来年は健康で笑って過ごせる年にしたい。

ヨシダヒロコです。

年末恒例の気分の不調の中、これを書いています。
自殺窓口の方のTwitter見てても、年末に死にたがる人は多いみたいですね。

さて、去年の年末くらいから、わたしは病気の波に翻弄されてきました。何かが変だと思いながらも自分で分からず、翻弄されていたことが分かったのが9月で、診断が難しかったそうです。その頃にはひどい状態は終わりつつあったのですが。

今ではどうしてそうなったか分かっていますけど、原因は不可抗力でした。3月末の入院は、医師2人が必要ないと言いましたが、後に考えるとあって良かったのではないかと思います。その後も軽い躁が続き、いろんなところに出かけましたが、失礼があったかもと気になっています。うつに落ちたのは(それまでも寝込むことはありましたが軽度でした)9月で、1ヵ月ほど調子が出ませんでした。

そして、ゆるゆると調子が上がっていって現在に至る、です。

ですから、2013年はいろんなところに行きましたが、得た物も始めたものも失ったものも多かった気がします。あとネットの上でどう振る舞っていいのかにはかなり悩みました。

来年は明日にも書きますが、とにかく健康には注意したいです。同じことを2度起こしたくないです。何か失礼のあった皆さん、すみませんでした。

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猫といたちの年末年始。

ヨシダヒロコです。

もうちょっと内容のあるエントリで書きたいものもあるんですが、来年に回すことにして、今日はこれにしておきます。

この間、皆で実家に帰る妹一家が猫を預けに来ました。白い、まだ幼さが残るオス猫です。えらい活発(やんちゃ)な子らしく、水に飛びこんでいつも濡れていたり、テーブルにぽんと飛び乗って叱られたりしているらしいですが、捨て猫だったので昔を思い出したのか、金沢からの道すがら、ケージに突進して鳴き通しで鼻が充血していました。

1日目からさっそくすりすりしたり甘え始め、母お手製のおもちゃで遊んだりし、2日目の夕べはヨガやっていたら2階のわたしの部屋に来ました。わたしはいたち(フェレット)と猫のツーショット(相性いいんです)をどうにか見たくて、猫を引き合わせてみました。猫は一度はぴゅっと逃げましたが、興味が勝ったのか帰ってきて、そうすると好奇心が強いいたちも身体を伸ばしてケージの中から身を乗り出しました。

夜中の3時頃に猫は帰る気配なく、猫パンチ食らわせたり、じーーっと見つめたり。

朝にも猫はやって来て、こんどはわたしが1匹ずついたちをケージから出して対面させてあげました。下の子はよく言えばおっとり、悪く言えばのたーっとしているので問題なかったですが、上の子は立ち向かっていって、猫のことが気に入ったらしく、いたちの習性として気に入ったものはベッドの下などに運びたがるのですが、それをやろうとしました。最初何が起きているか分からなかったのですが、2回目に合点がいきました。

妹の家にはストーブがないので、猫は日中はストーブでぬくぬく、夕飯の時にはテーブルに上がって、焼き魚やオクラにかけたかつぶし(醤油かかってるし……)を失敬しようとしました。

妹たちはもう少ししたら北陸に帰ってきますが、それまでは静かな(?!)年越しになりそうです。
取引先が海外なので、今日明日に仕事が振られるか分かりませんが、手持ちの小さな3つの仕事はさっき納品しました。

写真は今日朝の猫といたち。掃除前なので猫砂が落ちているのはご容赦を。

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「いまさら誰にも聞けない医療統計の基礎のキソ」1巻・2巻。

ヨシダヒロコです。

医薬翻訳の仕事をバカスカ頂くべくのお勉強、今年やっと2冊目と3冊目です。
非常に読みやすく、すぐ終わりました。3巻も読むつもりですが、年が明けてから注文します。

いまさら誰にも聞けない医学統計の基礎のキソ 第1巻 まずは統計アレルギーを克服しよう! (Dr.あさいのこっそりマスターシリーズ)

