フォルツァ問題その後(2016/05月末)。

ヨシダヒロコです。

フォルツァ休館について春頃2本ブログを書きましたが、未だによく読まれていると思います。最近は新しい映画館を探して間違ってここに来られる方も増えています。

その後フォルツァ問題がどうなったかということですが、「考える会」会合はわたしの知る限りありません。体調が万全でなく、FBも適当に画面上の方だけ見てたことも多かったので。昨日だったか、この記事が回ってきました。全文引用しますけど、大事なことなのですみません。取材して頂いて有難いのですが、すぐに消えるためリンク貼ってもうーんと思って……

富山・ミニシアター休館 ファンら再開へ運動 シネコンと共存、探る声も /石川

176席を完備し、数々の名作を上映してきたフォルツァ総曲輪の館内=富山市総曲輪3で、古川宗撮影(ブログ主注:写真は省略しました)
 

 芸術性の高い欧州映画や社会派ドキュメンタリーなど、大手配給会社が扱わないジャンルを上映するミニシアター「フォルツァ総曲輪(そうがわ)」(富山市 総曲輪3)が今年9月末で休館する。富山市が補助金の打ち切りを決め、運営が難しくなったためだ。「映画ファンの交流の場なのに」。根強いファンが多く、 存続を求めて署名活動を始める動きも出ている。【古川宗】

 

 ■補助金打ち切り

 フォルツァ総曲輪は元々、映画館「ウィズシネマ」が入っていたビルを改修し、2007年2月にオープンした。市が委託する第三セクター「まちづくりとや ま」が年間約4500万円かけて運営。入場料などの収入は年間約3000万円で、差額の約1500万円を市が毎年、補助していた。しかし、16年度予算で 上半期分約850万円が最後とされ、9月末で休館することになった。

 ■活用法は未定

 市は理由として、近くにシネマコンプレックス(複合型映画館、シネコン)が6月、オープンすることを挙げる。総事業費約84億円のうち、国と県、市が約38億円を補助して完成した再開発ビル「ユウタウン総曲輪」内に開業するシネコンで、8スクリーンを完備する。

 フォルツァ総曲輪は休館後、改修する予定だが、その後の活用法は未定。市中心市街地活性化推進課の奥沢靖課長は「映画館として再開するか、違った形で活 用するかは、今後検討していく」として、「あくまで休館」と強調。だが「『街中に映画館を』という当初の役割は終えた」とも説明しており、「実質的に閉 館」と受け止める映画ファンもいる。

 ■全国に逆行

 ミニシアターは、北陸地方では金沢市の「シネモンド」や福井市の「メトロ劇場」が上映を続けている。

 全国のミニシアターや自主上映する団体が加盟する「コミュニティシネマセンター」(東京都渋谷区)によると、1990年代に全国的にシネコンが増え、地 域のミニシアターは減少。しかし、2000年代になると、一旦閉鎖したミニシアターが、行政やNPOの支援などを受けて、再開するケースも目立つように なった。

 事務局長の岩崎ゆう子さんは「シネコンとミニシアターではジャンルも客層も違う。民間でやりきれないことを行政が支援することに意味があるし、共存する方法はあると思う」と話す。

 ■考える会結成

 フォルツァ総曲輪の掲示板には「ここでしか見られない映画があった」「富山の文化を消してはいけない」など多くの声が貼り出されている。有志6人が 「フォルツァ総曲輪の未来を考える会」を結成し、6月から、休館後の再開を求めて署名活動を実施する予定。10月からは、同館スタッフを交えて市内で自主 上映会も考えており、代表で映像制作業の島倉和幸さん(46)=富山市=は「市の判断は短絡的だ。行政の補助を受けずに上映を続けられる方法を考えたい」 と話す。

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そのうち消えるので、魚拓

この自主上映会的な動きは「考える会」有志の方ももともとFBで言ってて、それ読んでて昔高岡にミニシアターがあったことを知りました。富山にいなかった時期もあるので。

その復活版というのでしょうか、以前にもあった企画のようですが週末に上映会があります。映画館どころか近所のスーパーに行けてない状態だったのですが、なるたけ都合をつけたいです。フォルツァの方も関わっています。

FBイベント 映画『A Film About Coffee』高岡上映会

2016年6月4日、5日です。見てもらえば分かりますが、トークもあります。

A film about coffee

ついでですが、関連して冬にこんな本が出まして売れてるらしいです(バイオ系研究者さんが書いている。Twitter見るに面白そうな方)。わたしも興味があって買ってはあるのですが。

コーヒーの科学 「おいしさ」はどこで生まれるのか (ブルーバックス)

