放送大学学部、平成29年度後期試験結果は物理専門科目全滅→30年度前期出願。

ヨシダヒロコです。

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今回の試験は体調悪いわ(外から困った事が降ってくる)、フェレットは年末から重い病気だわ、勉強が進まず大変でした。先週金曜に結果が来まして、惜しいところで落ちていました。フェレットはその2日後になくなり、お葬式は明日でまだ心身ぐったりです。試験後何も勉強できてません。

落ちたのは『力と運動の物理』と『場と時間空間の物理』です。前者は答え合わせを試験後すぐに教科書でしたので、あと1問くらいで落ちると分かっていました。後者は受けるだけでぐったりで、何となくもう少し取れたかと思っていたのですが。Dは50~59%でその下にEがあり、合格点は60点です。

まあ、計算ロクにできない学生なのに単位もらってはいけなかったと思うので、課題出せなかった量子力学ともども、来期は追加の学費なしで再試験が受けられるそうなので頑張ってみます。

昨日だったかに見かけた、こんなランダウの言葉が考えていたことを後押ししてくれたので、来期は『入門微分積分』(授業はすでに一通り見た)も受けてみたく思っています。試験時間が重ならないかも確認しました。↓ここまでやるのは厳しいけど……

 

新しい科目で目に付く限り興味があるのは「『方丈記』と『徒然草』」(魚拓)です。前身の『和歌文学の世界』(魚拓)は視聴しただけですが、特に渡部先生のおっしゃることがしみじみとよかったです。たまに『視点・論点』にご出演です。日本語のリテラシー、ライティングの講義なんかもあるんですが今は手が回りません。

富山学習センターのオープンセミナー(オープンキャンパスみたいなもの)全4回は今回面白そうなのが多く、先週末やっと第3回に行ってきて、富山大医学部の先生から漢方薬のお話を聞いてきました。概要だけならそのうち。富山学習センターにいらっしゃる先生からの天然毒の話がこの回だけ魚津であるので、楽しみにしています。一般の方も参加できます。天然毒の先生は紺野先生とおっしゃり、センターに在籍の間はこの手のお話を聴く機会がよくありそうです。

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今年のイタリア語検定、DELEは控えめの予定。

ヨシダヒロコです。

どうもイタリア語を勉強しているイメージが人には強いようですが、時間差でスペイン語を先に始めています。もう15年ほど前にNHKのTVを見始めましたが、実はスペイン語に最初に出会ったのはハタチにもならない頃でした。もっと大人になってから、似た言語なのを知っているので時間差で始めました。で、似ているので結局まだ苦労しています。

churros with a cup of hot chocolate on a table. Horizontal

チュロス。– Adobe Stock

両言語とも2012年だったか2011年くらいから試験を受け始め、将来的には英語に加えて訳せたらなと思っていました。なかなか道は険しく、2012~2013年頃から何らかの形で語学学校で1対1、またはSkype参加・通学教室での勉強をやって来て、翻訳にはまだまだという感じです。ただ単語単位の翻訳なら役に立ってはいます。

イタリア語検定はずっと受けてきましたが3級から苦労し始め、昨秋準2級をあと3点で落ちたことでちょっと疲れが出ましたし課題も見えました。体調を見ながら3級程度の”Qui Italia”に戻ってやっています(先生の勧めでもある)。

スペイン語検定は3級をBで落ちたのが結構前で、DELEはB1を2回、メタメタに落ちました。加藤伸吾先生の『スペイン語力養成ドリル2000題』をこれも様子見ながらやり直しています(2012年のブログ記事)。2つの言語でふらふらしていたわたしは、初手からこんがらがっていることがよく分かりました。文法教えてもらっているSkypeレッスンの先生(スペイン人)も、それはいい是非やってみて、だそうです。加藤先生は新しい本が出てますが、すぐに手は付けられそうではないです。講義形式で面白そうだし、声の片方はマルタさんらしいですね。そのうち買おうっと。

今年ですが、イタリア語検定については秋までに基本から見直せたらいいなと思っています。準2級で終わりにするつもりです。DELEは今年A2を受ける気でいたのですが、県外で2泊3日になることから、病気の看護をするペットがいるわたしには難しいかもしれません。小動物なので悪くなるときはガタガタッと行くので。イタリア語検定の日は、いつも試験で行けなかった植物園のラン展に行けるかも。

