「ジル・ボルティ・テイラー『脳卒中を語る』」(「スーパープレゼンテーション」で再放送、TEDより)その他。

こんにちは。富山で化学を中心とする技術翻訳をしていますヨシダヒロコです。医薬との2本立てが夢なのですが、なんだか寄り道ばかりです。

「テレビでイタリア語」の後なので、余裕があればこの番組を見ているのですが、この話は感銘を受けました。解説の伊藤先生は「最後は泣いていたのではないか」とおっしゃってましたが。ちなみにTEDはFacebookで購読しているはずなのですけど、何故かウォールに流れてこないんです(ありがち)。

神経解剖学者ジル・ボルティ・テイラーはある日、出勤しようとしていたときに突然脳卒中に襲われます。その時のリアルな描写がプレゼンのほとんどです。怖いし、医薬翻訳者の端くれとしては参考になりますが、ユーモアが入っているので何だか笑ってしまいます。脳卒中だと自分で分かったときの感想が特に可笑しいです。

彼女は見事復帰するのですが、長い闘病生活を要しています。

日本語字幕あります。見たのは9月か10月だったと思うのですが、番組HPでは4月になっていますね。再放送でしょうか。

http://www.nhk.or.jp/superpresentation/backnumber/120423.html

もう1つ、印象的だったプレゼンは10/22オンエアの

Aimee Mullins エイミー・マリンズ
It’s not fair having 12 pairs of legs 「12組も脚があるなんてズルい!?」です。

どうしても持病のある人や障害のある人だと一生懸命見てしまうのですが(自分がそうなので)、エイミーは義足を何足も持ち、例えば身長を高くすることだってできます。それを知った友達の言葉が笑えます。10月から番組サイトデザインが変わり、サイトから直接動画が見られ、スクリプトまで付いてます。これは勉強になりますね。

http://www.nhk.or.jp/superpresentation/backnumber/121022.html

思うのですが、今の彼女はスーパーポジティブかもしれない。でも、沢山の涙を乗り越えてきたのかもしれない。持病や障害を持つことはいまだにここではカミングアウトしにくいですが、実はそれで人のつらい気持ちが分かりやすくなります。そういう意味で、わたしは病気になってよかったと思っています。まあ、たまに愚痴りますが(^_^;)。

ここで女優の名前を出しているのですが、訳してないのはNHKの方針?

TEDにもいい動画があると聞いてはいますが、出たばかりの時は字幕がなくて、段々増えていくんです。なので、紹介するのがためらわれることもあります。読者のレベルが分からないので。

TED×TokyoやKyotoも行われていますが、余裕がなくて小熊弥生さんのしか見てません(お薦めです)。

英語字幕はあまり当てになりません。よろしかったら字幕抜きでも、小熊さんのパフォーマンスを楽しんで下さい。

 

処方薬でピロリ菌退治中。

こんにちは。富山で化学を中心とする技術翻訳をしていますヨシダヒロコです。医薬との2本立てが夢なのですが、なんだか寄り道ばかりです。

ピロリ菌や胃カメラに関してかなりPVをいただきました。今の状況は題名の通りですが、今までの経緯です。

フリーランス・自営業のための健康診断。

胃カメラ&ピロリ菌検査に行ってきました。

胃カメラ後に初めての小料理屋で600円天ざる&ピロリ菌検査の結果。

医院の窓口にピロリ菌除去薬はいくらかかるのか電話したら、薬だけで4500円と言われしばらく行くのをためらっていたわたしです。ペットが大したことないけど何回も獣医に行きましたし。

行ってみたら、保険が効いてなんと半額ほどでした。やりかたなんですが、下の薬+ビオフェルミン朝夕2錠ずつを1週間飲みます。

色分けしてあるので分かりやすいですが、見たところ抗生物質なんかも入っていました。

1週間お酒は飲めません。

内服終了後、1ヵ月以上経ってから12時間絶食(胃カメラではないので、夜中のわかめスープくらいはOK)して来て下さい、ピロリ菌がいなくなったかを確かめますとのことでした。
検査は前やったんですが、呼気を紙風船に集め、お薬飲んで30分ほど待ってまた呼気を集めるというものだったと記憶しています。間違ってたらすいません。

ピロリ菌の話は10年前から言われるようになったらしく、この処置をしておくと胃がんの発症率がかなり違うとのことでした。ちなみにこの「退治」は1回でいいそうです。

スペイン語検定4級、受けてきました@金沢(2012/10/21)。

こんにちは。富山で化学を中心とする技術翻訳をしていますヨシダヒロコです。医薬との2本立てが夢なのですが、なんだか寄り道ばかりです。NHKラジオと テレビで、細々とスペイン語とイタリア語を勉強しています。伊検5級・西検5級を受け合格しました。伊検4級・西検4級を受験して今結果待ち。

