「まいにちスペイン語」入門編、6月から始めました。

こんにちは。富山で化学を中心とする技術翻訳をしていますヨシダヒロコです。医薬との2本立てが夢なのですが、なんだか寄り道ばかりです。NHKラジオとテレビで、細々とスペイン語とイタリア語を勉強しています。イタリア語はこの間伊検5級を取りました。先日西検5級を受け、約半月後の結果待ちです。

今年の二宮先生の入門編はいつになく入門だったので、少し遅れて始めました。そうしたら、ちょうど苦手とする命令形、現在進行形のあとに代名詞が続く(estoy eschandoloみたいな) わたしの持っている参考書にも西検問題集(5級)にも載っていなかった文法事項なんですが、その練習があって嬉しかったです。

現在はずっと再帰動詞の練習ですね。この講座は過去形までを扱うそうですが、もっと先までやって欲しかったです。

二宮先生のツイッターアカウントは@sninomiy、朝の放送の時間には勉強しているみんなのつぶやきがリツイートされます。

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Evernote、こんな風に使ってます。

こんにちは。富山で化学を中心とする技術翻訳をしていますヨシダヒロコです。医薬との2本立てが夢なのですが、なんだか寄り道ばかりです。

さて今日は、自己流のEvernote利用法ですが、ブログの記事を何エントリか読んだだけで、特に本などは読んだことがありません。

まず、「ツイエバ」。これは教えてもらった。
月300円で自分のTwitter発言、リプライなどと保存しておけます。お気に入りの細かいURL先の内容まで。

他には、スーパーなどに行く時にメモ代わりに買い物リストを作成しておき(PCとAndroidで同期)、それを見ながら買い物します。終わったら消すので、同じ買い物リストを何回も使います。値段を書き込むこともあります。

さらに、簡単な家計簿も付けています。体調がまともになり出した昨年秋からですが、太字、横線(こんなの)、を使ったり色を変えたりできるので、ひと月にお金を何に使ったのか大体分かります。参考書は下。しかし、給与所得者向けですね。

月5万円ムリなく貯めるシンプルな生き方 (中経の文庫)

安田 まゆみ
中経出版

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

まだまだ収入が不安定で、少し口座にお金が残せたかと思ったら翌月はそれをまるまる使わなくてはならなかったりと大変ですが、2ヶ月先くらいまでEvernoteで大まかに計画しています。電子辞書とか座りやすいイトーキの椅子とか、ぽんと買える収入ではないので、ダメなら線を引いて修正しながら大まかなアウトラインを決めておきます。

ほかには取っておきたいテキストとか、文章で書かれたレシピとか(Web上のもので取り込めるものはFireFoxのScrapbookを使ってます)。

何だかそんな感じです。お金関係が8割ほどですかね。ツイートはたまにしか見ないので。

「ガセネッタ・シモネッタ」(米原万里)。

こんにちは。富山で化学を中心とする技術翻訳をしていますヨシダヒロコです。医薬との2本立てが夢なのですが、なんだか寄り道ばかりです。

語学


ガセネッタ&(と)シモネッタ (文春文庫)

軽妙な語り口で通訳にまつわる裏話を。いつ通訳業が生まれたかという話が興味深い。

この方の本は「不実な美女か貞淑な醜女か」(これは記憶をたどるとかなりまじめな本でした)に続いて2冊目。だいぶ前に読んで、ずっとブログに書きたいTodoとして残ったままだったのです。今日やっと書けて、肩の荷が下ります。

翻訳や通訳に関係のない方が読んでも楽しい、ユーモラスで知的な語り口がこの方の持ち味です。がんを発症した時、当時連載中だった「週刊文春」の書評欄が病気に関するもので埋まってゆくのを見るのは辛かったです。あれほどの知性を備えた方がどうやら怪しげなクリニックに引っかかってしまったらしく、あまりに早く逝ってしまわれることになりました。