スペイン語はなるたけお金作ってイスパニカに戻ります。今は翻訳講座はないけど、前に「新聞を読もう」を受けたかったことがあって。単発でいろんな先生の授業があるし、Skypeで受けられたらそうしたいなと。代表者の方が亡くなったことは知っていました。

ここ3日ほど予定がダンゴになっていましたが、身体が付いていかないので富山市での落合シェフのトークのみにしました。食もれっきとした(しかも楽しい)文化ですし、面白くあちらでの様子を聞かせてもらってきました。またそのうち書きます。

gacco『東日本大震災の教訓を活かした実践的防災学へのアプローチ-災害科学の役割(東北大学サイエンスシリーズ)』(東北大学災害国際研究所所長・今村文彦教授 他)

北陸の雪は、放送大学試験のところで書いたように1月から降っていました。週末に無理目なの分かっていながら仕事請けて、その間にえらい大雪になりました。「五六豪雪(ごーろく)」という言葉が聞こえてきます。子供ながら今でも覚えてるほどのインパクトで、落ちた屋根雪の上に上ると屋根に手が届いたり、よかしたりした雪でかまくらが作れたり。ここまでになったら逆らえないので、それをいいことにフェレットとゴロゴロしてます。

quake

さて、今受けているgaccoの講座はこれ。1/25から東北大の講座第3弾として。受けたい人はまだ間に合いそうなので書いてます。そう言えば、以前アンケートに「東北大に震災の話をして欲しい」的なこと書いたような。前からこんな立派な研究所あったんですね。

先生は東北の方らしく、「であります」とよくおっしゃるのですが、語尾が微妙に訛るところがよいです。この大学に行きたかったことがありました。受けに行った農学部は残念ながら建て替えてしまったようですが。進学した同級生によると、授業にも東北弁が公用語として使われていたらしい。

研究所のHP。

http://irides.tohoku.ac.jp/index.html

先生の所長挨拶と研究室紹介。

http://irides.tohoku.ac.jp/outline/greeting.html
http://irides.tohoku.ac.jp/organization/risk/02.html

第1週の内容で、大体終わらせました。1本がビデオ10分ほどで、最終課題提出が28日までです。

Week1:東日本大震災前の取組と被害実態—事前対策と事中対応 講義&課題: 2018年1月25日15時 公開 ← すべて日本時間 JST (UTC+9) とする

1-0. イントロダクション
1-1. 地震津波活動と震災前の取り組み(被害評価,地域での取り組み)(1)
1-2. 地震津波活動と震災前の取り組み(被害評価,地域での取り組み)(2)
1-3. 東日本大震災の被害実態(地震,津波,原発)-被害の複合化と拡大過程,経験と教訓 (1)
1-4. 東日本大震災の被害実態(地震,津波,原発)-被害の複合化と拡大過程,経験と教訓 (2)
1-5. 東日本大震災の被害実態(地震,津波,原発)-被害の複合化と拡大過程,経験と教訓 (3)
1-6. 東日本大震災の経験と教訓を伝えていく (1)
1-7. 東日本大震災の経験と教訓を伝えていく (2)
1-8. 東日本大震災の経験と教訓を伝えていく (3)
1-9. 東日本大震災の経験と教訓を伝えていく (4)

* Week 1 課題. 確認クイズ 18点
* 提出締切日時: 2018年2月28日23時59分

過去に理研主催のスパコン「京」の講演で2回地震の話を聞きました。2013年新潟(リンク)と2015年富山(リンク)です(新潟の時は講演中の写真OKでした)。富山の時はここ出身の地震研究者さんが「震災の時、自分は何も分かっていなかったと愕然とした」というようなことを話していました。地震周辺に関わる方みなそうだったのでは。その「京」のシミュレーションが今回の講座にも出てきます。その他震災被害を伝える写真などあるので、まだ傷が深い被災者の方は注意です。ただ、授業はとても淡々と進んでいきます。

今回の震災は1000年に一度という低頻度だったわけで、その実態をまとめ、後世や他地域の人に伝えて教訓を生かしてもらうためには、新しい学問体系と実学の展開が必要というお話がありました。古文書なども必要だそうです。

