DELE B1受験記@大阪―遠すぎた会場(枚方市関西外大、2016/05/21-22)。

ヨシダヒロコです。

試験受けた後、こんな試験だったと同業者の友達に話したら面白がられたので、スペイン語関係ない人にも分かりやすいように書いてみます。

DELEはスペイン政府、正確には教育文化スポーツ省が世界中で実施している、スペイン語を外国語とする人向けの試験です。スペイン国外で実施しているのはセルバンテス協会、『ドン・キホーテ』著者の名前が付いています。日本では東京の千代田区にあります(行ってきたレポがありますが、休館日でしたのであまり見るものはなかったです)。以下のリンクは日本のセルバンテス協会から、試験について。

http://tokio.cervantes.es/jp/dele_diplomas/information_diplomas_spanish.htm

日本ではスペイン語検定からこっちに人が流れているらしいですが、スペイン語検定では西文和訳、和文西訳が多いのに対しDELEはこれから書くように読む・聞く・書く・話すをすべてスペイン語で行う試験で、形式が全く違います。わたしは2年半前にスペイン語検定3級(英検準1級くらいらしい)をBで落ち、DELEB1(中級らしい)はメタメタでした。名古屋での受験記があります。去年大阪試験地でまたDELEを出願しましたが、体調が整わずやめました。富山から大阪駅までだけでも3時間ほどかかります。その後会場までが大変だったことは少々予想していたけどやはりという感じでした。名古屋会場は変わっていなければ南山大なので、中心部からは行きやすいです。キャンパス内で迷った覚えありますが。関西外大は、今年の出願ではキャンパスの地図がありました。警備員さんも1日目にはいました。

試験の準備は他のエントリで色々書いてますが、結局模試形式の”El Cronómetro”ばかりで、最後に『スペイン語力養成ドリル2000題』(西検4級の時に一度やった)で文法のおさらいをし、作文と口頭試問は面接官の資格持ちのネイティブ教師に3年前から会話その他でSkypeレッスン受けていて、2ヶ月ほど集中して対策してもらいました。教室は大阪のパソアパソというところで、他の言語も教えており、スタッフの方にもアドバイスは受けました。大阪には20日に入り、口頭試問がちょっと不安で試験前日夜10時からもレッスン受けました。リーディングの半分だけなどなら時間は測りましたが、通してはやってなく、試験を通して解くのは余裕がありませんでした。

これが受験票です。枚方のあたりには泊まれるところがないようで、梅田近辺にしました。

 

後で関西の友人が言うことには「8時半なんて早い。スペインぽくない」とか、「京都に泊まった方が近かったのでは」だそうで、梅田あたりから地下鉄、京阪、バスで関西外大までおよそ1時間。それも京阪は特急に乗らないと駄目(止まる駅が違うので)。バスはわりと本数があるという感じでした。宵っ張りのわたしが6時半に起きて身支度をしたので、試験に影響しなくてよかったけどちょっとトラブルが。持ち歩いている保険証などを枚方市駅で落としました。身分証明証は免許証も持っていたので試験には影響なしでした(写真付きのものが必要です)。

キャンパスや試験会場あたり。綺麗な学校で、南山大も外大みたいなものと思ってますが、「外大」という名の所に入ったのは初めてだったかも。

B1の受験生は年齢は割とバラバラで、各レベルに1小教室ほどが割り当てられ、1人で机2つ使う感じでした。8時半に着いたら受験票と身分証明証を確認してもらい、試験官の説明が始まりました。ゆっくり説明して9時開始。受験票になかったけど、腕時計はあって正解でした。教室にあっても、時間との闘いなので机の上にあると便利です。いかつい腕時計はイタリア語検定1日前に手持ちのが壊れたので買ったのでした。9時前なら多少の遅刻はOKらしく、15分遅れた人も。解答用紙には受験料が高かっただけあって?名前や受験番号はもう印刷してありました。1枚だけ書類にボールペンでサインしたかな。どうしても遅れた場合は受験票に書いてあります。

Prueba1,2,3,4とあり、リーディング(大問5問小問30問、70分)、リスニング(大問5問小問30問、40分)、ライティング(作文、2問60分)、口頭試問(準備15分、本番およそ15分)となっています。最後の口頭試問は1日目か2日目か、試験10日から1週間前に届く受験票で分かります。3年前出題傾向が変わって、ラテンアメリカの要素が強くなりました。実際準備でリーダーなど読むとラテンアメリカのスペイン語は単語レベルで違うし(試験にはあまり出ないよう)、リスニングの勉強してても訛りが聞こえないということがありました。

リーディング・リスニングはマークシートです。リーディングで覚えているのは1問目、「こんなアパートに住みたい人」と「アパートの特徴」を組みあわせるもの。部屋探し関係は口頭試問の準備で下調べしてたので、少し助かりました。余分な選択肢が入っているので要注意です。長文は学生とジャーナリストが組んで、アカデミア関係の新聞を作ったという話だったかと。

リスニングは点数に波があり、ちょっと心配でした。リーディングを70分もやってほぼ休み時間なしでつぎ行きます。3択なのですが、留守電を聞かせて答えさせる問題はなく、ラジオの短いニュースを6本連続で聞いて答えるのがメキシコとアルゼンチンで1問ずつあって、訛ってなかったので助かりました。モノローグもあったはずですが良く覚えておらず。準備では移民としてよその国にいったとか、キャリアがこうなってこうなってとか、結構人生模様が見える語りでした。最後の1問は2人の会話を聞いて、これこれのことを言っているのはどっちかという問題ですが、Aさん、Bさん、どちらでもないという。勉強中にも思いましたが、いい加減にしか聞こえないとそういう点数しか取れないように引っかけが色々あります。