さて、上の1行紹介で書いた「通訳業の起源」に興味のある同業者の方もいらっしゃると思います。P111~112より引用

 いったい、いつどこで通訳業が芽生えたのかということになると、人類の歴史と同じくらい長い歴史を誇る以上、人類誕生に関してと同じくらい定かではないのは致し方ない。
ところが、通訳の最高峰と思われている同時通訳の誕生については場所も時間もかなり特定されている。ちょっと気の利いた会議通訳の理論書や実践書の前書きには、ほとんど必ず記されているほどだ。職業としての同時通訳が産声を上げたのは、ナチスの戦争犯罪を裁くために1945年11月から翌46年10月までニュルンベルクにて開かれた国際法廷であったと。

実はこれには前史があり……と米原氏の話が続きます。1920年代に「同時通訳装置」なるものの特許を既にIBMが取得していたと。長くなるので割愛しますが、なかなか興味深いです。

あと、わたしも知らない人とオフなんかで飲んで「翻訳者です」と名乗ると必ず言われること。

「じゃあ、英語ぺらぺらなんですね!」

相手に悪気がないだけに厄介なのですが、日本では通訳者と翻訳者はおおむね区別されているのです。字幕や吹替ではリスニング力も必要とされることがあると聞いていますが。

それが、ロシア語通訳の米原氏までも同じ質問に悩まされていたとは。

P192より引用。

 大方の日本人にとって、いまだに「世界」とは何をさておきアメリカであり、「外国語」とは何をさておき英語、「国際化」とはアメリカの意向に従うことを意味する場合が多いみたいなのである。

ちなみに米原氏は英語が苦手だそうです。このブログを読んでいる方にはスペイン語・イタリア語の学習者の方々も多いでしょうし、わたし自身アメリカ中心の考え方には与したくありません。アメリカで教育を受けた偉い日本人の方(たしかアメリカで教えた経験があるとか)がLinkedInで「グローバル化とはアメリカを中心とするもの」と言い切っていたのには驚きましたね。個人的には、色々葛藤があってやっとアメリカ嫌いを克服したところなんですよ。もちろん個々のアメリカ人は別ですけどね。

軽い読み物として、ご友人の田丸久美子さんと共にお薦めしたいエッセイストです。特に、英語中心にならないように、他言語の視点も取り入れたいものです。

The White Hart行ってきました。

(追記:2014/07/06 2014/05/31にThe White Hartは閉店しました)

こんにちは。富山で化学を中心とする技術翻訳をしていますヨシダヒロコです。医薬との2本立てが夢なのですが、なんだか寄り道ばかりです。

さて、なんかTVのCM打ったそうで、検索が結構ありましたが英語の先生ジェームス、ノエル、カーリー、ジェームスの奥さんのともみさんたちが始めたパブに夕べ行ってきました。

御旅屋町(おたやまち)の小さな小路を入ると、日本風の花輪だらけの洋館があってミスマッチにびっくり。写真は全部拡大できます。手入れをせずに済むアーティフィシャルのフラワーアレンジを持って行ったのですが、小さすぎたかな……。

中に入ると、ジェームスとそっくりの外国人がいて驚いたのですが、一番下の兄弟マイクとのことで、Virgin Atlanticに乗って日本に来たばかりで、眠いと言ってました。しばらく日本に滞在するそうです。

まだビールの銘柄はプレミアムモルツ、ギネスなどと限られているのですが、”London Pride”を。(7/29追記:ノエルによると”More beer options coming soon hopefully, a mix of the best japanese craft beer and some great English options”、「ビールの種類は増える予定で、質のいい地ビールや美味しいイギリスのビールなんかが入るよ」だそうです。ちなみにノエルは地ビール大好きです)

つぎに”Havana Club”で作ったラムコーク。ハイボール様のものからいろいろ、強いお酒とソフトドリンクを混ぜたカクテル、出してます。2杯飲んだけどなかなか強かった。

突き出しは最初にナッツが出て、これも出して頂けました。エリンギ美味しかった!

よく見ると、箸置きが店のシンボルの鹿!可愛らしい。

さて、店の中にはサッカーが好きな兄弟らしく、サイン入りユニフォームが飾ってあります。トッテナムのファンだそうです。兄弟全員そうなのかな?