旦部 幸博

講談社

2016-02-19

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

自主上映会の方向に行くとしたらなんだかカレーフェスタを思い出すんですが、2回お手伝いしただけで運営側の詳しいことまでは知らなくても、いろいろ難しいことをクリアしなければいけなかったことは少し聞きました。お客は来るだけでいいのでしょうけど。上映会も採算とか考えないとだし、みんな仕事あるのにまるまるボランティアなのかとか思うんですけれど、学園祭的なワクワクがあるのも確かです。

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DELE B1受験記@大阪―遠すぎた会場(枚方市関西外大、2016/05/21-22)。

ヨシダヒロコです。

試験受けた後、こんな試験だったと同業者の友達に話したら面白がられたので、スペイン語関係ない人にも分かりやすいように書いてみます。

DELEはスペイン政府、正確には教育文化スポーツ省が世界中で実施している、スペイン語を外国語とする人向けの試験です。スペイン国外で実施しているのはセルバンテス協会、『ドン・キホーテ』著者の名前が付いています。日本では東京の千代田区にあります(行ってきたレポがありますが、休館日でしたのであまり見るものはなかったです)。以下のリンクは日本のセルバンテス協会から、試験について。

http://tokio.cervantes.es/jp/dele_diplomas/information_diplomas_spanish.htm

日本ではスペイン語検定からこっちに人が流れているらしいですが、スペイン語検定では西文和訳、和文西訳が多いのに対しDELEはこれから書くように読む・聞く・書く・話すをすべてスペイン語で行う試験で、形式が全く違います。わたしは2年半前にスペイン語検定3級(英検準1級くらいらしい)をBで落ち、DELEB1(中級らしい)はメタメタでした。名古屋での受験記があります。去年大阪試験地でまたDELEを出願しましたが、体調が整わずやめました。富山から大阪駅までだけでも3時間ほどかかります。その後会場までが大変だったことは少々予想していたけどやはりという感じでした。名古屋会場は変わっていなければ南山大なので、中心部からは行きやすいです。キャンパス内で迷った覚えありますが。関西外大は、今年の出願ではキャンパスの地図がありました。警備員さんも1日目にはいました。

試験の準備は他のエントリで色々書いてますが、結局模試形式の”El Cronómetro”ばかりで、最後に『スペイン語力養成ドリル2000題』(西検4級の時に一度やった)で文法のおさらいをし、作文と口頭試問は面接官の資格持ちのネイティブ教師に3年前から会話その他でSkypeレッスン受けていて、2ヶ月ほど集中して対策してもらいました。教室は大阪のパソアパソというところで、他の言語も教えており、スタッフの方にもアドバイスは受けました。大阪には20日に入り、口頭試問がちょっと不安で試験前日夜10時からもレッスン受けました。リーディングの半分だけなどなら時間は測りましたが、通してはやってなく、試験を通して解くのは余裕がありませんでした。

これが受験票です。枚方のあたりには泊まれるところがないようで、梅田近辺にしました。

 

後で関西の友人が言うことには「8時半なんて早い。スペインぽくない」とか、「京都に泊まった方が近かったのでは」だそうで、梅田あたりから地下鉄、京阪、バスで関西外大までおよそ1時間。それも京阪は特急に乗らないと駄目(止まる駅が違うので)。バスはわりと本数があるという感じでした。宵っ張りのわたしが6時半に起きて身支度をしたので、試験に影響しなくてよかったけどちょっとトラブルが。持ち歩いている保険証などを枚方市駅で落としました。身分証明証は免許証も持っていたので試験には影響なしでした(写真付きのものが必要です)。

キャンパスや試験会場あたり。綺麗な学校で、南山大も外大みたいなものと思ってますが、「外大」という名の所に入ったのは初めてだったかも。

B1の受験生は年齢は割とバラバラで、各レベルに1小教室ほどが割り当てられ、1人で机2つ使う感じでした。8時半に着いたら受験票と身分証明証を確認してもらい、試験官の説明が始まりました。ゆっくり説明して9時開始。受験票になかったけど、腕時計はあって正解でした。教室にあっても、時間との闘いなので机の上にあると便利です。いかつい腕時計はイタリア語検定1日前に手持ちのが壊れたので買ったのでした。9時前なら多少の遅刻はOKらしく、15分遅れた人も。解答用紙には受験料が高かっただけあって?名前や受験番号はもう印刷してありました。1枚だけ書類にボールペンでサインしたかな。どうしても遅れた場合は受験票に書いてあります。

