クローンイタチを作ってやるといわれたら。

わたしはイタチの一種であるフェレットを飼っている。犬猫のようにあまり長生きせず、がんばって8年くらい。ヒトにはよくなついてくれる。

誤食をしやすく体が細長いので、腸に詰まって腸閉塞で死ぬ子もいる。がんで死ぬ子も、副腎の病気で死ぬ子もいる。わたしも2匹ほどを見送った。覚悟していてもお別れは悲しい。今でも遺品を飾ったり、写真を目立つところに貼ったりしている。今いるのは1匹だけだが、お友達を飼ってあげたい。

で、クローンイタチを作ってやるといわれたら、である。わたしなら断る。死んだ子にも、クローンとして生まれてきた子にも失礼である。百歩譲って、別の個体として可愛がるならばまだましだが。

わたしが黒っぽい子ばかり買うのは、最初の子が黒っぽかったからだろうが、違う名前をつけ、違う個性として可愛がっている。2年ほど前に亡くなった子は庭に埋めた。2度と会えないけど、一緒にいた間本当に楽しかった。将来はまた別のイタチが待っている。ペットとの出会いは一期一会なので、亡くなった子は眠らせてあげたい。化けて出るのは大歓迎、である。

ペットをなくした話、というとこんなホラー小説がある。映画もまあまあ良かった(映画は「ペット・セメタリー」)。

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矢沢が目立たなくなった。

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↑矢沢のブルーレイのCMが見られる。

年末年始を過ぎてから、このCMをあまり見かけなくなった。引越しの多い春になるとまた流れるのかもしれないが。そういえばプレミアムモルツのCMでも矢沢は扱いが小さくなった。単価が高いのかしら。今一番売れているのは単価安目のベッキー(18本)だそうだし。

富山3区、相本氏出馬へ。

鬱病太郎のおかげであまりブログが書けていません。ご容赦を。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E6%9C%AC%E8%8A%B3%E5%BD%A6の魚拓

相本芳彦氏、富山3区から出馬ということで昨日記者会見がありました。勤め先の北日本放送(KNB)には辞表を出したそうです。たしか、ニュース映像では小沢さんと握手していたんじゃないかな。富山3区は自民党候補ばかりが出ている区だったので、ある意味楽しみ。

選挙も「いらっしゃいませ」になるか?

http://www.knb.ne.jp/program/aimoto.htm

富山では有名人の、アナウンサー、相本氏が民主党から出馬の要請を受けているという(富山3区)。上のリンクは番組HPのもの。

民主党は、できれば1回政権を取ってみてほしいんだけど、タレントに走るとは。横峯パパなど前例はあるが、何だかがっかりです。相本氏は考え中らしい。

「科学を選んだ女性たち―おもしろそうでワクワク、探求心ウキウキ 」(東京理科大学・坊っちゃん選書) (単行本)

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東京理科大が出している一連の本があるようで、その1冊。助教の方々(もちろん女性)がどんな風に今のポストに付いたか、それと学生の座談会がある。

理科大の提灯記事と言っていえなくもないのだが、助教の方々が軽やかにキャリアを積み重ねていくさまは読ませるし、うらやましいけど参考になった。

ほかの大学でもこういうのやればいいのに。

あれから40年。

さっき、学生運動のドラマが放映されていた。「佐々さん」と言っていたから佐々淳之の原作かな?

ちょうどわたしが生まれたころ、東大をはじめとする大学ではバリケードを作って、学生たちと警察が戦っていた。どうしてそんなことになったのかはよく知っているわけではないのだけれど、最近の政治の失態なんかを見ていると、「暴れたい」と思う気持ちは分かるような気がする。

でも、「彼らが戦った結果が今、40年後にこうなっているわけじゃん」と思うと、「暴れても仕方ないよな」と。

もちろん、今年の選挙には行くけどね。

映画「明日の記憶」。

先ほど地上波でやっていたのを見ました。見るのは2回目。1回目であまり良さが分からなかったので……。

アマゾンでの説明。

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若年性アルツハイマーと聞くと、悲痛なドラマを連想するが、本作は観終わってどこか希望の光を感じさせる。それでいて、病気の現実を真正面からとらえる。この意味で、ひじょうに好感が持てる作品である。渡辺謙が演じる主人公は、50歳を前にして物忘れがどんどんひどくなる。最初に彼が受ける病院の検査から、観る者に同時体験させることで、アルツハイマーの怖さをリアルに実感させていくのだ。もし自分が、あるいは家族や同僚が…と切迫感を高める展開が見事。
これ以前の作品ではトリッキーな演出で賛否もあった堤幸彦監督だが、本作では記憶が曖昧になっていくドラマに、その演出方法がピタリと合っている。この種の映画では、得てして悲劇だけが全面に押し出されがちだが、周囲の人間のさまざまな反応、とくに相手がアルツハイマーであることを利用しようとする人間の悪い部分もさり気なく盛り込み、多面的に考えさせるところが秀逸。木梨憲武、大滝秀治ら脇役の存在感も光っている。クライマックスからラストが、これほど心地よいのはなぜだろう? それは作り手の、人生に対する賛歌が託されているからである。(斉藤博昭)
(アマゾンの説明ここまで)

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渡辺謙演じる部長は、猛烈サラリーマン。家庭を顧みず、仕事をバリバリし夜も飲み歩く。そんな彼が若年性アルツハイマーになった。会社の部下に惜しまれながらも、閑職に追いやられ辞表を出す。一人娘が結婚するまではと早期退職に応じかなったのだ。

樋口可南子演じる妻は、夫が病気になるまでは専業主婦だったが、働きに出る決心をする。うち中に張り紙をし、夫が物を忘れないよう気遣いをするが、心配りが無駄になることも度々で、心が折れそうになりながら介護をしている。

ある日、夫は本の隙間から封筒を見つけた。それが実は……。という感じ。

患者さんが持つであろう妄想もリアルだし、周囲の人はちょっと親切すぎるかなという感じだけど、おおむね悲壮感がない。簡単なお涙頂戴にしなかったところがよい。最後のほうは、ファンタジーが入っているのかな。

いい映画を観ました。

「実験室の笑える?笑えない!事故実例集」

下に書いたような例がたくさん出てくる、非常にスリリングな1冊です。実験していたころのことを思い出してなんか切なくなりました。

 研究室に古い塩素ガスのボンベ(2kg分くらい)がありまして、「いい加減古いからそろそろ引き取ってもらおう」ということで、ガス屋さんに処理を依頼しました。ガス屋さんはそのボンベに古いニードルバルブが付いていたので、ドラフト内でバルブをスパナで外そうとしました。

 そうしたら、ボンベのおおもとのバルブが根元からぽっきり折れて塩素ガスが「ブシュー」と・・・その部屋にいた人はみんな慌てて逃げ、教授みずから手書きのドクロマークが一日その部屋にはってありました。

 次の日に、その部屋に入ってみると、アングル、スパチュラ、フロッピーディスクなどすべてが緑色に粉吹いていました。一番困ったのは感熱紙のチャートで、真っ黒に変色していました。ガス屋さんからは、その後、なんの連絡もありません。

年末のPCクラッシュ。

年末のこと。画像のたくさん入った重いワードファイルをTradosで作業していたら、PCが動かなくなった。納期は元旦。

この時点で作業はほとんど手付かずのまま。頭真っ白。

幸いPCのリストアCDというものがあったので、それを放り込んでWindowsXPから順番にインストールした。1,2時間で何とか使えるようになったので、作業を再開。無事納品した。

貴重な経験値になった。

ペットの写真が消えてしまったのがちと悲しい。