なぜかレッドブルが沢山ありました。

カウンター向かって右がウォッカ、ラムなどの棚。


左がウィスキーの棚。遠くからぱっと見シングルモルトもありました。

店にはカーリーが作った”Bunting”がきれいにあちこち飾られていました。手が痛くなるまでやったそうです。

もう一枚、生徒さんたちのメッセージが書きこまれつつある旗もあったのですが、うかうかしているうちに店が一杯になったので、また今度。

ノエルとカーリーの写真が沢山。モノクロです。

さて、終電1本前の電車で帰りました。電車が遅れてやっと間に合ったんですが。

帰りに撮った写真。花が一杯でしょう?

ここは何年かご無沙汰のGasconさんにも近いので、またはしごしてみたいです。

住所 高岡市御旅屋町2-7(ニューオータニの裏)
電話 0766-21-6333

(2013/07/30追記:店が1周年を迎えました。で、「The White Hart 1周年記念」というエントリを書きました。こちらもよろしくです。明日までお祝いだそうです)

ライフサイエンス辞書。

こんにちは。富山で化学を中心とする技術翻訳をしていますヨシダヒロコです。医薬との2本立てが夢なのですが、なんだか寄り道ばかりです。

ライフサイエンス辞書プロジェクト
(何か、京大のサーバダウンしているんですが。どうしたのかな?)

医学関係のフリーウェアとして人気が高い辞書です。しかし、数年前からEPWINGでの提供がなくなってしまいました。ぎりぎりで残っていたものをネットで探してダウンロードし、Logophileで串刺しして使っています。

しかし、ある翻訳者さんの話によると、Web版の方が新しい用語などが載っているそうで。Web版にいちいちアクセスするのが面倒という方は、「ライフサイエンス辞書ツールバー」で、クリップボードにコピーした時点で検索窓にその単語がコピーされ、”GO”のところで例えば「英和・和英」を選ぶと訳語が出てきます。段々そちらに移行しているところです。共起表現などは使いこなせていません。

あとWord環境で翻訳する方は、「右クリックでGoogle!」でもWeb版のLSDを検索してくれます。

最後に、Firefoxアドオンの「ライフサイエンス辞書ツール」では、マウスオーバーで意味が出てくるのですが、どうもうちの環境では関係ないシチュエーションで窓が開き、あまりうまく使えていません。ネット辞書では使えると評判の、Weblio辞書にも入っていますね。

「最初の刑事」~ヴィクトリア時代の実話。

こんにちは。富山で化学を中心とする技術翻訳をしていますヨシダヒロコです。医薬との2本立てが夢なのですが、なんだか寄り道ばかりです。

ここのところずっと寝る前は資格試験の勉強ばかりで、また何となくその気も起きず本が読めてません。いかんなーと思っています。読みたい本はたまる一方……。

下の本は、冬頃に読んだもので、去年の夏に出た時から注目していました。

ミステリ


最初の刑事: ウィッチャー警部とロード・ヒル・ハウス殺人事件

田舎の大家族で起きた悲惨な殺人事件に、スコットランドヤードの刑事が挑んだドキュメンタリー。

すごく詳しいわけではありませんが、ミステリは好きで一時は結構読んでいました。ちょっとユーモアのある「フロスト警部」シリーズやクレイグ・ライスが好きです。

それで「最初の刑事」ですが、まず登場人物の多いこと多いこと。普通、翻訳ミステリでは登場人物の短い説明が文庫などではどこかに書いてあることが多いのですが、この話何せ大家族ですし。著者の注や訳注も膨大です。

ロード・ヒル・ハウスというのどかな村にある大家族で、1860年悲惨な殺人事件が起こります。3才のサヴィルがベッドからいなくなっており、家族近所総出で探したところ、首を切られてトイレで見つかります。絶命していました。繰り返しますが、実話です。

地元警察がいろいろ手を尽くしても犯人は割れず、とうとうスコットランドヤードの刑事であるウィッチャーが呼ばれることになります。国中が事件を見守り推理をし熱狂して、のちにウィッチャーはカーなど様々な推理小説の探偵のモデルとなりました。