Prueba1,2,3,4とあり、リーディング(大問5問小問30問、70分)、リスニング(大問5問小問30問、40分)、ライティング(作文、2問60分)、口頭試問(準備15分、本番およそ15分)となっています。最後の口頭試問は1日目か2日目か、試験10日から1週間前に届く受験票で分かります。3年前出題傾向が変わって、ラテンアメリカの要素が強くなりました。実際準備でリーダーなど読むとラテンアメリカのスペイン語は単語レベルで違うし(試験にはあまり出ないよう)、リスニングの勉強してても訛りが聞こえないということがありました。

リーディング・リスニングはマークシートです。リーディングで覚えているのは1問目、「こんなアパートに住みたい人」と「アパートの特徴」を組みあわせるもの。部屋探し関係は口頭試問の準備で下調べしてたので、少し助かりました。余分な選択肢が入っているので要注意です。長文は学生とジャーナリストが組んで、アカデミア関係の新聞を作ったという話だったかと。

リスニングは点数に波があり、ちょっと心配でした。リーディングを70分もやってほぼ休み時間なしでつぎ行きます。3択なのですが、留守電を聞かせて答えさせる問題はなく、ラジオの短いニュースを6本連続で聞いて答えるのがメキシコとアルゼンチンで1問ずつあって、訛ってなかったので助かりました。モノローグもあったはずですが良く覚えておらず。準備では移民としてよその国にいったとか、キャリアがこうなってこうなってとか、結構人生模様が見える語りでした。最後の1問は2人の会話を聞いて、これこれのことを言っているのはどっちかという問題ですが、Aさん、Bさん、どちらでもないという。勉強中にも思いましたが、いい加減にしか聞こえないとそういう点数しか取れないように引っかけが色々あります。

困ったのは、DELEのためにチャイムは止められなかったらしく、音声再生中に鳴ったことです。あとその前日くらいから急に夏並みに暑くなって、この大学に限ったことではなかったですが冷房が効いていませんでした。

リスニングがつつがなく?終わるとしばらく休み時間。下に降りるとシアトルズベストコーヒー(中にマックもあった)があり、暑くて参っていたので水出しコーヒー。持病があると断って水ぐらい飲むこともできたのでしょうが、かなり忙しい試験でした。ちなみに7号館には学生向けの広い勉強スペースがありました。日曜は閉まってました。

ライティング。Tarea1はメールを1本書かせる問題です。100~120ワード。友達からメールが来て、修士課程の最終試験が近く、「終わったらパーティーするの覚えてるよね?何かアイディアない?」というのに返信するもの。修士課程って論文で終わるんじゃないの?と怪訝に思いましたがおいといて、答えなきゃいけないポイント(書いてある)を守って書きます。院生の時の忘年会が今もお誘いあって、そのときは帰ったけど2次会を大教室でやったっけと思い出してパーティー会場はそう提案しました。下書きの紙を与えられ、そこにボールペンで書いてから清書します。片面埋まって裏に行くくらいの量です。

Tarea2は2題から1つ選ぶ問題で、前回はそれを理解してなかったです。準備で書いたもので変わってるなと思ったのは、フォーラム(というかYahoo知恵袋的な?)投稿に答えるもので、出題はウェブ上のものが多いのですが「別れた後も曖昧な関係になっている元彼とやり直したい」とか。バックパッカー関係のフォーラムとか。「うちの姑は…」という問題には、「姑」が辞書引かないと出てこなかったし投げてしまいました。Tarea2は130~150ワードで、最後は時間ぎりぎりでした。書くのは意外とすんなりでしたし、イタリア語の経験もあって、字数制限の中で何か書くのは慣れてきてます。でも、写す時間を考えに入れておらず、60分ずっと書いていたような気がします。選んだお題は「初めての仕事について」。なぜ選んだか、何時間働いたか、よい点は、悪い点は、良く覚えていることは、など。

終わったら問題用紙等はすべて回収されました。

2日目は午後4持過ぎに集合だったのですが、落とし物があったのを前日から京阪が「ないです」「ないです」と言っており、翌日になって「警察に行けば」と言い出しました(遅いよ)。東京で落とし物をしたときには先方からかかってきたのですが、まあいい早めに行こう、もう勉強とか頭に入らないしと早めに枚方に行き、結果すぐに身分証明証が交番で出てきて、枚方警察署に受け取りに行きました。交番はなんだかほのぼのしていて、先月の東京と同じく若いお巡りさんでしたけど、バス停の位置関係を聞いたら「バスのことはあまり分からないんですよ。普段単車だし…」というのはプライベートでそうだというボケだったのかも。

