今さらですが『山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた』を読んでみた(2015/07/26)。

ヨシダヒロコです。

この本を買ったのは第2版の時、発行は2012年10月16日と奥付にあります。
つまり、山中先生の受賞後すぐに買った本だったのですが、この年は個人的に色々ありまして。リアルでわたしに会ったことのある人もあまり分からなかったと思いますが、かなり体調の変動が激しく、2013年の終わり頃まで続きました。今は大きな波はないですが、微調整は続けています。

そんなわけで、「最近ヨシダさんはやたら本を読んでいるような」と思われた方、その通りで、前は心身共に余裕がなかったのです。今は多少気持ちにゆとりがないときでも、寝る前に本を開くと落ち着くようになったかも。

積ん読を少しでも減らすのは今年やりたいことの1つですから。

さて、「この本読まないと」と思い出したきっかけは、大阪在住の知り合い(一般人)が山中先生の講演に行ってきたと春頃聞いたからです。その内容はこの本にもありますし、ネット(下のリンク)にもあります。ちなみに抽選倍率は5倍だったそうで、本読み終わった後CiRAのサイトに行ったら、山中先生、講演依頼が来すぎている感じでした。近所に来られないかなと思ったんですが、ニュースリリースでも分からなければ広報にメール出してみますかね。

講演の持ちネタはこんな感じだそうです。
ノーベル賞・山中伸弥氏「手術がヘタで、“ジャマナカ”と呼ばれてた」 挫折したことがiPS細胞研究につながる

山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた

山中 伸弥

講談社

2012-10-11

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ノーベル賞取った日本人研究者はいろいろいらっしゃるのに、山中先生は(褒めているんですけど)一般人受けするというか、一般向けの講演でも人気が高いようですね。亡くなってもずっと何かのネタにされているアインシュタインのようです。かつて研究者になりたかったわたしは、先生が手柄を独り占めしないというか、部下に当たる学生や研究員について「足を向けて寝られません」みたいな言い方をするのに感銘を受けました。上で書いた大阪の講演でも、「うちの研究員をよろしく」とおっしゃっていたそうです。

そういえば今日、「卓越研究員」なるよく分からないもののお達しが国から出たそうな。

フジロックにこの本と『知ろうとすること』、読みかけのエピゲノムの本を持っていったんですが、前2冊が読みやすく、ほとんど片付いてしまいました。ES細胞やiPS細胞の初歩もやさしく書いてあり、ちょうどその辺を読んでいるわたしには分かりやすかったです。分かんない人には「これなんだろ?」と興味を惹くかもしれません。かつて分からないながらもノーベル賞受賞者の本を読んでいた、高校生の頃のわたしのような子供には。中学生でも行けるかもしれません。よく分かるには、生物とか分子生物学の知識が少しでもあったら面白いと思います。

STAPの騒ぎの横でも淡々と進んでいた、理研CDB・高橋政代プロジェクトリーダーのiPS細胞を使った眼の治療ですが、この本が出たときにはとっくにGoサインが出てたんですね。欄外にありました。

もちろん応用についても大事なことですが、この本を読んで「不思議だな」と思ったのは、山中先生が語った「iPS細胞とES細胞は作り方が全然違うのに似ている」という言葉でした。どうしてそうなるんだろう?と。本の出版後分かったことも沢山あるでしょうから、また何か探してみたいです。

最後に、CiRAは寄付を募っていて、最後のページまるまる使って書いてありますが、実験するのにお金があるかどうかってのは切実な問題で、大学を替わったことのあるわたしは「全然違う」みたいのを経験しました。どちらの先生も、部屋にこもっては研究費獲得その他の書類書きをしていたことをよく覚えています。

(2015/07/31 22:18追記:今日の『あさイチ』で先生ご自身がおっしゃっていましたが、募金は非正規雇用の研究員やスタッフなどの雇用期間を延ばすために使われるそうです。研究員(ポスドク)は雇用が3年とか5年とか限られていて、社会問題になっています。番組中、先生は「こないだも非正規の研究員がやめると知ってがっくりした」とおっしゃっていました)

せめて、この本は定価で買いましょうね。

みんな読んだ方が良い、『知ろうとすること』&”We Want To Know”-English Version Kindle Out!(2015/07/26)。

ヨシダヒロコです。

Twitterなどの科学系の皆さんを中心にお薦めされていた本をようやく読みました。

知ろうとすること。 (新潮文庫)

早野 龍五

新潮社

2014-09-27

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発売当時から「買おう」と思いつつ、買ったのが冬。それから積ん読になってました。

フジロックに富山から片道4時間ほどかけて鈍行で行ったのですが、行きの間に読み終わりました。対談形式なので文章も読みやすいし、難しい内容ではないからです。ページ数も少なく、さらっと読めますが、内容は軽いものではありません。よくこの値段で、と感心しました。

東日本大震災からもう4年以上、その間に放射線について勉強した人はいたけど、正直まだ分からない人も多いのではないでしょうか。この本では、「福島ではこんな試みがありますよ」ということを、最初はなりゆきで関わることになった物理学者の早野先生と、そのツイートをウォッチしていた糸井重里さんの、内容はあるし深いんだけど、ぐいぐい引っ張って行かれるような対談で書かれています。

ちなみに、化学式や原子など難しそうなものは一切出てこず、文章だけで分からせようとしてくれます。福島の方もまだいろいろあるでしょうから読んで頂きたいとともに、それ以外の都道府県の方が少しでも正しい理解をする助けになる本と思います。

例えば、こんなことが書いてあります。

糸井重里さんが言っているのは、

「デマや差別に対しては、当事者ではない第三者が分かっていることを伝えて、当たり前に『大丈夫だ』といったり、科学者などではない『弱い力』が大事。データがあっても、それを信じるかという心の問題は難しい」。