かなりの大部ですが、読み応え十分です。最後にペーパーバック版に着いたおまけが載っており、興味深いです。

帯には「ジョン・ル・カレ絶賛!サラ・ウォーターズ激賞!イアン・ランキン没頭!」とあります。ル・カレは映画「裏切りのサーカス」、原作「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」の作者ですし、サラ・ウォーターズはあまり興味が持てませんが「半身」などで話題になった作家、ランキンはあまり知られていないかもしれませんが、「リーバス刑事警部」ものでロックとモルトウィスキーが好きなアル中のユニークな刑事像を書き続けている作家です。ル・カレは読むつもりですし映画館にかからないのでPAL版のDVDを買おうかなと思ってます。ランキンについてもまた書きます。

HTC Jの顔認識は賢いんだか賢くないんだか。

こんにちは。富山で化学を中心とする技術翻訳をしていますヨシダヒロコです。医薬との2本立てが夢なのですが、なんだか寄り道ばかりです。

手探りで新機種に変えてからしばらくになります。

前機種に比べて改善されたこと

  • アプリが軽い
  • カメラの性能が良い

まだ困っていること

  • プライベートなアドレス(前機種でも登録していなかったんだけど)が登録できない
  • セキュリティ対策として顔認識を入れてみたら、暗かったり帽子かぶったりしていると認識してくれない。元々いろんな角度から覚えさせておく必要があるらしい。
  • Instagramの画像データがどこかにあるはずなんだけど、出てこない

一番痛いのが、

  • メールが届いた時の着信音がなくてもIS03ではライトが光るのでメールが来たことが分かったが、HTC Jでは1分でスリープに入る設定にデフォでなっていて、さらに点滅ライトが小さいので分かりにくい。

窓口のお姉さんたちも手探りのようです。

またauショップに行く必要がありそうです。

 

鎌仲ひとみさん、ちょっとやり過ぎです。

こんにちは。富山で化学を中心とする技術翻訳をしていますヨシダヒロコです。医薬との2本立てが夢なのですが、なんだか寄り道ばかりです。

同郷の人をこのように言うのは心苦しいのですが、5月頃からだったかな、「内部被爆を生き抜く」などの鎌仲ひとみ作品が富山・金沢の単館系映画館で上映されました。その頃別の用で金沢のその映画館に行ったら、明らかにあまり科学的ではない反原発の本が並べてあって。何かショックでした。上映会にも人づてに誘われましたが、考えた末断りました。

それを書こう書こうとずっと思っていたのですけど、時間が経ってしまい、鎌仲氏は今度本を出版するそうです。下のUstはそれに合わせてのものだと考えられます。

ご存じない方のために、鎌仲ひとみ氏は富山県出身の映画監督で、代表作は主に原発に関するものです。自主上映会が多いように認識しています。

下のURLは昨夜Twitterで教えていただいた鎌仲ひとみ×津田大介の対談Ustです。協賛はキッコーマン。

http://www.ustream.tv/recorded/24192834

全部で84分ある対談のうち、10数分が公開されています。

のっけから「黒ゴマは白髪をなくし、杏仁豆腐には脳梗塞に良い」という鎌仲氏。それ、「ためしてガッテン」レベル……。あと山下先生に対抗するため4人医師を集めたところで、自分(=鎌仲氏)の都合のいいことしか言わなければ集めても意味がないですね。山下先生の本は持っているのですが、まだ読めてません。主旨は知っています。4人中3人の医師のバックグラウンドも知っています。肥田舜太郎先生、児玉龍彦先生、鎌田實先生、ベラルーシのスモルニコワ・バレンチナ先生です。

肥田先生のつながりで1冊内部被爆の本は読みました。ブログの検索で出てくると思います。児玉先生の本「内部被曝の真実」は、一応国会討論は聞いたことがあって、恐らくそれを本にしたものを途中まで読みました(体調不良で、図書館に返すのが遅れたのでやむなく返しました)。下のビデオに出てくる、特定の臓器に放射能の影響が出るという説は児玉先生のものですね。鎌田先生は「がんばらない」で有名ですね。チェルノブイリ被爆者の支援をしていたことは寡聞にして知らなかったです。