口頭試問はあっさり終わりました。早めに着いたら日本人の試験官が「もう始めますか?」とスペイン語でいい、時間差で受験生が来ているのでほとんど誰もおらず、テーマ2つをさっと見て1つを選んで15分で下書き用紙に喋りたいことをまとめました。「NGOでボランティアをする」というお題で、昔JICAでやってみたかったのでその話をしました。持病を持つ前のことで今は難しいと思うんだけど、そこは適当に。面接官は優しそうにニコニコしている女性で、「usted(あなた)かtú(君)かどっちで喋る?」と聞いてきました。後の方で良いですといい、そのせいか話し方はとても親しげで普段先生と話しているような感じでした。

「JICAから日本語教師か理科教師でコスタリカに行きたい」と話しました。他に「人の役に立ちたい」といったとき「なぜ?」と聞かれたので、「わたしの人生いろいろあって、人に助けてもらったんです」と答えました。制限時間は過ぎたかもしれませんが、最後までメモを話しました。次に写真2枚から好きなのを選びます。テニスコートにいる男女を選びました。先生に、「見たことと見てそう思うことを区別して話してね」と言われていたのですが、後者を話す時間がありませんでした。テニスはするかと聞かれましたが、ラケットとかボール(複数単語がある)の単語が出てこず「うまくいかないんです」とか切り抜け、「錦織が頑張ってる」とかいう話になり、「バドミントンならやります」と話しました。それから短い会話に移って、試験官が友達役。わたしがジムの帰りで、バドミントンをやったことのない友達と今度一緒に行く約束をするというものでした。試験官は「3時間かけてきたの!?いい結果になるといいけど」というようなことを言ってました。

やっと解放されたぞと思ったら、木の緑は綺麗だったし、昨日見た沢山の旗は降りていたけど、人のいない夕方前のキャンパスは気持ちよかったです。

最後に、試験のネタになるかもと思ったのもあって選んだものもありますが、期せずしてラテン系のごはんばっかり食べていたので、何枚か貼っておきます。粉ものは次回。プラス、枚方警察署で見つけた無駄にノリのよいポスター。よい人材来るといいですね。お世話になりました。

2016-05-22 15_Fotor

結果は最低4ヶ月後とかなり遅いのであまり気にせず、スペイン語検定とイタリア語検定をじっくり準備します。今回、試験の間と人と会っているとき以外は頭働いてなくて、事前にコンディション整えないとと思いました。イタリア語の時もいきなり暑かったんですが、暑い年にはそういう対策含めて考えないとですね。以上です。

和む本(3)ー見て楽しいフランス菓子本、スープのレシピ本。

ヨシダヒロコです。

こういうリラックスできる本も必要と思い、意識して買っています。

料理雑誌は買わないようにしています。紙だとたまるし、Kindleでも結局使わない。TVでは「きょうの料理」あたりはこれはと思ったのチェックしています。ジャンルを問わず、なるほどそうやったら作れるのか(やってみないと分からないけど)というのが見て何となく分かるのは楽しいものです。この番組は結構ネットでもレシピを出していて、その他のサイトもEvernoteで保存しておきます。普段よく使っているのがそういうレシピかも。

もちろん、冷蔵庫にあるもので何となく「あれとあれで……」というのもやりますし、レシピを見るのは複数回作っているうちに段々自分のものになります。フラスコ振って実験室にいる勉強をしていたので、料理は延長上のように思えてなりません。煮る料理は割とそうでしょうかね。

今回のは2冊、今後あと2冊ほど出てくるかと思いますけど、「これはちょっと欲しい」と思った、見ても楽しい本です。

1冊目は初めPinterestでとても綺麗な和食前菜盛りつけの写真を見て、もと画像のブログを読んだらありました。ダンナさんがフランス人で、フランス菓子のパティシエの方。勉強しているイタリア、スペイン語にからんで料理のレシピは見ることありますが、お国柄が食材に出ていて、この本もバターが無塩でもいいけどあっちでは発酵バターとか、なかなかなさそうなスパイスとか、そういうの見ているのは楽しいです。ないものはおおむね日本で代わりになるものが書いてあります。本はある時点でディスカウント本になり、今は正規には売ってないようですが(中古)、お菓子作り初心者のわたしは少し練習したら作ってみたいものがあります。

甘いものは量は食べませんが、難しそうなので作ってみたくなってまず買った本。気になった方はなくなる前に。

フランスで覚えたお菓子 (マイライフリシーズ)

panipopo

グラフ社

2011-05-28

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

2冊目はTwitterで料理上手なんだろうな、という方がツイートしていた本。1年分あるらしい大量のレシピがあり、眺めても楽しいです。お味噌汁も。わたしはスープというものが好きですし。クリームコーン缶と冷凍コーンで簡単にコーンスープが作れたりしますが、面倒な人向けにこんなものがあるんです。コンソメもコーンも入っているから牛乳入れて温めたら終わり。

2016-01-27 15.03.59_web

本を見てて、今はグリーンピースの時期なので安く沢山手に入れば美味しいのができそうです。1つ気になるのが、スペイン料理の夏に飲むガスパチョがあるんですけど大事なニンニクが入ってないし、なんかうーんという感じです。朝向きでしょうか?

