告知:第3回「やっぱり物理が好き!~物理に進んだ女子学生・院生のキャリア~」(2018/11/17、東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構、11/03締切延長)。

ヨシダヒロコです。

物理を専攻する女子はかなり少ないそうで、進路にも困ることでしょう。なので女子学部生・女子院生向けのイベントがあります。複数大学の共催ですし、募集は東大生に限らないそうです。細かい説明が以下にあるのでわたしが茶々を入れることもないのですが、チラシの中でモニター画面に映って学生が見つめている人物が戸塚先生だったりするところが良いなと思いました。

わたしは昔は化学だったのでもう少し女性多かったです。ただ工学部→工業大だったので、多少聞いたことがある女性先輩の体験談は参考になりました。

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2018年11月17日 (土)、カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU) にて、女子学部生及び女子大学院生のみなさんに向けたイベント「やっぱり物理が好き! ~物理に進んだ女子学生・院生のキャリア~ 」を開催します。今年で3回目となりました。世界の中において、日本の物理学科及び専攻の女子学生、大学院生の割合は低い状況です。これから物理を学ぼうという学生や物理分野に進学した学部生及び大学院生を支援するために、様々な講師の方をお招きしキャリアパスを提示します。さらに参加者同士のネットワークをつくり、広く物理学分野の魅力を感じていただく機会として、東京大学物性研究所や東京大学宇宙線研究所をはじめとした各機関が連携し実施します。奮ってご応募下さい。


 

20181117_WomenStudents_v0913(チラシpdf、上に貼った画像と同じ)

概要

日 時: 2018年11月17日 (土) 13:00-17:00 (12:30開場)
会 場: カブリ数物連携宇宙研究機構棟 1Fレクチャーホール ほか (東京大学柏キャンパス)
対 象: 物理学科はじめ物理を学ぶ女子大生及び大学院生 (工学系や天文分野の方も大歓迎!) (注1)
参加費: 無料
定 員:  30名程度 (事前申込制)
申 込:  応募フォーム (10月3日応募開始, 11月2日応募締切予定) (2018/11/03 2:38追記:締切が11月14日に延びました)
通 知:  応募多数の場合は抽選となります。(決定の通知は詳細ととも11月7日頃にご連絡いたします)
(11月2日までにご応募いただいた方には11月7日に詳細をお知らせします)
問合せ: 04-7136-5977 / Email: koukai-kouza_at_ipmu.jp (Kavli IPMU広報)
*_at_を@に変えてお送りください

主 催: 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU), 東京大学物性研究所, 東京大学宇宙線研究所
後 援: 東京大学理学部物理学科, 東京大学男女共同参画室, 日本物理学会, 応用物理学会, 高エネルギー加速器研究機構, 東京農工大学工学部, お茶の水女子大学理学部物理学科, 法政大学理工学部創生科学科, 総合研究大学院大学

(注1) 遠方の学生の方については柏キャンパス内の宿舎をご利用いただけますので、ご相談ください。ただし、旅費/宿泊費はご自身の負担となりますことご了承下さい。


プログラム

12:30-13:00: 受付 (場所:Kavli IPMU 1階レクチャーホール前)
13:00-13:05: 開会挨拶

13:05-13:25: 講演1 成清 久美子 (講談社) 「異色の経歴を武器に ~物理出身が文系企業で生きる道~」
13:25-13:45: 講演2 板倉 明子 (物質・材料研究機構) 「私が飽きなかった唯一のもの、いつまでも楽しい」

13:45-13:55: 休憩

13:55-14:00: 見学説明
14:00-15:00: 見学 (Kavli IPMU, 物性研究所, 宇宙線研究所のいずれか2研究所)

15:00-15:30: お茶の時間  (講師の先生方と交流いただきます)
15:30-15:40: 移動/休憩

15:40-16:00: 講演3 森井 友子 (Kavli IPMU) 「ついに完成!Belle II 実験用 SVD 検出器」
16:00-16:20: 講演4  氏家 知子 (ニコン)「私の中での物理の変遷」

16:20-16:55: 交流会  (講師の先生方と交流いただきます)
16:55-17:00: 閉会挨拶


講師の先生方のご紹介

講演1:成清 久美子 (なりきよ・くみこ)

