イスパニカのスペイン語実務翻訳通学講座、提出3回目。

ヨシダヒロコです。

6月に体験講座を受けて楽しかったので、とんぼ返りで8月に1回教室に行きました。その時のは三つ星レストランの話で、ビデオを見て話は面白くてもとても手が出なかったです。名前の発音がビデオで確認しても納得いかなくて「?」と思っていたらカタルーニャ語だった(泣)。

遠隔地からも録音を送ってもらうこともできるので、パラドール(スペインの元お城などの豪華なホテル。国営だと思っていたんだけど、最近そうでもないみたい)についての文章を9月にやったんですが、辞書が悪いのかボロボロでした。

講評に「辞書は何を使っていますか?」と書かれていて、教室に行ったときにわたし以外は全員Ex-Word持っていたことを思って買いたかったんですが、その時辞書代が捻出できなくて。録音まだ聴けていないんですが、今わたし的には3回目、通算5回目の課題をやっています。人間関係の話で、個人的に耳が痛いです。

第2外国語を訳すと、「英語の時はどうやってすらすら(でないこともあるけど……)訳せるようになったのだろう」と疑問に思うことも。文章や訳が硬くてもいいから、「間違ってない」あと「文法をおろそかにしない」のが大事だそうです。スペイン語って、lo とか la とか le とか目的語が入ってくるんですが、全部意味があるんです。英語よりしつこく入ってくるようなので大変です。

今の所、理系の課題はありません。仕事としてない訳ではないらしいんですが。

11月末のDELEも挟んで、1月まで講座は続きます。1回ずつ受けるかどうか決められるので、負担が少なくて済みます。来年も受けた方が良いかも……。ちなみにレベルは、西検3級程度です。

 

 

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医療機器の翻訳、小さいファイルで困る。

ヨシダヒロコです。

たまには仕事の話をします。

最近は骨粗鬆症の測定機器、工業用・医療用X線機器のお仕事などを頂いているのですが、部分訳が多くて困ります。恐らくマニュアルの差分の2000ワードくらいとか。納期もないので、商品名から当たりを付けて調べるんですが。

こないだ珍しくマニュアル1冊きたと思ったら(本調子じゃなくて、西検もあったので大変だったのですが)、リピートが非常に多く、しかも確認しようのない骨の名前とか出てきて面食らいました。TMは何だかカオスなので信用できないし。

段々やっつけになってくると、実力が落ちてきているような気がします。今やっている翻訳学校(次のエントリで書きます)の課題が終わったら、「アメリア」のトライアルやるつもりなんですがね。日本の翻訳会社は基準が高くて、化学で取ってくれても仕事はたまにしか来ないし、メディカルだと敷居が高いしなのでまた落ちるんだろうかなあ……。

 

 

スペイン語検定3級、受けてきました@金沢(2013/10/20)。

ヨシダヒロコです。

いまやっている英語の他に、西・伊の翻訳者になるべく頑張っています。

1,3,5 級の集合時間は1時で、富山の最寄り駅から間違いなく行くには10時頃の電車しかなく、例によって体調がいまいちだったので11:30近くのを選びました。そしたら金沢駅まで1時間ほどかかるので、昼ご飯は抜きだわ、トイレには行き損ねるわのまま試験場へ急いで入り、着席と同時に「始めてください」と言われました。

恐らく3級・5級各3名ずつ来てたと思われます。

わたしは30分で解いて出てきましたが、左半分が1,2行の短文の西日翻訳、右半分が同じく短文の日西翻訳でした。両方もっと長いのが出ると思ったので拍子抜けしたのと(準備不足だったので、出てたら手が出なかったと思う)、例えば「電話をかける」「白いハスの花」みたいなちょっとしたフレーズを問う問題が皆無だったのも驚きました。

Ex-word を持ってきていて、会場の外で気になる単語をチェックしたのですが、西訳で”ambiente (environment,環境)”が出てこなかった……猛反省です。ここだけで落とされても仕方ないです。あと、和訳でcientíficoという単語が出てきたので、なんだろなんだろと思っていたのですが、内容が惑星がどうしたという話なので、考えたら、「あ、scientistだ!」と思い至り、これは合っていました。和訳では生け花と蘭の話が1問ずつ出てきて、少し知識があったので何とかなったと思います。

なんてったって部分点ありますから!

会場(今年は途中に地図が立っていました)では今年はお酒は売っておらず、バスもなかなか来なかったですが、遅いお昼ご飯を食べているときに寒気がし始めて、帰ってからは風邪薬を飲み直して早く寝ました。取りあえず試験に穴を開けなくて良かったです。仕事には思い切り穴を開けましたが……。

おまけ:イスパニカで3級講座を受けると、こんなリストが付いてきます。行きの電車の中ではやる気はなかったですが、少し眺めていました。過去問は網羅してましたから、短フレーズの西訳が出たときには大きな味方になるでしょう。

2次試験は12/1、試験地も時間も協会が選びます。合格していれば24日頃に分かります。7割取れていれば合格のはずですが、今回5割いったかな、って感じですので、期待はしていません。2次は会話なので、普段スカイプでやっているからその延長で一応近くなったら見ておくか、と。

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西検3級、DELEB1準備中間報告。

ヨシダヒロコです。

今月は伊検・西検月間なので、このブログもそれ関係の訪問者が多いです。一体何のブログなんだろ……。

西検3級はとうとう今度の日曜に迫りました。正直、電子辞書はすぐ直ってきましたが勉強は進んでいません。最近まで調子が今ひとつだったせいもあります。持病の他にも天気が一定せずすぐ風邪引いたり……。