研究所にはいろんな専攻の先生がいらっしゃるので、今後いろんな方が登場するのでは。

学び終わったら何か書きたくなるかもしれませんけど今は分からないので、次に受ける予定の面白そうな講座を書いておきます。北大が参加しました。それもサイエンス・コミュニケーションを教える大学院としてかなり前から興味があったCoSTEPです。北海道には行きたくても行けたことがなく、それが時代の流れで多少のエッセンスくらいは学べる時代になりました。興味があった専攻、北海道に通わないとダメなものだったので。gaccoは1回受けるといもづる式に他のものをメールで紹介してくれます。

話は戻りますが、東北の悲しい教訓からわたしは何を学べるのだろうか、生かせるのだろうかと思っています。富山は隣は揺れますが自分のところはあまり揺れない県です。ですけど低頻度ですが大きいのが来るのです(確か前は平安時代)。

第4回日本翻訳大賞読者推薦作品投票(2018/01/20~31)(2018/02/05推薦文追記)。

ヨシダヒロコです。

translationaward

放送大の試験他でとっ散らかっていて、やっと投票する気力が出ました。こちらに書くのが遅くなりましたが、明日までです。

https://besttranslationaward.wordpress.com/

わたしの推薦文に問題がなければ、あとで貼り付けます。候補作には条件がありますので、HPをご覧ください。匿名での投票もできます。

(2018/02/05 4:18追記:今見たら推薦文が全部出ていました。バラエティに富んでいます。自然科学や医学その他の翻訳書を薦める人が出て欲しいです。去年『重力波は歌う』を読んで推薦しておくべきだった……去年、小説などは全然手が回りませんでした)

【推薦者】吉田 博子
【推薦作品】『遺伝子は、変えられる。――あなたの人生を根本から変えるエピジェネティクスの真実』
【作者】シャロン・モアレム
【訳者】中里京子
【推薦文】
医学・分子生物学分野で熱いエピジェネティクスを、豊富な患者の例(プライバシー配慮済み)と著者の広い興味範囲で巧みに結びつけ、難しい概念のハードルを下げた本。DNAの塩基配列はそのままでも、外的なきっかけなどで遺伝子がオン/オフになる不思議な現象で、親から引き継いだ遺伝子がすべてではないことを説明してくれる。ただ、ものによっては経験したことが子孫に遺伝するケースもある。エピソードが面白くて、ダビデ像は石の性質からかかとが弱くて修復をよくするというトリビアから人間のかかとの話に持っていったりして全体でエピソードが集まってひとつの「お話」のよう。読みやすく訳した翻訳家さんにも敬意を表したい。とかく難しいといわれる医学などの分野でもっとこういうポピュラーサイエンスの好著が出て欲しい。

 

平成29年度放送大学2学期単位認定試験終了(2018/01/24&28、物理専門2科目、特別措置対象)。

ヨシダヒロコです。

関東の雪が騒ぎになっていますが、実はこちらもずっと雪です。もし降っていなくても消えません。こっちの人間でさえ「どうなってるんだ」「車が出せない」というような状態です。昼でも気温がマイナスのこともよくあり、路面が凍ってしまうので、この間獣医さんに乗せて行ってもらうのにえらい思いをしました。車が路面の雪の凸凹で跳ねまくるのです。しばらく天気はどうしようもなさそうです。そんな中、試験は予定通りにありました。28日の方はもう夜、8限だったのでこんな感じでした。暗い方がそうです。

 

今は(学部)選科履修生と修士選科生を掛け持ちしてて、キャパ上の理由から後者は今期まで休学しています。物理は無謀にも専門科目『力と運動の物理(’13)』、『場と時間空間の物理(’14)』、『量子と統計の物理(’15)』を一度に取って、3科目目は提出課題のところで時間が足りず出せませんでした。最近になって確認してみると3/10点だったので(試験期間中なら出せなかった課題でも次に備えて解答を確認できます)、どのみち無理だったと思います。力と運動は5点、場と空間は4点で通りました。

この3科目は順番に取った方が絶対良いです。1学期に『初歩からの物理(’16)』『物理の世界(’17)』『力と運動の物理(’14)』の放送を見ていたのですが、最後が難しくて。高校の時も物理力学に泣かされたっけと。力と運動=力学で難しいと思ったのは放送を5回くらい見直しているはずです(ちなみに『初歩からの物理』が難しい人には『自然科学はじめの一歩(’15)』というのがあります。主な理系科目を少しずつ扱っています)。一度に3教科は大変と思いタイムラグ作ったのにやはり大変でした。嚙めば味が出るスルメのような教材(印刷・放送とも)と今は思っています。