正直、怖いトレイラーです。福島の方が見たらどんなでしょう。

上の方でちらっと触れた鎌仲氏の著書ですが、今までの映画の宣伝とも取れるものです。

原発の、その先へ ミツバチ革命が始まる

内容紹介
3.11以降、どのような未来が可能か、私たちはこれから何を選択したらいいのか。『ミツバチの 羽音と地球の回転』で、原発に頼らない世界の可能性を描き、日本全国で若いお母さん達による 自主上映のムーブメントを作り上げたドキュメンタリー作家、鎌仲ひとみが提案する、一人一人 が創る「ミツバチ革命」の起こし方。

これまで日本の国民はいろんな局面で、お上のやることだから、とあきらめてきたわけですが、 今回だけは、あきらめることができない。自分の子どもの命や健康だけは、あきらめることがで きない。自分の子どもの命や健康のことを、あきらめるわけにはいかないんです。絶対に譲れな い。もし、ここで譲ってしまえば、命をつないでいくことができなくなる。命をつないでいくこ とができない社会には、未来がない。これだけの惨事が起きてもマスコミは変わらなかったし、 政治も変わらなかった。多くの母親が、このまま政府や自治体、マスコミに任せていては、子ど もの命は守れないと悟った時に、自分たちで変えていこうというスイッチが入った。これこそを 私は「ミツバチ革命」と呼びたいと思います。(本文より)

【目次】

はじめに

第一章 ヒバクシャ 世界の終わりに

始まりは医療の問題から/湾岸戦争から7年目のイラクで出会った子どもたち/砂漠の狐作戦/ ラシャとの約束/肥田舜太医師との出会い/『ヒバクシャ 世界の終わりに』への道/九・一 一後の世界とイラク再訪/バグダッド/ムスタファ/アメリカへ がん宣告の中の編集作業/ア メリカの被ばく者/被ばくを生きる。それぞれの普遍/憎しみではなくて、愛/抜け落ちていく のは、生身の人間の苦しみ/放射性物質が引き起こす分断

第二章 六ヶ所村ラプソディー

原発 ハンフォード 六カ所村/フラットな視線/六ヶ所村へ/六ヶ所村通信/内面から共感す ること/巨大開発の犠牲者たち/常識がひっくり返った世界/自分自身の加担も自覚すること/ 日本原燃/「いい人」の集団がなぜ破壊のアクセルを踏み込むのか?/放射能は目に見えない/ 自己欺瞞と合成の誤謬

第三章 ミツバチの羽音と地球の回転

六ヶ所村ラプソディーのその後/出口を探して/ミツバチへの旅 スウェーデン/ナチュラル・ ステップの四つのシステム条件/シンプルでエレガントなエネルギーシフト/石油フリービジョ ン/脱原発依存は可能か/地球の回転が生み出すエネルギー/祝島との出会い/祭りと反原発/ 地域分断作戦/希有なリーダー山戸貞夫/山戸孝くんの闘い/離島であることの強み/祝島一〇 〇%エネルギー自給プロジェクト/運動に参加してきた若者たち

第四章 映画と共振する人々

経済の原理と生命の原理/命を大切にする思想/地域でエネルギーを地産地消する/持続可能な 社会に向かうために/民主主義のエクササイズ/自分たちが変わること/話すことで回路がつな がる/ミツバチが作るつながり 震災以降のできごと/自らの根っこにつながるために/共振す る力/つながりを取り戻すために

あとがき

鎌仲氏は、昨日のUstを聴いた人によると味噌やペクチンを薦めているとか。思い切りトンデモなんですけど……。と思ったら、ペクチンを薦めているのは児玉先生もでした。食べ物で放射能の影響が少なくなるんならこんな美味しいことはありません。でもそれはあり得ないんです。善意でやっていることは承知していますが、それが必ずいい結果になるとは限りません。早い段階で原発の危険性を指摘していたことは評価しますが、科学リテラシーがもっとあればなあ、と。

