『ロスト・イン・トランスレーション』(2003)を見ました。

ヨシダヒロコです。

しばらくぶりに、少しですが仕事が来てバタバタしています。トライアルも受けているのですが化学でまで連敗でした。そこにSDSの要素がある仕事が来たりしてほっとしています。

時間のある間、トライアル以外は読書(いや時間があるといいですわ)・イタリア語検定の勉強に集中・放送大学・映画(DVD・BS)・MOOCなどで過ごしています。そのうち書ける話題もあると思います。

ソフィア・コッポラの『ヴァージン・スーサイド』を昔見たことがあって、連続自殺をすごく甘美に描いていたので正直なにこの人?と思い、『ロスト・イン・トランスレーション』は評判でしたが長く見ていませんでした。

トレーラーの下には「この映画を見て東京が大好きになった人は沢山いるんだよ」という温かいコメントを日本人がかけてもらっていました。

翻訳や通訳をしていたり、言葉を使う仕事の人、興味のある人はどうやって異言語間のディスコミュニケーションが起こるかがよく分かる作品です。あと東京が外国人の目にどう映っているかの一例。Googleで”Translation”という言葉でアラートを作っておくと、”Lost in Translation”という記事が出てくる出てくる、なのです。

ディスコミュニケーションが起こるのは、例えば通訳が全部訳してないとか。主人公のひとりボブ(ビル・マレー)はアメリカの俳優でサントリーのCMを撮りに東京に来ていますが、東京になじめず1人で夜も眠れずにいました。通訳が入った撮影場面では、「フィーリングで!」的にヤケにノリのいいディレクターが良くドラマとかでいますが、その典型をダイヤモンド☆ユカイ(元はロックバンド・レッドウォーリアーズのヴォーカル、本名・田所豊)がキレながら演じていました。ボブは何を指示されているのか分からず戸惑うばかり。英語版Wikipediaにはこうありました。Directorの言葉は長すぎるし感情的すぎて、それが通訳により短くされてしまう。グラスを持って「昔の友達に会ったときのように」フレーズを言ってと言っているんですが、通じてないしダメ出しが出るし。ボブには「もっと喋ってるんでは?」というような字幕が付いていました。

Wikipediaの筆者によるとこういうのが『ロスト・イン・トランスレーション(翻訳により失われる)』で、こういう箇所が何カ所かあると。ここが一番目立ったかな。

Over the course of the film, several things are “lost in translation”.[4] Bob (Murray), a Japanese director (Yutaka Tadokoro), and an interpreter (Takeshita) are on a set, filming a commercial for Suntory whisky (specifically, 17-year-old Hibiki). In several exchanges, the director gives lengthy, impassioned directives in Japanese. These are invariably followed by brief, incomplete translations from the interpreter.

Director (in Japanese, to the interpreter): “The translation is very important, O.K.? The translation.”
Interpreter (in Japanese, to the director): “Yes, of course. I understand.”
Director (in Japanese, to Bob): “Mr. Bob. You are sitting quietly in your study. And then there is a bottle of Suntory whisky on top of the table. You understand, right? With wholehearted feeling, slowly, look at the camera, tenderly, and as if you are meeting old friends, say the words. As if you are Bogie in Casablanca, saying, ‘Here’s looking at you, kid,’—Suntory time!”
Interpreter (In English, to Bob): “He wants you to turn, look in camera. O.K.?”
Bob: “…Is that all he said?”[5]

お姉さんが夜に歌うホテルのジャズバーがあるのですが、そこでボブはシャーロット(スカーレット・ヨハンソン)に出会います。彼女は大学を出たばかりでこれから何をすればいいか分からない、結婚していてカメラマンの夫の撮影で日本に来たけど、日本になじめてないし眠れないし、結婚もこのままうまく行くか分からない。ボブも妻や子供が面倒になるばかりで(よく分からない電話がかかってきます)どうしていいのか分からない、そういう2人が東京で出会って、人とつるんでカラオケしたり楽しい時間を過ごすという話で、Wikipediaにラブコメディとあったけど、えっそうなの??と思いました。