出たばかりの本で、料理あまり得意じゃなくても簡単に作れそうなものです。朝は時間ないですし。

365日のめざましスープ

有賀 薫

SBクリエイティブ

2016-03-19

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

DELE B1@大阪(2016/05/21-22)に向け、明日出発。

ヨシダヒロコです。

そろそろ試験前スパートかけるぞーと思っていたら、有難いけど仕事が来ました。バイオたくさんと、画像からの書き起こしを含む医療機器申請関係。申請関係やったことなかったので、勉強になります。

実はずっと夜までぐったりしてあまり動けず、夜更かししては悪循環だったので、これじゃ朝からの試験を受けられるはずない!と昨日は少し早めに寝て早起きしたらやっぱり効率が違いました。今まで何をしていたんでしょう。

富山からはどの試験場も前日に入らないと駄目なので、明日から行きます。先月のようになんかありませんように。そしてまたエージェントさんと会って、ごはんでも食べる予定。

昨日”El Crónometro”をめくっていたら試験へのアドバイス的なページがありました(B1だとp116)。

下に貼りますが、スペイン語を解さない方向けにもちらっといい加減な訳をします。

「試験前日はよく眠って、時間どおりに着くようにしてください」

「本や辞書は使えません。紙や鉛筆はいりません。ボールペンを用意してください」(2016/05/23 0:21追記:もう試験から帰ってきてますが、鉛筆の所は原文の間違いかも。Prueba1と2はマークシートで、だから消しゴムもいり、3はライティングでボールペンで書きます。忘れたりしたら貸してもらえそうです)

「写真のある身分証明書が必要です」

「心身に障害のある人は申し出てください」

「結果は4~6ヶ月後、インターネットでも発表します」

ここに書いてないけど、携帯は使えないはずなので腕時計がいると思います。大学なので時計があるでしょうけど。

準備はまだ上に挙げた本で模試的なものを解いて、『スペイン語力養成ドリル2000』で動詞の活用などだーっと復習してます。先生は「ヒロコは活用忘れているだけ」といい、有難いことにおおむねそうでした。もうすこしやることあります。”Preparación al Diploma de Español, Nivel B1″(模試集)はまだ手が付けられていませんが、”Crónometro”には巻末付録もあるし、かなり豪勢です。模試集は1回分でもやりたいなあ。

Skypeレッスンの先生も試験前で忙しそうで、でも「わたしも試験沢山受けました(試験官の資格をお持ちですし)。うまくいけばそれでいいけど、結果が悪くてもいい経験だから頑張って」といろいろ励まされました。可能ならもう1回口頭試問対策します。これはネイティブスピーカー、できれば試験を知っている人にやってもらわないと分かんないです。

学校からと先生からと言われたことをまとめると、1.筆記は合わないテーマもあるかもしれないが、書くことがなくても正しいスペイン語ででっちあげて。指示には従うこと。2.口頭は「見える」こととそこから「想像した」ことを分ける。Googleで画像など見て、いろんな人(人種、服装)になったつもり、いろんなシチュエーションになったつもり(ロストバゲージにあったらどうするか)で喋ってみる。3.リスニングはスクリプト読み読み聴いてやり直してみると良い。

仕事も持っていくと思うので少し慌ただしいです。暑い大阪で熱にやられないようにします。いや、そうでありますように(地元で熱にやられた去年の嫌な思い出が)。

今回受ける方、将来検索してこれを見る方、頑張ってくださいね!

