わたしのしてきた英語の勉強(のようなもの)その2・高校と大学理系学部にて

ヨシダヒロコです。

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Credit: Pixabay

前回から続く

前回のブログは、題名のせいかPVが多少上がったのだけど、どう受け取られたのでしょうね。「要するに英語がすごく好きだったのね」と思われたかもしれないですが、長いシリーズにしたのはすごく紆余曲折があったからです。

中学の時に周りから浮いたのは成績、特に英語のせいだったと思います。特に田舎の学校というところは成績が良い、悪い、家庭環境が人と違ったりすると浮くので、仲間はずれにされるのが嫌で授業中にはしゃいでサボってみたら予想通り成績(特に数学)が下がったりしました。中学校の時に嫌な思い出があったせいなのかなんなのか、望んでもいないのに優等生とされ、そう振る舞う羽目になって、コンプレックスがありました。単独行動が多くなったのは15の時です。

長くなってしまいましたが、よろしくおつきあいください。


 

高校生のわたしと英語

高校は英語を特に学ぼうと思って行った訳ではありません(英語コースがある学校は別にありました)。進学校だけあってすごい人が多く、自分が目立たないので楽になりました。当時は部活ばかりしてても物理の先生が「またラッパばっかり吹いて!」とか言ったりして容認してくれている雰囲気がありました。今の母校はまだブラス頑張ってますが、某最難関帝大に入れとすごくうるさいらしい。わたしが15、6年前くらいまで家庭教師してたときにも参ってる後輩の生徒さんいました。

さて英語ですが、こんなことがありました。

  1. 授業は聞くだけで、相変わらずNHKラジオだけ
  2. 英検3級、2級合格
  3. 留学生が来たけど話せなかった
  4. 将来の志望が決まる
  5. 洋楽に引きつづき惹かれる
  6. 洋画をひとりで見に行く

1.については3種類の授業があり、リーダー、サイドリーダー、コンポジションを確か1年生だとIR, IS, ICみたいな感じで呼んでいました。2年生で理系に上がってからも同じだったはずで、教科書が3冊ありました。予習をしなくてはついていけないはずですが、帰宅も早くはなくてたまに朝練まであるような状況ではそれは無理で、当てられると「大体こんな感じ」で訳しました。文法はオレンジ(当時。今は違う)の数研チャート式、他に問題集もあったかもしれないし、ラダーシリーズとかよりだいぶ難しかったはずのリーダー(小さめサイズで100ページ台くらい?後ろに単語などの解説がある洋書)を1冊ぽんと渡され、何十ページと実力テストに出ました。ラジオを聞いていたせいで成績が大幅にひどいことはなかったですけど、もっとやっとけばよかったです。

2.はあまり準備をした覚えはありません。

3.Jさんという女子高生がアメリカから1年くらい留学に来ました。お話ししたかったのですが、前回書いたようにその頃とても内気だったので。今では道聞かれることも不通普通にあるし、聞かれてなくても「お困りですか?」とやることあるのになんなんでしょうね。Jさんは富山を懐かしがって帰ってきたりしたようです。高校生の頃、仲良くしている同級生がうらやましかったです。

4.1年の時点で理系に行くと決めていました。朝永先生、湯川先生など文章が上手な研究者の本に影響を受けました。それでもあまりに理数系が上がらなくて(ブラスばかりしているから当たり前です)文転してみたことがあったくらいです。機会を見つけてはしつこく言っているのですが、文理というものがあるとすれば(知る範囲で外国の大学には区分けがないと聞いています)わたしの成績は当初文系で、国語と英語が得点源でした。そういう理系出身の翻訳者さんもたまにインタビュー読んでるといます。3年夏休みのコンサートの後、母校の高校としては初出場のコンクールで忙殺され、なんと北陸大会に出場が決まったところで優秀な後輩にバトンタッチしました。勉強しないと、うちは国立しか受けられないし。家にいるとサボるので、毎日学校に行って同級生と勉強しました。しぶとくやっていくうちに、理数系の成績が上がってきました。

そんなわけで、落ちこぼれだったため理系だすごいと言われるのはなんだか苦手です。

(前職の家庭教師・塾教師のとき思ったのですが、理数系の科目でつまづくところは昔のわたしと同じくみんな同じで、そこを丁寧につぶしていけばいい。英語もそういうところあるんじゃないでしょうか。この仕事に就いてから英語で苦労していることはまた書きます)

理学部の志望を一巡し、物理の成績が足りなくて天文系と物理系を諦めました。物理は決して嫌いではなく、物理のほうが最近になるまで振り向いてくれませんでした。意地張って共通一次(最後の年でした)で取りましたが、40過ぎてまた勉強し出すとは自分でも意外でした。生物は履修させてもらえなかったけど専攻を希望したことがあります。結局、担任が天文好きの化学の先生で、「2番目に好きなことを仕事にする」との言葉に影響されました。大人になってからお聞きすると、天文は昼夜逆転で観測して体を壊した人を沢山知っているとおっしゃっていました。今ではリモートでも観測できるようです。好きなことを仕事にすると好きでなくなってしまう恐れがありますよね。

化学は薬学部、工学部、農学部、理学部と広い範囲で学べるので、農学部と工学部を第1、2志望にし、遠方の農学部は合格後辞退しました。

化学を志したきっかけはここにあります(リンク)。みんなこんな綺麗な反応ではなく、臭かったり汚かったりするものもあるのですが……。そして、後者の方が忘れられなかったりします。

5.はFMラジオで昔で言う「エアチェック」をしていました。ビートルズ、サイモン&ガーファンクルなどでした。1曲特に好きだったのを貼っておきます。他に”We are all alone”など、ブラスバンドで演奏した洋楽もありました。

 

6.映画は中学生の時から同級生とたまに見に行っていましたが、高校は街の中心に行くには便利な立地でした。今は休止中で、そのことを何回か書いた「フォルツァ」という映画館があり、その前身の映画館で確か試写会に当たってひとりで見たのがいきなり『プラトーン』でした。確か高2の頃で、すごいショックを受けたのを覚えています。外国語に触れる機会がひとつ増えました。ちなみにオリバー・ストーン監督はもうすぐ富山に来ます。