困ったのは、DELEのためにチャイムは止められなかったらしく、音声再生中に鳴ったことです。あとその前日くらいから急に夏並みに暑くなって、この大学に限ったことではなかったですが冷房が効いていませんでした。

リスニングがつつがなく?終わるとしばらく休み時間。下に降りるとシアトルズベストコーヒー(中にマックもあった)があり、暑くて参っていたので水出しコーヒー。持病があると断って水ぐらい飲むこともできたのでしょうが、かなり忙しい試験でした。ちなみに7号館には学生向けの広い勉強スペースがありました。日曜は閉まってました。

ライティング。Tarea1はメールを1本書かせる問題です。100~120ワード。友達からメールが来て、修士課程の最終試験が近く、「終わったらパーティーするの覚えてるよね?何かアイディアない?」というのに返信するもの。修士課程って論文で終わるんじゃないの?と怪訝に思いましたがおいといて、答えなきゃいけないポイント(書いてある)を守って書きます。院生の時の忘年会が今もお誘いあって、そのときは帰ったけど2次会を大教室でやったっけと思い出してパーティー会場はそう提案しました。下書きの紙を与えられ、そこにボールペンで書いてから清書します。片面埋まって裏に行くくらいの量です。

Tarea2は2題から1つ選ぶ問題で、前回はそれを理解してなかったです。準備で書いたもので変わってるなと思ったのは、フォーラム(というかYahoo知恵袋的な?)投稿に答えるもので、出題はウェブ上のものが多いのですが「別れた後も曖昧な関係になっている元彼とやり直したい」とか。バックパッカー関係のフォーラムとか。「うちの姑は…」という問題には、「姑」が辞書引かないと出てこなかったし投げてしまいました。Tarea2は130~150ワードで、最後は時間ぎりぎりでした。書くのは意外とすんなりでしたし、イタリア語の経験もあって、字数制限の中で何か書くのは慣れてきてます。でも、写す時間を考えに入れておらず、60分ずっと書いていたような気がします。選んだお題は「初めての仕事について」。なぜ選んだか、何時間働いたか、よい点は、悪い点は、良く覚えていることは、など。

終わったら問題用紙等はすべて回収されました。

2日目は午後4持過ぎに集合だったのですが、落とし物があったのを前日から京阪が「ないです」「ないです」と言っており、翌日になって「警察に行けば」と言い出しました(遅いよ)。東京で落とし物をしたときには先方からかかってきたのですが、まあいい早めに行こう、もう勉強とか頭に入らないしと早めに枚方に行き、結果すぐに身分証明証が交番で出てきて、枚方警察署に受け取りに行きました。交番はなんだかほのぼのしていて、先月の東京と同じく若いお巡りさんでしたけど、バス停の位置関係を聞いたら「バスのことはあまり分からないんですよ。普段単車だし…」というのはプライベートでそうだというボケだったのかも。

口頭試問はあっさり終わりました。早めに着いたら日本人の試験官が「もう始めますか?」とスペイン語でいい、時間差で受験生が来ているのでほとんど誰もおらず、テーマ2つをさっと見て1つを選んで15分で下書き用紙に喋りたいことをまとめました。「NGOでボランティアをする」というお題で、昔JICAでやってみたかったのでその話をしました。持病を持つ前のことで今は難しいと思うんだけど、そこは適当に。面接官は優しそうにニコニコしている女性で、「usted(あなた)かtú(君)かどっちで喋る?」と聞いてきました。後の方で良いですといい、そのせいか話し方はとても親しげで普段先生と話しているような感じでした。

「JICAから日本語教師か理科教師でコスタリカに行きたい」と話しました。他に「人の役に立ちたい」といったとき「なぜ?」と聞かれたので、「わたしの人生いろいろあって、人に助けてもらったんです」と答えました。制限時間は過ぎたかもしれませんが、最後までメモを話しました。次に写真2枚から好きなのを選びます。テニスコートにいる男女を選びました。先生に、「見たことと見てそう思うことを区別して話してね」と言われていたのですが、後者を話す時間がありませんでした。テニスはするかと聞かれましたが、ラケットとかボール(複数単語がある)の単語が出てこず「うまくいかないんです」とか切り抜け、「錦織が頑張ってる」とかいう話になり、「バドミントンならやります」と話しました。それから短い会話に移って、試験官が友達役。わたしがジムの帰りで、バドミントンをやったことのない友達と今度一緒に行く約束をするというものでした。試験官は「3時間かけてきたの!?いい結果になるといいけど」というようなことを言ってました。

やっと解放されたぞと思ったら、木の緑は綺麗だったし、昨日見た沢山の旗は降りていたけど、人のいない夕方前のキャンパスは気持ちよかったです。

最後に、試験のネタになるかもと思ったのもあって選んだものもありますが、期せずしてラテン系のごはんばっかり食べていたので、何枚か貼っておきます。粉ものは次回。プラス、枚方警察署で見つけた無駄にノリのよいポスター。よい人材来るといいですね。お世話になりました。

2016-05-22 15_Fotor

結果は最低4ヶ月後とかなり遅いのであまり気にせず、スペイン語検定とイタリア語検定をじっくり準備します。今回、試験の間と人と会っているとき以外は頭働いてなくて、事前にコンディション整えないとと思いました。イタリア語の時もいきなり暑かったんですが、暑い年にはそういう対策含めて考えないとですね。以上です。

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