にして手に入れました。細かい数値の調整やアパーチャーモードはまだマニュアルが必要ですが、画面がとてもきれいだし、Leicaのレンズが3つ(アウト×2、イン×1)あり、撮る写真も良い感じになりました。上位機種だともっと色々できるんでしょうがわたしはこれで良いです。その分の予算をPCとかカメラに回したい。

このアイスもHuaweiでの撮影でした。帰りに寄り道して、繁華街の電鉄停留所から。これもスマホです。ほんとはもっと夕焼け赤かったんですけどね。

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「人間五十年」でなくて「人生五十年」と勘違いしてた話。

ヨシダヒロコです。

orange and green trees photography

Photo by Liger Pham on Pexels.com

8月末からすーっと涼しくなってきて、わたしが生まれた秋、季節の中では一番好きな秋が巡ってきたとほっとしてました。富山の暑さも都会といい勝負でしたから。他都道府県の方にはよく意外に思われるので繰り返しておきます。

その後の台風2連発はこちらも通過して部屋の網戸が飛んだようです。警報が山ほど出ました。関西の惨状にはひたすら驚いていました。そこに北海道の地震。その頃、気温もピーク時と比べ10~15℃下がっており療養中の調子をさらに崩してしまい、被災者の皆さんに思いを巡らせる気持ちの余裕が尽きてしまった頃の誕生日でした。

外に出て好きなことができる人には想像つかないでしょうが、病がちで閉じこもっている人間にはFBのお祝いも嬉しいものです。

さてタイトルの「人間五十年」ですが、よく「人生五十年」と思われるらしくわたしも勘違いしてました。「おんな太閤記」だったか、信長が死の間際に本能寺で舞ったので子供には紛らわしかったのかも。幸若舞「敦盛」から「人間五十年 下天のうちを比ぶれば 夢幻のごとくなり 一度生を得て 滅せぬもののあるべきか」が出典です。さらに元ネタは仏典「倶舎論」で、「人間の五十年は、天上界に比べれば夢のようなはかなさだ。この世に生を受けたものは必ず死にゆく」という意味だそうです。訳は下を参考にして少し変えました。

参考にしたサイト

和魂美才    (アーカイブ)
心に残る人生の名言 – 偉人の名言とその出典 –   (アーカイブ)

人間の話をしているようだけど、何か形ある(ない)非生物にも当てはまりそうです。

よく五十歳が近くなると残された人生の短さに気がつく人がいるようです。わたしはもうすぐというところに来て、病の身でよくここまで持ったなというのと、普通に暮らしたとしてどれだけ生きるかな(後半は上に書いた人と同じ感想)というのがないまぜになっています。

ちなみに、信長公はよくドラマで描かれるような「キレた」人ではない説がこの頃出ているようです。歴史は本の中で完結せず、新しい事実や説が出てくるところがエキサイティングです。

織田信長49年の生涯をスッキリ解説・年表付き!おだのぶながは意外に優しい!?   (アーカイブ)

告知:研究者の皆さんへ 【緊急開催決定】伝説の全分野結集型シンポジウム 第二弾!「学会って意味なくない?」(2018/09/13 13:00~16:00 京都大学、9/07クラウドファンディング追記)

ヨシダヒロコです。

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さっきのポストと半ば矛盾したイベントを紹介する節操のない管理人ですが、これもこれで盛り上がったら面白そうなので。お近くの方どうぞ。天文分野の磯部先生はいちどこのブログで引用したことがあります。

主催者ツイートは上に埋め込まれてますけど、もう一度貼っておきます。

 

それにしても急すぎますよ……。100人集まるかな!?ちなみにネット中継するらしいです。

(2018/09/07 23:54追記:academistでクラウドファンディングやっています。京大の方にTwitterで「いいね」して頂いて分かりました。控えめな金額なのでもう40%達成です)
「学会」は本当に必要か?全分野の研究者と考えたい!

告知:日本物理学会 市民科学講演会(物性)「スーパーコンピュータ『京』が拓いた新しい世界」(2018/09/09、同志社大学 今出川キャンパス、9/07追記)

ヨシダヒロコです。

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夏の疲れが出てて、物性の告知がギリギリですいません。物理学会は物性の方が日程早いのによく分かっていませんでした。しかも会場は台風被害に遭ったばかりの関西です。日本列島あっちもこっちも大変ですが、読んでいる皆さんは大丈夫でしょうか。この辺だと富山はほぼ無傷で、7月以降岐阜が大変です。

学会ウェブサイト

2018年秋期大会(物性)

わたしは2013年の新潟(その1その2)と2015年の富山(告知 , レポ)で、全国巡回の理研講演会にて「京」のお話聞いてます。理研のメルマガを講読すれば、講演日程は最近の研究結果と一緒に送られてきます。今回のお話では、2015年に「ポスト京」にあいさつで触れてたくらいなのでこの話は出るでしょうね。性能ではだいぶ諸外国に抜かれてきてるようなので、巻き返しを期待しています。