 


 

理系大学生のわたしと英語

  1. 英語の授業に失望し、中国語とドイツ語を取る。古代ギリシャ語も少し
  2. 英検準1級合格
  3. TOEICも受けた(初回700点台くらい?)
  4. イギリスの語学学校3週間、なんとバングラデシュ航空で
  5. スペイン語との出会い、レストランでのバイト
  6. 本物の通訳さんに出会う
  7. 学部生でいる英語
  8. 大学院は東京に出る!
  9. 大学4年でアカハラを受けロックに助けられる、将来の予定狂いまくる

 

1.はですね、高校の英語のレベルが高かったせいで、教養課程(当時はそういう期間があり、うちの大学では1年半様々な教科を学ぶ)に入ったら退屈すぎたんです。無謀ですが英語には出なくなりました。「ヨシダさんはどうした」と同級生が言ってたとか。ちゃんと授業に出ていた訳ではないけど、中国語で中国の映画を見せてもらったり、ピンインの発音が楽しかったり、ドイツ語のリーダーは傷病兵が主人公で気が滅入るストーリーでしたが、考えてみれば「格変化」を初めて見たのはあの授業でした。大学にはラテン語・(古代)ギリシャ語で1セットの授業があって先生が「仏」と言われていました。1学期だけギリシャ語履修してみました。先生が「ギリシャ語を学んでいいことは、ギリシャに行ってそこら中あの文字でも戸惑わないで済むこと」みたいに言っていて面白かったです。今でもあやふやな理解の量子力学ですが、あれにもギリシャ語の習字はいいと思います。ノート取るときとか。

言語学のゼミというのも興味あって取っていました。昭和天皇が亡くなる前にご病気報道が毎日のようにあって、病状を説明する新聞の敬語が崩壊しているのを用例拾って授業で報告していました。今思うと、何であんなプライベートなこと報道してたんでしょうね。

2.は大学1年の時で、やはり記憶にはありません。今の英検とは大分違うと思うし。国連英検B級も同じくらいの時期に受けたんですけど、面接で「ビートルズ好きです」と言ったら「どのアルバム?」と聞かれ、「買えなくてラジオで聞いている」というのが出てこなくて終了となりました。

3.このころTOEIC今のように有名じゃなかったんですよね。勉強仲間もいなかったから、NHKテキストにでも情報があって知ったのでは。1回受けたらたしか700点台でした。20代のうちに何回か受けていて、多分2、3回で800点台に上がりました。問題集は最初のうちは存在した覚えがないです。富山からは21世紀に入っても金沢まで行く必要あったかもしれません。地方の方はご存知かと思いますが、例えば英検だと1級の2次は大都市でしか受けられません。

4.これについては以前書いたことがあります(2005年、リンク)。専門課程に上がる前に行っておきたく、本ちゃんの留学をその後してみたかったのです。行き帰りは1人だったので、行きにトランジットのバンコクで、まっとうなホテルの前にいたタクシーの運ちゃんにホテルに連れ込まれそうになり交渉して我慢してもらい、男の人怖いとなってしまいました。帰りはヒースローで、「キミは荷物少ないからこの荷物キミのにしてくれない」と複数人から言われ、後で知ったのですがヤクの運び屋にされそうになっていたり。ちゃんと断りましたが。

わたしのは短すぎて留学のうちに入らないと思います。ペーパーの結果よくしゃべるヨーロッパ人たちの少人数クラス(スイス人2人、ドイツ人1人、フランス人2人、日本人わたし入れて2人)に入れられ、リスニングとスピーキングで特に苦労しました。学校の先生は綺麗に発音しても、街の中で「もっとゆっくり喋ってください」が上がってしまい言えないので、相手はそのままのスピードで繰り返し、「だめだお手上げ」ポーズをするのです。学校はフィリピン辺りの学校が増えたせいなのかどうやら潰れてしまったようです。残念。担当の先生は3人ほどいて、そのうち担任の先生が”Hiroko is motivated” “It’s interesting to see your spell mistakes” みたいに講評を書いてくれたのが心に残っています。

「言いたいことはブロークンでいいから主張してみる」とか「愛想も大事(そういうタイプの子が友達多かったりした)」とか「度胸も大事」、いろいろ思ったことがありました。工学部生のわたしに興味を持ってくれた隣の席のフランス人の男の子と工学の話できればよかったんですけど、「まだ専門的には学んでいない」というのが出てきませんでした。もうちょっと学校にいられたら何かブレークスルーがあったかもしれません。

5.4.の学校で、南の人たちなのかとても明るいイタリア人たち多数と、数は劣るけど口数少なめでミステリアスなスペイン人多少が目立っていて、雰囲気がステキだなあと思ったスペイン人女性がいました。多分年は同年代で、すれ違ったりすると”Hi”と言ってくれるんだけど、きれいな人だったせいか話しかけられずジレンマでした。帰国してNHKのラジオスペイン語をしばらく聞きました。当時はスペイン国営ラジオのアナウンサー経験ある方が発音していたので、当時も今も思うんですがラテン語系の言葉は歌っているようです。イタリア人の作ったイタメシも食べました(後にイタリアにも興味を持つ)。

その後、今の金沢21世紀美術館の近くにあるスペイン料理レストランでバイトを始め、卒論が忙しくなる頃辞めましたが、FBで見つけてもらいまだ交流があります。昔良く運んでいたパエリア食べに行きたいです。

6.バイト先の近所に外国人向けのフリーペーパー作っている通訳さんがいて、のちに学校もやっていたようです(体験レッスンに出たことがある)。フリーペーパーのために「外国人がナスの天ぷら食べて『カブトムシみたい』 とか感想を言う」みたいな異文化体験の文章を頼まれて訳しました。平易なものでしたが誉められて、それがわたしと翻訳との初めての接触です。英語圏などの人がその方の家に出入りしていました。今だと外国人観光客が北陸にすごく増えましたね。