放送教材と呼ばれる教科書は遅々として読めませんでした。1月になってイレギュラーなことが起こりすぎて正直体調が読めなかったこともあります。特別処置は、病気や障害などがある人が事前申請で少し広いスペースを与えられ、多少の融通が利きます。ベッドでの受験も可らしいです。わたしは試験の際にいざというときのために水と薬の持ち込みをお願いしました。ただ、就学上の問題はまだありそうだし、試験の時も明らかに障害があるように見えないので、2回の試験で試験官が手伝ってくれることにばらつきがありました。放送大はそういう措置の必要な人が多いと聞いています。他大学ではどうなんでしょうね。学習センターでは今日反省会をするんだそうです。わたしは、過去アカハラに遭ったことを前もって受講科目の先生に伝えておくべきか迷っています。

力と運動は多分5名ほど、場と空間は2名(わたしも入れて)の受験で、皆が様々な科目を同時に試験します。うちの学習センターでは自然科学系人気ないらしいです。

勉強の話に戻ると、Web質問箱の使い方も慣れていなくて、質問を連発して先生を困らせてしまいました。教材中の文献について聞いたおかげで分かったこともありますけれど、質問にどの程度答えるかは先生の裁量によると本部で聞きました。

試験については、『力と物理』はあと1問ほどで落ちたのではと思っています。4択マーク方式10問で、過去問に似たような問題はありますがよく読むと微妙に言葉が変えてあって選択肢が逆の意味になっていることがあります。先生の方針で解答は出していないのでどこかで文句を言っている人がいましたが、膨大にある式を抑えて概念的な理解を問うている問題だと思います。出題内容は印刷教材に大体書いてあることなのは本当です。

授業内容ですが、宇宙の話が好きなわたしには、『力と物理』の放送で3回くらいはやぶさ特集をしたり、印刷教材にもロケットの速度があったり、ダークマターの話をするときに重要なビリアル定理が出てきたりしたのが楽しかったです。力学の定理を使った木製のおもちゃを作っている作家さんを紹介し、まるまるそれが放送になったことも(剛体のところ)。ドリフトやサイクロトロンも面白いものがあるもんだと。実験や手作り「おもちゃ」もありますし。

『場と空間』は電磁気学と場の理論の科目です。『力と物理』の最後頃テンソルが現れ、『場と空間』の終わりの方の印刷教材は特殊・一般相対性理論の概念を紹介しながら計算はずっとテンソルだったので、今後慣れないとな、と思っています。偏微分とダイバージェンスやローテーションの基本的な計算は復習もして何とか準備しました。いろんな大学で作っているオンライン教材も参考にしました。『力と運動』では印刷教材を読み込めなかったので、4日後の『場と空間』の試験では2日かけて印刷教材を通読しました。突発的トラブルさえなければ、これまでの放送大の試験での反省点からノートもきちんと作りたかったのですけれど。まだ勉強は続くのでこれからやります。

『量子と統計』は実験とかあまりできずに、もう何語ですかというものが目の前で展開されていくのです。ディラックが「ブラ」「ケット」というものをシャレで作ったという話は面白かったかも。たまにニュートリノなど出てくると見知らぬ人の中で知り合いに会ったようでした。

ちなみに先生方はみなファラデーを非常に尊敬しているという印象を持ちました(出身大学は違う方もいるけど東大系)。英国まで行ってロケしたファラデーの手書きノートなども『物理の世界』で見ました。授業時間は45分、実際は40分くらいなので時間が足りないと先生が口を揃えておっしゃってますね。

『入門微分積分(’16)』も印刷教材欄外にある通り必要なので、1学期に印刷教材も買ってざっと見ましたけど、なかなか問題解くまで到りませんでした。『入門線型代数(’14)』も同じくです。両方もうちょっと真面目にやらないと。数学・物理は手を動かしてナンボなんですが、何も書けないと辛いですね。

今後は放送大の教材もやりますが、力学の問題演習系で思い当たる本もあるのでそのうち。問題演習をすると「なるほどー」となることに気がついたので。

もうすぐ出願期間で、来期は最低『量子と統計の物理』が再試験としてあるし、他に数学を取ろうかなどと迷っています。録りためたものはいろいろあるので見るかも。院は語学系の予定。面接授業は病気のペットがいるため隣県までになりそうです。