浅井 隆

アトムス

2010-04-10

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

Dr.あさいは麻酔科のドクター。麻酔科というと、手術でお世話になるのに覚めたときには先生はいないし、話によると絶対数が少なくお仕事大変らしいです。

前に「簡単すぎるかも」と書いたんですが、これでちょうど良かったです。さすがにPが何の意味か(probability)は知っていましたが、そこから説明してくれます。平均値と中央値とか紛らわしいものもあるし、高校で統計取ってもそもそも忘れてるし(教えたこともあったはずですがね)、医学論文に使うものは高校数学とはまた違うのかな、とも思いました。何かの空き時間にサラサラ読めます。

で、2巻。回帰直線、曲線などCourseraで聞いてさっぱりだったもののとっかかりがつかめました。

いまさら誰にも聞けない医学統計の基礎のキソ 第2巻 結果の解釈ができるようになろう! (Dr.あさいのこっそりマスターシリーズ)

浅井 隆

アトムス

2010-06-25

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

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この表がとても分かりやすかったです。エレガントというか。当たり前のことを書いているだけなのかもしれませんが、今まで探していた本はこの辺を前提としてすっ飛ばしていたようです。

3巻まで読んだら、医学論文が読みやすくなるかもしれませんね。でも、2巻からはつまみ読みでいいそうです(非医療者で、勉強する目的の人は全部読んだ方が良いと思います)。

年末はエピジェネティクス入門を読みながら暮れてゆくことでしょう。

スペイン語・イタリア語スカイプレッスン今日で納め。

ヨシダヒロコです。

スペイン語は試験以来1ヵ月くらい空いていて、なぜかというと次のテキストを探して注文していたからなんです。試験に全く手応えがなかった訳じゃないけど、文章を読む練習をしようと思って。それで見つけたのが、大阪のAdelante書店で売っている”La vida es un tango”です。DELE Nivel B1のレベルで本文28p、ぱぱっと1p辞書引きながら読むとまあまあ分かります。ちなみに、タンゴとあるとおり、スペイン語はアルゼンチン・スペイン語です。活用とかが少し違います。先生はアルゼンチンの方なので。

lavidaesuntango_cd

http://www.adelanteshop.jp/SHOP/10214.html

ですが、昨日のレッスンでは結局、DELEについてわたしがスペイン語で試験内容を書いたメールを中心に話が進みました。試験内容変わりましたからね。前を受けてないから分からないのですが、ラテンアメリカ関連の内容が多くなって、Vocabrarioとかがなくなったようです。今回の内容については、11月末に書いているので検索してみて下さい。次回のDELEは1年かけて準備します。

今日はイタリア語の最終レッスンで、最近は3月の伊検3級に向けて、短い作文の宿題を出してもらっています。DELE直後はひどくて、イタリア語の語尾(複数形)なんかがスペイン語になってましたw 文法も沢山出るので、前にも出したイタリア語の文法書”In Italiano”で解説してもらっています。やっぱりイタリア語の文法は難しい!

でもまあ、「良いお年をー」と終わらせることができました。
来月金欠なので、レッスン代厳しいですが。

年内の更新は、あと2、3本書きたいことがあります。
よろしくお願いします。

翻訳求人サイト(2)-翻訳者ディレクトリ

ヨシダヒロコです。

ここではレートがまあまあの翻訳会社に何社か当たったのですが、何かの理由でお得意さんにはなりませんでした。化学のところに3年ほど載せていて、こないだ削除しました。

1)A社:MSDSができるということで取ってもらって、トライアルなし(確か仕事がその代わり)。レートも良かったのですが、本当にMSDSしか振ってもらえなくて、他のジャンルも聞いてみたかったのですが無理そうです。

2)B社:ここもレートは悪くなく、でも少々無茶振りが多いかもなと言う感じでした。秋頃だったか、ある製品の記者会見発表が夜中になってその原稿がくると言うとき、仮眠は取っていたので大丈夫だったのですが、朝の4時まで待たされてキャンセル、もちろんキャンセル料なし、何か電話もかかってきていたようですが、この件で何かぷつっと糸が切れました。次は仕事請けないかも。

3)C社:一番発注してくれましたが、英和と書いているのに和英のレビューが主で、ある時ひょんなことからネイティブの訳した訳文の品質がひどいことが分かってしまいました。クライアントは気付いているのかいないのか、評判がいいとコーディネーターさんは言います。でも、首を切られるのを覚悟で「訳文の品質がこういうわけでひどいそうです」と書きました。それから仕事は来ていません。