それに、一方的な主張だけを流すドキュメンタリーって、ドキュメンタリーとは言えないですしね。

児玉先生がペクチンを薦めている論文要旨↓
http://www.jamas.or.jp/news2/getrecords?searchNo=113&startNo=1

味噌やペクチンについては、片瀬久美子氏のSYNODOSの記事をお読み下さい。

SYNODOS JOURNAL
2011/7/19 9:15 あやしい放射能対策  片瀬久美子 ペクチンや味噌の他にも色々ありますが、ペクチンについてはむしろ副作用が心配されているそうです。

震災以来給食や食品のWBC測定を続けていらっしゃる東大の早野龍五先生によると、どうもチェルノブイリと福島は話が違うらしいです。最初はポケットマネーで、後には寄付を募って、福島に通いました。東大から「黙れ」と言われてもめげず、ツイッターで何言われてもめげず、御用学者Wikiの人もそこには感心しているようでした。

廊下でデータ入力する早野先生。
早野先生の内部被爆関係のツイート(Togetter)
より。ちょっと見た時は胸が一杯になる共に驚きました。

ちなみに研究基金の寄付はこちらから。

http://utf.u-tokyo.ac.jp/2012/03/twitter-404a.html

★トンデモを普及させるほかに、福島の皆さんのためできることはあります。寄付もちょっと下火になったようですので、ここで告知しておきます(18:06追記:もちろん震災に遭われた被災者の方々を対象にしている支援も含めました)。

勉強会仲間のうさじまさん(@usausa1975)の「うさうさメモ」より
私が今年福島の桃を食べたい理由 うちの家族は食べるのに反対なようですが、自分用に買ってみたいです。

相馬野馬追
7/29に迫りました。行きたかったなあ……。一部観覧席は満席のようで、盛況みたいですね。よかった。

復興市場
地元の皆さんが必要なものをリクエストし、それを地元のお店から買って調達します。小さな額から寄付できます。


復興支援酒場 銀座店

東北の食べ物を振る舞い、全額を寄付します。9/30まで限定。(2013/05/31追記:2013年12月30日まで延長されました)翻訳者たちがわたしの知る範囲では2回ほどここで飲み会をやりました。3月に東京に行けていれば飲みに行けたんですが、今のスケジュールでは無理そうで残念です。「こづゆ」、食べたかったです。

みちのく未来基金
震災遺児に対し学費の支援をするもので、月1000円から毎月寄付できます。

(2013/05/31追記)
被災馬支援募金:1000円の募金でも律儀に領収書を返してくださいます。

沢山のご閲覧、最初はびっくりしましたが出所が分かってほっとしています。ありがとうございます。

スペインのノートでモチベーションアップ。

こんにちは。富山で化学を中心とする技術翻訳をしていますヨシダヒロコです。NHKラジオとテレビで、細々とスペイン語とイタリア語を勉強しています。イタリア語はこの間伊検5級を取りました。先日西検5級を受け、約1ヶ月後の結果待ちです。

わたしは日本のボールペンの他にもBic Clic Sticという、書きやすいフランスのボールペンを愛用しています。買っていたお店でものが変わってしまったので、ネット検索したところ「Fred&Perry(2014/07/12追記:検索が多いのですが、昨年お店をたたんでいます。他に扱っているところはあります)」さんを見つけました。

ちなみに、件のボールペンはこちらで買えます。赤も2色もあるなんて知らなかった!

それで、Papyrusというスペインのメーカー(2014/07/12追記:他の店にもあるそうです)のノートを見つけたので買ってみることにしました。

すいません、写真自分で撮ったのにカメラごと見つからない……。写真お借りします。好きなブルーとグリーンを買いましたが、スペインらしくオレンジでも良かったかな。

サイズをちゃんと確認していなかったのですが、メール便(送料安くて嬉しい)で届いてみるとB5だったので、スペイン語とイタリア語それぞれの文法事項整理に使おうと思います。

昔使った残りの大学ノートを使っていま問題集をやっているのですが、どれがどれだか分からなくなってくるんですよね。色分けしてあれば便利です。

今あるノートを使い切ったら、A4の気に入ったノートが何冊か欲しいな。ですが、このパピルスのリングノートにあったA4サイズは廃番となったそうです。A5なら待っていれば入荷するかも知れません。