伊検と最近3科目くらい取っているCoursera(主に米大学のオンライン授業。検索して頂ければエントリあります)で疲れたのか、伊検終わってからしばらくぼんやりしてました。なので勉強が遅れ気味になってしまい、もっと早く手を付けるはずだった接続法が遅くなったのが反省点。

今までも、昔から聴いていたラジオで少しの活用は耳にしていたのですが、聞き流しでしたから。

さて、そんな風に準備が済んでいなかったので、参考書以外問題集は一応全部持って、集合時間14:50のところ、お昼過ぎには出かけました。前回の5級は南町で便利でしたが、今回は鈴見町一丁目で主に金沢大行き、そして日曜に大学行きのバスが多く通っているはずもなく。結果的にギリギリでつきました。道が分からず、7分のところを20分ほど迷ったからです。

まず、これが受験票の地図。当てにせずGoogle Mapでも使うべきでした。結局うろうろした末会場に電話して道が分かりました。建物が高くにそびえているのにたどり着けないもどかしさときたら!

こんなところまで行っちゃいました。卯辰トンネルです。

引き返して正しい道に入り、勾配のきつい道を上ります。

情報処理試験も同じ会場でやっていたようですね。後で書きますが、バスが増便されていました。

ここで2・4・6級の試験があったのですが、2級はいなかった模様。いてもほんの少しだったのでは。

こんな大事な日に、実はわたしのなけなしの腕時計が電池切れで、母の大切なねじまき時計を貸してもらったのですが、明らかに試験会場の時計が5分ほど違うし、試験官も「さっさと始めちゃいましょうか」と。実際その時ちょうどわたしの時計では15:00ぴったりくらいだったので、ちょうどよかったのですが。

試験はこんな感じ。

1.文中にある適切な言葉を選択(3択)。5,6問。接続法多かったと思います。1つ、接続法だったかどうか迷ったのがあって。帰り道にノートを見たら、線過去にするべきだったようです。こんなのです。

複文で主節動詞が過去を表わし、従節動詞が主節動詞の《時》より未来のことを説明するのに線過去を用います。(過去未来・可能法の代用)

Creí que ya no venías. 私は君がもう来ないのかと思った。

(「スペイン語の入門」白水社、P100)

2.4択で1つだけ意味の違う単語を選択。5,6問。これは過去問より難しかったです。語彙を増やさねば。

3.命令文の接続法(直説法のこともありますが)を書かせる問題。5,6問。接続法過去は出ていなかったような。念のためやったんですけどね。あと、接続法の後にlosとかmeとかつくのも、控えめなのが1問出ただけでした。”Ponte”みたいなの。

4.西文和訳。犬を映画館に連れて行く飼い主の話だと思って訳しましたが、最後はジョークだなと感じました。うまくクスリとできるようには訳せないので、書いてある通りに訳しました。ここの配点高いと助かるなあ。

5.リスニング。4問くらいで3択。文章が短すぎで、何を言っているのか分からないうちに終わってしまいました。

というわけで、接続法の比重が高かったのに驚きました。あまり自信がないので、落ちていたら6月に3級とダブル受験します(時間が違うので、たしかできたと思う)。

リスニング終わって見直して、35分後に退室しました。結構出て行く人いましたね。

そして下に降りていくと、何と売店があって。250円もしましたが、こんなものが。

食べてないけどこんなものも。

外に出てみると、さすが高台にあるだけあって、市内が一望できました。

そしてまた急な坂を下って。英検なんかと違い、「車で来るな」とは書いてなかったから、車で来たり乗っけてもらった人もいたかも。

浅野川も綺麗でした。ちなみにこんなに余裕こいてるのは、次のバスがしばらくないことが分かっているからです。

このセンターへの正しい行き方は、このガソリンスタンドの向かいの、

この焼肉屋の横の道を入ることです。看板立ってます。

バス停のそばにはコンビニあるので、バスがなくても時間つぶしができます。そして、情報処理試験の皆さんのための増発便。

このバス、行きと帰りはどうも経路が違っていて、帰りは観光名所や人の多いところを通ります。それで、試験終了後1時間弱経って来たバスに乗ったのですが渋滞につかまったようで(金沢名物!)、ほぼ寄り道はゼロなのに、帰宅したら夜7時でした。

さて今後ですが、まず「キクタン」のできない単語を復習してから、スペイン語通訳さんに教えてもらったこれを買ってみます。2000題ドリルもボロボロだったのでまたやりたいな。