心の問題は全く難しく、後で出す菊池先生がよくツイートで「理解することと納得することは別」と書いていて、早野先生も「ベイビースキャン(赤ちゃんや小さな子供用のホールボディーカウンター)はお母さん方に納得してもらうためだけに作った」と。

P107で早野先生は、

「先ほども言いましたように、やっぱり放射線に関しては『量』の問題を踏まえなくてはいけない、放射線は、健康に関して無害なわけではない。ただ、デマとか間違った情報というのは、福島ではありえないような高い線量のケースを引き合いに出していて、それをあたかも福島で起こるかのように言ってるんです。それは2011年の早い段階では、仕方がないケースもあったかもしれない。ショッキングな警告としての役目はあったのかもしれない。それは、ぼくは否定しません。
だけれども、ここまでの時間が過ぎて、これだけのデータが出そろって、線量の低さも非常に明確に分かってきた。この今の段階で、そういう話をするのは、ありえないし、あってはならないと思う」

とおっしゃっています。全くその通りで、今でもこういう煽り方している人いますよね。

この本は、今日英訳されてKindleで売られていることを知りました。外国の方に是非薦めてみてくださいませ。3日前の発売で、ただ今プライム会員は0円です。

We Want To Know: A conversation about radiation and its effects in the aftermath of Japan’s worst nuclear accident (English Edition)

Ryugo Hayano

Tokyo Itoi Shigesato Office

2015-07-23

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この本は入門なので、ベクトルとかシーベルトとか知りたくなった方はこちらをどうぞ。

いちから聞きたい放射線のほんとう: いま知っておきたい22の話 (単行本)

菊池 誠

筑摩書房

2014-03-15

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わたしのレビューはこちらです。

「いちから聞きたい放射能のほんとう いま知っておきたい22の話」の簡潔なレビュー。

それ以上の難しい本は、候補はあるのですがまだ読めてません。余裕できたらまたご紹介します。

【告知】◆□◆映画に学ぶスペイン語(全3回)◆□◆ 8月6日(木)、8月20日(木)、9月3日(木)(イスパニカ)。

ヨシダヒロコです。

前回受けた映画講座が帰ってきました。
わたしは遠隔Skypeでした。事前に見ておかないときついですが、自分の思いも付かないスペイン語圏の映画を紹介してもらえます。ラテンアメリカの独特の表現とか……。前に書いたら見に来られた方いたようなので。

(以下引用)
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8月6日(木)、8月20日(木)、9月3日(木)
隔週木曜日 19:00-21:00【全3回】
要予約:03-5544-8335
または gogaku@hispanica.jp まで
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春に人気だったクラスが帰ってきます。ラテンアメリカ文学者で映像にも詳しい柳原孝敦先生が、各回1本スペイン語映画を取り上げ、その映画にまつわるエピソードから、時代背景、文学とのかかわり、注目すべき台詞などをピックアップして解説します。
取り上げる映画は以下の通り。

・8月6日
『ボルベール〈帰郷〉』(2006年、監督:ペドロ・アルモドバル)

・8月20日
『ウェルカム!ヘヴン』(2001年、監督:アグスティン・ディアス・ヤネス)

・9月3日
『靴に恋して』(2002年、監督:ラモン・サラサール)

スペイン語のレベルには関係なく、どなたにも参加いただけるクラスです。この機会に是非お運びください。

■受講料:16,200円(税込)

■レベル:初級から上級レベルまで、どなたでも。
※1回のみの参加ご希望の方はご相談ください。

■会場:イスパニカ溜池山王教室 MAP
銀座線・南北線「溜池山王」駅8番出口前
千代田線「国会議事堂前」5番出口から3分
【講師】
柳原孝敦(やなぎはら たかあつ)
東京外国語大学外国語学部スペイン語学科卒業。同大学大学院博士後期課程満期退学。専門は、スペイン語文学・思想文化論。現在は東京大学大学院人文社会系研究科准教授。著書に『映画に学ぶスペイン語』(東洋書店)、『ラテンアメリカ主義のレトリック』(エディマン/新宿書房)、翻訳書に、ロベルト・ボラーニョ『野生の探偵たち』共訳(白水社)、フィデル・カストロ『チェ・ゲバラの記憶』監訳(トランスワールドジャパン)アレホ・カルペンティエール『春の祭典』(国書刊行会)等がある。

※お申し込み、お問い合わせは、03-5544-8335 または gogaku@hispanica.jp まで、お気軽に…!

—-
(ここまで引用)

柳原先生は大らかな方ですが、こんな一面もあって、最近この道の第一人者、って方が若いときにいろいろ悩んでいたという文章を読んでいろいろ共感するところがあります。

新入生向けに元々書かれたそうですけど。いろんな人に訴えかける文章だし、読みやすさがすばらしいなと思います。

東京大学文学部 ・大学院人文学会系研究科
「望むな、さらば与えなん」 柳原孝敦

初めてのフジロック(BOOM BOOM SATELLITES, FOO FIGHTERS)(2015/07/24)。

ヨシダヒロコです。

(2015/07/29 0:47追記:予想はしてましたが、結構このポスト検索で引っかかっているようです。デイヴの骨折説明のMCについては、あまり言葉を使っていたような覚えがなく、映像や図で説明していましたが、分かることは起きたら書きます)
(2015/07/30 22:47 追記:デイヴ骨折の顛末について語っていたことを思い出して書きます。その部分はハイライトしてあります。わたしは翻訳者なので通訳者ではなく、しかも6日も経っているので正確な再現は無理ですが)
(2015/08/01 15:07 追記:デイヴが「よろしく」と言っていたノエル・ギャラガーのメッセージを見つけたので最後に付けておきます)