7.理系は英語が要らないかと言ったらそうでもなく、卒業研究に必要な論文は先生から渡してもらったりしますけど、すべて英語でした(複数)。原文講読(輪講と言っていたと思います)もあって、順番に論文だったか本だったかを読むのです。ただ、学部はまだ甘かったです。院に行って英語のレベルもすごく上がりました。

8.大学を地元近くにしたときから、希望の(企業)研究者になるんだったら院卒でなくては→できたら上京(なんとなく)みたいに考えていて、成績がよければ夢ではないと分かってからは親に根回しし、きつい学科だったのでアパートでも勉強していました。

9.アカハラは別のエントリで散々書いたので手短にします。大学4年で心を病んでしまいました。やっと這いずるように卒業研究に戻って実験をし、真っ赤に添削されて、自分の書いた文章の原形をなくした卒論が先生から戻り、何回か行き来して、卒業式の3日前にようやく提出できました。そのずっと前に、準学生みたいな研究生として東京の大学で置いてもらえることが決まっていたのです。卒業してから犀川で桜を眺め、翌月上京しました。

何とか朝から大学に行くに当たって、ヴァン・ヘイレン、当時大流行りだったニルヴァーナ、X JAPANなどうるさいロックとドリンク剤が気付け薬になってくれました。そういやベース(ギター)も3年生の時?買ったのでした。ブラスバンドはとっくに燃え尽きていました。ああいうしごきみたいのはよくないですね。英語などの勉強でも同じことです。

 


 

ちょうどその頃バブルが崩壊した境目でした。1年かそこらで状況が様変わりした、境目にいた人たちのことはあまり知られていません。院に進んだ人は、一部の優秀な人を除き貧乏くじを引いたようなものです。心を病んだこと、バブルが崩壊したこと、いろいろあって人生設計は大きく崩れました(割と最近ではリーマンショックで仕事激減したという翻訳者さんのお話を何人かから聞いています)。それでも何とか勉強は続けたよというのが次回の話です。

~次回に続く~

 

 

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告知:「出張CiRAカフェ×聞イテミル×考エテミル!?『iPS細胞の現在:筋疾患治療に挑む」(2018/08/26、TKP仙台カンファレンスセンター)

ヨシダヒロコです。

東北地方のイベント告知は今まで手が回らなかったのですが、今回は去年主催が同じで金沢市で開催されたものをご紹介します(内容は違います)。定員が少なめなので、ご興味ある方はお早めに。

出張CiRA2018

 

CiRA(京都大学iPS細胞研究所)のイベント紹介はこちら。

http://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/pressrelease/seminar/180802-150000.html

アーカイブ

去年金沢で行われたもののレポはこちら。ゲストのうち、和田濱さんのお話はサイエンスコミュニケーターでいらっしゃるので分かりやすいです。先生方は結構専門的な話になるかもしれませんが、サイエンスカフェではゲスト(話し手)と参加者の距離が近く、質問をいろいろできます。

『出張CiRA(iPS細胞研究所)カフェ × 聞イテミル・考エテミル!?「iPS細胞の現在:じん臓・すい臓・肝臓の再生医療」in 金沢』に参加して(前編・2017/07/09、2017/08/25主催追記)

 

出張CiRA(iPS細胞研究所)カフェ × 聞イテミル・考エテミル!?「iPS細胞の現在:じん臓・すい臓・肝臓の再生医療」in 金沢に参加して(後編・2017/07/09)

以下は上のCiRAのサイトからのコピペです。

出張CiRAカフェ × 聞イテミル・考エテミル!?「iPS細胞の現在:筋疾患治療に挑む」
日 時 2018年8月26日(日)14:00〜16:15頃 (13:45開場)
場 所 TKP仙台カンファレンスセンター カンファレンスセンター3A
宮城県仙台市青葉区花京院1-2-3 3階

登 壇 櫻井英俊(京都大学iPS細胞研究所)
高橋俊明(国立病院機構仙台西多賀病院)
和田濵裕之(京都大学iPS細胞研究所)
司 会 東島仁(山口大学)
主 催 京都大学iPS細胞研究所
聞イテミル・考エテミル!?「iPS細胞の現在:筋疾患治療に挑む」実行委員会
参加費 無料
対象者 筋疾患の患者さんやご家族、あるいは筋疾患研究に関心をお持ちのすべての方
定 員 20名程度(先着順)
お申し込み 下記のウェブサイトからお申し込みください。

告知:『みんなにわかるニュートリノのお話――素粒子と宇宙について ――』(2018/08/19、日本科学未来館・未来館ホール→8/15日付修正)。

ヨシダヒロコです。告知続きます。

(2018/08/15 2:51修正:日付間違えてました。失礼しました)

あ、昨日あったお茶大のILCシンポジウムは大盛り上がりだったそうです。よかったですね。

この話、早く書きたいんだけどと神岡施設のHP見てたんですが、なかなか詳細が出なかったんです。そのうちに試験でバタバタになり。こっちは予約不要、先着順なのでまだ大丈夫です。

neutrino-miraikan

 

 

日本科学未来館のHP:  http://www.miraikan.jst.go.jp/

主催者HP:https://www-he.scphys.kyoto-u.ac.jp/nufrontier/

チラシがすべてを説明している感じですけど、一番情報量があるのはこちら↓でしょうか。今回わたしは残念ながら行けません。日本科学未来館には一度行きたくて、最近上京を考えるたびに「寄れないかなー」と思うんですけどね。

Higgstan    出張編:みんなにわかるニュートリノのお話

この「Higgstan」管理人、秋本さんのお話が聞けないのが特に残念です。チラシ可愛いですね。左がスーパーカミオカンデちゃん、右がIceCubeさん、こまこまいるのがニュートリノです。

 

告知:第5回富山・バーゼル医薬品研究開発シンポジウム(2018/08/23・24、富山国際会議場メインホール)