#今からできることと言えば、他にスマホなどのアプリでEspañol conjugateなどで検索し、活用を勉強することとか。その場で解答出るので便利そうでした。2016-05-19 19.01.24

 

翻訳ミステリーシンジケート金沢読書会第8回・シーラッハ『犯罪』(2016/05/01, 109地下うつのみや本店)

ヨシダヒロコです。

今回体調が悪く参加が危なかったのですが、懇親会(途中まで一緒でしたが、自分の好きな片町のごしゃごしゃしたところ)は取りやめました。

課題本は読書会にも自分にも初のドイツミステリーで、評判が高く読みたかったものです。

犯罪 (創元推理文庫)

フェルディナント・フォン・シーラッハ

東京創元社

2015-04-03

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

短編集で、犯罪を犯した人の11の物語。ページ数も知る限り課題本としては一番少なく、ネタバレしてもよければ読んだ作品だけでも、ということでした。ギリギリに買いましたが、結局金沢へ行く電車の中で読み終えました。ドイツというと、きっちりかっちり融通きかない的なイメージありそうですけど、もともと弁護士が本業である罪人に対する(やむにやまれなかったケースも多い)著者の温かい目線を感じました。むかし第2外国語の授業で陰鬱なリーダーを延々読まされたせいもあったかも。今回結構イメージ変わったと思います。

少し遅れて着いたら、ちょうど始まるところでした。連休ど真ん中、リニューアルしたばかりの109にうつのみやが入ることになり、地下フロアの広場に衝立を立てての会でした。幹事さんは「翻訳者さんは(会場の様子の予想が付かず)デンジャラスなので呼ばないことにした」と。確かに案内をする係の方がわたしの真後ろにいて、方向が分からない人に何回も道案内をしてました。

読書会では詳しい資料を頂きます。著作リスト、著者プロフィール、翻訳者さんの金沢読書会へのメッセージ。今回酒寄先生は、この辺りに住んでらしたことがあるそうで、立山を舞台にした掌編も寄せてくださいました。シーラッハは著者紹介にあるとおりナチの末裔なので、そういう出自の人にスポットライトが日本では当たりにくい気がしますが、そこに向き合った作品も書いたと説明がありました。

その他に、途中でですが、NHK語学講座で知られているマライ・メントラインさんのブログ記事も紹介してもらいました。3年ほど前に卒業するまで、NHKテレビ講座など見てたのでドイツ語を目にする機会あったと思います。結構ドイツ人の本音が出てたり、意外と言葉の響きが明るかったりしましたっけ。
【まさかの来日】 天才作家シーラッハ、やはり尋常じゃなかった!

自己紹介が一巡して、感想のコーナーになったのですが、幹事さんがどの作品が一番好きかをカウントしていました。ぶっちぎりで『フェーナー氏』、次点で『チェロ』でした。わたしも皆さんも他にいいなと思った作品はあり、同じ博物館でずっと警備しているうちに妄想を募らせていく『棘』、完璧な『正当防衛』、シーラッハお得意の共感覚ものと見られる『緑』など。ラストのスカッとする『エチオピアの男』などが挙がったと思います。

人気の高かった『フェーナー氏』は、わたしは妻から夫に対するモラハラで追いつめられる、しかもこれだけのページ数で怖さが出るのはすごいと思ったのですが、男性2人が「怖い」と、結婚生活の長い方が2人「結婚生活も長いといろんなことが……」という感想でした。『チェロ』は仲のいい姉弟に起こった悲劇で、好きなかたはどっぷりという感じで絵で表現された人も。

ちなみに『サマータイム』は文庫化で4行ラストに加えられており(ハードカバーにはない)、それでもトリックが分からないのですが、みんなで疑問持ち寄ってどうなったんだっけ?解説があったんですがそれで合ってたか忘れてしまいました。

どちらかというと、ミステリーというよりこんがらがった人間模様を経験した人の事件簿を見ているような。複数の人が言ってましたが、明らかにドイツ系の名前ではない登場人物も多いんですね、という意見も。司法制度も日本とは大分違うようでした。

ドイツミステリ、堪能いたしました。次は9月だそうで、なるたけ行けますように。

『思い出のマーニー』新訳を読んで(2016/06/02追記あり)。

ヨシダヒロコです。

(2016/09/18:本文が消えていたのに気づき、戻しました)

前から本は持っていて、訳者の越前先生の『翻訳百景』で翻訳裏話を読んだため早く読もうと思っていました。ジブリの映画としては地道かもしれないけどいい作品になり、その公開に間に合わせるため複数の訳者さんで急ピッチで訳されました。目立つところに全員クレジットできなかったので、訳者あとがきにあります。

新訳 思い出のマーニー (角川文庫)

ジョーン・G・ロビンソン

KADOKAWA/角川書店

2014-07-10

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

映画を観たときも書いたことです。身内の、登場人物と同年代の子がうちに帰省したときにどうしても見ると言い張り、すごく感銘を受けて帰ってきました。孤独な少年少女、または過去そうだった人なら誰でも共感できるかもしれません(自分が「中」にいるとか「外」にいるとか)。わたしもこういうこと自分にもあったなあと思うところがありました。