ある意味、今とても満ち足りた気分です。
1997年の第1回フジロックを台風で断念して以来、チケット取っても仕事で上京できない、または前日にメンバー急病のため公演キャンセルの電話が……と悪運続きだったフーファイターズがやっと見られました。デビューから見てきて、今年20周年です。ギターヴォーカルのデイヴが言うには、7年日本に来てなかったと。そういえば、前のアルバムツアーの時、日本には来ず休養に入ったんだっけ。あの時はガッカリしましたね。

冬にヘッドライナーが決まってから行く準備はしていて、男女かまわず雑魚寝だけどという、新規にフジロック宿泊に参入したホテルにしました。お金があったらMUSEも見たかったですね。

本国では放映できなさそうなこれが気に入ってます。今日の人、楽しんできて下さいね。

まず、他も参考にしながら、メンバー紹介の時に演奏した曲も入れたセットリストです。

フジロック グリーンステージにて
1.Everlong
2.Monkey wrench
3.Learn to fly
4.Something from nothing
5.Pretender
6.Big me 巨大スクリーンを使った、骨折の説明(スタッフへ捧げる曲)
7.Congregation
8.Walk
メンバー紹介
9.I’m the One (Chris:Van Halen’s Cover)
10.Another one Bites the Dust(Nate and Taylor:Queen’s Cover)
11.Storm in Summer?(曲不明、Pat)
テイラーはドラムを叩かず、野球の野茂の応援歌みたいなチャンツをファンに歌わせ、デイヴに「変なの」と言われてました。他に、第1回フジロックの話もしてましたね。
12.Cold Day In The Sun
13. My Hero(acoustic)
14.Times like these
15.Under Pressure(音楽的ルーツとして:Queen/David Bowie’s cover)
16.All My life
17.Outside
18.Breakout
19.Best of you
(No encore)
2hours(21:00-23:00)

越後湯沢には鈍行乗り継いで4時間くらいで行けました。第三セクターになったので、障害者割引(5割)を知っていたら……。チケットは、かなりギリギリになって、行けなくなった方からチケット仲介サイトで譲って頂きました。少し安かった。

デイヴが足を折ったときには冷や冷やしたけど、前からGoogle Alertで”Foo Fighters”を登録して英字新聞の見出しだけでも読んでいるので、アメリカの独立記念日(バンドの記念日でもある)に復活して以降、行けそうかな、と思っていました。後でも書きますが、ピンチをチャンスに変えるデイヴはすごいと思いましたね。ヨーロッパツアーキャンセルした頃には「損失は……」って報道も出てましたから。

さて、ブンブンの前にフーファイを書きます。下の方に書いたけど、現地で同業の方と合流し、ブンブンを一緒に見て別れ間際に、「前の方に行く方法」を教えてもらいました。グリーンステージは、その前のモーターヘッドのファンがまだ残っていっぱいでした。それでも、そこそこ前に行けました。

開演しばらく前。これがデイヴの”Throne(王座)”です。

2015-07-24 20.26.21 2015-07-24 20.29.51
やがて、こんな派手な垂れ幕がかかって。
2015-07-24 20.32.37
2015-07-24 20.36.14で、垂れ幕が上がったら、そこには王座に乗ったデイヴやメンバーがいました。

演奏中の写真はこちらのレビューをどうぞ。
【ライブレポート】フー・ファイターズ@フジロック2015、2時間にも及ぶ大熱演

最初の2曲が好きな”The Colour and the Shape”からだったのは嬉しかったです。”Monkey Wrench”は大好きですが、未だに歌詞の意味が分かりません。

少し聞いて、どでかいアンプがステージの天井から床まで両サイドにあるのに気がつき、特にドラムの音圧がすごかった。デイヴのシャウトも、実際に聞くと何倍かうるさいし気に入りました。テイラーははじめ、「ソニーはハイレゾ」という青いはっぴを着ていました。暑くてすぐ脱いだけど。やっぱりお茶目な人ですね。

ハイライトすべきは、王座が花道まで張り出してきたときに”Big Me”をつま弾きながら、それをBGMにして、X線写真や王座のラフスケッチまで出して今回の顛末を語ってくれたことでしょう。「フーファイターズのライヴに来たことある人?初めての人?」と手を挙げさせ、”I usually rock”と言い出したときには、そんなの知ってるんだけど、何とも言えないおかしみを感じましたね。しかも事件の瞬間の映像まで流して。2回も。その後の演奏シーンの写真も。スタッフが足を押さえてたそうです。もっと前のオーディエンスが結構受けてたのかな、ぼそっという感じで”It’s not funny”と言ってました。

ここから追記です。まず、デイヴが曲を静かに弾きながら「俺の身に起こったことを話すよ」みたいに言いだし、そこから上のように「フーファイターズのライヴに来たことある人?」の流れになったのだと思います。(日本語でもWeb上に事件のソースがありますが)スウェーデンでライヴ中、激しく動き回っていて、ステージから落ちたと。その時の映像リピートして2回も見せてくれたんです。自分から落ちていっているようでした。デイヴは「クイーンでも何でも演奏しといて」とバンドに頼み、医者のところに行きました。その結果、足(腓骨)は折れていて、踵が脱臼していると言われました。デイヴはすぐにステージに戻るつもりだったから、外れた踵を戻してもらい(「ぐぎぎぎぎ……」と口で音を再現してました)、医者に許可をもらい、それでも足は動かせないので、長いすに足を伸ばしておき、スタッフに押さえてもらって演奏しました。その時の写真も出しました。

