フォルツァ問題その後(2016/05月末)。

ヨシダヒロコです。

フォルツァ休館について春頃2本ブログを書きましたが、未だによく読まれていると思います。最近は新しい映画館を探して間違ってここに来られる方も増えています。

その後フォルツァ問題がどうなったかということですが、「考える会」会合はわたしの知る限りありません。体調が万全でなく、FBも適当に画面上の方だけ見てたことも多かったので。昨日だったか、この記事が回ってきました。全文引用しますけど、大事なことなのですみません。取材して頂いて有難いのですが、すぐに消えるためリンク貼ってもうーんと思って……

富山・ミニシアター休館 ファンら再開へ運動 シネコンと共存、探る声も /石川

176席を完備し、数々の名作を上映してきたフォルツァ総曲輪の館内=富山市総曲輪3で、古川宗撮影(ブログ主注:写真は省略しました)
 

 芸術性の高い欧州映画や社会派ドキュメンタリーなど、大手配給会社が扱わないジャンルを上映するミニシアター「フォルツァ総曲輪(そうがわ)」(富山市 総曲輪3)が今年9月末で休館する。富山市が補助金の打ち切りを決め、運営が難しくなったためだ。「映画ファンの交流の場なのに」。根強いファンが多く、 存続を求めて署名活動を始める動きも出ている。【古川宗】

 

 ■補助金打ち切り

 フォルツァ総曲輪は元々、映画館「ウィズシネマ」が入っていたビルを改修し、2007年2月にオープンした。市が委託する第三セクター「まちづくりとや ま」が年間約4500万円かけて運営。入場料などの収入は年間約3000万円で、差額の約1500万円を市が毎年、補助していた。しかし、16年度予算で 上半期分約850万円が最後とされ、9月末で休館することになった。

 ■活用法は未定

 市は理由として、近くにシネマコンプレックス(複合型映画館、シネコン)が6月、オープンすることを挙げる。総事業費約84億円のうち、国と県、市が約38億円を補助して完成した再開発ビル「ユウタウン総曲輪」内に開業するシネコンで、8スクリーンを完備する。

 フォルツァ総曲輪は休館後、改修する予定だが、その後の活用法は未定。市中心市街地活性化推進課の奥沢靖課長は「映画館として再開するか、違った形で活 用するかは、今後検討していく」として、「あくまで休館」と強調。だが「『街中に映画館を』という当初の役割は終えた」とも説明しており、「実質的に閉 館」と受け止める映画ファンもいる。

 ■全国に逆行

 ミニシアターは、北陸地方では金沢市の「シネモンド」や福井市の「メトロ劇場」が上映を続けている。

 全国のミニシアターや自主上映する団体が加盟する「コミュニティシネマセンター」(東京都渋谷区)によると、1990年代に全国的にシネコンが増え、地 域のミニシアターは減少。しかし、2000年代になると、一旦閉鎖したミニシアターが、行政やNPOの支援などを受けて、再開するケースも目立つように なった。

 事務局長の岩崎ゆう子さんは「シネコンとミニシアターではジャンルも客層も違う。民間でやりきれないことを行政が支援することに意味があるし、共存する方法はあると思う」と話す。

 ■考える会結成

 フォルツァ総曲輪の掲示板には「ここでしか見られない映画があった」「富山の文化を消してはいけない」など多くの声が貼り出されている。有志6人が 「フォルツァ総曲輪の未来を考える会」を結成し、6月から、休館後の再開を求めて署名活動を実施する予定。10月からは、同館スタッフを交えて市内で自主 上映会も考えており、代表で映像制作業の島倉和幸さん(46)=富山市=は「市の判断は短絡的だ。行政の補助を受けずに上映を続けられる方法を考えたい」 と話す。

****

そのうち消えるので、魚拓

この自主上映会的な動きは「考える会」有志の方ももともとFBで言ってて、それ読んでて昔高岡にミニシアターがあったことを知りました。富山にいなかった時期もあるので。

その復活版というのでしょうか、以前にもあった企画のようですが週末に上映会があります。映画館どころか近所のスーパーに行けてない状態だったのですが、なるたけ都合をつけたいです。フォルツァの方も関わっています。

FBイベント 映画『A Film About Coffee』高岡上映会

2016年6月4日、5日です。見てもらえば分かりますが、トークもあります。

A film about coffee

ついでですが、関連して冬にこんな本が出まして売れてるらしいです(バイオ系研究者さんが書いている。Twitter見るに面白そうな方)。わたしも興味があって買ってはあるのですが。

コーヒーの科学 「おいしさ」はどこで生まれるのか (ブルーバックス)

旦部 幸博

講談社

2016-02-19

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

自主上映会の方向に行くとしたらなんだかカレーフェスタを思い出すんですが、2回お手伝いしただけで運営側の詳しいことまでは知らなくても、いろいろ難しいことをクリアしなければいけなかったことは少し聞きました。お客は来るだけでいいのでしょうけど。上映会も採算とか考えないとだし、みんな仕事あるのにまるまるボランティアなのかとか思うんですけれど、学園祭的なワクワクがあるのも確かです。

Advertisement

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out /  Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out /  Change )

Connecting to %s