暮らしのスペイン語単語8000佐藤 正透

語研

2007-04-19

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

多分自分には難しいと思うんですが、長く使えそうですし。
あと、AndroidにCollinsの西英辞書をインストールしたので、そのうち使い心地をレポートします。

子供でも分かるノーベル化学賞+α。

こんにちは。富山で化学を中心とする技術翻訳をしていますヨシダヒロコです。医薬との2本立てが夢なのですが、なんだか寄り道ばかりです。

もう10日ほど経ってしまいましたが、ノーベル化学賞について、受賞した生化学系ではないけど生物系の院生である@suikyo_1221さんが分かりやすくツイートしてくださったので了解を得て引用します。

suikyoさんはハードな学業と子育てを両立させていてすごいなーと思いつつ、いつもツイートを見ています。

10/10のツイートより。8歳児バージョンだそうです。

私たちの体を作っている細胞は、環境や刺激など、外から入ってくるいろんなお知らせを受け取って、それを内側に伝える仕 組みを持っている。その、受け取る「もの」は受容体と呼ばれていて、袋状の細胞の、外側の膜に埋め込まれている。

一方、GTPやATPというのは、細胞の中で、いろんなお知らせを伝える時に使われる道具みたいなもので、その、GTPがくっついているタンパク質が、G タンパク質と呼ばれている。なので、Gタンパク質共役受容体というのは、Gタンパク質とつながって、細胞の中にお知らせを伝える受容体のこと。

あ、ちなみに、受容体の、受容、というのが受け取る、という意味だよ、と。体はからだという字。受け取るモノのことね、と。

このGタンパク質共役受容体というのはものすごく沢山の種類があって、細胞が、私達ヒトが、生き物が生きていく際にものすごーく沢山のところで働いている こと、とても大切なことがわかってきました。そして、お知らせを調節するために、この受容体にくっつく薬というのも沢山開発、研究されています。

なので、今ではこのGタンパク質共役受容体というのは、生き物にとってとても大切なことがわかっているし、世界中でたくさんの人が研究しているのだけれ ど、1番最初に、この受容体のかたちや、働く仕組みについて調べて明らかにした人たちがノーベル賞をとったんだよ、というお話でした。

もうちょっと難しいバージョンは、@popeetheclownさんから。

 

 

GPCRとは3次元で見るとこういう形をしているそうです。

横のリンク集にあるChem-Stationは誰が受賞するか応募を募ったのですが、皆見事に外しました。生化学は化学じゃないわけじゃないですけど、ちょっと生物や薬学寄りなので。ちなみに自分はかなり苦手です。

なので、こんなエントリがあったりします。

これも左のリンクにある「薬作り職人のブログ」さんより、
なんでこの業績はノーベル化学賞なんだろう。

今回の受賞者の研究は、いわゆる「生物系」の研究室で行う研究。「生物現象を化学的手法で解き明かす」という方法論からしても、「化学はあくまで道具」という意味で「化学賞への違和感」があるっていう意見はわかります。正直、私も「あれ、生理学・医学賞じゃないのか」という感覚がありました。

同じくリンクの中にあるChem-Stationさんや佐藤健太郎さんの「有機化学美術館・分館」も似たような感想をお持ちのようで(「薬作り職人のブログ」さんの中にもリンクがあります)。

たしかにわたしにも不斉合成やクロスカップリングなどに比べると、えらく生物寄りだなと思います。多分「?」と思っているのは化学を勉強した人周辺なんでしょうけれど……。

スペイン語技能検定、いよいよ明日。

こんにちは。富山で化学を中心とする技術翻訳をしていますヨシダヒロコです。医薬との2本立てが夢なのですが、なんだか寄り道ばかりです。NHKラジオと テレビで、細々とスペイン語とイタリア語を勉強しています。伊検5級・西検5級を受け合格しました。伊検4級を受験して今結果待ち、西検4級に向けて勉強中。

西検4級、いよいよ明日になりました。さすがに伊検とのダブル受験はきついのか、ちと伊検の後は疲れがたまって、思うように勉強が進みませんでした。このエントリをもっと早くアップできなかったのも、それもあってのことです。

使った参考書。

基本を勉強したのはこれ。接続法など動詞の活用はまだ混乱していますが、これからノートにまとめておきます。4級では接続法現在までしか出ないという話(下の参考書に書いてありました)。この本では接続法は過去完了まで、用法も勉強します。ひと通りしかできませんでしたが、いろんな活用を徹底的に練習させてくれるので、繰り返すと力つきそう。終わらせるのには、1日1/2章~1章として2ヵ月くらいかかりました。

以前書いたレビューはこちら。

「スペイン語力養成ドリル2000題」お薦めです!