ライヴを終えて病院に行って、X線を撮ってもらいました。その写真もスクリーンに出ました。折れてました。手術の結果、あの時の写真ではぱっと見分かりませんがフーファイのデイヴのコメント(URLは下記)によると、6本のボルトが入っています。手術後の写真も見せてくれました。それで、「しばらくじっとしていなければいけないんだ」とWebにコメントを出し、グラストンベリーのヘッドライナーをはじめヨーロッパツアーをキャンセル。でも全てのツアーをキャンセルしたくなかったデイヴは策を思いつきました。医療用麻薬(麻酔薬)でハイになっていたときに思いついた”Throne(特注椅子、と訳されていますが、英語での意味は「王様女王様が座る椅子」です)”。そのラフスケッチを出し、スタッフがそれにしたがって作って、だからデイヴは”Big Me”を「スタッフに捧げる」と歌ったのです。7/4のワシントンでのライヴまでにTwitterで「出るよ」と告知し、あの格好で華々しく復活、と。

MCの内容を知りたかった方がいるようですが、この内容を写真を出しながらかいつまんで話したわけです。


英語が得意でない方でも、ライヴ見られなかった方でも、この写真で多少想像が付くのでは(ライヴ中に出たのと同じものです)。デイヴはこんな時に面白い文章書くなあ。

デイヴのコメント。写真があります。URLに注目。
http://foofighters.com/operation

あの王座に座っているデイヴは痛々しかったけど、背景が派手なので迫力ありました。演奏聞いてて今しばらくは歩けない人、とは思えなかったですし。2度ほど立ち上がって演奏して、大丈夫かと思いました。本当はあの王座、上にも上がるというか飛ぶようにしたかったんだそうですが、照明スタッフに止められたそうです。「あなたはもう足を1本折ってますよね?」って。
Dave Grohl says broken leg was a ‘beautiful blessing in disguise’ for Foo Fighters

ラフスケッチはこちらにあります(英語記事)。医療用モルヒネ(薬です)などでハイになって作ったらしい。記事中の動画は声が割れてるけど、日本でも大体同じことをやってます。モルヒネの話は省いたようですが。
Dave Grohl Was “High as a Kite” When He Designed His Giant Foo Fighters Throne

メンバー紹介で、リードギターをいつも忘れてしまうのですが、今回エディ・ヴァン・ヘイレンをばりばり完璧に弾いてくれたことで、すっかり気に入りました。しかも好きな1stの曲だし。テイラーはえらいこと人気者でした。わたしもこの人好きですけど。

デイヴは喋ったり煽ったり色んなことをしました。予想してたけど、f—xingが話の中に多いこと。「”My Hero”の『ヒーロー』は君たちだよ」とか、”I like you(a lot)”は何回か言ったし、いろんな国を回って、ということだと思うんだけど「ここは世界一静かなロックコンサートだ」というんです。オーディエンスが話を聞くから、マイクにささやいても声が通るんですよね。

ギターを持たずに花道に出て、後ろにギター2人付いてて、パットだかがピックを投げたんですけど、それを見たデイヴが「何もあげるものがない。じゃあキスを投げよう」と投げキッスしたり。

デイヴは途中辺りで、「7年来てなかったし、『もういい加減やめてくれ』というまでやるぞー」と言ってたのに、割ときっかり終わりました。1曲が軽く5分はあるような感じで、長かったですね。もちろん楽しいんですが。まわりのオーディエンスが呼びかけに反応しているのも割とびっくり。わたしは最初のうち割とデイヴの英語について行ってなかったのですが、リピーターさんは多いみたいです。「次は2年か3年で来られたら」みたいなことも言ってました。

「うるさい曲聴きたい人?」とか手を挙げさせて、皆そうらしかったので、終盤はうるさい曲ばかりになりました。わたしは新作をあまり聴き込んでいなかったのですけど、それ以外は有名どころの曲ばっかりの曲だったかと。曲名が思い出せなかったり歌詞覚えてなかったりするのは、楽しみが減るので次は気をつけようかな。これでもライヴ前3日ほどはフーファイばっかりかけてましたけどね。

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2015-07-24 23.38.39なお、”Break a leg Tee” “X-Ray Tee” “Throne Schematics Tee”がオフィシャルストアで売ってます(前2つは予約中)ので、チェックしてみて下さい。”break a leg” には舞台などに出る人に向かって「頑張って」とかける言葉という意味があります。

(07/25 18:34追記:あとでタブレットでチェックしたら、バンドは米国時間24日まで向こうで演奏してました。開演前に、近くの誰かが「今着いたばっかりなんだって」とスマホを見て言ってました。パットは時差ぼけで、「おきろー」とデイヴに言われてましたね。トリビアですが)

****

それでは、到着してからフーファイターズを見るまでを書きます。駅はいろいろ飾り付けしてあったのですが、時間がなくて撮れず。シャトルバスで向かいました。でも、ほんとうに場内良く歩くのね。荷物が大きい人は、預けるなり何かした方が良いな。

1日目は朝のうち雨だったようで、他に持ってないので冬用のゴアテックス長靴一応持って行きました。これはキャンプサイトかな?