ここまでがおつきあいのあった会社の概要です。

コンタクトしてきた会社でこれはないなと思ったのは、

4)D社:わたしの希望レートの半分くらいで打診してきて、「これくらい欲しい」と言ったらいきなりレートが上がりました。信用できないのでトライアルを受けるのをやめました。

5)E社:こないだまでわたしの名前のあった中国系翻訳会社日本支社の本社ですが、何でわたしに声をかけてきたのかは大体察しが付いています。日本支社でわたしが働いていて、多少内実を知っていたことを知らないようでした。中国本社との仕事のやりにくさは容易に想像が付いたので、レートを理由に断りました。中国・インドからの求人もあるようですね。トライアルに受かっても全然仕事が回ってこないところもありますが。

翻訳者ディレクトリはホームページなんかの登録の仕方が面倒ですよね。登録されてない人見かけます。他にも、運営側がちょっとあれなので、割り切って登録すべきではと言う話も最近聞きました。

次に書くアメリアもそうですけど、楽園みたいなところはないみたいので、どこでも多少嫌な思いをすることがあるかもしれないのは仕方ないかもですね。

 

イスパニカ実務翻訳講座、今年最後の授業+α(2013/12/17)。

ヨシダヒロコです。

院時代の忘年会の日取りを間違えてしまってギリギリになってキャンセルしました。予定を修正して16日から上京していましたが、まず忘年会出られなかった代わりに東京駅からすぐ大岡山に向かいました。そうしたら、銀杏の葉が落ちていなくて、落ちているものはいるもので一杯で、白衣姿の人が箒を手にしていたりしたので何だろうと思ったら、年に一度の葉っぱの掃除の日でした。

残っていた後輩が話相手になってくれたので、一緒にお弁当屋で買ったお弁当を食べていたらみんなが帰ってきて、わたしの買ってきたお菓子でお茶を入れようとしたら、何とイギリス製の「コーヒー」で、恩師が苦労してました(自分で淹れる方なのです)。話題は色々ありましたが、最後は恩師と山や蘭の話になりました。下の写真は、花がお好きな恩師が撮った野草です。

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翌日は友達と東京都美術館のターナー展へ。東京展は今日で終わりましたが、神戸展がまだあります。以前、テート・ギャラリーがまだ古かった頃に現地で見たことがありますが、暗い波の油彩と、対照的に明るいイタリアの風景が印象的でした。今回は水彩画が沢山来ていて、テート・ギャラリー大盤振る舞いという感じでしたが、これだけ水彩画があるとは知りませんでした。前日に障害者手帳を落としてしまったのですが、それでも入館料をタダにしてくれ、追いかけてきて友達(付き添い1人までは無料なんです)まで遡ってタダにしてくれたのは嬉しかったです。手帳は後で取り戻しました。

夜には久しぶりにイスパニカに行き、今回はメディカルの課題で少々張り切っていたのですが、やっぱり文法を突っ込まれました。先生が丁寧に授業しすぎて、見かねたコーディネーターさんが「先生、あと30分しかありません……」と言ったので、先生それから飛ばす飛ばす。最初の方に引っかかる点が多かったというのもあったのですが、後半は割とスムーズでした。わたしの訳はまだまだなんですけど(^_^;)。来年頭に後半をやるので、大雪にならないことを願ってます。実務翻訳講座は次回で終わりですが、スカイプ参加ができるようになったので、地方の方も狙い目ですよ。

てなわけで、今年の試験や学校も皆行き納めとなりました。

行きたいところは1箇所いけなかったんですが、今回手に入れたバルセロナの飴・パパバブレです。東京に何カ所かあります。これはイベントで販売していた特別バージョン。

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今頃ですが映画「天使の分け前」レビュー。

ヨシダヒロコです。

名匠・ケン・ローチのハートウォーミングな作品です。他の作品(「麦の穂を揺らす風」「ルート・アイリッシュ」→後者はブログにレビューあり)は救いがないのに、同じ監督の作品とは思えませんでした。