ヨシダヒロコです。

こういう情報を地味に集めるには、メルマガとSNSとブログ、それに「はてなアンテナ」使ってHPチェックしてます。富山大の今の医学部・薬学部は富山医科薬科大学という単科大学でした。わりと最近、芸術系もある短大も入れて再編しました。このシンポジウムはいかにも富山らしいという感じですけど、今まで知らなかったです。

pdfは今回デジタル的に変換したので綺麗です。クリックで拡大できます。レギュラトリーサイエンスまでこの近所で学べるんですね。

わたしが昨日まで手が離せなかったため、告知が遅れました。申し込み締切はもうすぐですけど8/10です。チラシもここにあります。

http://www.pref.toyama.lg.jp/cms_sec/1208/kj00019349.html

今後のために、上のURLのアーカイブ

受付の時に懇親会のことやどんな人が参加するか尋ねると、懇親会は立食なので当日でもいいですということと、参加者は大学の研究者・学生、製薬企業のほか、製薬関連企業(エンジニアリング会社など)、金融機関、産業支援機関、行政、大学の同窓会等の方々だそうです。4年に1度の開催らしいです。

一応全日程で予約は入れました。懇親会は業界の方とお話しできそうですが考え中です。元気でいろいろ話を聞いてこられたらと思っています。

わたしのしてきた英語の勉強(のようなもの)その1・小中学校で

ヨシダヒロコです。

Büro Tisch mit Kaffee, Pflanze, Brille und Handy

Credit: Adobe Stock

現在翻訳者の仕事をお休み中で、その辺について思うことはまた書きます。まあ自分に自信を多少失っていることは確かです。このエントリは3部作で、読者の方は必ずしも翻訳者の仕事や経歴についてよくご存知ではないかもと思うようになっていたところに、歴の長いツイ友に「翻訳者がどういう勉強してきたか読みたい」と言われたのが後押しして、書こうかなと。

長年書いてるブログですけど、訳あって最初はタイトルに単なるフリーランサーと名乗ってました。タイトルをトランスレーターと変えてからしばらくして、自己紹介はAbout、経歴や仕事がらみはWorksにあるのですけど、RSSついてないしそれほど読まれてません。今度から更新したらブログに一言入れます。今回シリーズのはWorksの経歴のうち語学学習(主に英語)を詳しく書いたものになります。


小学生のわたしと外国語

小学校の時のわたしは近所の草原でよく遊んで、虫捕ったり花摘んだりして、夏休みの宿題の計画性はありませんでした。親に絵を描かせた覚えもあります。自由研究や作文(読書感想文、人権の作文、詩)で誉めてもらったり評価してもらったりしました。でも計画性がないので8/31とかにジタバタしたり、共同研究者(笑)のお母さんにもご迷惑かけたかもしれません。自由研究のテーマは「オジギソウはなぜさわると葉をたたむ」とか、ひと夏アリやカナヘビを観察したり飼ったり、生物系でした。

英語や外国に関連して小学校時代は、

  1. 楽器を始めて洋楽のメロディーなどを演奏
  2. 『赤毛のアン』『ニルスのふしぎな旅』『太陽の子エステバン』などに影響される
  3. 『赤毛のアン』は村岡花子訳で全10冊読んだ
  4. 『ニルス』にはまりスウェーデンの人と話がしたいと思う、英語勉強したい

1.については共同研究者?の真似してフルートを始めたのが小5終わり頃でした。うちはどこにでもある普通の自営で、裕福ではありません。やりたかったピアノは買える余裕なかったのです。フルートは安いものなら10万しませんので粘りました(銀とか金とかあるので上は天井なし)。音楽に触れ自分で演奏し、最初のうちはビートルズの分かりやすい曲もあったのです。原曲を聞いたのは多分高校生だと思うけど、小学生の時の演奏した『オ・ブ・ラ・ディ、オ・ブ・ラ・ダ』をヤマハのグレード試験で誉めてもらったのは、子供だったので嬉しかったです。以降、「洋楽」にずっと関わる中で相手国の文化に触れていくことになります。

これはポール・マッカートニー公式からで、2010年の演奏です。ビートルズのメンバーは全員歌えるんですが、この曲はポールがリードヴォーカルで、ジョンとジョージがバックヴォーカル、他にいろいろ複雑なことやったらしいと今調べました。ポールひとりで歌っても微笑ましい曲です。

最近はJ-POPが優勢のようだけど、One OK Rockとか海外に影響受けたバンドも日本にありますね。

こんなツイートも去年ありました。

2、4.について、わたしが子供の頃は親が安心して見せられる児童文学のアニメが週末とかに入っていました。他には『フランダースの犬』(地元の人は「わたしらはそんな冷たくない」と言ってるらしい)、『母をたずねて三千里』、『小公女セーラ』とかいろいろでした。話はつくりものかもしれないけど、登場人物の名、地名、習慣とか見てると何となく覚えるかも。今の世界中のアニメファンが、日本のアニメで日本好きになったようなものです。高畑さんや宮崎さんが作ったアンも大好きでしたが、なぜかわたしは、悪ガキのニルスが魔法で小さくされ、ガチョウの背中に乗ってガンの群れとともにラップランドを目指すというラーゲルレーヴの『ニルスのふしぎな旅』でスウェーデンに興味を持ちました。

当時も英語教室はありましたがうちには敷居が高く、今考えれば基礎英語のフライングすればよかったんではと思いますが行けませんでした。海外文通は中学生の時実現しました。小学生のわたしは、中学に入ったら絶対英語勉強してやる!と思ってました。

ちなみに『エステバン』ですが、これは南米のアステカ・マヤ文明などにまつわる話で、分かる人が見ると設定はいい加減だそうです。知人に影響受けた人複数知ってて、わたしが後にスペイン語やりたいと思った無意識のうちの理由になっているかもしれません。どうしても南米(といっても広いけど)に憧れがあります。刷り込みとしか思えません。

 


中学生のわたしと外国語

中学生の時に起きたこと

  1. 基礎英語を毎日聞いたためか、英語は他に何もしなくてよかったに近い
  2. 念願の海外文通をひとつ下のスウェーデン人の女の子と開始
  3. 英検5級、4級取得
  4. MTVという今はYouTubeにあるようなMVが夜遅くのTVで沢山流れるようになり(多分日本初)、洋楽が流行る。すごい影響される。