 

所属:講談社 海外キャラクター編集部 編集(ディズニー書籍などの編集)
略歴:2006年東北大学理学部宇宙地球物理学科卒業、2008年東北大学理学研究科地球物理学専攻修了。同年、講談社入社。別冊フレンド編集部、動く図鑑MOVE編集部などを経て、2018年より現職。

講演タイトル:「異色の経歴を武器に ~物理出身が文系企業で生きる道~」
講演概要:ブルーバックス編集部にあこがれて入社したものの、最初の配属先は少女漫画部署。理想と現実の狭間でもがきながら5年間働き、その後は図鑑の編集部に。宇宙や地球の本をつくり、漫画のノウハウを、学習漫画という形で生かすこともできました。そして今度はディズニー部署。今はディズニーで科学本ができないかと計画中です。異色の経歴ですが、こんな生かし方もあります。進路に迷うみなさんに、何か少しでも参考になるお話ができたら幸いです。


 

講演2:板倉 明子 (いたくら・あきこ)

所属:国立研究開発法人 物質・材料研究機構 表界面物理計測グループ グループリーダー
略歴:宇都宮女子高等学校、東邦大学物理学科、学習院大学自然科学研究科、理学博士。博士号取得後、物質材料研究機構の前身である、金属材料技術研究所に就職。研究テーマや研究部署を移動しながら、今に至る。

講演タイトル:「私が飽きなかった唯一のもの、いつまでも楽しい」
講演概要:中高生時代、通訳になりたいと思ったり、ピアニストやイラストレーターを目指したり、医学部進学を勧められたりしました。SF小説は好きでしたし、理科はコンスタントに得意でしたが、将来の職業イメージもないまま理学部に進学しました。物理学は、多趣味で飽きっぽい私が、唯一興味を持ち続けられる趣味です。楽しくて、エキサイティングです。同じものに魅せられたみなさんに、物理三昧の研究所の仕事を紹介したいと思います。


 

講演3:森井 友子 (もりい・ともこ)

所属:東京大学 国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU) 特任研究員
略歴:奈良女子大学大学院修士課程及び博士課程で高エネルギー物理学研究室に所属。2010年奈良女子大学大学院博士課程を修了後、Kavli IPMU へ。Kavli IPMU では Belle II 実験のための SVD 検出器の開発と量産に携わり今に至る。

講演タイトル:「ついに完成!Belle II 実験用 SVD 検出器」
講演概要:2019年に本格的に始まる Belle II 実験。私は Belle II 実験のための SVD 検出器の開発、量産のため Kavli IPMU へやってきました。そしてついに2018年5月「ラダー」と呼ばれる SVD を構成するパーツの量産が完了しました。検出器開発は意外に地味な作業の積み重ねです。どんな問題にぶつかり、どう解決したのか、といった現場の雰囲気をお伝えします。加えて、子育ての話題にも触れられればと思います。


 

講演4:氏家 知子 (うじけ・ともこ)

所属:株式会社ニコン研究開発本部技術戦略部企画課
略歴:お茶の水女子大学博士後期課程修了後、株式会社ニコン入社、光学技術の研究開発に従事、数年前から経営戦略本部および現職場にて技術戦略策定などの業務に携わる。

講演タイトル:「私の中での物理の変遷」
講演概要:最近、卒業して初めて物理学科の同窓会がありました。みんな様々なキャリアをお持ちです。社内でも比較的物理女子の方は多く、同じ会社でも職務やプライベート環境は千差万別。学生時代、同じく物理を志向していても、その後の出会いや判断でキャリアパスは大きく異なっているようです。その中の一例ではありますが、私の経歴とその中での物理に対する心の持ちようをお話しします。


世話人:
村山斉 (Kavli IPMU), 森初果 (東大物性研), 梶田隆章 (東大宇宙線研), 香取浩子 (東京農工大), 鈴木博之 (東大物性研), 徳永将史 (東大物性研), 野尻美保子 (高エネ研), 古川はづき (お茶大), 松尾由賀利 (法政大),  三沢和彦 (東京農工大), 餅田円 (東大物性研), 中村牧生 (東大宇宙線研), 小森真里奈 (Kavli IPMU)

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