ヨシダヒロコです。
KAGRA見学会のため神岡まで・その1(2016/07/24)。の続きです。
ずいぶん続編が遅れてしまいましたが、まず資料をpdfにスキャンしたものです。大丈夫とは思ったけど、一応現場でアップしていいか研究者さんに聞きました。たぶんあまり手に入らないものと思うので。
日本語でうまく出なかったのでファイル名が英語です。最初から見学会の資料(中の見取り図)、パンフレット、飛騨市が作った神岡の宇宙線施設パンフの3つです。
kagra_viewing.pdf kagra_pamphlet.pdf kamioka_facilities.pdf
さて見学会が終わってから、何か休める場所へと思い、スタッフの方に聞いて道の駅へ向かいました。日曜はいろんな店が閉まっていて、お茶するところとかあまりなくて。途中に神岡城があり、時間があったら行きたかったです。
これが道の駅「宙(スカイ)ドーム」。普段車で移動していないので道の駅にも行かないのですけど、正直星とかニュートリノだらけでした。これから少し出しますが資料が沢山でした。あとは普通に食べ物屋があったり(ランチタイム過ぎていたので閉まっていたところも)お土産があったり。でもそのお土産にも星関係が多かったりしました。
神岡の施設の資料は、1)岐阜新聞らしき新聞のラミネートしたものが沢山。受賞を祝っていました。2)見られなかったけどスーパーカミオカンデの紹介ビデオと、写真などでの説明。3)世界の物理学者、学長、宇宙飛行士、有名人などのサイン。小柴先生が施設を作るときに世界中に声をかけて応援してもらったと1年前の新聞で読みましたので、その時のものかも。実際に来ていった人もいます。正直こんなものがあると思ってなかったので驚きました。その他、スーパーカミオカンデの測定がリアルタイムで見られたりレプリカがあったりするそうです。KAGRAの展示はこれからでした。
室内で蛍光灯の下、ガラスに反射してうまく撮れなかったのですが、一部出しておきます。
ちょうどガラケーストラップが壊れたところだったのでこんなの買い、Higgs粒子について後日調べました。ニュートリノ関係は確かデザインが好きではなくて。このストラップ、UV測れるのに気がついてなかったです。他に飛騨の風景も含め絵はがき、はやぶさグッズなどJAXA関係がありました。その1で出てきた宇宙線研究所のカレンダーもありました。
食べ物は山らしいものが沢山あって、わたしのルーツは飛騨からそんなに遠くもないので親しみがありましたが、「とんちゃん」の冷凍パックを買って帰りました。帰ってしばらくして夏バテで家族に炒めてもらったら、やはり自分で調味すべきでした(薄かった)。とちの実ソフトはわりと普通でした。
道の駅には2時間くらいいたと思いますが、見るものが(わたしにとっては)多く、バスに遅れないよう急いだらバスが10分遅れて、それが途中から5時台の富山直通の特急バスになる日曜最後の便だったので置いて行かれたかと焦りました。
濃飛バスです。
そういう訳で行ってきたのですけど、宇宙線研究所絡みの話は夏にもう1つあったのでまた書きます。富山市科学博物館で「梶田先生、質問があります」というイベントがあり、事前に用意した質問に答えてもらえるというものでした。ところでTwitterにはけっこう研究者の方がいらっしゃり、眺めているのが楽しいです。
その後、『真田丸』関係で山本耕史が飛騨牛大好きなことを知り、さらに先週富山市内を歩いていたら飛騨料理も扱う店を見つけました。近いからあってもおかしくないですけどね。その少し前に歩いてて、市役所の向かいあたりでこんなものを見つけました。モニュメントがあるのは噂には聞いていたけど、実際富山で本当に育ったのは田中耕一さんと利根川先生だけなので、うーんという感じもする。富山県はそこまでしたいかという感じです。ただ今まで書いてきた話の続きは富山大学などとも協力していくし、着々仕事が進んでいるようなので楽しみです。
こういうすごい賞は1人では取れないし、もちろんこの賞だけがえらいのではなくて、健康でコツコツ努力を続けた先にラッキーだったらご褒美としてもらえる賞がいくつもあって、世の中ではノーベル賞が一番有名なんだろうなと思います。
(2016/09/21追記):
やさしい重力波の解説です。時論公論 「アインシュタインの宿題が解けた!重力波観測」
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/237909.html
東京大学基金 研究者インタビュー 梶田隆章先生