TBS金曜ドラマ『アンナチュラル』(法医学)。

ヨシダヒロコです。

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地上波のドラマはそんなに見ているわけではありませんが、『コウノドリ』の産科の次に、期待できそうな法医学が来ました。今までの法医学ドラマで知っているのは名取裕子のシリーズで、旦那さんが警察のそこそこの地位にいるため予定調和的に話が解決するというものでした。つまらん。放送大の試験のため『アンナチュラル』2話をまだ見ていませんが、1話は最後までどんでん返しが続いてどうなるか分からなかったです。法医学ドラマであると同時に、質のいいミステリーでもあると思います。

ただ、法医学ですからご遺体を解剖します。表現は控えてありますが死因がどうしたとか人によっては拒否反応を起こすかもしれないです。そういうのが苦手な人には向いてないかな。明日まで見逃し配信中の2話は練炭心中ですし。リアルなミステリーが好きな人には向いていそうです。

舞台は、内閣府がもともと作った「不自然死(unnatural death)」を解明するためのUDI(unnatural death investigation)ラボです。1話の中でも言ってますが、人の死因は警察などで結構適当に決められることがあります。下の方にも書きます。

主演は石原さとみ、法医解剖医・三澄(みすみ)ミコトの役。朝から美味しそうに天丼ほおばる姿は『コウノドリ』の下屋先生みたいです。身体が資本ですものね。もう1人の非協力的なベテラン法医解剖医・中堂役が井浦新、ミコトの同僚の臨床検査技師・東海林役が市川実日子、医学生バイトの久部役が窪田正孝、ラボの所長役が松重豊です。ミコトのお母さんは薬師丸ひろ子。薬師丸さんはこういう役がすっかり似合うようになったなあ。

ミコトは一見元気でテキパキ仕事をしますし、7Kと言われる職場環境でもめげません。芯も強くて筋を通すところは通します。ご遺体の代弁者となっているのかもしれません。ただどこか影があり、そこが魅力的です。

その他、今こんな昔のUKドラマが途中になっているのですが(ヘレン・ミレンのテニスン警部がとにかくかっこいい!)守秘義務と責任がある仕事をしている女性は(男性でも)、パートナーになんでも話すわけにはいかず仲に亀裂が入ってしまったりします。見ていて悲しいですね。どっちのドラマもそうなんです。

 

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翻訳には死体検案書というジャンルがあります。だいぶ前に仕事がなく、何かありませんかとお願いしたら来たことがあります。リピートはなかったのでそんなに出来がよくなかったのかも。とても厳粛な気持ちで訳しました。またあれば是非やってみたいです。仕事歴はWorksにあり、アップデート適宜しています。

法医学の一般書と言えば上野正彦先生ですが、探したらこんな本が出てきました。監察医のなり手が少なく、たしか高齢化も進んでいてと。複数うちにあったと思いますが、同じような話が多かった覚えがあります。仕事が来た10年以上前読んだ本ですから、今の日本ではどうなっているのだろう。解剖が行われるかは地域格差も大きいです。そこをミコトがバリバリ解剖して問題を解決しているので頼もしく、なんだかホッとするのです。

左巻先生ご夫妻の検定外教科書『大人のやりなおし中学生物 木と草の違いはどこにあるの?ごはんをかむとなぜ甘くなる?』読了。

ヨシダヒロコです。

翻訳祭で話した本のうちでラストから2冊目。実はこれが易しそうに見えてなかなかどうしていい意味で期待を裏切りました。初学者の場合レイアウトも大事だと思っています。この本は手書きイラスト、色つきの部分、文字の配分が良く、好感が持てました。

わざわざ「左巻先生の」と断ったのは、理科教育やニセ科学批判問題で有名な方だからです。ニセ科学とは科学に見えてそうでないものを指し、例を挙げれば「水にきれいな言葉をかけたらきれいな結晶を作る」みたいなものです。ご夫妻で教育現場に長年おられて、著書も沢山ありますがこれが初めて読む本になりました。下に挙げる「高校生物」の化学版(左巻先生著)はレファレンスとして秋に買いました。