1.については、基礎英語は今もそうだけど6時台に始まるんですよね。お布団の中で眠い眠いと思いながら聞いていた覚えがあります。今のようにPCソフトで録音できたりCDもないです。LPレコード初めて買ったのが中2ですから。いや年がばれますね。今のように週3でなく週6だったので、なるたけ聞き落とさないように頑張っていた覚えがあります。後に家庭教師になったとき全員に勧めたんですが、なかなか難しいですね。

(NHKラジオは、今年になって30代くらいからかなりのブランクを経て再開しました。TVやラジオで他国語含め勉強している翻訳者はたまに聞きます)

基礎英語で忘れられないのは、土曜に入るキャロライン洋子さんの童謡。マザーグースなどで、何と探したらYouTubeにありました。消されるかもだけど、好きな曲を2つくらい貼っておきます。マザーグースはナンセンスなところが良くて、洋楽やいろんなところに出てきます。翻訳やるなら知っておいた方がよいです。最近だともう知っている人あまりいないかもですが、マンガ『スケバン刑事』の故・和田慎二先生も引用してました。作品名忘れてたけど『左の眼の悪霊』らしいです。

ダウンロードしたっきりですが青空文庫版でこんなのがあります。

“Three Little Kittens”は初めて聞いた当時口が回らなくて歌えなかったと思います。歌詞の解釈も教えてもらい、土曜は楽しみでした。そんなこんなで学校の授業も楽しかったというか、NHKの方が先に進んでいたようなので。

 

小学生の時に、上に出てきてた幼なじみのうちでマザーグースの絵本を見たらショックだったのが『6ペンスのうたをうたおう』でした。オーブンから出てきたパイから鳥が飛んで行ってて、「丸ごと焼いたの?」「死んでるのに飛んだの?」と怖かったです。イギリス人知人にさっき聞いてみたら多分こういうことだと言ってました(2つめの動画)。中世の習慣でそういうものがあり、シェフがパイの皮の中に生きた鳥を入れて飛ばし、別に作ったパイでお客をもてなすらしいのです。

 

 

2.については、今だとメル友とかSNSの友達でしょうけど、最初作るなら英語が第二言語の国の人が良いと本で読んで、紹介団体に紹介してもらいました。先方もお互いいい年になりましたが、今でも年に2回カードが行き交い、娘さんも入れてFB友達でもあります。残念ながらまだ会ったことはありません。お互いの言葉が「こんにちは」程度なら分かるようになってきました。

3.については何となくで記憶にはないです。

4.については、中3の時に初めて買った洋楽アルバムにこの曲が入っていたのですが、テンポもそこそこゆっくりしてて、歌詞カードを見てうーんとなっていました。特に分からない単語が”circumstance”でした。今聞くと”whether”も既に出てきています。これ聞いて15年後にはもうジャパンツアーがなくなっていて、ロンドン旅行の時に生で聴きました。

マドンナとかヴァン・ヘイレンとかプリンスとか、いろんなミュージシャンを中学生終わりの時期に一気に知ることになりました。歌を聞いたり歌ったりするとリズムについては多少覚えられるのではないかなと思います。リスニングについてはその3の成人以降になると思いますが、FM音楽ラジオを聞き倒し、少し変わった学習のしかたをしています。

 

 

英語というより音楽の話ばっかりだったかもしれません。本当にそうで、高校3年までブラス漬け、一応クラシックのフルートのレッスンもやってました。音大がお金がかかるものだと知らなかったら、大胆にもそう考えたかもしれません。でも『のだめ』とか読むと切ないですね。

小・中は近くの公立、高も公立です。そもそも富山にはお受験がほぼ存在しないのですが、高校は「自由な校風」という先輩の言葉に惹かれて英語に力を入れた進学校に行きました。中学校の時は特に年齢的なものもあり不安定で、まずいことにわたしは小学校半ばから大学の半分過ぎるまで自己主張が下手でした。中学の時に孤立してしんどいところを助けてくれたのは部活や趣味だったし、自己主張ができるようになった理由は、恐らくいろんな目にあっているうちに(仕事含む)「ここでなんか言わないと」みたいなことが多くてそうなったのかも、と。はっきりものを言うことが多い外国語を学んでいたことも理由としてあると思います。

~次に続く~

放送大学平成30年度1学期単位認定試験終わりました(大学院1科目+学部3科目)。

ヨシダヒロコです。

最後の『量子と統計の物理』は1限だったので、起きられるか冷や冷やしながら目覚ましかけて行きました。今年は学部の日程が8月に入ったので、富山県立大学ダ・ヴィンチ祭(昨日試験のついでに見てきました)の関係で自家用車ではセンターに行けません。(2018/08/05 11:31追記:富山県立大学の一角に学習センターがあります)すごい車の量だったらしく、昔EXPOがあった太閤山ランドもプールがあるのでそっち方面の車もすごかったらしいです。

受けたのは『異言語との出会い(’17)』(大学院科目)、『力と運動の物理(’13)』『場と時間空間の物理(’14)』『量子と統計の物理(’15)』です。物理3科目は前の学期に落としたので再試験です。今後はしばらく体を休めながら、おいおい履修した感想を書きたいと思います。物理はまとめて書きます。

特に量子方面、あとベクトル解析で参考書も買ったのに、量子はほぼ開いてる時間なかったのが残念。印刷教材(教科書)に書いてあることを試験で問われている場合が多いのですが、その教科書が結構高度なんだろうな。

これから試験結果を見て(2学期の)科目登録に入ります。学部は全科履修生(フル)にした方が、ちまちま学籍を更新するより入学料的にお得と分かりました。来年春からそうできたらと。大学院は1学期休みます。

面接授業はいつも来られている東大の鈴木洋一郎先生(ニュートリノと暗黒物質の研究者)を始め、1月にはなんと物理の授業をほとんど(全部?)担当されている岸根先生が富山へ来られることになりました。式使わずに量子力学教えるらしいです。この先生はたとえが大胆なので面白いのですけど、富山ではどれだけ履修者いるだろう?鈴木先生は例年11月なのですが今回10月で追加登録ができないので、さっさと登録しましょう。

なお、学習センターで見つけましたけど、閉講した授業が本になって出るそうです。学生の方は割引があるそうなのでセンター窓口まで。授業も秋からBSは授業+リカレントの2本だてになるそうですね。