この映画の中の英語を話す日本人が信用できるかというと、なんだか見ているわたしからも距離を感じましたし、人のことは言えないけどLとRの区別が日本語にはないのに英語にはあるのでラリルレロの発音で話すと面倒なことになったり。病院の場面もあったんですが日本語が分からず通訳もいないと、外国人は「大丈夫ですよ」と医者が言っても分からなくてすごく不安なんだな、と。ボブのふたりめのカメラマンは英語でいろいろ指示したり「いいねー」と言いながら撮っていて、比較的問題なかったんですが、LとRの問題があったようです。

昔々、わたしもイギリスに短期で行ったときに旅行会社の人が早く喋るので「もうちょっと遅く」と言いたかったのにあがって言えなくて、「お手上げ」ポーズをされたことがありました。当時英検準1級を持っていましたが、だからわたしは英検はあまり信用しません。LとRがちゃんと発音できているかも分かりません。

映画の話に戻ると、シャーロットがひとりで京都に行き、白無垢の花嫁さんを見たときの方が言葉よりダイレクトに何かが伝わっていた気がします。他に東京の街並みの撮り方で外国人目線ではなにに興味を持っているのか分かります。2人が回るスポットで、言葉ができる人が付いてたらもっといい経験になっていたのでは、というシーンもありました。

ちなみに、前回の投稿で書きましたが、イタリア語検定の後1時間アテンドする成りゆきになったイタリア人カップルのうち奥さんの方にも着物のこと聞かれました。「結婚したときに揃える人がいて、子供の入学式の時とかに着るんだけど最近はあまり。でも古着が流行ってて。着物着ている人はいるよ、富山にも金沢にも」みたいに(下手くそですけど)答えましたが、その後金沢の古い街並みで白無垢の花嫁さんを見ることができたようで、よかったです。外国の方には中古の着物をガウンに仕立てたら良さそうですね。特に男性には丈が足りるかな?

この映画の感想としては、言葉に関わっている人や興味がある人(自分も含め)は言葉を大事に、でも言葉なしで伝わるものもやはり大事にしましょうね、といったところでしょうか。

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『深夜食堂』ドラマ版 2まで(2017/07/24追記)。

(2017/07/24:投稿後字抜けなどあったので校正し、『深夜鉄道 from ソウル』放送情報を追記しました)

ヨシダヒロコです。

去年は本当にだるだるな日が続いてて、月額DVD全然消化できなかったんですが、今年は”Sherlock”も英語で行けそうな気もしてきました。英語で3まで買ってあり、字幕版のも借りて勘違い訂正して2の終わりくらいからは英語で見る予定。最近のNHKのも録画してあります。それでも暑いため、絶好調とは全く言えませんが去年よりはマシかもしれません。

日本のものでは、ドラマも映画もあるマンガ原作のこれ、長いこと見たかったので、届いてすぐに見終わりました。でも名残惜しくてもう少し見てから返します。マンガは未読ですが原作は普通ずっと面白いものなので楽しみです。絵は好きです。

ドラマでは小林薫がマスターの「めしや」、あだ名は「深夜食堂」、新宿ゴールデンにある設定なのかな(クレジットで協力していたから)、開店は午前0時。新宿は学生時代行くことが多かったので、このような深夜やってる店にはあまり行けなかったですけど懐かしいです。渋谷とかのおしゃれな街じゃないのがいいです。

豚汁定食しかないフードメニュー。他は「言ってくれれば作るよ」で、多分夜中に見たらつい冷蔵庫や買い置きやコンビニに走る、危険!なものばかり出ます。料理名が各話のタイトルです。素朴で懐かしいメニューばかり。シンプルすぎて知らなかったけど美味しそうなものもありました。深夜の店なのにお客がほとんどいい人ばかりなのが人気なんでしょうかね。役者さんもすごく有名な人というのではなく味がある人が多く出ている気がします。田中圭は解散したレミオロメンのMV好きですが、そのMVと話は似ててもラストが違う……。