3級は(スカスカだけど難しい)過去問をやるのが一番いいそうですが、確かな筋からの情報として、過去に問題が延々料理のメニューだったこともあるそうですから、油断できません。まあ、悠長に構えていつか3級取れたら、完全にDELEに移ります。

DELE(B1、中級だけど侮れない)はAVE(セルバンテス文化センターの公式オンライン教材)A2の最後らへんやってみましたけど、やはり生身の人間の先生と勉強する方が楽しいです。教材は前に人に薦められたこともあるEl Cronometro。日本語の解説一切ないけど、それまでにスペイン語圏の文化に慣れ親しんでいると、最初の方は多少解けるかも。わたしは語彙力がないので、この試験も悠長にやるつもりです。明日受験料を振り込みますが、1万円超えてて痛い。しかも安いバスとはいえ名古屋行き・泊まりだし。

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これがEl Cronometroです。わたしにも何が何だか、という感じですが、先は長いのでじっくり取り組みます。あと、スペイン語Ex-wordはいいですよ。辞書の横断はできるのですが、英日とか要らない辞書が入ってくるのが邪魔。設定いじれるか、マニュアルきちんと読んでみるかなー。

 

翻訳者何年目なのか分からない悩み。

ヨシダヒロコです。

他の方がおっしゃるのですが「今年でフリー何年目」。どうもわたしにはその辺がはっきりしないのです。はっきりしている人が羨ましいです。

開業届をまだ出していないというのもありますが。障害者控除など人と違うものが入って、申告できる売上が減るので、あと管轄の税務署がどうもわたしのような形態の納税者に慣れていないのかいろんなことを言うので。屋号はもうあるのでそのうち出しに行きます。富山にいる翻訳者は恐らく20人ほどでしょう。すごく珍しがられます。

便宜上わたしがフリーになったとしているのは2001年です。結婚が決まっていて、同業者である元夫に一緒にやろうと持ちかけられました。(それまでも少しは仕事をしたことはありました)それで仕事を辞めて翌年引っ越した訳です。しかし、最初から翻訳者志望の今思えばかなり困った人に振り回されてこっちが寝込んだり、波乱含みでした。仕事を手伝ったり、自分も受注したりしてしばらくはキャリアを伸ばしていきましたが、2年弱で家庭内がうまくいかなくなって、心因性の頭痛で全く動けなくなるまで追いつめられ、うつもあって実家に逃げ帰りました。

「一緒に仕事をしよう」と言った元夫は身体の動かないわたしに対し、調停まで起こして離婚を迫りました。あとに残ったのは病気(障害)とないお金だけでした。

身体がほぼ元に戻ったのは8年後ほどで、その間も仕事はしていましたが、収入は微々たるものでした。その間のことをフリーというのは抵抗があり、いまでも「ブランクあり」としています。

わたしは宮部みゆきの初期の作品が好きなのですが、「地下街の雨」という短編集があり、とても温かい作品が多いです。その中に次のような一節があります。「女性には、仕事と私生活が変な風にくっついちゃうことがありますよね」。これは不倫の文脈だったかと思いますが、そうでなくても本当にこういうことはあると思います。実際、バツイチ、再婚組の女性翻訳者さんは多めとわたしは認識しています。やっぱり、激務だからでしょうかね。

元夫には、翻訳者としては反面教師にしたいようなことも言われました。前にも書いたことがあるので省略しますが、まあ、パワハラみたいなものです。人を教えるときには、わたしも昔できていたかは自信がないのですが、ダブルバインドや自信を完全に砕くような発言は避けるべきだと思うのです。そういうことをやっていた人がのちに翻訳セミナーとか講師をしているのは人生の皮肉というか、笑うしかありません。

ある、似たような経験を持つ人が言いました。「勝てなくても、負けないようにしましょうね」。今は元夫のことに関してはほぼ無関心なのですが、言われた言葉は苦く蘇ることがあります。言った方は忘れますが、言われた方は忘れません。

元夫の期待を裏切って申し訳ないのですが、今日も少ないながら仕事があるので、もう少ししたらやります。

初期不良の申し出が3日だけの電気屋にしてやられる(電子辞書)。

ヨシダヒロコです。

この間、ギリギリで西検3級の出願を済ませてきました。そのちょっと前、まだ身体が本調子ではないときに、カシオのEX-Wordスペイン語版を買いました。

価格.comで普段は安いところを選んで買っており、ノートパソコンもデジイチもそれでうまくいきました。しかし、今回不可解な初期不良が出て、しかも一番安かった店の初期不良の受付が3日だけだったのです(カシオの方でも「クーリングオフは8日間あるのに」と不可解そうでした)。

価格.com カシオ エクスワード XD-N7500

出た初期不良とは、「電池が消耗しています。交換してください」というメッセージが出るもので、いろんな電子機器を買ったことがある(でも電子辞書は初めて)わたしには分かりにくく、気付くのが遅れました。返品・交換の方が修理より時間のロスが少ないはずで、試験を控えた私はそうしたかったのですが店舗に聞き入れてはもらえませんでした。

店の名前は出しませんが、皆さんも万が一の時に備えて、初期不良の際の補償期間には注意してくださいね。電子辞書はカシオが1週間で修理してくれるということで、今大阪に送ったところです。まともな紙の辞書を持っていなくて、そのため買った電子辞書なので、正直穴が大きいのですがね……。

少し触ってみた感じでは、辞書を横断しての検索をできないのが残念な感じでした。