『島田清次郎 誰からも愛されなかった男』出版記念トークイベント@金沢レポ(2013/08/25)。

ヨシダヒロコです。

少々調子を崩した上に仕事が詰まって、金曜早朝までひいひい言っておりました。

東京のトークイベントもありましたので、ネタバレにならないようにわざと遅くレポを上げました。

この日は6時半開始だったので、しかも駅に近い近江町(観光客向けの市場があります)。余裕かと思ったんですが、駅で鶏のかしわ揚げの乗ったおそばを美味しく食べていたら、ちょっとギリギリでした。

なので、会場の写真はなし。結構年配の人が多かったです。その前日、越前先生の読書会でお会いした方が2人も。

トークイベントというか、軽いノリにしたいらしかったのに、近江町プラザが用意した張り紙はこれ。

風野先生は(患者にとってお医者様を「さん」付けにするのは難しいので、「先生」ということで)笑うと特に爽やかな感じの方で、ズボンのプレスが綺麗にされているなと思って見てました。身内の仕事柄……。 最初は東山(郭のあるところ)のあうん堂書店さんと、石川近代文学館の先生が訪ねたときに対応された職員さんと、先生と3人でのフリートークでした。なんでも、どうやら先生はかなり国会図書館で調べ物をされていたらしく(とツイートで)、その原本を金沢に探しに来られ、「こういう資料ありますよね?」みたいなことをおっしゃり、ずらっと並べて写真を撮られたそうです。

後半は先生がご本のラストの部分から年表を持ってこられて、島清の一生を丁寧に解説していきました。知らなかったんですけど、DVやるわ女性の誘拐監禁事件を起こすわ、かなりの困ったちゃんだったのですね。「地上」は読んで大して面白くはないけど、構想もろくになく6巻まで書いたとか、恨みに思う人を敵役で小説に出したり。新潮社はそれででっかいビルを建てて、島清の新居は関東大震災で全壊したのに新潮社ビルは全然大丈夫だったとか、面白かったです。 島清が精神病院の中でも執筆を続けていたというのは知りませんでした。カルテがあれば良かったのでしょうが、空襲で焼けたそうです。身元保証人さえいれば退院できたのではないかと。わたしが後で質問したのですが、入院していた病院は扱いが良かったそうです。他はもっとひどいところもあったと。

ごく最近の北陸中日新聞に先生が出ているのですが(下にリンクの入ったツイートを貼ります)、3ヵ月くらいで良くなる統合失調症だったのではないか、だそうです。この辺は今まで解明されていなかった部分ですね。 本はギリギリ間に合ったので読めないまま、サインだけ頂きました。その時にはツイートの印象のままのどこか内気な先生に戻っていました。読書会仲間から昔の伝記も貸して頂きました。で、わたしは前日と同じく急いで電車へ。

先生は翌日取材など受けてご自分の行きたいところにも行かれて金沢を楽しんで行かれたようです。確かにうちの県から見ると、文学館の類いが金沢には多いですからね。

「島田清次郎 誰からも愛されなかった男」を短くまとめるとこんな感じ。

そして、一昨日に北陸中日新聞に記事が載りました。東京の方は盛況だったのでしょうか。この一連のツイート、お茶目で笑ってしまいました。お写真もありますよー。

もうちょっと写真多めにしたかったです……。なので、ダメ押しで。サインの写りが悪くてすいません。なるたけ早く読みたいです。文体はとても読みやすそうですし。老舗の「うつのみや書店」あたりが取り上げると金沢の人には知られるでしょうねー。

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