スペイン語力養成ドリル2000題

加藤 伸吾

白水社

2012-06-21

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

薄い本で1つの級当たりのページ数は少ないけど、本番に近い内容です。類書でもう少し丁寧なのがあるみたいです(昨日知りました)。

スペイン語技能検定合格への手引き4級・5級・6級対策問題集

立岩 礼子

南雲堂フェニックス

2008-05-01

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

過去問も日本スペイン協会から買いました。さっき4回分一通り解き終わりました。その回によって出題傾向がかなり違いますね。日本語の単語「コンビニ」とか「国歌」なんかを訳せ、というのが一番苦手です。あと、動詞を活用させる問題が接続法入ってくるとさらにめちゃくちゃです。

↓こんな風に届きます。現金書留か郵便為替しかないので500円程度手数料がかかり、5日ほどで届きました。機関誌が入っていました。あ、リスニングも簡単そうなので油断してこれからです。過去問には問題しかありませんが(CDなし)、CDは上の問題集にあるので。過去問は4回分あり、1級まで使えますが、わたしはもし3級くらいまで受かったらDELEに行きたいです。遠征しなくちゃ行けないので大変ですが……。それより、もうちょっと勉強しなければ。でも無理しないで早く寝ます。試験は午後なので、午前中悪あがきします。

それより、金沢での試験会場が鈴見台1丁目のバス停のそばで、日曜なのでバス時刻を調べると結構面倒そう。5級の時は便利な場所だったんですけどねー。早めに行って、前の時みたいに駅で悪あがきするかな。

それでは受験する皆さん、がんばってください!

越前敏弥先生講演会「翻訳百景」@石川県立図書館(その3)(2012/10/7)。

アップ遅れてすいません。

その1はこちら、その2はこちら

ここからは先生の関わっていらっしゃる活動や、今後の出版予定についてです。

1.翻訳ミステリー大賞

変わっているのは翻訳者が選ぶ本であること。今までの受賞作は、

犬の力 上 (角川文庫)

ドン・ウィンズロウ

角川書店(角川グループパブリッシング)

2009-08-25

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

犬の力 下 (角川文庫)

ドン・ウィンズロウ

角川書店(角川グループパブリッシング)

2009-08-25

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

忘れられた花園 上

ケイト・モートン

東京創元社

2011-02-18

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

忘れられた花園 下

ケイト・モートン

東京創元社

2011-02-18

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

古書の来歴 (上巻) (RHブックス・プラス)

ジェラルディン・ブルックス

武田ランダムハウスジャパン

2012-04-10

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

古書の来歴 (下巻) (RHブックス・プラス)

ジェラルディン・ブルックス

武田ランダムハウスジャパン

2012-04-10

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

「犬の力」以外は他では受賞していません。歴史ものが多いです。

2.翻訳ミステリー大賞シンジケート

はてなにあるブログで、わたしはたしか今年の初めに見つけて購読を始めましたね。毎日何か面白いミステリー界隈の話題を幅広いライターさん(翻訳者が多い)が書いています。

先生によると全てボランティアで、運営ははカンパとAmazonアフィリエイトの収益でまかなっているそう。

  • 真夏の読書探偵

小中学校生の読書感想文コンクール。1行からでOK。現在選考中。

  • 読書会

ブログを読んでいると、最初は少なかった開催場所がどんどん広がっていくのが分かりました。1年半前に始まり、今は9ヵ所でやっているそうです。金沢でも開催されるかも?というお話でした。その時は越前先生も駆けつけられるかも?

(注)金沢にはもう、金沢ミステリ倶楽部が開いている読書会はあるのですけど。この講演会の後、越前先生のすぐ後に書くクイーン4部作(4冊!)をお題に盛り上がったらしいですよ。

さてこれからは質問タイム。

Q. 出版翻訳に至る経緯について(という内容だったと記憶)。

A. 持ち込みと依頼があり、前者はほぼゼロです。ダン・ブラウンはもともと歴史ミステリーの小難しいのを沢山訳した経験があり、角川さんが原作をエーコなどの難しい作品だと勘違いして初めての依頼となりました。

また、作家が編集長になる企画が角川書店であり、あさのあつこさんが「Xの悲劇」を挙げました。2ヵ月で新訳をという話で、通常半年はかかるものなんですが、どうしても自分でやりたくて無理してやりました。新しい読者のためにそれ以降(注:後3冊)も訳しました。後出しじゃんけんというか、昔の訳を参照しているのでそれより出来がいいのは当たり前というか。

Xの悲劇 (角川文庫)

エラリー・クイーン

角川グループパブリッシング

2009-01-24

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

Yの悲劇 (角川文庫 ク 19-2)

エラリー・クイーン

角川書店(角川グループパブリッシング)

2010-09-25

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

Zの悲劇 (角川文庫)

エラリー・クイーン

角川書店(角川グループパブリッシング)

2011-03-25

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

レーン最後の事件 (角川文庫)

エラリー・クイーン

角川書店(角川グループパブリッシング)

2011-09-23

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

そういえば、金沢ミステリ倶楽部の幹事さんらしき方も、先生の訳は読みやすいですよっておっしゃっていましたっけ。

Q. ジョークで、どうしてもいい訳が出てこないときはどうしますか?(自主的にジョークを訳している方の質問)

A. 意味が間違っていても笑わせる、稀に抜くこともあります。調べ物については、著者に聞いてもあまり意味がないです。調べ物を著者が間違っていることがあり、それがわかると逆に怒られます。

Q. 新作の予定は?

A. すいません。メモが抜けてますが、直近の作品を1作紹介してらしたので、これだったと思います。

ローマ帽子の秘密 (角川文庫)