見たのは確か9月頃だったと思いますが、その後調子を崩し、治った後はいろいろと忙しかったので。

グラスゴー(スコットランド)に暮らすロビーは問題児で、300時間の社会奉仕を命じられる。しかしロビーにはガールフレンドがいて、妊娠していた。子供が産まれたロビーは人生をやり直そうと思う。だが彼女の親族には反対されるし、もう後がない。そんな中、保護司のハリーが気晴らしにみなを連れて行ってくれたウィスキー工場でロビーはモルトウィスキーに興味を持ち、教えてもらううちにテイスティングの才能がどんどん開花する。そんな折、「幻のウィスキー」がオークションにかけられることになった……。

題名の「天使の分け前」は原題ではAngel’s Share、そのままの訳ですが素敵です。モルトウィスキーが自然に毎年2%ずつ蒸発していくことをたとえて言っています。

この映画には欲得ずくの人とかも出てくるけれど、どうしようもない悪役というのがいないような気がします。なんかみな人間くさい。そして散りばめられたユーモアも心を和ませてくれます。

DVDはもう出ているみたいなので、レンタルできるのではないでしょうか。ケン・ローチの新たな側面を見た気になりました。こんな作品もこれから見たいです。

天使の分け前 [DVD]

角川書店
2013-11-08

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

アマゾンレビューでは、「日本人には理解しがたい」との声もちらほら。まあ、言いたいことは分からないでもありませんが、イギリスイングランドより貧しいはずのスコットランドでは生まれ持った階級の影響がもっと厳しいことも想像が付きます。わたしはイングランド人からだけど多少その辺を聞いているせいか、比較的拒否感はなかったかな。楽しかったです。そういえばわたし、コン・ゲームものとか好きなんだった……。この映画はロビーの頭脳の勝利だと思います。

冬はうちでもヨガマットでヨガ。

ヨシダヒロコです。

調子が悪かった秋は、ヨガのクラスに行けていませんでした。こないだ久しぶりに行こうと思ったら、親が余計な一言をいい。だから同居は嫌なのですが、ひとり暮らしは医師の許可が下りず……。外出がおじゃんになりました。

今週は何とか行けると思いますが、北陸は天気が悪くなってきてますねえ。

でも、そんな冬でも部屋にヨガマット1枚あれば身体をほぐすことができます。昨日やってみたら、開脚で足がすごく硬くなっていて驚きました。少しずつほぐしてゆきたいです。

わたしの買ったのはこれ。多分、イオンにあるスポーツ用品店より安いはず。

ヨガやるときには音楽の選定も大事なので、YouTubeでぼんやりできそうなのを選びましたが、いつもクラスで聞いている自然音も好きなので、タイトルを聞いてこようと思います。

映画「悪の法則」レビュー(スペイン語部分少々ネタバレ付き)。

ヨシダヒロコです。

近所ではたぶんもう、字幕版はやっていません。
この映画にはスペイン語圏の俳優・女優が3人も出ていて、見たら分かったことですがかなりスペイン語が使われていました。しかもわざと字幕は所々訳してないんです。

最初、イスパニカ(赤坂のスペイン語・ポルトガル語翻訳通訳学校)にある沢山のパンフの中から見つけたのですが、それが夏頃だったでしょうか。追々プラピやキャメロン・ディアスが悪役で(ブラピは「ファイト・クラブ」でかなりワイルドな役をやっていましたが)、ということが分かってきて、見に行きたくなりました。

これが予告。トレイラーに使われている曲については、以前対訳を付けました(リンク)。内容は映画と関係ありませんが、いい曲ですよね?映画の中にはスペイン語の曲が沢山出てきていたはずです。

ギリギリ書けるのは、ブラピやキャメロンのヤクの売人役がなかなか板に付いていたこと、キャメロンは中南米バルバドス出身の情熱的な、でもいざとなったら冷酷な女性役で、ヒスパニックの役どころでした(訂正:バルバドスは公用語が英語です)。似合ってました。主役の「カウンセラー(弁護士)」役の俳優さんだけ知らない人でした。ペネロペ・クルスはカウンセラーのひたすら純情な恋人役でしたが、もらった3カラットの指輪がどうも本物に見えなかったです(笑)。わたしはダイヤを持ったことはありませんが、カットの仕方がユニークだと輝き方もだいぶ違うんですかね。

ラストの方は、ブツがどこにどう流れているのか分かりにくかった。正直今でも分かんないです。落とし前を付けるなら殺すのはこの人だろ?って人が死ななかったのも謎でした。

