ヨシダヒロコです。
写真はいい天気の近所(19日)で、恐らくしばらくこんな天気にはならないのではないでしょうか。
年末に書く予定の1年のまとめに入れてもよかったのですが、今年はやたらと新規開拓をしたので、別発言にします。書いてみたら長文になりましたし。
2月に専属契約の会社とちょっとあって(わたしが先方に付いていけなくなった)契約解除となったので、新しい会社を探しまくりました。多分今年他に3回くらいトライアルのこと書いています。今メールソフトのボックス(Trialフォルダ)を見たら、契約切られてからは13社ほどにアプローチしています。
大体半数受かったというか、合格or トライアルなしでデータベースに含めてもらい、書類で2社、トライアルで2社ほどに落とされました。今気がついたのですが、「お手持ちを優先に」と9月に先方が最後に言って、わたしが10月に「トライアルできます。送ってください」と書いてそのままのがありまして、催促しておきました。あと結果が出てないのが1社あります。他に、データベースに入れてもらうため遅れていた履歴書を送った会社が他に1社ありました。
今年受かった会社の特徴は、割と早くに仕事を回してくれたことです。分野としては化学・医療機器の他にバイオ・化粧品英訳(和訳もありますが、文体に特徴があり仕事では苦労しました)に受かりました。会社によっては落ちました(分野合っていてもスタイルガイドが長すぎ、時間制限があったとか)。バイオは3年近くかけて本を読んだ結果でした。仕事を多めに回してくれた会社はアメリア経由が多かったですが、こまこま回してくれた翻訳会社は、通翻ジャーナルのバックナンバー(会社訪問)を見ての応募でした。まだ受注は回復しきっていませんが、忙しいときは忙しいのでありがたいことです。
今まで日本の会社に受かっても仕事が回ってこないと思っていましたが、要するに実力がそれほどでなかったということに、人の意見も聞き気がつきました。「積極的に回したいレベルではなかった」ということで。
海外エージェントは揉めると面倒ということを前から気にしていて、支払いや翻訳の質の面でいい加減なこともあります。ただ、長い付き合いの会社もあり、そのうちのPMさんが新しい会社に移って仕事を振ってくれるということもあったので、そういうご縁は海外でも大切にしたいです。
あと、仕事を振ってくれない会社には期待するのをやめました。営業メールを打ってみればその文面で分かるという話があって、文面が通り一遍の会社や返事もないという会社は切っていいと(心の中で)。Aさんに合う会社でもわたしには合わないということもあるし。
また今年はフィードバックの出し方でいろいろ参考になりました。翻訳者がどんよりなるようなのは出しちゃいかんと思いますが(付けるコメントにもより、メンタル壊れるようなのは……)、今もフィードバックもらいながらやっているところが1社あります。当初どれだけ訳がひどかったかが「スライド丸丸任せられるようになった(以前は難しいところは他の人がやっていた)」と言われるようになって分かってきました。アメとムチなんでしょうけど、この辺の加減は翻訳者の個人差もあるし、難しいなと思います。
とりあえず、すごく忙しいわけではないが年末押さえられるという経験を初めてしたので、まあいいことかなと。それまでは自動的にそうなることもあっただけでしたので。