gacco『解明:オーロラの謎』 (東北大大学院理学研究科、小原教授)スピード修了。

ヨシダヒロコです。

オーロラを美しいと思う人は沢山いますし、わたしもそのひとりですが、どうしてあんなものができるのか考えてませんでした。きっと圧倒されているからでしょう。

この講座ではビジュアル(NASA、ISS国際宇宙ステーション、JAXA、カリフォルニア工科大、国立天文台など)を多用し、理屈の上でオーロラがどうやってできるのか、どうやって調べたのかをざっと教えてくれます。ISSはたまにInstagramで綺麗な写真や動画を見ていましたが、地球のオーロラ映像では特にリアルで好きです。

gaccoからは昔受講失敗に終わった(時間がなかった)統計の授業以来メールをもらっていますが、今回東北大が講座に参加することになったらしく、「他にはどんな話が聞きたいですか」という事前アンケートがあったので迷わず「海の毒の話です(その界隈では有名ですし、とても不思議です)」と答えておきました。そもそも東北大がオーロラ研究をしていることを知りませんでした。

aurora_contents

Week1 オーロラの不思議

Week2 活動する太陽(ニュートリノと同じ話です)

Week3 惑星のオーロラ

Week4 望遠鏡と探査機で探るオーロラ

他に期限のある勉強や課題はあったけど、仕事もヒマだったしこれともう1つ取って始めました。正味5日(8時間強)ほどで終えました。英語圏でもCourseraやったことがあって、最後まで行けたのはとても少ないのですが、字幕も借りて理解できればとても勉強になると思います。現在2つほったらかし中で、そのうち何とかします。gaccoも同じMOOCというタイプの無料講座で、最長7分までのビデオの後にミニテストがあります。

磁力とかプラズマとか電子とか出てきますが、上に「惑星のオーロラ」とあるように、他の惑星にもあるんです。知らなかった。なんだか色々衛星飛ばしていますが、どんな仕事をしているかよく知らなかったし。

「知らなかったー、不思議だな」と思いました。続編あれば見たいです。

なお、画像は著作権が絡むのでダウンロードできず、先生の説明をテキストに起こしたもののみです。

しつこく言いますが、理系でも物理を入試に使っただけで最近までご無沙汰だった自分の成績です(問題見てからまたビデオをひっくり返したりしました)。ここ2年弱自習してます。

物理の話は難しいと思ったら映像眺めるだけでもいいかもしれません。期間は3月7日の終わりまでで、また開講されると思います。受講証って1科目では出ないみたいです。Courseraのように1科目でも出してくれるといいのに、有料でもいいから。

gacco

 

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イタリア語検定準2級直前で勉強中(2017年春期用:これで3回目の受験)。

ヨシダヒロコです。

イタリアでは8日が女性の日で、家族でも恋人でも大事な女性にミモザを贈るそうで、ミモザ農家は大忙しという番組を(日本で)見たことがあります。いかにも春という感じでわたしも好きな花です。どうも向こうの花は日本のより大きいようですが……。しかもでっかい木なんですね。

さて、5日の試験に向けて今やっていること。

  • もともと日伊学院で3級から通信講座を取っていて、準2級講座は去年、10回中8回何とか終わった。解き直したり、リスニングのスクリプトを読みつつ聞き直したり。
  • 試験再挑戦ということで、特にボロボロの文法力を高めるため一番最初に始めたのは、イタリア語ニュースを(主にRepubblica.it)毎日10分でも読むこと。どうもタブレットのアプリだと非公式の方が使えるみたい。たまにRAIも読む。
  • 割と最近過去問を解き始めた。今日で3回分くらい。途中までなら協会のHPから1回300円ほどで買える。その後は本を買ってあって、さらに3回分受けた問題がある。
  • リスニングは結構取れているが、念のために先生の『耳が喜ぶイタリア語』Part3をやり直し始める。
  • まだあまりできてないけど、”Linea Diretta 1b”(文法書)を輸入する暇がなく学校から買って、苦手な再帰動詞などに手を付けたところ。レイアウトは見やすい。

版元HPはここ。

https://www.guerra-edizioni.com/books/index.cfm?node=0,1,4,31

日本のAmazonにはないようですが(ドイツ語タイトルとかスチューデントガイドならあるけど)安く買いたければ海外Amazonなどにあります。

  • 作文も苦手なので2本ほど出して添削してもらう。添削してもらって絶対というものがあれば、書き写すのもいいそう。見てみると同じ間違いばかり。個人的には学校の作文コンテスト優秀作品を前回参考にしました。
  • それに付け加えて、30分の短いSkypeレッスンを3回ほど、あと2回の予定。