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2015-07-24 17.42.03グリーンステージ。

2015-07-24 17.47.33着いたの5時近くで、友達が待つブンブンサテライツに移動する途中にあるオブジェ。夜になると光ります。

2015-07-24 18.00.28このあと、フジロック山ほど行ったという福島在住の翻訳者さん(しかも、分野も似てる)に初めて直にお会いし、家族と一緒だったんですが彼女が挨拶の後に言ったのは「前の方行って踊りません?」。待ち合わせ場所を見つけるのに時間をロスしていたんだけど、百戦錬磨の彼女はうまいこと前の方へすっすっと入ってゆくのです。それにしても、いきなり踊るオフは初めてだ……。

ブンブンはクラブ/ダンス系の、横でアンダーワールドみたいな……と言っていましたが、そういう感じの音楽で、先に海外で有名になりました。わたしも大分前、海外のラジオ局で名前を聞きました。なんのMCもせず、ストイックにがしがし演奏という感じで、特にロングヘアで涼しい顔して(と見えた)、強力なビートを叩くドラマーの女性が格好良かったです。

こんな感じ。

ごはんを一緒に食べて(水飲みすぎて食欲なくて、ところてんでしたが美味しかった)、フーファイターズで前の方に行く方法を教えてもらってお別れしました。音楽好きの翻訳者さんとライヴというのは前にもあったんだけど、今回は新しかったです。仕事の話もしましたし。

フジロックは、歩いていると「何だか面白そうなものがかかっているぞ」とついふらふらしてしまう、という長所があるのですね。ブンブンは少し興味あったけど、誘われなければ行かなかったかも。

実は、北陸から行けるのは今回が最初で最後という可能性があって、それもあって行きたかったのです。不吉な意味ではないですが「我が人生に一片の悔い無し!」って感じですかね。もちろん、いろんな意味で余裕があれば今後も(どこからでも)行きたいですし、フーファイ単独も期待してます。

帰りの富山・新潟県境の海です。

2015-07-25 11.00.24_web

(2015/08/01 15:08追記:デイヴは観客に向かって”Dave says ‘hi'”とノエルに伝えてね、と言いました。3日目にノエルが同じステージに立つから、そのときよろしく言ってくれ、と。今日そのメッセージに対するノエルの返事をFacebookで見つけました。他にも、イタリア・チェゼーナで1000人のミュージシャンが”Learn To Fly”を演奏して「是非きて演奏して」と言ったところ、どうやらフーファイ行くみたいです)

ノエルのメッセージ。

https://www.facebook.com/INTSonyMusicJP/videos/909785672400312/

チェゼーナの1000人のファンたち。デイヴがオールイタリア語で「イタリアに行くよ」と言っている映像がフーファイのFBにあります。ここは、長友が最初に移籍したイタリアの街ですね。

フェレットななが逝って半年、りりが来て3ヶ月。

ヨシダヒロコです。

フェレットを亡くしたり、新規または亡くした子に代わるフェレットを探す方って多いのかなとアクセスを見てて思います。

早いもので、なながいなくなって16日で半年経ちました。
庭のバラは、オレンジだったのが黄色になっちゃったけど一番元気がいいです。
亡くなったときに身体を包んでいた毛布は、匂いが薄くなりましたがそのままです。

昔の写真です。2012~2014年にかけて、ななは迷いフェレットのミント(茶色いセーブルの子)と幸せにしていました。今年に入ってすぐに急に体調が悪くなりました。写真は2013・2014年のもの。

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2014-12-07 09.09.19ミントは新しい仲間・りりを歓迎しましたが、そのやり方が荒っぽくて。多分あの子なりに構いたくて、「ぼくの宝物」みたいに思っているのかも。フェレットはお宝をベッドや家具の下に持っていって隠しますが、ミントがりりを時々首を噛んで引きずっていこうとするのはそういう意味かも。

「女の子には優しく」と説教しています。ただ、前のフェレットでは平和にやっていたのにどうしてこう暴走しているのか謎です。

りりはたまにびびって漏らしていますが、ミントが飛びかかって、もつれているいたちだんごを引っぺがすと、今では割とけろっとしています。最近は、同じ空間に2匹がいても、何も起こらないことも出てくるようになりました。

りりを本来のケージであるミントの住まいに1匹で入れると、リラックスしてますし。危険がなさそうならりりのほうから寄ってくることもあります。

りりは前にも書きましたがなかなかのおてんばさんです。割とすぐにわたしを「飼い主」と思ってくれたようで、しばらく経つと、1週間かそこらで自分の名前を覚えました。だから呼ぶと反応します。少し気まぐれな動物なので、犬のようにすぐに来るとは行かないですが。

ベッドまわりに積んである本を崩したり落としたり、人間の赤ちゃんとか猫のようにティッシュペーパーを引っ張り出して遊んだり。こないだなんて脱走して(扉の1つの閉まりが甘かったか?)、ひとり遊びをするだけでは飽き足らず、寝ているわたしの顔をなめていきました。ちなみにフェレットを飼うときは、ホリホリするので床にゴミ箱は置けません。

最初フェレットを飼い始めた10年ほど前は、アルビノはどうも目が怖い感じがしたのですが、今はその赤い目の色が変わるところがチャームポイントだと思っています。真っ白い毛皮もきれい。あと、飼ったことがないのはシルバーミットとかパンダとかですかね。フェレットはフェレットなので、どの色の子も可愛いと思います。

少しずつ仲良くなっているようなので、早くダマダマになって寝て欲しいです。ちなみに、もうそのとき実行していましたが、前に行ったとき獣医さんのアドバイスは「ケージをお互い近くに置いて」でした。

その2、その3はタブレットで撮って、縦横がおかしくなってしまったのでここには貼りません。よく飛び跳ねています。デジイチでは撮る前にピントを合わせるので、途中被写体が動いても対処できません。なのでこんなのになるんですけど。画質ではデジイチ、ピントではタブレット(Nexus7)ですね。

西検・DELE今後の方針。

ヨシダヒロコです。

DELE B1を秋に受験予定でじっくり準備してます。西検3級とも2年前に落ちていますが、今回西検について、お世話になっているイスパニカさんに聞いてみました。

はじめ、秋に西検を受けようとして、準備に「2度目のスペイン語」を薦められていました。なかなか支払う余裕が出ないまま時間が経ちました。今日言われたのは、DELE(スペイン語をスペイン語のまま理解する)とは性質が違うため、掛け持ちしない方が良いそうです。なので、早くて来年6月に延期します。