この叢書の版元は左右社さんで、どんな本があるかリストもあり、ネット本屋へのリンクもあります。http://sayusha.com/

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そんなわけで、イタリア語検定もあるよという話はありますが、ゆるゆるやりつつ当分のんびりします。こんなに暑くなければもっと試験勉強進んだのになー。まあ条件はみな同じですが。

 

夏の石けん、ボディーソープ、ボディーローション、デオドラントシートなど試してみて(2018年度版)。

ヨシダヒロコです。

今年はもう本当に暑く、社会人学生なので試験で近くの大学にちょろっと行っただけで暑くて。試験会場は寒いくらいなんですけど行き帰りで溶けます。帽子かぶらなかったせいなのか、3年ほど前に10分歩いただけで妙なだるさを感じたことがあり、今年帽子は必須です。わたしの部屋は西向きで、午後は冷房が効かなくて40℃に上がることも。

少しでも気分よく過ごすため、なんか色々やってます。

石けんは今年あまりピンと来るものに当たってません。これ、見かけは本当に涼しそうで、去年くらいから買っているハウスオブローゼの商品です。ブランドの存在は10年くらいは前から知ってても、それまで買ったのはフレグランスくらいでした。今年買ったのは「夏肌石鹸」。シャワー浴びてわずかにひんやりする感じで、例えばわたしはシーブリーズとか全然大丈夫ですけど、あそこまで刺激の強いのは、という人に良さそうです。わたしは普通肌で、化粧品などでトラブルを起こしたことはありません。

夏肌石鹸

公式サイト。会員になるとポイントたまったりアウトレットで買えたりします。

https://www.hor.jp/

ボディーソープはやはりハウスオブローゼのアウトレットで冬に買った もの(マンゴーの香り)があるんですが、夏はすっとするものの方が良くて、前にも過去ログ(暑い夏のボディーローション、石けん、ボディーソープ。)で書いたアテニアの「アミノボディケアソープ ハーブエッセンス」も使っています。ハーブの香りは意外に年中行けます。

2017-08-11 00_Fotor

【配合成分】
水、ミリスチン酸、ラウリン酸、水酸化K、ラウリルベタイン、パルミチン酸、コカミドDEA、ココイルグリシンK、DPG、ダイズ発酵エキス、ホホバ種子油、アルテアエキス、サンザシエキス、ナツメ果実エキス、グレープフルーツ果実エキス、リンゴエキス、オレンジ果汁、レモン果汁、ライム果汁、カラメル、グリセリン、PCA-Na、ベタイン、ソルビトール、グリシン、アラニン、プロリン、セリン、トレオニン、アルギニン、リシン、グルタミン酸、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、BG、塩化Na、安息香酸Na、EDTA-2Na、ラウレス硫酸Na、メチルパラベン、香料(メーカーHPより)

ボディーローションも、前に書いたアテニアの「ホワイト ボディスムースエッセンス(グレープフルーツの香り)」が余っていたのでまず使いました。

また、ハウスオブローゼ期間限定の「夏場しのぎ」はもう2個目に入りました。これが今回一番お薦めです。冬場の「越冬クリーム」はミニサイズのチューブとリップクリームをもう春になるころ買って持っています。今年の「夏場しのぎ」はリニューアルしていて、もともとハニーサックルの香りだったのがモヒートの香りもプラスされています。ジェルで、お風呂上がりに塗っていると何かとてもホッとします。容量的にはアテニアの方がお薦めかもしれませんし悪くないのですが、わたしは8/15に販売終了になるまでに「夏場しのぎ」もう1個買いそうな気がします。

夏場しのぎ.png

8月も半ばになったらリンク切れになると思いますが……店舗は一都道府県に1ヶ所くらいです。

また、ボディーローションについてはニベアの「マシュマロケア ボディミルク」を冬に重宝して使っていて、夏版にも興味ありました。9月になってもずっと暑くて、「夏場しのぎ」がなくなったら安いし考えるかも。

デオドラントシートは今のところ生活の木、ハウスオブローゼ、ビオレの3つ買いました。

生活の木のはこれ。ミント&レモンがほのかに香り、シートが厚手なので拭いていて安心感があります。わたしは夏になるとドラッグストアでいろいろ買ってみるんですが、ありがちなのは大体買ったかもなのでことしは違うのを試してみました。4個パックもあります。

ハウスオブローゼのミントリープシリーズから、デオドラントシートのみ買ってみました。かなりミントがきいててすっきりしますが、シートが薄いのとやはり割高(600円台)なのでちょっと残念。シャンプーやリンスは髪質が面倒なので色々試せないのが残念です。

ビオレのはコンビニでも売ってます。本当に-3℃を体感できるような商品かなと思って興味がありました。シートがかなりしっかりしていたけど、ハーブの香りは人工的でピンと来なかったです。他に無香料とフローラルもあるので試してみよう。コストパフォーマンスはいいと思います。

天然ものが続いていますが、わたしは天然成分の香りだけ大好きという訳ではありません。

最後にお気に入りの日焼け止め(顔はアテニアの陽断(ひだん)  使用中で、変えるかも)は、井田ラボラトリーズのジェル状のものです。色々作っているメーカーですね。同じ剤型ならロート製薬の「SKIN AQUA」なんかも好きです。炎天下でスポーツとかしないのならSPF50まで要らないとファンケルかどこかで聞いて、せいぜい30くらいにしてます。薄黄色のジェルで、つるつる伸びて使い勝手がよいです。あと大容量ですし。