店主さんは文房具が本当にお好きな方です。メールで話が弾みました。

トップ大学無料講義のCourseraに更に大学追加+聴講記。

こんにちは。富山で化学を中心とする技術翻訳をしていますヨシダヒロコです。医薬との2本立てが夢なのですが、なんだか寄り道ばかりです。

先日書いたCouseraの”Fundamentals of Pharmacology(薬理学基礎)”、”Vaccines(ワクチン学)”、いずれもペンシルバニア大の講義ですが何とか続いてます。やはり英語は壁です。


CouseraでStanfordの授業をオンラインで無料で受ける

これを読むと、最初はスタンフォードでIT関係の授業から始まったようですね。字幕が出ることを恥ずかしながら知らず、昨日の復習で付けてみました。そうしたら、字幕を読めばスライドが目に入らない、スライドを読んでいればうまく聞き取れないという(^_^;)。一応スクリプトはダウンロードできるんですが。

最初はスライドの内容をビデオ止め止めノート取っていたのですが、スライドをダウンロード・印刷して余白に書き込んだ方が効率が良さそうなことも分かりました。これは医学英単語、頭に入ります。

いつも視聴がギリギリになったりテストの締め切りを一部落としたりしてしまうんですが(落としても採点はしてくれます。評価に入らないだけで)、今日こそ第4回目をちゃんと視聴するつもり。今日は第5回目の講義が公開されます。ワクチン学は全7回なのでもう少しです。

先日は「ごめんなさい、テストの問題に間違いがあって、実は全問正解です」というメールが薬理学で届きました。おちゃめ(^_^;)。

さて、先日大学陣に新しい学校が加わることが発表されました。

Marketwireによると、

MOUNTAIN VIEW, CA–(Marketwire – Jul 17, 2012) – Coursera today announced that California Institute of Technology, Duke University, Ecole Polytechnique Federale de Lausanne, Georgia Institute of Technology, Johns Hopkins University, Rice University, UC San Francisco, University of Edinburgh, University of Illinois at Urbana-Champaign, University of Toronto, University of Virginia and University of Washington have signed agreements with Coursera to put their web-based courses online for free and create new opportunities for hands-on learning in the classroom. Additionally, Caltech and the University of Pennsylvania have extended a combined $3.7 million investment to Coursera, with further investment from New Enterprise Associates and Kleiner Perkins Caufield & Byers.

加わったのはカリフォルニア工科大、デューク大、スイス連邦工科大学ローザンヌ校、ジョージア工科大、ジョンズホプキンス大、ライス大、カリフォルニア大学サンフランシスコ校、エジンバラ大、イリノイ大学アーバナ・シャンぺーン校、トロント大学、バージニア大、ワシントン大。もうアメリカの大学だけじゃなくなっちゃいましたね。

そしてまた面白そうな講義が入ったので予約しておきました。年末まではあと5講義くらいで、9月に”Modern and Comtemporary Poetry”(近代現代詩), “Statistics One(統計I)”, “Greek and Roman Mythodolody(ギリシャ・ローマ神話)”、10月に”Vaccine Trials: Methods and Best Practices(ワクチン臨床試験:方法とベスト・プラクティス)、 11月に”lIntroduction to Astronomy(天文学入門)”とあります。

年明けてからは”Galaxies and Cosmology(銀河と宇宙論)”、”Astrobiology and the Search for Extraterrestrial Life(宇宙生物学および地球外生命の探索)”が予定されていて(これ楽しそう!)、まだ日程決まってないのが”Introduction to Genome Science(ゲノム科学入門)”、”Computer Science 101(コンピューター科学101)”です。ワールドミュージックの講義、なんてのもあるんですよね。

10月は他の資格試験もあって忙しくなりそうです。修了証にはこだわらず行きたいと思います。わたしのように諸事情で留学できない人だけではなく、留学を考えている人が雰囲気をつかむのにも良さそうな気がします。

一部有料化を考えているような話もどこかで読みましたが、この内容なら納得します。息長く続いて欲しいものです。