このドラマ、映画になったのは知っていました(去年の「続」のほうです)。でも見に行けなくて。今HP見たら、他の言語に訳されたり、外国版『深夜食堂』があったりするのは知りませんでした。頷けますけど。

(2017/07/24追記:21日からBS-TBSにて早朝、『深夜食堂 from ソウル』(魚拓)、ソウルバージョンが放送中です)

下にDVDの情報貼りますが、見るだけならNetflixやAmazonプライムのビデオもあり、GYAOでやってたのに遭遇したこともあります。人気あるのでまだ続いていくでしょう。

http://www.meshiya.tv/

東京の前に金沢での学生時代、こういう感じのお店に行ったことはあり、店名を覚えてるのは手打ちうどんの「さぬき」でした。横でおじいさんが踏み踏みしてて、讃岐うどんブームは全国的にはなかった頃でした。讃岐というには若干細めのうどんでしたけどあんなうどんにそれから会っていません(会うならうどんが名物のどこかでしょう)。息子さんは小矢部市→富山市内で頑張っているらしいと最初は人づてに、移転は去年知りました。

他にも丼もの中心の店でママさんがとても個性的で、不定休というのがありました。前まで行かないとやってるか分からないわけです(両方片町。もうない)。

料理本ですが、番組お薦めのは違う料理も入っているようなので、こちらを張っておきます。シンプルなものが多いので、料理苦手でも作れるものが載っているはず。

ビアトリクス・ポター生誕150周年記念ピーターラビット展(2017/03/25大阪グランフロントにて、会期は04/02まで、その後東京・中国・九州・中部を巡回)。

ヨシダヒロコです。

もう週末の予定が決まっている人もいるだろうし、金曜日の午後でも一杯でしたから混むと思いますが情報をば。この後、広島、福岡、名古屋も巡回しますし。今見たら東京・八王子が追加になってました。原画が沢山あるのを見たくて、他にも大阪に用事があったので。

オフィシャルサイト。

http://www.peterrabbit2016-17.com/

peterrabbit

着いたバスが(春休みだし)遅れて、さらにグランフロントで迷って、やっと会場に着いたけど駆け足でしか見られませんでした。『ピーターラビットのおはなし』シリーズは多分日本語ではほとんど、英語で読んだのもありますが、知らない話の絵がありました。ノエルという男の子に書いてあげた最初のおはなしやペットのピーターのスケッチ(すごくきっちり描いてある)、もちろんポターの人生についてもパネルがありました。

伝記映画『ミス・ポター』と(レニー(レネー)・ゼルウィガー主演、2006)いうのがあるのですが、いい予習になります。

その他、放送大学”Walking With Writers”というほとんど日本語が出てこない英文学の授業で取りあげていました。

人をかき分けかき分け何とか見て、欲しかった図録を買いました。ディーンさんはそんなに好きなわけではないので、DVDなしで。時間もないし、あとは布でできたハガキ1枚だけ買いました。うさぎのわらわら群れているスケッチものがあったら良かったのですが。図録はカラーでいろいろ入っているのでよい感じです。

一番右は、郵便局の限定商品です。他にもあります。

『ミス・ポター』のトレイラーは英語なら配給会社にありましたし、わたしも過去にレビュー書いてます。

『情熱のシーラ』スペイン語版DVD2016年12月に買いました(スペインAmazonより。まだよく見てません)。

ヨシダヒロコです。

シーラのファンが多いので、情報を小出しにします。

結果から言うと、原書は日本で、DVDは遅れまくって去年の12月末に買いました。スペインのAmazonから買ってみるのもいいだろうと思って、ちょうど欲しかったイタリア語の教科書の値段も見ながら考えてました(教科書については改めて)。