で、スペイン語部分で字幕が出ず、わたしが「多分こう言うことを言っている」と分かったところ2ヶ所を書いておきます。筋に大きく関わるようなところは字幕なしにはなっていないというのが結論です。スコット監督は、言葉が通じない、分からない不気味さを観客に味わってもらいたかったのかもしれませんね。

1.トラックの運転手が2,3人集まって話をしている。映画の最初の方。これは「左」って言っているのが聞こえ、どうも方向の話とか道の話をしているようでした。大筋に関係なし。

2.ラストの方で、カウンセラーがメキシコかどっかの飲み屋でローラ(ペネロペ・クルス)の写真を持っていると、飲み屋の親父さんに話しかけられます。あそこはかなり長い間全く字幕が出てなかったのですが、「その写真はあなたの奥さんですか?」「そうです」みたいな会話です。親父さんもやもめだったか何かで、しんみりした会話でした。

「あさイチ」でやっていた統合失調症特集がナイスであった。

ヨシダヒロコです。

躁うつ病の患者ですが、医学系の翻訳者もぼちぼちやっており、精神科の案件も受けられたらなと思っています。一番やってみたいのは症例報告です。ストーリーがあるところが好きです。

精神科医ぷしこま先生(@psykoma、Facebookページもお持ちです)が加賀屋ハウスさんの本を散々薦めていたので、たまたま今日は早く起きたことだし、1時間じっくり見せてもらいました。

加賀屋ハウスさんは子供の時から自己臭に対する幻聴(周りが「臭い」と言っているのが聞こえる)があって、色々あったけどそのまま大人になって松本さんとともにコントでボキャブラで売れ、2年休みがなかったそうです。ボキャブラ、よく見てたのに覚えてないなー。

その後調子を崩し、閉鎖病棟に入ったりなど治療・リハビリ10年。やっと復帰でき、今は寛解状態です。要するに、一見病気とは分からないまで治ったと言うことです。薬は継続です。プレッシャーをかけず待っていた相方さんもすごいなと思いました。松本さんは加賀屋さんのことが本当に分かっていて、精神科医の診察室で心配してくっついてくる家族のようでした。もちろん、ちゃんと認めてあげているんです。わたしはうちで家族とよく喧嘩になりますが、なかなかこういうやりとりは出来ないなと。

それで、これが新しい「統合失調症漫才」。統合失調症には、失礼ながら陽性症状と呼ばれる症状に幻覚・妄想・幻聴など派手な症状が多いので、コントにもしやすいのかもしれません。陰性症状と呼ばれるのもあって、コントの中でさらっと述べられていますね。これは、「幻聴妄想かるた」よりインパクトすごいかもしれません。少なくとも、非当事者には分かりやすいです。

あと2人患者さんが登場しますが、ひとりは映画にもなっている英国人ハーブ専門家のベニシアさん、その一人娘のジュリーさん。シングルマザーになったのをきっかけに発症、14歳の息子さんはお母さんの症状がよく分かっていて、例えば「ヒレカツ食べた」という言葉が出てくると、「ヒレカツとは何か」を丁寧に説明します。ジュリーさんがすぐ忘れてしまうからのようです。

最後のひとりは一般人の優太さん。専門学校生の時に発症、多くの薬を飲みましたが今は1日1錠だけ。東邦大学の若い人向けのデイケアが功を奏し、今はフルタイムで週5働いています。

どちらかといえば理想的なケースばかりかもしれません。紹介されたFaxの中には深刻なものもありました。例えば患者さんに病識がない(病気であると思っていない)とか。だから医者にも行かないとか。

NHK総合の精神医療関係の番組はほぼ見放していたのですが、これは良かったです。こんな感じで、他の疾患や難病も扱って欲しいですね。難病については今、患者さんの負担増とか騒がれていますし……。

最後に、加賀屋さんが松本さんとネタを考えていて、「そこでおまえの決めぜりふ」「『そうですね』」に爆笑したんですが、おそらくこの「そうですね」は精神科医がよく使いそうな言葉だからでしょう。

統合失調症がやってきた

ハウス加賀谷

イースト・プレス

2013-08-07

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

今日は読みたい本の話ばかりですが、これも読んでみたいです。