エラリー・クイーン

角川書店(角川グループパブリッシング)

2012-10-25

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

もう1冊、翻訳ミステリーの名言集の企画があり、新しめの探偵を選ぶそうです。今言えるのはこれくらいだそう。

Q. 子供を英語が得意な子にさせるには?(年長さんのお父さんだそう)

A. わたしの息子は英語を勉強しなくて(笑)。小さい子供さんにはiPadはどうでしょうか?面白いのがいいです。あと、翻訳書に親しませておくこと。そうでないと、小学生になってメアリーが男か女か分からないようなことになります。慣れの問題です。まず親が読むことです。例えば子供の時に面白かったものを薦めるとか。自分の上の子(小学生の時)は正解を求める先生が担当したため、英語が嫌いになりました。

Q. (質問失念)ダン・ブラウンのことだったかもしれないし、雑談だったかも。

A. 調べ物が多い作家なのでまだまだかかるでしょう。映画現場をうろうろして俳優に声をかけたりして、「そんな暇があったら書けよ!」と思うんですけどね。

ここでツイ友が質問して、話は「忘れられた花園」は何故お薦めか、ということに。三層構造になっているそうです。ある人がある人の過去を探る。その人が更に別の人の過去を……。血なまぐさい殺人も出てきませんので、ミステリーに慣れてない人でも読みやすいです、ということだったかと。

講演会はこれでお開き。

上の階(3階)で月末まで越前先生の訳書の数々、そしてその2にあった「ハゲましのメッセージ」の一部を訳したもの、有名ミステリー作家のサイン入り原書等が展示してあります。お近くの方は是非ご覧になってみて下さい。下にチラシを貼っておきます。

生・越前先生はユーモアがあってお話が楽しかったです。子供相手に長年教えてらして身につけられたのでしょうか?ともあれ、「ハゲましのメッセージ」はなかなか面白そうな本だった、ということでこの長い講演会レポを締めくくりたいと思います。

おまけ:この日の金沢の風景をば。北陸には珍しい、いい天気でした。講演会前にお昼を食べた中央公園は、わずかに紅葉が始まっていて、とても気持ちがよかったのです。

石川四高記念文化交流館は元の石川近代文学館が改装され、金沢大の前身である四高記念館と合併したようです。展示物が変わっていなければ、文学の好きな方は楽しいと思います。美しい建物で好きです。公園のすぐそばにあります。

森口氏を簡単に病気扱いするのはよくないと思うよ。

こんにちは。富山で化学を中心とする技術翻訳をしていますヨシダヒロコです。医薬との2本立てが夢なのですが、なんだか寄り道ばかりです。

今更ですが。

山中先生・ガードン先生のiPS細胞のリプログラミングでのノーベル生理学物理学賞、おめでたいニュースでした。簡単に説明したブログ「未来館のひと」が下にあります。


2012年ノーベル生理学医学賞! テーマは「リプログラミング」!

なんかニュースなどでは勘違いしている人がいそうですけど、受賞はiPS細胞でなくて、「リプログラミング」に与えられたものです。

ものすごくタイミングよく山中先生の自伝も出ました。本屋では「しばらく待ってもらうかも」と言われましたが、あっさり今日入荷の連絡が。

山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた

山中 伸弥

講談社

2012-10-11

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

そしてそして、森口氏のiPSを使ったとされる手術の報告でみんながまた沸いたと思ったら……。すっかりお祝いムードにケチが付けましたね。うちのブログにも昔あった捏造事件での検索が少数ですが来てます。

その森口氏ですが、ツイッターなどで「心の闇」とか、さらには具体的病名を出してどうこう言っている人がいて、――もちろん精神科の病名で――具体的には躁うつとか人格障害などで、今日会話しましたがある人はラフな感じで喋っててそうなったみたいです。ただ、一緒にされる当事者はたまったものではないです。わたしもあの人は何かがおかしいとは思うのですが、例えばその病気で自殺した人がいるのなら、「あの人は○○じゃないかなあ」とか言うのはどうかと。だって、自殺するような病気だと知っているわけでしょう?フォロワーの多いアカウントの人だったら、影響力を考えないのかな?

そんなことを考え、他に落ち込む種もあったのでしばらくうつうつしていました。
まあ、やることを何とか片付けられる程度には元気でしたけどね!