日本では出品者からしかもうでてません。今レビューを短く書きましたけど、最初のレビューの人が勘違いしているのでここにも書いておくと「リージョンの違うDVDはPCなら見られます」です。わたしもそういう専用のプレーヤーがあるのを探したりもしたけど、しょっちゅう見るならともかく。”Sherlock”とか去年オスカー取った子役の子が出てたカナダのフェレット映画(“The Magic Ferret”)を観るのにはPCでした。今は画面も大きいですし。

日本の商品情報。

本も寝落ちしながらたまに読んでいる感じで、イタリア語検定終わったら頑張ります(こんなのばっかし……)。出だしの印象は、「文学だなあ」という感じです。600ページ字がぎっしり。大丈夫だろうか。

わたしはあまりKindle使いませんが、スペインにはKindle版があります。DVDと一緒に買ったら送料はさほど高くはないかも。

休止のフォルツァ総曲輪を引き継ぐ「ほとり座」。

ヨシダヒロコです。

フォルツァ関係の検索があるなと思ったら、先月末に動きがあったのですね。

ほとり座.jpg

富山市中心部にシネマカフェ 「総曲輪フォルツァ」の意思受け継ぐ

2016年11月28日(富山経済新聞)

朝日や北日本にも出てたようですが。冒頭部分だけ引用します。

富山市の中心商店街・中央通りアーケード内に11月25日、シネマカフェ「ほとり座」(富山市中央通り1)がオープンした。

記事がリンク切れしていたら、魚拓をどうぞ。
主催者の方々の写真の魚拓も。

確かに、別の映画館をやるかもという話はミーティングでありました。中央通りは人が少ないのが残念ですが、ギャルリ・ミレー(フランスやオランダの画家中心の小さな美術館、北銀が出資してるらしい)やまだ行けてない志の輔の劇場(ほくほくスペースてるてる亭、東京のPARCOとかと比べたら全然安いし、賭けてもいいけど富山弁)があったりします。

映画館の話に戻りますが、FB(ここ)チェックしてたまに行けたらいいですね。12月10日にはカレーイベントあるそうです。フォルツァは「休止」なので、休むすぐ前に行ったら市議会の流れが変わらないかな、とスタッフさんが言ってました。そうなるといいですね。

休止前最後のフォルツァ総曲輪で見てきた(2016/09/21)。

ヨシダヒロコです。

9月23日の休止後、フォルツァ関連のブログ記事に来る人がポツポツまだいます。映画館スタッフも言っていましたが一応「休止」です。「あの」富山市議会が決めたことなので、風向きが変わってくれたらいいですね。選挙は明後日ですが、わたしは市民ではないので。

3月の時点で市議会が言っていたこと。市と県をまだ間違えていたので2ヶ所直しました。

「フォルツァ総曲輪の未来を考える会」第1回ミーティング(2016/03/26,フォルツァ総曲輪)。

休止まで見たい映画は沢山あったしフォルツァのベストもやってたけど、事情で車に乗るのをお休みしていて今年は体調も悪かったので、行けなかったのが沢山ありました。休止2日前にどうにか行ったのは、ツール・ド・フランス元チャンピオン、ランス・アームストロングのドーピング問題を描いた『疑惑のチャンピオン』(実話ベースで演じている)でした。ランスという選手が勝っていることは小耳に挟んでいましたが、自転車競技というよりはドーピングへの興味で見ました。本当にいたちごっこなんだなと。今はもっと巧妙になっていそうです。

上映はもう終わっていますが、12月にDVDが出るので見たい人はレンタルなりできますよ。富山では先月ようやく来て、しかもシネコンではかからなかったのでは。

http://movie-champion.com/

映画館の様子を少し。女子カメラ部の展示もありました。パンフレット売れなくなるだろうに、細かい解説を貼り出してくれるのありがたかったなあ。

最寄りの市電停留所や映画館館内(一部は許可を取りました)、他に今までの上映作品のベストが貼ってありました。最終上映は『バベットの晩餐会』で、その後の週末に、6月と同じく幻想キネマさんと組んで高岡で上映会があったのですけど逃しました。