「ポスト京」はもうプロジェクトが進んでいて、2021年稼働予定です。

ポスト京プロジェクト

ただ、最近予算の要るプロジェクト複数について研究者の方々の意見を目にして、素人が考えるほど簡単な状況ではないんだろうなとも思っています。国からみなにあまねくお金出れば丸く収まるんでしょうけど。

講師 : 平尾 公彦 理化学研究所 計算科学研究機構 前機構長
と き : 2018 年9 月9 日(日)13:00~15:00
ところ: 同志社大学明徳館 M21 番教室(779 席)
主催:一般社団法人 日本物理学会
企画・運営:日本物理学会2018 年秋季大会(物性)実行委員会
後援:同志社大学,京都府教育委員会,京都市教育委員会(申請中)
ホームページ: http://jps2018.doshisha.ac.jp/science.html
予約不要
入場無料

市民科学講演会

大会名 日本物理学会 市民科学講演会
日時 2018年9月9日(日)13:00〜15:00
会場 同志社大学 今出川キャンパス 明徳館 M21番教室(席数:779)
(住所:京都市上京区新町通今出川上ル近衛殿表町159-1
アクセス 交通アクセス, 構内地図WEB, 構内地図PDF
主催 一般社団法人 日本物理学会
企画・運営 日本物理学会 2018 年秋季大会(物性)実行委員会
講師 平尾 公彦 理研計算科学研究機構 前機構長
申し込み 予約不要・入場無料

(2018/09/07 23:50追記:偶然この記事の翌日に「ポスト京」が朝日新聞デジタルに載りました。理研計算科学研究センター長 松岡 聡氏のコメントがTwitterにありましたので追記します。技術的な日本語のツイートは1個省きましたので、興味ある方はご確認ください)

 

 

 

 

 

富山県立中央植物園 特別開園 夜間開園「ゲッカビジン観賞」(2018/07/09 ~10)

ヨシダヒロコです。

2018-07-10 19_10_Fotor

この話遅くなりましたがやっと書きます。この時期ちょうど「私の植物写真展」の応募作品募集中で、今年から園内の植物onlyになった上にうまいのが撮れてなかったため頑張って行ってきました。特別開園は開花の様子見ながら割と急に決まりますが、植物園インスタ見てるといいです。2日目どうにか行くことができました。

人が多いのでゲッカビジン撮影に三脚は禁止です。持っていって困った。展示室や温室では邪魔にならなければ使えましたが、うちの一眼は暗所に弱く、あまりいいのが撮れませんでした。

初めて見るゲッカビジンは丈が高く大きく、花も大きかったです。香りがあるといわれてましたが「え?え?どっちかいうと臭くない?」という感じで。最後にゲッカビジンの香りが入っていて狙っている香水を貼りますけど、全然違ってました。今年の花は豊作で、確か260輪くらい咲いたそうです。

7時頃、つぼみが段々咲いてきます。あちこち見て回って忙しい。

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7時台にほぼ満開、下にライトが置いてあると神秘的な感じ。

2018-07-10 19_4_Fotor_Fotor

黒い布が貼ってあるコーナーでは花が映えます。そうでない背景と比較。

 

結局この時撮った写真から応募しました。帰りバスに間に合わないのではないかと思い急いだら、バスが遅れてきて助かりました。この植物園で育てた苗も売っていましたので、我こそはと思う方は来年苗買って育ててみてください。

 

告知:第40回日本生物学的精神医学会・第61回日本神経化学会大会 合同年会(2018/09/06~08、神戸国際会議場)(同日テーマ追記)

ヨシダヒロコです。

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Credit:  Neural pathways in the brain by NICHD


http://www.c-linkage.co.jp/jsbpjsn2018/index.html

(2018/09/02 2:44追記:テーマは「脳とその病いを成り立ちから理解する」です)

以前前夜祭的な講演会を紹介したように思っていましたが違っていて、これです。学会関係者でなくとも入れるのか分かりません。

本番の学会ですが、ここを読んでいる方に専門が近いお医者様がいらっしゃればもうとっくに行くことになっているだろうし、翻訳者も含めて一般人には少し敷居が高いのですが(学生は安く入れるよう)、あとで要旨がWeb上に出るそうなので、この分野興味ある人にはいいのではと思い書いています。ただ、学会員でないと読めそうもないでしょうか。

今年の精神神経学会(6月)も神戸で、「トランプ大統領は精神疾患か?:米国精神医学会 Goldwater rule をめぐって」という非常に攻めた演題があってネットで話題になったり、お名前を存じ上げている精神科医複数のシンポジウム(病跡学)で漱石や伊藤計劃が扱われました。来年は新潟だそうです。

この合同学会でも、6日に「基礎研究で活躍する精神科医の魂は進化したのか?」という面白そうな題のものがありますね。分野的にも普通に精神医学的なものから、再生医療が入っていたりオートファジーだったり、神経科学的だったり純粋な神経の研究だったりと多彩です。

無理なんですが仮に今度のに行くことができたらブレインバンクは外せないのと、製薬会社がお昼とかにランチョンセミナーをやっているのが気になります。