まあ、結局見抜けなかった新聞社が愚かだったと言えばそれまでなんですが、研究者の方に雑誌のコミュニケーション、レビュー、レター、論文などの違いを教えてもらったところによると、分野が違うと研究者でも分からない。ましてや新聞記者ならもっと、と思いました。

 

化学賞については、また遅くなりますが簡単に解説してくれた人がいるので紹介しますね。

富山駅前で10月5日、ミニ瓦礫受け入れ反対デモを目撃。

こんにちは。富山で化学を中心とする技術翻訳をしていますヨシダヒロコです。医薬との2本立てが夢なのですが、なんだか寄り道ばかりです。

もう1週間も経ってしまったのですが、用があって5日の夕方駅前を通ると、男女10人くらいのグループが横断幕やプラカードなどを掲げ、太鼓を叩き、なんだか「瓦礫受け入れ反対」みたいなことを大きな声で言っていました。

女性の1人が言うには、それよりも被災者の人々を受け入れてあげたらいいそうです。

「(放射能を)少しも入れさせない」というようなことが書いてあるプラカードを見て、気分が重くなりました。いわゆる「ゼロリスク」ってやつですね。「自然放射能って知ってますか?」と言いたくなりました。

それでなくてもネットにはびこる放射○な人々にはウンザリしています。でも最近のデモって、良く言えばカジュアル、悪く言えばいい加減そうですね。何か真剣なのかよく分からない。

急いでましたし、写真を堂々と撮る勇気はなかったので、離れたところから。

(11/01追記:もちろんわたしは福島出身の同業者の苦しみを初めとして、原発は最終的に全部なくせたらと思っています。ただ、それにどれくらい時間がかかるかご存じでしょうか?代替のエネルギーが見つかるか日々情報収集をしていますか?結局、当事者には当事者の苦しみしか「正確には」分からないということは、障害当事者としてわたしが日常感じていることでもあります。つーか、例えばわたしを非難して頂いてもいいですが、ちゃんと過去ログ読んでからにしてくださいね)

越前敏弥先生講演会「翻訳百景」@石川県立図書館(その2)(2012/10/7)。

その1からの続きです。高速でメモを取ったので、タイポがもしあったらご指摘下さい。

次の例は、ジェイムズ・エルロイ。50年代の三流政治雑誌の見出しより。

CANCEROUS CASTRO COMMUNISTICALLY CALIFIES CUBA

WHILE HEROIC HERMANOS HUNGER FOR HOMELAND!
(注:hermanos=スペイン語で「兄弟たち」)

頭韻、脚韻は翻訳者泣かせであるけれど、腕の見せ所でもあるそうです。5,7,5とか、リズムをよくして訳します。

恐怖の共産主義者カストロ、キューバを窮地に追い込む

脅威の郷土愛に駆られ、とうとう闘士たちが立ち上がる

1ヶ月くらい完成までかかったのに、読者に頭韻だと気づいてもらえない悲しさがあるそうです(悲しい……)。

エルロイにはエントリ最初の方のリンクにもあるように「LA4部作」があり、その2作目が映画化されて有名な「LAコンフィデンシャル」です。1作目の「ブラック・ダリア」から入るのがお薦めだそうです。

ブラック・ダリア (文春文庫)ジェイムズ エルロイ

文藝春秋

1994-03

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

同じくエルロイの田村義進訳、「クライム・ウェイヴ」20pより。田村先生は越前先生のお師匠さんだそうで(この本、そんなに前の本じゃないのに絶版です。いやはや、ミステリーは流行り廃りが早い)。

クライム・ウェイヴ (文春文庫)ジェイムズ エルロイ

文藝春秋

2005-03

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

訳例。
鋭いスクープがすっからかんになった58年春。

ハッシュハッシュははったりに歯止めをかけられ、歯ぎしりをしていた。

支離滅裂の揣摩憶測が、信用できる真実として紙上で紹介された。
揣摩憶測(しまおくそく)

かつて輝いていた過去の語り草がかき集められ、…(メモ取り損ないました(^_^;))

こんな名訳が延々続くそうです。

つづいて同じ田村先生の名訳。これも絶版。ウォーレン・マーフィーです。

チコの探偵物語 (ハヤカワ・ミステリ文庫―トレース・シリーズ)早川書房

1989-03

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

Stop turking talkish.
talk Turkish : わけの分からないことを喋る

舌が絡まって間違えて喋ってしまった。さてどう訳すか?

何をいっトルコ。(会場笑い)

史上に残る訳だそうです。

さらにオヤジギャグの楽しい訳が続きます。

越前先生の訳されたダン・ブラウンは、最後の「ロスト・シンボル」が夏に文庫になりました。作品としては3、4年前です。「ラングドン・シリーズ」と呼ばれています。ブラウン、最近は書いてないようです。

そこで、くだらないけど(でも褒めてる)とおっしゃいながらパロディ本を紹介されました。WordpressではAmazon.comへのリンクがうまく貼れないので、画像だけでも。ブログ「翻訳百景」でも紹介されてます。

“Da Vinci Cod”、”Cod”とは魚の「タラ」で、上の方には”Not the #1 New York Times Bestseller”と書いてあり、作者はDon Brine。”Brine”は海水の意味。”Fishy Parody”とありますが、”fishy”には「うさんくさい」という意味があります。先生は持ち込みをしたのですがダメだったそうで、ですが今回週間STの連載になることになりました(駅とかで売っている、わりかし初学者向きの英字新聞です。単語の訳も付いていたような記憶があります)。言葉遊びは勉強になる、と先生。

ちょっと中を覗いてみると、

Jack Sauna-Lurker lay dead in the main hallway of the National Art Gallerry in London….