西検3級でのわたしの長所は西文和訳、下手なのは和文西訳、文法は弱いです。背伸びしてイスパニカで翻訳講座も受けましたが、文法がダメでした。そういえば日英翻訳でも文法弱いんですよね。イスパニカの西検3級講座は、4級に必要なことができていることが前提で、2年前に受けましたがやはり「2度目の~」を薦められました。

なかなか費用がかかりますが、「2度目のスペイン語」I(前半・後半があって、教材を一括して送ってもらって早く終わらせることもできる)、「新聞を読もう」、「スペイン語文法講座」レベルIの順にしたらどうか、という話でした。「2度目の~」はなるはやで始めたいと思います。

理系分野の基礎知識でも言われたことありますが、基礎がないところにいくら何を積み上げても、ということだそうです。

最後に、中級文法のこれを持っていたのですが、複数の先生が執筆していて文法に関する考えが少しずつ違うため、レベルが上がってから読んだ方が良いと。

中級スペイン文法

中岡 省治

白水社

1995-05

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こちらも基礎からということで、こういうの見直したりやり直したりしようかと思っています。

改訂 スペイン語の入門 (<CD+テキスト>)

瓜谷 良平

白水社

2002-01

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

著者の方をTwitterで拝見しています。上の本で確認しながら、4級受験にはとても役に立ちました。

スペイン語力養成ドリル2000題

加藤 伸吾

白水社

2012-06-21

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

正誤表です。
http://shingokatoo.blogspot.jp/2013/09/3-2000.html

また新規開拓、そして久しぶりの打診も。

ヨシダヒロコです。

5月にはいろいろ打診が重なり、限界が来たこともありました。天気も暑くて調子狂ったし、まさに倒れるかもと。

一転して7月は今の所暇です。今日から短いチェックの仕事が来ています。どうして開拓したか覚えていないイギリスの会社で今回2回目。

7月しばらくして、トライアル1つ出し、メインに仕事をくれている(でもパワポだし英訳なので字数稼げない)会社が中旬まで出せるものがないかも、と答えてきたので、まじめに新規開拓やってます。期待していたところも、合う案件がなかなかないそうで。

開拓は先月からやっているんですが、あと10日も経てば1ヶ月ほど返事なしになる会社(その中でちょっとこれはというのがあるので、会社名が特定できないように書くかも)もあり、今回『通訳者・翻訳者になる本』を見て連絡しているんですが反応薄いですね。Faxや郵送でしか受け付けないところもあります。郵送の方はなかなか受からないのでもう止めましたが。

ヘレンハルメ美穂さんと長井鞠子さんのインタビューが読みたくて、たしか春頃に買いました。

通訳者・翻訳者になる本2016 (イカロス・ムック)

イカロス出版

2015-01-29

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トライアルに受かってもその後なかなか、というのはわたしの場合よくあります。初仕事が8年経ってから、という会社もありました(タイミングが合わなかったことがあった記憶もありますが)。

今日1件応募の返事があって、本に「医療機器(英日)が不足」とあったのに、実はその分野の取り扱いが少ないというやり取りがあって辞退しました。

アメリアも常連企業はもうどんな問題出すか分かっているので、アメリアオンリーで臨時に募集かけたりとかいうものにしかうまみはないです。当たれば非常にありがたいですが。

そんなときに、上に書いたようにちょろっと海外から引き合いがあったり、可能ならイタリア語のできる英日翻訳者という募集を見つけたりしました。後者は返事待ちですが、ダメでもそういう案件があり得るのは嬉しいことです。

他に、2ヶ月ほど前ですけど、ベルギーのエージェントにいたPMさんが転職したらしく、キャンセルになりましたが打診がありました。そういうことするのは中国人だけかと思ったので驚きましたが、よく一緒に仕事した人だったのでまあいいかと。ただ、個人情報的にどうなっているのですかね。もとのベルギーの会社で冬か春頃に、インターンさんからミニ案件の打診があって、「将来一緒に仕事できればいいですね」ってこともありました。

海外との取引は縮小気味ですが、まだ残っているのでいざというときに声がかかると助かります。上のベルギーと同じくらい歴が長いイギリスの会社が、PMが変わってどうも連絡がうまくつかなくなりました。納品とっくにして催促したらやっとPOがきたり。このあいだ、催促を社長にCcしたらそのPMが辞めていたことが分かりました。次の人材に期待します。

そんなわけで、そこそこ応募したのでしばらく待ちます。早速Trados2014所有とか、伊検3級とか書けるのはありがたいですね。ムック本は気がついたら、お世話になっている日伊学院がエージェントとして載っていました。

写真は昼間にできた梅ジュースです。瓶が乾いたら詰めます。

2015-07-08 22.06.52

『新版 絵で分かるゲノム・遺伝子 DNA』再読。

ヨシダヒロコです。

色々本を読もうと思ったのは、もともとはバイオ方面が分からなかったからです。化学以外の勉強をした方にも、翻訳会社にも、「化学=バイオ」みたいに思われることが多いのですが、化学の取り扱い範囲は非常に広く、有機合成が専門だったわたしにはバイオ系はほぼ専門外です。

なので2年ちょっと前にアドバイスを受けて、去年は体調崩してましたが、今年は医薬基礎も入れていろいろ本を読み直したり、探して買ったり。こないだは金沢のうつのみや本店で本を探してました。ここは都会の本屋から見たら全然狭いんですが、ネットも含めこれはと思う本を探すのが楽しくなってきました。基本的には、実店舗がなくなって欲しくないのでe-honで買ってます。ネットで探して近くの本屋さんで買えます。

