ヨシダヒロコです。
夏頃まではこまこま映画館にも行っていましたがその後力つきました。
イスパニカの「映画に学ぶスペイン語」で見たものや(2018/06/30:イスパニカではSkypeレッスンはもうやっていません)、既に書いたものも含めて書いておきます。来年になると思いますが、日本語・フランス語・英語で面白かったものも書きます。英語のものはDVDに落としてあるけど見てないものが多いです。
スペイン語のものはフェスティバルがたしか複数東京であって、少しは関西にも来るのですが。イタリア語もあるかも。すごくマイナーな、上映館が限られた作品で他に見たいものもあったのですが、なかなか難しかったです。DVD化に期待します。今後、アルモドバルの新作や、『ブエナ☆ビスタ☆ソシアル☆クラブ』の続編(タイトルは最後に「アディオス」と付くそう)があるんでしたっけ。
スペイン語の作品はほとんど当たりでしたが、まず、「映画に学ぶスペイン語」で扱った作品。
1.『ザ・ウォーター・ウォー』。
現在GYAOで見られますが、コロンブスについての映画をスペイン人やメキシコ人がボリビアに撮りに来たら、ケチュア人の間で水戦争というほとんど革命が起こってしまったという社会派映画。
GYAOにいま日本語トレイラーありますけど、いつまでか分からないので英語のトレイラー貼ります。ブログ記事はここ。
冬のコースでは他に『ダック・シーズン(メキシコ)』と『僕と未来とブエノスアイレス(アルゼンチン・イタリア・スペイン・フランス)』も見ましたが、作品としては後半戦の方が好みでした。前半はラテンアメリカ寄りで、いろんなスペイン語が聞けました。
晩夏からのクラスで扱ったのは、
2.『ボルベール』。
有名な作品なので今さらですが、もう1回見てから返却します。記事はここ。
3.『ウェルカム!ヘブン』
少し話の作りが複雑ですが、かっこいいペネロペにやられました。記事はここ。
(2018/06/30:スペイン語のトレイラーを貼り直します。
4.『靴に恋して』。
1.のアルモドバルに影響を受けているらしいサラサール監督の作品で、群像劇です。
記事はここ。日本語字幕の予告編が見つからず、原語のままです。
5.『NO』。
2月末に映画館で。チリのアジェンデ独裁政権を投票によって倒すことができることになり、CM合戦になります。後味のよい作品です。記事はここ。
5.『ニュー・シネマ・パラダイス』。
有名な作品ですが見てませんでした。まだ映画館が珍しかった戦中から、シチリアを舞台にして映写技師のおじさんになつく坊やと、その子の成長を描きます。アモーレの国で、こんな検閲が入っていたとは知らなかったです。それで引き下がるイタリア人ではないのですが。監督が同じと知っていて『シチリア!シチリア!』を数年前に見ました。話の組み立てが似ていたように思いました。
6.『イタリアは呼んでいる』。
英語の映画ですが、イギリス人のオッサンが2人、ジョークや物まねばかり言いながらイタリアのいいホテルに泊まったり美食したりして(取材です)過ごすのですが、ひたすらおいしいものが出てくるのに「そんなに喋ってたらパスタがのびるよ!」と口を出したくなりました。007のボンド役にイングランド人は1人しかいなくて、コネリーはスコティッシュ、オーストラリア人までいるとかどうでもいい話を覚えました。
英語圏のイタリアものとしては『ジュリエットからの手紙』も見ましたが、残念ながら話の先が見え、資料以上の価値はわたしにはなかったです。景色がきれいなところで繰り広げられるラブストーリーが好きな人にはいいと思います。