原作には映画と違うところがあります。まず舞台はイギリスです。自分が一時療養しながら読んだのでそのせいかもですが、途中マーニーが突然いなくなったりアンナ(日本語でも使える名前で良かったですね)がマーニーから見て消えたり、夢かうつつかという描写が結構あります。SF・ファンタジーの要素が入っているのでしょうね。マーニーが誰かは最後の方で分かります。ただ、映画と違ってたと思うんですが、湿地屋敷の新しい住人・リンジー一家とすっかり仲良くなったあとで、みんなに囲まれて和やかに話を聞きます。短かったけど濃かったマーニーとの友情について、「秘密にする」と誓ったのでアンナは一切喋らないところが印象的でした。

翻訳上のことで、ボートの渡し守の老人「アマリンボー」は原語でWuntermenny(one-too-many) なのですが、『翻訳百景』に訳し方で気をつけたとあります。「家のない子」はジプシーかなと思ったのですが、原書の目次を見た限りでは”Beggar Girl”になっていました(2016/06/02追記:越前先生にネットでお聞きすると”gypsy” “beggar girl”の両方あったらしく、「家のない子」「花売り」などで逃げたと思う、だそうです)。

シーラベンダーは実はラベンダーとは関係がなく、スターチスの仲間です。もしかしたら香りはないかも。Wikipedia英語版からイングリッシュラベンダーと思われるラベンダーと並べて写真を載せます。ラベンダーにはかなり種類があるので、3枚目の花畑は近所のお庭にあった違うラベンダー(香りがない種類と思います)をわたしが撮った写真です。

『春を背負って』をやっと見ました。

ヨシダヒロコです。

今日、BSプレミアムで『劔岳 点の記』やってて、2回は見たけど保存しました。原作がある話なので、違和感のある人は大分あるらしいですね。わたしは読んでないせいか、大きな違和感はありません。新田次郎は長野県人だったと割と最近知って、山の本の他にも武田家についての著作などあります。また読んでみたいなあ。

『春を背負って』は元々「キャメラマン」であった木村監督の2作目で、封切りの1年前に初めて室堂の雪の大谷に行き、周囲に積もった雪の中歩いていたら、ロケ隊がいて皆にチラシをくれました。富山では大々的に封切られた映画でしたが、見に行きたいが逃してしまう映画が結構あって。DVDで今回見たときに、大画面だったら綺麗だっただろうなあと思いました。

 

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筋は割とシンプルです。山で菫小屋という山小屋をやっていた主人・勇夫(小林薫)がいて、息子・亨(松山ケンイチ)は東京で金融関係の仕事をやっていたんだけど、ある日母・菫(檀ふみ、氷見出身という設定)から父親が登山客を助けて亡くなったと知らされます。葬式のシーンで実在の山小屋の名前がありましたが、この菫小屋にもモデルがあるそうで、皆の思いを受け取った亨は山小屋を継ぐことにします。山小屋には愛(蒼井優)が手伝っていました。ショートヘアが可愛かったです。そして、「おまえの父親が夢枕に立って」とどこからともなくゴロさん(豊川悦司)も現れて、3人でやってゆくことに。そこで天気が悪くなっては誰かが危ないことになったり色々あります。日本最強の山岳警備隊には吉田栄作などが出てます。

主題歌は最後に流れる1回だけど、山崎まさよし。途中で鼻歌で歌われる『なごり雪』の方が何となく覚えてます。

ざっと他の人のレビューを見たところ、立山の地形を良く知っている人には「?」という場面もあったそうですが、そこまで気にしない人には山と人間ドラマが楽しめるのではないでしょうか。メインの登場人物がなんかいい人ばかりでした。

自分より少し下の世代だと遠足で立山に登っていて(代わりに乗鞍でした)、でもわたしはまだ室堂までで、割と年齢を重ねてから博物館など主催のツアーに参加してます。雄山(立山連峰のひとつ)や手慣らしの美女平はまだ色々都合が悪くて行けてないです。幸い悪天候は経験してないですが、知り合いがGWあたりに室堂行ったら大吹雪だったそうで。山が好きな人のFBグループで写真(まれにホワイトアウトとかあります)見てますが、映画に出てきたような、助けてくれた人にお礼も言わなさそうな人はいそうです。マナーの悪い人の話題も、遭難者の話題もあります。室堂もバスで来られるから服装など甘く見てそうな人は見かけました。