わたしは受けませんが学校で模試が(通学でも通信でも)受けられるので、講座が高くてという人も力試しに受けられるかと。ただ、今回のはもう締め切りが終わっています。

来月に入ったら少しペースを落として、あまり無理しないようにしようと思います。いまgacco、放送大自主聴講、トライアルが4つ巴です。

『情熱のシーラ』スペイン語版DVD2016年12月に買いました(スペインAmazonより。まだよく見てません)。

ヨシダヒロコです。

シーラのファンが多いので、情報を小出しにします。

結果から言うと、原書は日本で、DVDは遅れまくって去年の12月末に買いました。スペインのAmazonから買ってみるのもいいだろうと思って、ちょうど欲しかったイタリア語の教科書の値段も見ながら考えてました(教科書については改めて)。

日本では出品者からしかもうでてません。今レビューを短く書きましたけど、最初のレビューの人が勘違いしているのでここにも書いておくと「リージョンの違うDVDはPCなら見られます」です。わたしもそういう専用のプレーヤーがあるのを探したりもしたけど、しょっちゅう見るならともかく。”Sherlock”とか去年オスカー取った子役の子が出てたカナダのフェレット映画(“The Magic Ferret”)を観るのにはPCでした。今は画面も大きいですし。

日本の商品情報。

本も寝落ちしながらたまに読んでいる感じで、イタリア語検定終わったら頑張ります(こんなのばっかし……)。出だしの印象は、「文学だなあ」という感じです。600ページ字がぎっしり。大丈夫だろうか。

わたしはあまりKindle使いませんが、スペインにはKindle版があります。DVDと一緒に買ったら送料はさほど高くはないかも。

香るハンドクリーム、リップクリーム、ボディクリーム(2016秋冬~2017春まで)。

ヨシダヒロコです。

(化粧品などでほぼトラブル起こしたことのない普通肌のおばさんです。使用感は当社比で、人により合う合わないがあると思います)

昨秋からハンドクリームに少しだけ高いものを使いました。とはいってもディスカウントストアでとても安く、3本で2本分も行かないくらいの値段だったからです。左の3本はロクシタンのラベンダー(最初のほう匂いがきついと思った)、爪のケアもできるローズ、まだ使ってないピオニーです。他にヴァーベナやチェリーブロッサムがありました。
右はまだベルメゾンにはある(1割引)ジョイフェットですが、ラベンダーがどっかに消えたのでいまこれを使ってます。香水より一瞬強く香るかも。

ジョイフェットは香水は確かに香りが飛びやすいので、店の計略に乗って今出たばかりのチェリーパステルの何か(チェリーブロッサムの10周年記念のさくらの香り)を何か買うかもしれません(2017/02/17追記:重ねづけ可能です)。香水ではないものの予定。ちなみにスキンケア、ヘアケアはここではあまり買いません。

ここはあまり乾燥しない地域ですが、1月になって天気が荒れると手のかさつきが気になるようになりました。手が荒れるというほどではないですけど。今年はシアバター系のものをボディークリームにも使っていましたが、他にもはちみつ入りとか気になるものはあったんですよね。春夏はまずこういうもの必要ではないので、次に使うのは秋冬かなあ。

リップクリームも春夏はあまり要らず、エテュセは2本あったうちの最後がもう少しでなくなるところ。今までメンタムとかだったのでそれよりは高いですが、とろとろしていてよいことはよいです。

さくらも貼っておきます。近江兄弟社やニベアは男性用も含めたくさん出してますね。わたしは一度メンターム色つきのを買って合わなかったことがあるけど、そのほかは問題はないです。ただ同じ買うならつけたときの感じが続いて欲しいですよね。

ボディーミルクは、ないと思って買ってきたらヴァセリンのローションやニベア使い差しが出てきましたが、今年新しかったのはこれとか。

ラベンダーの香りがするシアバター配合です。シアバターは今年何となく試してみたかっただけで。この製品は他にもいろいろ香りがあり、ドラッグストアにあります(Amazonとかの方が選択肢多いかもしれませんが)。

他にワセリンそのものや(実はワセリンは石油からできてます)、寒さで固まってしまったアーモンドオイルなどありまして、アテニアのこれもあります。写真がまずくてすいません。もう完売しているのですが、過去プレゼントで何回も出て、2015年に商品化しました。先の話ですが秋冬に出ます。ローズティーの香りで、ローズは分かるけどティー??と思いました。穏やかな香りなので、強くない香りがするものと重ね付けして和みます。

成分などはこちらの魚拓にあるプレスリリースをどうぞ。秋に探しに来る人がいそうなので。

五感で感じる化学(2)――料理は化学だ!――朝ドラ『ごちそうさん』め以子の場合

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初めましての方もいらっしゃると思います。

ヨシダヒロコと申します。同姓同名が多いのでカタカナにしています。

「五感」と書いていますが、匂い(嗅覚)やさわり心地(触覚)は文章のみの表現になります。もし様々な障害などでコンテンツが感じ取ることができないけれど、もっと内容について知りたい方は、コメント等でお知らせください。なお、わたし自身は別のタイプの障害者です。