舞台がロンドンに移ってますね。で、この亡くなっている人の名前ですが、オリジナルのルーブルの館長はJacques Saunière、ジャック・ソニエールでした。さて、この名前をどう訳すか?

そのまま訳すとジャック・ソーナ・ラーカーなんですが、先生が教えていらっしゃる朝日カルチャーセンターの生徒さん訳。

ジャック・サウナニイール
問題は「サウナにいる」という意味に取れるかどうか、です。
ジャック・スッポンポン・ダンマリエール
「スッポンポン」はまあ分かるとして、「ダンマリエール」は死体だから、だそうです。ここでまた皆から笑い。

で、先生がどう訳されたかというと、
ジャック・サウナデカクレールサウナデネール
ちょっと迷っちゃったみたいです。
ここで聴衆から「どの訳がいいですか?」とアンケートを採り、「くだらなくなってきた」と笑っておられました。

さらに、ダン・ブラウン以外の名義での作品をば。

“187 Men To Avoid”

わたしが講演で見たのはDanielle Brown名義になっていたような気がするんですが、この画像はちゃんとDan Brownも入ってますね。「こういう男とはつきあうな」というユーモア本です。

“The Bald Book” Blythe Brown(奥さんの名義)

ハゲはなんの得になるのか?涼しいとか、滑り台になるとか、イラストと一緒に一言で書いてあるユーモア本。ブラウンは学校の先生をやりながら売れないミュージシャンをしていて、奥さんはそのマネージャー。二人三脚でやってきたそうで。

このタイトルを訳すとすれば「ハゲましのメッセージ」。というところでまた笑いが起きました。

次回に続きます。

越前敏弥先生講演会「翻訳百景」@石川県立図書館(その1)(2012/10/7)。

こんにちは。富山で化学を中心とする技術翻訳をしていますヨシダヒロコです。医薬との2本立てが夢なのですが、なんだか寄り道ばかりです。

いつもツイッター(@t_echizen)やブログ「翻訳百景」、ブログ「翻訳ミステリー大賞シンジケート」で拝見している越前先生が実は石川生まれだと知ったのはつい最近のこと。講演会の日はちょうど金沢に行くついでがありましたし、そうでなくても行ったと思いますけど、いつも「シンジケート」の読書会情報や「翻訳百景」の講演会情報を読んで羨ましかったので、イベントの多い関東や関西の方々にリベンジすべく張り切って出かけました。

「シンジケート」については管理人がどなたなのかいままでよく分かっていなかったのですが、エントリをツイートするたびに丁寧にリツイートされるのです。どうやら先生がやっていらっしゃるのかも?このブログについては講演の最後でもう1回出てきます。

北陸でいままで翻訳関係のオフやイベントが少なかったわけではありません。昔は多かったのですが、いろいろ事情がありまして。オフでわたしに酒でも飲ませれば喋ると思いますので、聞きたい方はそうして下さい(^_^;)。翻訳者は恐らく富山県内で20人くらい、通訳者に至っては大御所が引退されたのでほぼいないのではないでしょうか。公的機関がボランティアばかりに頼っていることも問題かと。金沢市にはインターもできましたし、外国人観光客も多いのでもう少し通訳は絶対数がいるかと思われますが、派遣やオンサイトの仕事がないので経験が積めないのですよ。わたしも仕事がないことがまだ多くピーピーしてます。

さて、わたしがイタリア語検定を終え(どうでもいいけどこれを書いている現在、このブログでイタリア語検定バズってます)、雨が上がった晴れやかな天気の中を歩いて開始30分前に会場に着くと、既に来ている人がいて、そこでミステリが好きとツイッターオフで判明したツイ友と合流、列に並びました。会場は兼六園にほど近い本多町にあります。学生時代よく通った道です。

(10/10 8:48追加:図書館の写真です)

頂いたチラシ。もう1枚ありますが続編で書きます。

館内。ビブリオバトル、金沢でもやっているんですね。

下の越前先生のブログエントリにある通り、100人定員のところ(おそらく図書館の判断で)最終的には50名オーバーでぎっちりだったそうです。途中折りたたみ椅子を出しているのは見てました。わたしは早く行ったので前から3列目くらいでした。