格安で買ってきたイタリア映画のポスターです。『ゴモラ』はまだ見てないのですが。

シネコンでかかる映画とミニシアターで上映する映画は性質や傾向が違う気がするので、補い合って仲良くやって欲しいです。そういえば以前ペネロペは「予算にかかわらず映画は映画」とインタビューで答えていました。ともあれ、これからミニシアター系見たかったら金沢まで電車ということになります(片道1時間以上)。わたしはついでがある場合もあるのでまだいいのですが。

今しばらくはお疲れ様でした。修理後、休止の流れが変わったらいいですね。

幻想キネマプロジェクト+フォルツァ総曲輪”A Film About Coffee”上映会&たかおか軒下マルシェ(2016/06/05)。

ヨシダヒロコです。

このエントリずっと書こうと思っていたのですが1ヶ月経ってしまいました。

コーヒー映画の上映会見て、いろいろ手作り関係、コーヒー、食べ物の出店がでてて(6/4、5の週末)、わたしは行けなかったけどおなじみタカマチバルも同時にありました。コーヒー好きの人間には楽しかったです。映画は自主上映のドキュメンタリーで、上映が終わっている都道府県も多いですが、コーヒー屋さんなどで小規模、短期間でこれからも上映予定があります。

http://www.afilmaboutcoffee.jp/

書いてある情報もトレイラーも違うようなので、英語版です。

http://afilmaboutcoffee.com/

上映会は、フォルツァの上映会(前日までこの作品を総曲輪で上映)に高岡の幻想キネマさんが機材を貸して、高岡にある一般商店(大菅商店)さんの一室を借りて行われました。人のお宅に入れてもらって見てる感じ。ちょっと遅れて入ったのでオープニングは見てないけど、アフリカや中米のコーヒー農家さんのインタビュー、アメリカや日本のバリスタたち、しかもレジェンドのバリスタは日本人だったという話で、レジェンドは確か一言も話してない(違ったっけ?)白髪紳士でしたが、とても雰囲気のある方でした。残念ながらその表参道の喫茶店はもうないのです。

出入り自由なゆるい雰囲気で、後にでてくるセントベリーコーヒーさんのコーヒーももらえました。

(2016/07/12 23:53追記:幻想キネマプロジェクトさんのFBポストを埋め込めなかったので張り直します。会場の様子です)https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=605239746300987&id=594064674085161

その10日ほど前まで試験のためスペイン語の勉強していたのもあり、ホンジュラスのコーヒー農家さんのお話が少し聞き取れたのは嬉しかったし、農家の方みんなでアメリカのバリスタに自分たちの作った豆(1級品らしい)を淹れてもらって、初めて飲んで嬉しそうな様子だったのが気に入ったエピソード。

(コーヒーという植物については、特にハワイでの栽培の歴史に興味を持っていました。春頃に、日本でも園芸用に栽培できて花まで咲くと聞き、今は窓辺に小さい苗があります。さてどこまで育つか。下に写真あります)

映画の後は、富山のセントベリーコーヒーのトミーさん(Twitterでも有名で、たぶん1回面識があります)がもう喋る喋る。コーヒーの話になると止まらないらしいです。世界のコーヒー関係者から尊敬されているという方だそうですが、話をまとめるとこんな感じ。

・今はペーパーフィルターブーム。
・日本の喫茶店文化は誇っていい。
・日本のコーヒートレンドが外国に輸出されたりしている。
・コーヒーは科学(抽出とか)であり文化(喫茶店など)でもある。
・コーヒー農園は200ヶ所行くまで「行った」とは言わないよう師匠の林さんに言われた。

