昨日のニュースで、アイスショーのために金沢にやってきた関係者の中で新型インフルエンザが見つかったという話を報道していたが、富山にも別ルートで入ってきた。
今日、肩こりの治療で調剤薬局に行ったら、「流行地域に行ってから10日以内に発熱などの症状が見られる場合には……」というような張り紙がされていました。
「パンデミック・フルー」を図書館で予約しました。明日借りに行ってきて、読む予定です。
以下は記事。
県内で新型インフルエンザ初感染
富山市の30歳代男性
富山市保健所は29日、米国旅行から帰国した市内の30歳代の男性が、新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)に感染したと発表した。県内での感染確認は初めて。男性の症状は快方に向かっており、自宅で療養している。同市保健所は男性と一緒に旅行した妻を濃厚接触者とし、二人に外出の自粛を要請した。
男性と妻は、今月中旬から約10日間、ツアーに参加して米国を旅行し、26日に成田空港に帰国。成田のホテルで1泊し、27日に新幹線と電車で富山市に到着した。男性は、同日深夜に発熱し、28日には熱が39・5度まで上がったほか、のどの痛みや頭痛を訴えたため、発熱外来を受診。簡易検査は陰性だったが、県衛生研究所が遺伝子検査を行ったところ、同日深夜、感染が確認された。男性は抗インフルエンザ薬「タミフル」と解熱剤を投与された。
同市保健所は、男性が出勤しておらず、濃厚接触者や帰国後の行動範囲が限定的なため、感染拡大のおそれはないとみて、学校や福祉施設などの休校や休業する措置は取らない。
県は29日未明、富山市内で新型インフルエンザの感染者が確認されたことを受け、対策本部会議を開催するか検討している。また抗インフルエンザ薬の在庫を確認するほか、ホームページなどを通じ、県民に対し、マスクの着用やうがい、手洗いなどの感染予防策の徹底を呼びかける。
(2009年6月29日 読売新聞)