そして、さっき偶然分析機器についてきたバイオのトライアル出したところです。

新版 絵でわかるゲノム・遺伝子・DNA (KS絵でわかるシリーズ)中込 弥男

講談社

2011-10-29

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さて、この本ですが、前に書いた『基礎から学ぶ生物学・細胞生物学』や『理系なら知っておきたい生物の基本ノート 生化学・分子生物学編』と重なる部分もあって、DNAの構造や複製はお決まりの話ですね。重点を置いているのは医療への応用(2011年刊ですので、その当時の)です。

前に読んだときはどうも理解がはっきりしないところがあって、以前のお勧めに従って再読し、さらに最後の方分かりにくかったので5、6章をもう1回。

著者の先生の専門は人類遺伝学だそうです。下に目次を書きます。

****
序章 ゲノム(遺伝子全体)についての情報と健康、医療

第1章 そもそも遺伝とは何か

1.1 子は親にどこまで似るか
1.2 親から子に伝わるゲノム・遺伝子
1.3 兄弟姉妹が違うのはなぜか
1.4 親にない性質が子に見つかる?
1.5 心と遺伝子

第2章 遺伝子で決まる性質や病気
2.1 1つの遺伝子で決まる性質や病気
2.2 多くの遺伝子がかかわる病気
2.3 身近な病気と遺伝子
2.4 まだまだ遺伝子

第3章 DNAと遺伝子、ゲノム
3.1 細胞内のDNA、染色体、ゲノム
3.2 DNAの構造と複製
3.3 遺伝子の構造と働き
3.4 受精卵から体ができるまで
3.5 遺伝子組換えと遺伝子のクローン化
3.6 DNAから染色体まで

第4章 ヒトゲノム計画で何が分かったか
4.1 ヒトゲノム計画の背景
4.2 遺伝地図とは何か
4.3 物理地図とは何か
4.4 ヒトゲノム計画
4.5 ヒトゲノム計画でわかったこと
4.6 いろいろな動物のゲノム
4.7 個人のゲノム解析

第5章 遺伝子で診断する
5.1 遺伝子の傷――突然変異
5.2 DNAの個人差――DNA多型
5.3 遺伝子やDNAを目で見る
5.4 遺伝子診断の実際
5.5 DNA多型で個人を識別する
5.6 DNAチップとマイクロアレイ

第6章 ゲノム情報で変わる医療
6.1 オーダーメイドの医療
6.2 ゲノム創薬
6.3 遺伝子治療
6.4 遺伝子検査と遺伝カウンセリング
6.5 遺伝子検査や研究のガイドライン
6.6 遺伝子とプライバシー
6.7 RNA干渉(RNAi)をめぐって

******
こうやって書きだしてみると、本当に遺伝子と病気の関係や、新しい治療法が述べてあります。わたしも遺伝性の病気を持っていますが、兄弟には出てないのですよね。これは他の本にもあったかと思いますが、その訳が分かります。他に、「遺伝病」と「遺伝子病」は違うそうで、きっとごっちゃになるたびこの本を開くと思います。

オーダーメード医療も話には聞いていましたが、そのアウトラインも読みましたし、一番気になったのは「遺伝子カウンセリング」でした。例えば家族の1人が遺伝子検査を受けると、他の家族のことまで分かってしまう。なので検査の前後にカウンセリングを受けられるところがあるそうです。

本の中身を貼っておきます。

2015-07-06 13.41.38

2015-07-06 13.43.20この本と半ば並行してこの本を読んでいたのですが、今半分くらい。当たり前ですが研究はもっと進んでいますね。

エピゲノムと生命 (ブルーバックス)太田 邦史

講談社

2013-08-21

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近く本屋に取りに行くのがこれですが、ぱっと見今までのものに比べると図はないし、楽な本ではなさそうですが、仲野先生の著作は読んだことないので楽しみです。

エピジェネティクス――新しい生命像をえがく (岩波新書)仲野 徹

岩波書店

2014-05-21

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とても美味しいトマトソーススパゲティの謎。

ヨシダヒロコです。

この間のイタリア語レッスン(色々あって久しぶりでした)で、やっと話す余裕ができた話です。

先生はナポリの方で、トマトソーススパゲティが大好きだそうです。トマトはpomodoroといいます。わたしもこのスパゲッティにはなぜかイギリスでとてもいい思い出があるのです。ほぼ25年前ですが。その話をしました。

先生は「イギリス?」と言っていましたが、作ってくれたのが語学学校のクラスメートであるイタリア人だった(あまり喋ったことなかったが……)と知ると「ああ、なるほど」って感じでした。

夏だったので日が長く、まあその時は昼間でしたけど、よく外で授業したりごはん食べたりしていました。ある時、沢山いたイタリア人たちが「スパゲッティ作ってあげる」と言ったのです。

で、出てきたのがフレッシュバジルとニンニクとパルミジャーノが入った、シンプルなトマトスパゲティ。その頃日本にイタメシブームが来る前でした。器もプラスチックだったと思いますが、あんなに美味しいものはその後も食べたことがありません。自分でもずいぶん試してみたけど、たぶんトマトが違うのか?までしか分からないという話です。

多分あのイタリア人たちは南イタリア出身だったのだろうなあ、と。やたら開放的でしたし。ひとりシチリアの子がいて、「わたしの太陽はどこ?」と言っていました(その夏のイギリス、雨も降らなかったんですけどね)。

そういう話を先生にしたら、「それはトマトソースを手作りで作り置きしておいたのがあって」と。そういえば、NHKのテキストだったかで、マンマが秋頃に延々トマトソースを作って瓶詰めするって書いてあったっけ。なるほど。