中学生物だけでなく、高校生物の検定外教科書もあります。著者からいって間違いないのでそのうち揃えておきたいのですが。

共著者は北大理学部の教授をされていた栃内先生。ブログつながりが長く、今はよくTwitterを拝見している先生です。『進化から見た病気――「ダーウィン医学」のすすめ』(ブログ掲載時に題名間違ってました、すいません!)は2009年出版時に読んでブログにレビュー(リンク)があります。

 

「中学理科」は題名にあるとおり、大人が生物をやりなおす場面になったときのための検定外教科書です。1章30分で読めるように書いたとあり、確かに読みやすいです。Amazonにページの画像があります。検定外のため、文科省の指導要綱には従ってない部分があり、元塾講師・家庭教師として思うにはDNAのあたりがかなり突っ込んであるのがそうでしょうか。最近は知りませんが、中学校ではほとんどやらないのではないでしょうか。

読者対象はこんな人々。P3より、

1.仕事や学業で生物の基礎を短時間で学び直したい大人。

2.中学生物を短時間で復習したい中学生、高校生。

3.中学生物の全体を知るために予習したい中学生。

このうち、1.の人がメインだそうです。受験準備にもいいと思います。

さらに目次をあげておきます。

第1章 植物の体のつくりと働き・暮らし

第2章 植物の仲間とその歴史

第3章 動物の暮らしと体のつくり

第4章 動物の仲間とその歴史

第5章 生物の細胞と発生

第6章 生物の遺伝

第7章 生物どうしのつながり

第8章 生物の進化

第9章 生物の歴史

第10章 人類の成り立ち

4択ミニテストが随所にはさんであり、簡単そうに見えて意外に間違えてしまうのですが、理解度を確認できます。とはいっても基本的に読み物なので、見開きなどでコラムがあって「へええ」「ほー」という内容で読みでがあります。これだけ内容があって、もし読者が理解できたら簡単にニセ科学にもだまされないのでは?と思うくらい。

わたしは前半を読んでいて、「ああこんな話子供の頃に大好きだったなあ」と思い、分子生物学のところは一応確認のために読み、「遺伝子組み替え」のコラムを頷きつつ読み(知らないことがあった)、最後の方で、太古の昔にあった植物や恐竜の絵や描写があるので、今そういう生き物が生きていたらどんなだったかなと想像したりしました。

字はまあありますが、新書サイズで小さいのでどこにでも持っていって読めます。生物はとても範囲が広いと放送大学の院で授業を取ったときに教わりました。この本は「中学」と付いてはいても、今の時代を生きていくのに最低限必要な知識を楽しく読書してつけられる本だと思います。

「理系のハナシは難しいと思っていませんか?実は中学レベルの約束事を知っていれば、内容の多くを理解できます」(裏表紙より)。

Eテレ『ハートネット』でパラリンピックを知ろう!

ヨシダヒロコです。

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1個前の新年の挨拶で書いた「言いたいこと」というのは例えばこんなことてす。前回のパラリンピックはかろうじて開会式といくつかの競技を見たくらい、あとハートネットで広瀬アリスをレポーターにしていろいろ取材されたものを見たくらいです。開会式で、開催の母体となる団体がそもそも違うことを知りました。

わたしの障害はパラの対象になっていませんが、この間この10月に放送があった再放送を見て(明日2018/01/04の午後1時台に再放送です)、もう開催まで1000日を切って、会場が大阪だと知りました。ルー大柴さんが司会で、まだ「藪からスティック」言ってました。

http://www.nhk.or.jp/heart-net/index.html

題名はこれ。放送カレンダーをリスト表示にすると再放送が見えます。基本的に昼が再放送で、1番組を2回放送します。

「シリーズ 1000日前 東京大会へ! 第1回 パラリンピックが日本を変える!?」

「シリーズ 1000日前 東京大会へ! 第2回 より速く!より強く! —2つの新競技の魅力に迫る—」

「シリーズ 1000日前 東京大会へ! 第3回 走る ―パラ陸上・知的障害 川上春菜 ―」

(最近家族から聞いたような気がするけど、川上さんは能登出身です)

地道に障害者、マイノリティ、介護、いろいろ困ったことになっている人を取り上げている番組で、2年半前くらいにナチスのT-4実験を取材して最初に放送したのはここです。あとでNスペになりましたが。他にもっと知名度の高いバラエティ『バリバラ』、これも地道な15分番組『ろうを生きる 難聴を生きる』があり、後者から『静かでうるさい居酒屋』がハートネットにスピンオフした覚えがあります。