翻訳百景 INFORMATION 2012-10-09

許可を得て写真アップします。講演前に椅子に座っておられる先生。チラシよりお優しそうな印象でした。個性的なネクタイが見えますか?これ、本の柄なんだそうです。

まず最初にミュージアムウィークの紹介。今回の講演会は、ミュージアムウィークの一環として行われました。何だかそう言えば街中がお祭りのようになっていましたっけ。

そして館長さんの挨拶。館長さんは英語がお好きだそうで、自ら「越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文」を手にして、楽しく読ませていただきましたと感想を述べられました。わたしはうっかり2冊買ってしまうくらいやる気はあったのですが、まだ途中です。すいませんm(__)m。同業者の間では下の本と並んで「絶対読め」と言われている本の1冊ですが、一般の人が読んでも「へええ」と思うことは多いかと。ただ先生があとの方で似たようなことをおっしゃっていましたがストイックな本かな。

越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文 (ディスカヴァー携書)越前 敏弥

ディスカヴァー・トゥエンティワン

2009-02-18

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

越前敏弥の日本人なら必ず悪訳する英文 (ディスカヴァー携書)越前 敏弥

ディスカヴァー・トゥエンティワン

2011-02-21

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

そして講演会が始まりました。

先生と金沢との関係について。小学校に上がるまでしかいなかったのであまり覚えていないけれど、親戚が沢山いて多分今日も来ているはず。何年に1回か冠婚葬祭で帰るんですが、最近は葬式ばかり、だからこういう機会はあまりないし嬉しいということでした。

そして何故か「石川県立美術館」と書いてあるパワポ。講演は、先生が「すみません」とおっしゃいながらこの「美術館」を「図書館」に直すところから始まりました。ちなみに美術館はすぐ近所です。

石川には北國新聞という地元新聞社があって、わたしが講演会に来る前に試験を受けていたのはそのビルだったのですが、先生は以前そこのインタビューを受けたことがあったそうです。「北國新聞だから誰も見てないよね」と思ったら東京創元社の前社長である戸川氏からメールが来て、「北國新聞に載ったでしょう」。「どうしてご存じなんですか?」「出張で金沢にいたんですよ」。悪いことはできませんね、と先生はおっしゃってました。その戸川氏が以前この図書館で講演をされたので、そのご縁で今回の講演が決まったそうです。でもなかなか実現しなかったようなことを言ってらしたかな?

さて、本題。ここからは、10/26の翻訳百景の大阪版イベントで似た内容の話をなさるそうなので、行かれる方は読まない方がよろしいかと。イベントから帰ってきてから補えばいいかなと。

それで、翻訳者に必要な資質。

  • 日本語が好き
  • 調べ物が好き
  • 本が好き

「『英語』はないんですよ」、と先生。恐らく一般の人は驚いたでしょうね。

誤訳・悪訳の例がこれから続きます。もちろん、名訳も。

  • 犯人はジェフリーズという男らしい。彼を殺してやりたい。

引っかかるのは「彼」。殺したい相手を「彼」なんて言いますか?例えば、「その男、そいつ、その野郎」。日本語には色々あるのだから、「彼」ではつまらない。「彼」には「ボーイフレンド」という意味もありますしね。ではどうすればいいかというと、ただ「殺してやりたい」が自然。必要最小限のことだけが書いてあるのが読みやすい翻訳書だそうです。

  • After a drencher, we were moved to a quonset hut.

   大雨のあと、わたしたちはかまぼこ形の兵舎へ移された。

「かまぼこ形」?翻訳小説に?これは「兵舎」または「プレハブ兵舎」とすべきだそう。無理に訳せば「半円筒型の兵舎」。でもそこまでしなくていいそうです。

ここで聴衆に質問。以下の表現が翻訳小説にあったらOKですか?NGですか?NGと思う人に手を上げてもらいました。

仁王立ち、寿司詰め、狂言自殺。

わたしは最初2つ。「寿司詰め」はヘンという人が多かったです。先生はわたしと同じで、ラストのみOKだという意見でした。なぜかというと、「寿司」が見えると(ビジュアル的に)まずいから。成句がいかに自然かということが大事だけど、「狂言」と聞いて狂言を思い浮かべることは少ないように思うから、だそうです。ですが人それぞれ、ということで。

他の例としては、
口をOの字に開く→「細雪」にもある
口をへの字に結ぶ→うーむ…
真一文字に結ぶ→ギリギリOKかと

いつも考えているが、あれもダメこれもダメとしないでギリギリの線を目指していらっしゃるそう。

  • クイーンより
    The net result of this expert and thorough investigation was nothing.

この熟練した綿密な捜査の結果、収穫は皆無だった。

ここであるスライドが登場。日本国憲法です。二字熟語が非常に多い。上の訳例のようです。

それで先生の訳。
練達の技で念入りに調べたものの、収穫はまったくなかった。

すっきりしてますねー。

あと最大2エントリくらい、間に他の話が入るかもしれませんが続きますので、地理的条件で行けなかった方もお楽しみに。