トマトも色々種類があるらしく、これがサンマルツァーノという美味しいと言われるトマトです。日本では高いので。Wikipediaからの引用です。でも先生は種類は関係ないといってました。

300px-TomateSanMarzano

自分の作ったことあるもののレシピだから、辞書使えばなんとか読めると思いますが、少々今はそこまでの気力なしです。トマトソースのレシピにあった写真です。これで作れば完璧なソースが作れるらしいですが。

Salsa di pomodoro fatta in casa: la ricetta definitiva per un sugo perfetto!

salsa-pomodoro-fatta-casa

直近で作ったのはこれだけど、自分としては納得していません。生えてきたバジルの芽を間引いて使いました。ソースの余りが少なくて……。

2015-06-24 13.40.16

NHKスペインドラマ『情熱のシーラ』第4話まで視聴。

ヨシダヒロコです。

ドラマの前評判は耳にしておりました。
スペイン語を学んで時間だけは長いですが、↓にある、最初見たダイジェストで「何だか色々ありすぎるドラマだな」と思って見ようかどうしようかと考えました。母が録画して見ていたこともあって2話から見始め、1話は再放送で。

恐らくスペイン発は初めてではないでしょうか。

公式サイト(下に貼る動画もここにあります)
http://www9.nhk.or.jp/kaigai/sira/

魚拓
トップページはあまり見えませんが、他の文字部分は見えます。

いつまで見られるか分かりませんが、公式サイトにある番組紹介ビデオ。

ちなみにスペイン語のだと、もっと後のシーンまで入っていますがこんな感じ。

原題は”El tiempo entre costuras”で、検索すると「縫い目の間の時間」が直訳という話が多いですね。アルゼンチン人のスペイン語の先生(遠隔Skypeレッスン)で、スペイン政府スペイン語認定試験官の資格持っている方に、今レッスンの時に聞いてみたところです。RAE(スペイン王立アカデミー)のオンライン西西辞書も引きましたが難しかった。

先生の意見は、「costuraは『お針子』なので、『お針子としての人生』というような意味だけど、メタファーがあって意味が何重にも取れる。だから『縫い目の間の時間』もありえる」だそうです。それにしても、スペインと言えば「情熱の」と必ず付けるのはなんとも……という感じです。

このドラマは、Wikipedia情報によると、日本やアメリカHuluの50分17話と違い、本国では70分11回だったそう。

ドラマには原作があり、赤坂のスペイン語・ポルトガル語教室イスパニカで翻訳クラスを1回担当してくださった宮崎真紀さんが監訳をされています。今でも教えていらっしゃるかは分かりません。中巻が出たばかりで、下巻は予約受付中です。

情熱のシーラ 上マリーア・ドゥエニャスNHK出版

2015-05-28

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情熱のシーラ 中マリーア・ドゥエニャスNHK出版

2015-06-25

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情熱のシーラ 下マリーア・ドゥエニャスNHK出版

2015-07-24

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原書はこれですが、なんと624pもあり、「スペインのダウントン・アビー」と呼ばれたらしいです。

El tiempo entre costuras: Una novela (Atria Espanol)Maria DuenasAtria Books

2011-11-08

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翻訳クラスは実力不足で休んでいるのですが、この先生を含め文法の大切さを学び、今度別エントリでも繰り返しますが「訳出が楽しいからと言って正しい訳とは限らない」という名言を頂きました。最近さらに活躍されてて、読んだもので気に入ったのはバルセロナ舞台のミステリーで『死んだ人形たちの季節』です(翻訳クラスの課題になった)。2月頃に読んだのですが、そのうち書きます。他に『ネルーダ事件』も話題になり、気になっています。

死んだ人形たちの季節 (集英社文庫)トニ ヒル集英社

2014-10-17

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さて、脱線してしまいましたが、このドラマは上のベストセラー小説を元にしています。ミステリーでも最近スペインものを見かけるので嬉しい限りです。アルゼンチン人の先生によると本当によく売れているとか。

筋は公式サイトにもありますが、書いてないことも書きます。シーラ(Sira、綴りが変わっているとドラマ中で言われています。普通はShielaとからしいです)は1911年マドリード生まれ。母がシングルマザーで、小さい頃からお針子として訓練を受けます。娘時代、友達と夜祭りに出かけたときに公務員志望のイグナシオと知り合い、おつきあいをし婚約します。

しかし、公務員試験に受かったイグナシオが、シーラも公務員になって手に職を付けてもらおうとタイプライター屋さんに連れていったところから話は変な方向に。そこにはやたらと色気のあるラミーロが働いていました。シーラはすっかり心を奪われてしまい、婚約者が「心変わりしたとしても、それでも」と言ってくれているのにラミーロと一緒にモロッコに行ってしまうのでした。

ラミーロを見ているととても危ない感じがするのですが、案の定ということがモロッコ・タンジールで起こります。シーラはさんざんな目に遭ったけれど、色々な人に助けられてモロッコで生きてゆきます。しかもそうこうしている間に母国では内戦が起こり、母の消息もつかめません。スペインの話や映画に接すると、内戦は避けて通れませんね。

そして、時代が戦争に向かっており、シーラもそれと無関係ではいられないのでした。

***
イグナシオにしとけば大事にしてもらえたのにねえ。とわたしなんかは思うのですが。他に、第4回で出てくるスペインとモロッコの関係というのもなるほど、と。アラブに関係が深いって知っていましたけど、モロッコにも(スペイン人が)住んでいたとは知りませんでした。

そういうわけで、見ている方も見たくなった方も、今後の展開をお楽しみに。