冬のパラリンピックもあり、これから4回特集します。見られなかったりしてもしばらくすると番組書き起こしがでます。再放送は割とよくあるけど、オンデマンドには入らないから。それに、最近テレビは見ない人増えてるし。とはいえ福祉についてはこの局は頑張ってます(他局もやってくれれば嬉しいです)。

パラリンピックの翻訳通訳やりたい!と思っている人もいるでしょう。前回オリンピック(パラは情報少なくて……)でプロの通訳さんがやるはずだったヒーローインタビューがボランティアに回ってきて、出来なかったことをぽろっとブログで書いてしまい、本職の人に呆れられていたことがありました。他にも有名選手を知らなかったとか。わたしは翻訳ですが、通訳さんの本は好きで読みます。アスリートにとっては一生に一度のインタビューかもしれません。どっちをやりたい人も今から知識はつけておきましょう。

その他、日本のバリアフリーはダメダメな印象があるし、世界各国からくる身体障害者が多い選手の皆さんがいやな思いをしないか、今からわたしは気になっています。わたしのような精神障害でも疲れやすかったりすることがあり、たとえ五体満足でもいつも身体が動く訳ではありません。エレベーターの位置が分かりにくい駅があると気になります。『バリバラ』で見ましたが、東京でも「この駅で下りられても困る、隣で降りてくれ」みたいなことがあるそうで。

選手の環境もいいとはいえず、車いすラグビーやバスケで「床が傷む」として体育館が使えないことも珍しくないらしいです。

今回、障害者レポーターが2名採用されました(期限付きにしてほしくなかったけど)。見た感じ和み系の女子ふたりですが、障害には誰もがいろんなヒストリーを持っており、それは皆違うんです。彼女たちも大変なこと沢山あったんじゃないかな。レポーターとしての成長も見守っていきたいです。

2018年、あけまして。

ヨシダヒロコです。

昨年末は年賀状で、Photoshopを初めて使い無謀にもコラージュを作りました。プリンタはCanonではありませんが(デジイチはCanon)、これはCanonのサイトから結構選んだ画像です。柴でしょうね。

 

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新しい年を迎えたとて、机組み立て中の部屋はなかなか片付くことはなく、気持ちや身体が休みになったかというとあんまりそんなこともないんですが。身内が猫連れて来たので、きれいな毛皮をなでて心の慰めにはなりました。この子はフェレットやわたしに興味を持って探検しに来るのですが、中年にさしかかったので以前ほどの勢いはないです。ただ、跳ねる姿はバネでも中に入っているかのよう。

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フェレットも猫ミルクのおかげで体重が少し増え、3が日が明けたら今年第1回めの点滴に行ってきます。

今年も自分の思うこと、お薦めなもの勝手に書いていきますが、よろしくおつきあいください。

 

2017年を振り返り(プライベート)。

ヨシダヒロコです。

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富山県美術館に行く途中の環水公園。

去年は特に体調面で激動の年だったのですが、今年は快方に向かう一方で、人間関係の悩みが大きかった年でした。

わたしは一生もののメンタルな病(障害年金受給者=2級以上で、わたしは2級)を持っており、過去受けた性被害やDVのフラッシュバックやパニックといった、PTSDまではいかない後遺症を抱えています。前者は薬で何とかなってますが後者はいつ快方に向かうのか全然分からず、相互に関係しています。後者は今年進展はあってよかったのですが。この発言だけ読む人もいそうなので一応書いておきます。

問題は、わたしが外出先や人に接しているときに病気っぽくなく見えるらしいのです。実際より。それで「そこまで今は悪くないのでは?」と思われることが役所など複数の場面であるのに、秋までは予定を入れてもその日起きてみないと分からないとか、頭痛が起きると行けるか分からないことがありました。田舎では必須の運転を控えている上にこの状態では、外に働きにも行けませんでした。

秋以降、今年は秋を通り抜けて晩秋になってしまいましたが、身体も軽くなって前から努力はしていたダイエットが進みました。薬自体に太りやすい副作用があったり天候不順で散歩できなかったり。うちでヨガ、たまに筋トレをする習慣がついたことも、メンタルと頭痛の両方に良かったのではと思います。