これはソニープラザみたいなところ(バラエティショップ)で売ってます。数量限定だそうなのでメーカーサイトのアーカイブを取りました。ここで成分が確認できます。お子さんとも一緒に使えますとのことです。

https://archive.is/v2lLr

そのうち、わたしは基礎化粧品はわりとかっちりやってるけどメイクはダメダメだあみたいなこと書くかもしれません。

上で書いてきたものはみな肌に合う合わないがあるので、敏感な方は目立たないところで試してみてくださいね。天然の香料に反応する方もいるらしいので。

映画版『仮面ライダービルド Be The One』文科省も応援だそう。

ヨシダヒロコです。

暑さの中試験勉強をしております。少し外に出るとあとは勉強できなくなることもあり、前途多難です。5日に解放されます。

build

恐らく初代のライダー以来、長いブランクを経て毎週見ているビルド、ライダーが天才物理学者という設定です。そろそろ話が終わりごろになってきましたが。TVの影響か、去年小学生だかに「将来なりたいもの」をアンケートした結果があり、かなり上位に研究者が入っていました。KAGRAのサイエンスカフェでこういう設定なんですよ、と簡単に質問でお話ししたこともあります(しかもノーベルウィークのすぐ後に偶然らしいけど重力波の式が来た)。

統計力学がご専門の白石直人さん(@Perfect_Insider)が物理学アドバイザーを務め、毎回出てくる式の解説をTwitterでしてくれます。式は番組の「第○回」の○のところにあったり、オープニングにもボルツマンの式その他がどーんと出てくるし、何気に出てくる黒板に長々と書いてあることも。

オフィシャルサイト  http://www.tv-asahi.co.jp/build/

最初放送を知ったのはこのツイートです。去年のKEK一般公開。第1回は見逃して後で何とか見たんですが、あんまり覚えてません。次は「仮面ライダージオウ」らしく、早速「漢方薬か!」と突っ込みが入っています。

物理が好きな人の間では盛り上がっているようで、わたしの知っているちびっ子にも「式がかっこいい」と言っている子がいたとか。ライダーがやっていることは果たして物理っぽいのだろうか?という感じです。

変わらない友情があったり、裏切ったかと思ったらまだ友達だったり、途中から味方になったり、敵になったり、いきなりキャラが笑かし系になった人がいたり色々な人間模様があります。主人公の戦兎(チャラいお兄さんだったのが天才物理学者の頭脳を受け継ぎ、真面目な性格になる→何か操作受けたんだっけ?)より、ライダーグリスのかずみんが友達思いだったり、ネットアイドルの美空のことになると急にデレデレするのが見てて可笑しいです。

他に笑えたのは、CMになると子供が欲しがりそうなおもちゃがここぞと宣伝されること。親御さんは大変だなあと。

アドバイザー白石さんの共同研究者、田崎さん(無料で役に立ちそうなテキストをいろいろ書いていらっしゃる)は、国際学会で「わたしの共同研究者は、仮面ライダーのアドバイザーです」とやりました。

そんな訳で、この仮面ライダーもとうとう映画化が決まり、トレイラーはこんな感じです。試験から解放されたら見てみたい。映画からでも分かるようになっているんじゃないかな。

 

政府も量子関係(量子ビームなど)で協力。前から主演の犬飼くんが文科省に呼ばれたりとかしていたんですね。

量子の力×劇場版仮面ライダービルド Be The One:文部科学省

乱暴に関係のあるリンクをざっと貼っておきます。もっと早く書けばよかった。

仮面ライダーの方程式 白石直人(慶応義塾大学)

仮面ライダービルド”勝利の法則”を導く物理学アドバイザー、白石直人さんに迫る!

最後に、仮面ライダーはスタントマンの方々なくして成り立ちません。今も暑い格好して頑張っている方がいらっしゃるはずですが、現場に理解がありますように。

告知:ILC推進国際シンポジウム「ノーベル賞受賞者に聞く『ILCが開く科学の未来』」(2018/08/05、お茶の水女子大学)。

ヨシダヒロコです。

暑いですけど読んでる皆さん、生きてますか。わたしはちょっとぐったりで、スポーツドリンク飲んで夜になるといつもの如くコウモリのように動き出します。放送大で試験控えた皆さんも大丈夫でしょうか(試験の検索が多い)。こちらは最近なかなか進みません。

さてこのシンポジウム、1ヶ月は前から情報つかんでて行く気でいたんですが、量子力学の試験の後必死こいて新幹線に乗らないと間に合わず、そんな金銭的余裕はないので見送ります。ちょっと決まるのが遅すぎたかも?

ILC(国際リニアコライダーという加速器)を日本で作ることにめでたく決まってくれたら、そのお祝いには行けますように。お手伝いの裏方に名前だけですがいます。ILCは日本政府に金銭面など最終決断を促しているところで、できたらすごいことになります。『天使と悪魔』(『ダ・ヴィンチ・コード』続編)に出てくるCERNみたいのが日本にできて、国際的な研究拠点になりますから。

加速器は色々なことができるので、知るとなかなか面白いです。

一般の方が応援できる「ILCサポーターズ」というのもやっていますけど、認知が低いのが問題だそうです。押井守さんなども応援してくれています。誘致候補地はわたしはあえて書きますが、東北の北上山地です。TVの紀行番組で見たら、山や川がとても清らかな場所でした。東北の自治体のILC誘致関連FBページは山ほどあって頑張っています。

ICL_A4_mini

バリッシュ博士は重力波望遠鏡LIGOのまとめ役でノーベル賞受賞者です。有名な方なので簡単に紹介しますが、『重力波は歌う』というノンフィクションに登場しています(レビュー書きました)。この博士はILCの初期に関わっていたそうで、『サイエンスZERO』の今年冬の重力波特集にご出演です。

グラショウ博士は素粒子物理学者。弱い力やチャームクォークのアイデアを出した方だそうで、ワインバーグ博士、サラム博士と共に1979年ノーベル物理学賞を受賞しています。90代だそうです。

ノーベル賞受賞の時のバイオグラフィです(英語)。

https://www.nobelprize.org/nobel_prizes/physics/laureates/1979/glashow-bio.html

日経サイエンス2008年より、いろんな有名人や研究者が飛騨市神岡にあるスーパーカミオカンデの入口の壁にメッセージを書いていきました。グラショウ博士のお名前を見たような気がするのはそれでかもしれません。今改装中の道の駅(宙ドーム)の宇宙物理スペースができたら、また飾られるのではないでしょうか。

短期集中連載:第2回 カミオカンデとスーパーカミオカンデ 物理学を変えた四半世紀

素粒子論の標準モデルを超えて

中島林彦(編集部)協力:戸塚洋二(東京大学)