山用のものっていちいち高いのだけど、レンタルもあると思うのでレインスーツとかあると安心ですよ。

配役の名前は、オフィシャルサイトがすでに消えているのでWikipediaから。ちなみにこの映画にも同名の原作があって、秩父山中だったのを今回立山に移したけれど、秩父のものもラジオドラマなどになっているそうです。

放送大学大学院科目生になって1ヶ月。

ヨシダヒロコです。

去年ほんとは出願していたのですが、色々あって学費どころではなくなりました。

Twitterでも有名な学長さんがいらっしゃるうちに入学したかったのですけど、今年叶いました。Twitterで放送大学について何か悪口を言っている人がいて、「私が学長ですが何か」と出てこられましたのでついったらんどにおられるのを知りました。

合格通知、といっても科目生の場合は無条件で入れます。全科生なら修論の研究計画を書かないといけないのでその内容もあるだろうし、指導教官が見つかるかということも関係するようです。入学者のつどいの時に少し聞いたんですが、わたしは頭が痛く帰るところで、職員の方は異動が決まっており送別会と歓迎会を一緒にしたお茶会に行ってしまいました。単位に関しては、わたしのように以前院にいたものは、ある程度まで認められるそうです。合格通知のあと、学費を払えば入学許可書が来ます。

論文書きたい分野・テーマはありまして、半分文系のような感じですけど受け入れられるか分からないので、余裕もないですししばらくは単位を取ります。卒業を目的としない、勉強したい学生も多いようです。院の方は科目が少なく、勉強目的なら学部に面白そうなのが沢山あります。

院は臨床心理士を取るための科目が多く、なる気はありませんが興味ある科目があり、そのうち今回履修したのは「精神医学特論(‘16)」です。DSM-5にあわせてと思われますが今年テキストを新しくして開講しました。去年までのテキストを持っていて、ラジオも録音していたんですがなかなか聞けず。今年学費の支払いも遅かったし、テキストが来てもすぐに始められなかったのですが、内容が興味深く最近になって15回中4回まで聴いたので今これをアップしています。目次にある「気分の障害」の半分まで終わったことに。Amazonレビューで書いてた人がいましたが、授業とテキストで1つという感じです。レベルは医学部3年、とその人は書いていました。

前年までのテキストに、「臨床心理士の試験にはこれで十分だった」という感想があって、コンパクトにまとまっていると思います。ただ第1回の授業で「医学部では基礎医学を学んでからこういうことを学ぶので」と先生が言っていて、その辺が足りない人は大変かもしれません。わたしはどこの知識が抜けているか確認と補充をしています。目次の写真にない、15回の「日本の精神医療の現状」では精神科周りの法律や患者の扱いの歴史があって、買おうと思って買えてない呉秀三先生が出てきています。どういう授業か楽しみです。巻末に長い文献リストがあって、初心者向けから、この分野の本を選ぶならこの先生だよねというのが出てきているし、知らない本もあるし気になります。第2回は糸川先生という臨床家であり統合失調症の遺伝的変異を発見した方をゲストに呼んで研究秘話を聞いたり、両方自分が診断されていて良く知っているはずのうつ病、躁うつ病(双極性障害)も詳しかったです。

入学者のつどいについても書いておきます。3月末の日曜日に学習センターで。校歌があったり、学長のビデオメッセージ(もっと前でみたかった)では思った通り得意の山の話に持ち込んでいて(学長さんは山男で富山は好きだし、松山城ではロープウェイもリフトも使いません)、笑いそうでした。センター長や職員挨拶、年度替わりなので新旧の方がいました。学窓会やサークルの勧誘(少ないけどあります)、科目の勉強の仕方など教わって、あとは別室にてジュースとお菓子で歓談となりました。わたしは頭痛くて残れなかったですが、上に書いた履修上の質問のあと、また顔出してください、千葉の本部よりこっちのが親切です、だそうです。連休明けたら相談してみます。

シラバスにある他にも、各地で対面の講義(1回きり)があり、人によっては遠征します。昔学部の科目生になったことがありますが、今はすごくIT化が進んでいて大体のことがネットで済んでしまいます。今年からネット授業まで始まりましたが、この辺はITが専門のオバケ(岡部)学長の業績です。大変だったらしい。今年いっぱいくらいまでいらっしゃるらしいので、ITの授業取りたいなと思ってます。

テキストの出来がいいものが多いらしいので、今後他も見てみますが翻訳者が分からないことを本でだけでも勉強するにはいいかも。

つどいの時の写真を貼っておきます。この時桜は咲き始めで、満開の写真(10日後)も。この大学の桜はなかなか綺麗です。