人間関係について一般的に書くと、わたしは先に書いたDV被害で逃げてきて、実際に会える近くの知り合いを一新しなければなりませんでした。今の知り合いは遠くの人も近くの人も、翻訳者の人もそうでない人もSNSで出会ったか再会した人が多いです。リアルの知り合いも含め、今年は訪問看護師さんに相談してそうしたケースも含め人との別れが多く、年明けに悪縁を切るお守りなんて買いましたがほんとにそんなのばかりでした。近所の友人は「そういう年だったんだね」と言いましたが、その後で翻訳祭で大挽回したとはいえ、SNSって一体何だろうと。

わたしは昔、通翻ジャーナルが月刊だった頃、そして院を中退して中途で就職したらすごいブラックで(この言葉はまだなかった)、将来に迷っていたころに翻訳フォーラムの特集記事を読みました。それでPC買って。当時Windows95、富士通はえらく羽振りが良い様子で、ミニタワーが26万くらいでした。

フォーラムでは自己紹介の部屋、文学系、医学系、IT(その頃はITとは呼んでなかったと思いますが)、3行で言いたいことをまとめる部屋、フリートークなどあったと思いますが、わたしは音楽部屋の住人で、夜はチャットばかり。画面は黒字に白文字のMS-DOS風でした。発言の字はぎっしりな方が多く、なのでいまでもアメブロあたりの無駄な改行や空行には全然慣れません。

IDが発言に表示されるので完璧に名無し書き捨てでいることは難しく、揉め事もありましたがシスオペという管理人さんがいざとなったら収めてくれていました。わたしはオフにもよく出てました。このサービスのあったNifty-Serveがなくなって、インターネット上フォーラム→現在の形式になっているはずです。

インターネットも割とはじめの方は誰かの個人ホームページや掲示板に行って交流していました。後になって出てきたのがSNSやSkype、LINEなどのツールです。わたしはLINEは一時使って今は入れておらず、SNSはMySpace、mixi 、LinkedIn、Twitter、 Facebook、Instagramなどを使っていて、最初の3個は止めるかなくなるかしました。後3個は2009~2012くらいに始めて、写真を撮って出すだけのInstagramが今は一番楽です(文章は入れますが)。ブログは知る限り15年くらい前にはもう英語圏にありました。

院生の時の主治医に言われたことがありますが、「人には直接会った方がいい、次が電話その次がメール」(当時メールは普及してなかった気がしますけど……何だったっけ?手紙かな?)だそうです。ネットでは、相手の顔を直接見ていたらこんなことになっただろうかということが起こります。画面の向こうの相手がショックを受けたり嘆き悲しんでいるところが見えないから自分の都合や感情でものを言ってしまいがちなのと、メールのやりとりでも何でも短い間に話が進んで、カーッとなっているうちに取り返しのつかないことになる場合があるからです。

まあ、史実か知りませんが「話せばわかる」と言った板垣も殺されてしまいましたから、そんな簡単なものではないでしょうけど。

わたし自身は、指摘されて自覚しているのですがものをはっきり言うようです。時々振り返ってはいます。特に言葉を扱う翻訳者さんが、言葉の難しさをよく知っているはずなのにそれはないよね?という場面があり1ヶ月いたずらに雑炊のレパートリーが増えたりしました。年の終わりに来て、そんなこんなをまだ振り切っていません。

昨日のエントリで「影響力のある人は」と書いたけど自分でも書く努力をしてみようと思って少し書いてみました。今年は翻訳フォーラムで過去交流のあった方々と久しぶりに会話する機会がありました。前に古い友達と疎遠になったときも、再会してあの空白は何だったの?みたいにしゃべるしゃべるということが複数回ありました。でもそれはリアルの繋がりがあって初めて可能になることなのかもしれず、ついたり離れたりが激しいSNSだけでの付き合いでは、それなりに自衛しながら使うことが大事だろうと思うのです。

年の終わりになって、大事なフェレットの大病が分かりました。喪中ハガキの故人の年齢に驚き、故人に面識はありませんでしたが知り合いが心配で都合つき次第お花を送ったり、生死について考えることも多かった年でした。

なるたけ安寧に暮らしてゆくにはどうしたらいいのか、賢治の『雨ニモマケズ』の「サムサノナツ」のところにあるように、これからもまたオロオロ歩くのだと思います(ヒドリノトキハナミダヲナガシ/サムサノナツハオロオロアルキ、青空文庫より)。