 

中古のみですがこんな本もありました。

 

その他、ビデオでですが大隅先生と小柴先生が参加されます。英語は逐次通訳(少し話しては訳す)が入ります。対象は中学生以上、保護者がいれば小学生でもOKなので、夏休みの学生さんたちもお茶大に行ってみてはいかがでしょうか。申し込みが必要ですのでお忘れなく。

 

以下、KEKのサイトをコピペします。

 


 

ILC の実現に向けていよいよ重要な時期を迎えるにあたり、米国からシェルドン・グラショー博士とバリー・バリッシュ博士の2名のノーベル賞受賞者が講演するシンポジウム「ノーベル賞受賞者に聞く『ILCが開く科学の未来』」を8月5日(日)、お茶の水女子大学・講堂(徽音堂)で開催します。グラショー博士は、素粒子物理学の研究により1979年に、バリッシュ博士は重力波の発見により2017年に、それぞれノーベル物理学賞を受賞。今回、ILCの実現を応援するために来日します。

ILC とは国際リニアコライダー (International Linear Collider)の略称です。宇宙の誕生と進化の謎を解明するための次世代実験装置 (電子・陽電子衝突型加速器)です。シンポジウムでは、小柴昌俊博士(2002年ノーベル物理学賞)、大隅良典博士(2016年ノーベル生理学・医学賞)の日本人受賞者のインタビュー映像も上映し、高柳・多摩六都科学館館長をモデレーターとしてのパネル討論も計画されています。

グラショー博士、バリッシュ博士の講演は英語で行なわれますが、逐次通訳がつきます。

  • 日 時:8/5(日) 14:00〜17:00 (開場 13:00)
  • 会 場:お茶の水女子大学・講堂 (徽音堂)
  • 対 象:中学生以上 ただし、保護者が同伴する場合には小学生の参加も可能です。
  • 参加費:無料ですが、事前の参加登録が必要です。ilc-symposium.jpよりご登録下さい。

このシンポジウムは、KEK を含む 17 の機関が共同して開催しております。 皆様のご参加をお待ちしています。

https://www.kek.jp/ja/newsroom/2018/07/18/0900/     (アーカイブ

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そういう訳で、行けないながらも富山から旗を振っておきます。

豆知識ですがKEKは「ケック」や「ケーイーケー」など人によって呼び方が違うそうです(ジオスペースアドベンチャーで聞いてきました)。

告知(追記あり):講演『ニュートリノに聞く宇宙』(2018/08/26、富山国際会議場メインホール→申込8/16に延長)& マルチメッセンジャー観測によりIcecubeなどがニュートリノ検出した大ニュース。

ヨシダヒロコです。

(2018/08/08 23:06追記:講演会の申込受付が8/16まで延長されました)

 

ジオスペースアドベンチャーに暑い中神岡まで行ってきました。直前まで大雨で開催が危なかったようです。いろいろ大事なことが頭から抜けてて、バスにも酔い、とどめに荷物のひとつを会場に預けたまま忘れてきて後で着払いにて送ってくださいと電話しました。次回行けたらもう少し長くいたいです。

20180717

お知らせのひとつは、宇宙線研究所神岡施設長の中畑先生(スーパーカミオカンデなどの東大発の写真も撮っておられます)とT2K実験の実験責任者、京大の中家先生がお話される講演会。富山でキャパは800ありますが、申し込みがこの間始まりました。わたしは近所なのでもう応募し、抽選の場合もあるので結果を待っています。国際会議場はこんなに入るのですね。

お申し込みはこちらから。

http://www-sk.icrr.u-tokyo.ac.jp/pr/event/2018/07/t2k.html
アーカイブ

講演のタイトルは、中畑先生が『超新星爆発ニュートリノで探る宇宙』、中家先生が『神岡に向けてニュートリノビーム発射』。中畑先生の講演は、いまスーパーカミオカンデで行っている大改造についてのお話でしょう。

もうひとつはニュートリノのニュースです。ぶ厚い氷に穴を掘ってそこで実験しているIcecubeという観測施設が南極にあります。40億光年のかなたにあるブレーザーと呼ばれる星(ブラックホール)からニュートリノが飛んで来たことを、さまざまな観測施設と協力したマルチメッセンジャー観測によって突き止めました。Icecubeには日本からも協力しています。ニュートリノはどこから来たのかなかなか分からないようで、小柴先生が初めて観測されました。
秋本さんの分かりやすいサイト「Higgstan(ひっぐすたん)」の漫画でご説明します。

icecubemm-180712

IcecubeのHPは英語です(リンク)。極地にあるので美しいオーロラも見られます。

Icecubeのプレスリリース(英語)

https://icecube.wisc.edu/news/view/586

オーロラと施設写真(Facebook)

毎日新聞:「銀河系外ニュートリノの発生源の天体、初特定」

https://mainichi.jp/articles/20180713/k00/00m/040/190000c    (アーカイブ

国立天文台・千葉大学・東京大学・広島大学プレスリリース

http://www.chiba-u.ac.jp/general/publicity/press/files/2018/20180713neutrino.pdf

20180713neutrino     (pdfコピー)

広島大学宇宙科学センター研究成果「宇宙ニュートリノ放射源天体の同定に成功」

https://www.hiroshima-u.ac.jp/hasc/kenkyuseika/neutrino_source_identify_2018

報道解禁が13日0時だったそうで、バタバタと記事が出てくるのをTwitter上で見ていました。今から考えると、このイベントは去年のことなのでニュートリノ研究者はすでに知っていた(過去のスライドもネット上から出てきました)はずで、名古屋大での梶田先生の講演はどんぴしゃな内容でした。梶田先生とほぼ同学年で一緒に研究していた中畑先生のお話も、一般向けの、これから面白くなる分野の話ですよね。

次はジオスペースアドベンチャーのレポートもですけど、国際リニアコライダー(ILC)関係で大きなシンポジウムがあるのをご紹介します(東京で8/5です)。わたしは物理の試験で行けそうもありませんが。暑くて何もできないのですけど試験大丈夫だろうか……。