前回から時間が空きました。秋からBSで再放送している、杏主演の朝ドラ『ごちそうさん』を見ています。東から西に、またはその逆に移動してカルチャーショックにという話はよくありますが、このドラマはヒロインの東京の実家がやっている洋食屋がとってもおいしそうなのと(戦前なのに)、後に大阪に引っ越して以降も、知らない食べ物や文化がこれでもかと出てくるところがすごいです。商店街で相談して夕飯の献立決めたというの、うちの近所でもあったらしいです。

め以子は子供のときから食い意地の張った女の子でしたが、ある時料理に目覚めるときがきます。相手役の悠太郎(東出昌大)は長身で大阪人なので、め以子の女学校の友達に「通天閣」とあだ名をつけられてしまいますが、手違いで下宿生として住むことに。ある時め以子が科学の試験で追試を食らってしまい、ぜんぜん分からないので帝大建築科の悠太郎にお願いして教えてもらいます。それがとても面白い。

ごちそうさん10話「黄身と出会った」

www.nhk-ondemand.jp/goods/G2013051435SA000/

(NHKオンデマンドへのリンク)

ごちそうさん11話

http://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2013051436SA000/

ごちそうさん12話(ここが話の肝!週末の完結話)

https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2013051437SA000/

12話だけでもいいし、前2話くらい見たらもっと分かるかなと思います。前回予告で題名を「化学」と言っていたのですが、ドラマでは「科学」でした。ただどちらかというと料理は化学の要素が強いですので、タイトルはそのままにします。

お互いツンツンしていた2人が科学のあれが面白いといって盛り上がるのですが、それは悠太郎が「分からないところが分からないのでは」と図星を突いたことをいい(勉強が分からないときは往々にしてそうだと思います)、食べ物を例にして教え始めたからです。

例えば、ドラマ中でめ以子の父がスコッチエッグを半熟にしたいと苦労していましたが、ある工夫で解決します。そこには物理と化学の間くらいが絡んでいます。写真探したら、半熟スコッチエッグ(Soft-boiled scotch egg)はその工夫をせずともできるようですが、肉を多くしたかったらああなるのかな。

Scotch Eggs

iStock

他に出てきたのは、牛乳はコロイド(colloid)という粒子が浮かんでいて白く見えること。岩波理化学辞典によると、コロイドとは通常の原子よりも大きい粒子を形成している状態で、グレアムが見つけました。他にもタンパク質やデンプンなど多くの例があります。

Bottle and glass of milk

iStock

乳化(emulsification)も出てきました。油と水が混じることで、ドレッシングといえば分かるでしょうか(最近ノンオイルのものもありますけど)。マヨネーズもそうです。

italian_dressing

Wikipedia: ITALIAN DRESSING! HANDS OFF

パスタ料理を作る人はご存知と思いますが、シンプルなものほど難しいです。赤唐辛子とにんにくとパスタのゆで汁の塩味でほぼ決まるぺペロンチーノ(アーリオオーリオ)はうっかりしょっぱくなったり唐辛子が辛くなったりします(当社比)。乳化は大事とあるとき知って試していて、今回タブレットを持ちつつ撮ってみました。オリーブオイルのフライパンにゆで汁を入れて揺すって混ぜます。水と油が混じるのがうまく見えるでしょうか。

おいしい作り方のコツを教えている動画(10分)も見つかりました。乳化は3分20秒過ぎと6分過ぎから最後近くまでです。

参考:【失敗しない】美味しいペペロンチーノを作るためのレシピ科学

http://r.gnavi.co.jp/g-interview/entry/1768

魚拓

他に出てきたよくある現象はタンパク質の凝固(coagulation)です。卵はタンパク質でできているので熱で固まります。ベーコンエッグやハムエッグなら両方凝固しますね。

Hot fried eggs in a pan

iStock

め以子は苦手だった通天閣に好感を持つようになり、それはお互いなのですが、科学も料理もつながっていて生活に根ざしており、どっちも面白いと気がついたのでした。そしておいしいご飯を作るのに情熱を燃やすようになるのです。

ちなみにこの「料理は科学」、49話~54話の「君をあいス」で作った新メニューでも生かされます。

料理と化学に関して参考本。以前「大さじ2杯は何グラム?」などと言っている建築系の人がいて、なるほどそういう発想もあるかと。その人が選んでいた本がこんな系統だったかと思います。

http://www.seishun.co.jp/book/15812/

最後におまけ動画です。

次回第3回は「モルって何?」です。第1回にも書きましたがわたしも最初分かりませんでした。(2018/07/28 12:52追記:急遽これに差し替えました。

「五感で感じる化学(3)――【番外編1】アカハラとブラック研究室が消え去る日はいつ?」

「モルって何?」は第4回です)

監修:原典行(元東京工業大学大学院 物質科学専攻助教)