ペーバーバインダーを忘れたため紙がしわしわですが、映画フライヤー、軒下マルシェのスキャンしたpdfを載せます。

Coffeecinema_Marche

あとは写真ですね。マルシェを回ると土蔵のあるあたりを歩く感じでした。土蔵の町並みはちゃんと見たことなかったので行けたのは良かったです。偶然お皿をセールしている一般のお店で2枚ほど買ったら、「今日は人が多いね」とおばちゃんが嬉しそうでした。高岡はわたしの小さい頃とても栄えた町で、段々人が減っていっているらしく。こういう催しをしては盛り上げる勢いがあるらしい。

帰りにもう無くなったかと思っていた店を駅前で見つけ、店の方とお話ができたことが嬉しかったです。その少し前にあるパン屋さんの前を通りかかると閉店の告知があって、貼られた新聞記事にその長い長い歴史が書いてあったのを、知らない店ではありますがしみじみ読みました。

幻想キネマ代表の上野さんによると、こういう上映会は昔市内で沢山あったとのこと(向こう三軒映画館、みたいな)。こういう上映会に向いている作品と、やっぱり大がかりなものだと映画館で見たい作品もあるかもしれませんが、新鮮な体験でした。

ちなみに幻想キネマプロジェクトの上映はこれが2回目です。

 

フォルツァ問題その後(2016/05月末)。

ヨシダヒロコです。

フォルツァ休館について春頃2本ブログを書きましたが、未だによく読まれていると思います。最近は新しい映画館を探して間違ってここに来られる方も増えています。

その後フォルツァ問題がどうなったかということですが、「考える会」会合はわたしの知る限りありません。体調が万全でなく、FBも適当に画面上の方だけ見てたことも多かったので。昨日だったか、この記事が回ってきました。全文引用しますけど、大事なことなのですみません。取材して頂いて有難いのですが、すぐに消えるためリンク貼ってもうーんと思って……

富山・ミニシアター休館 ファンら再開へ運動 シネコンと共存、探る声も /石川

176席を完備し、数々の名作を上映してきたフォルツァ総曲輪の館内=富山市総曲輪3で、古川宗撮影(ブログ主注:写真は省略しました)
 

 芸術性の高い欧州映画や社会派ドキュメンタリーなど、大手配給会社が扱わないジャンルを上映するミニシアター「フォルツァ総曲輪(そうがわ)」(富山市 総曲輪3)が今年9月末で休館する。富山市が補助金の打ち切りを決め、運営が難しくなったためだ。「映画ファンの交流の場なのに」。根強いファンが多く、 存続を求めて署名活動を始める動きも出ている。【古川宗】

 

 ■補助金打ち切り

 フォルツァ総曲輪は元々、映画館「ウィズシネマ」が入っていたビルを改修し、2007年2月にオープンした。市が委託する第三セクター「まちづくりとや ま」が年間約4500万円かけて運営。入場料などの収入は年間約3000万円で、差額の約1500万円を市が毎年、補助していた。しかし、16年度予算で 上半期分約850万円が最後とされ、9月末で休館することになった。

 ■活用法は未定

 市は理由として、近くにシネマコンプレックス(複合型映画館、シネコン)が6月、オープンすることを挙げる。総事業費約84億円のうち、国と県、市が約38億円を補助して完成した再開発ビル「ユウタウン総曲輪」内に開業するシネコンで、8スクリーンを完備する。

 フォルツァ総曲輪は休館後、改修する予定だが、その後の活用法は未定。市中心市街地活性化推進課の奥沢靖課長は「映画館として再開するか、違った形で活 用するかは、今後検討していく」として、「あくまで休館」と強調。だが「『街中に映画館を』という当初の役割は終えた」とも説明しており、「実質的に閉 館」と受け止める映画ファンもいる。

 ■全国に逆行

 ミニシアターは、北陸地方では金沢市の「シネモンド」や福井市の「メトロ劇場」が上映を続けている。

 全国のミニシアターや自主上映する団体が加盟する「コミュニティシネマセンター」(東京都渋谷区)によると、1990年代に全国的にシネコンが増え、地 域のミニシアターは減少。しかし、2000年代になると、一旦閉鎖したミニシアターが、行政やNPOの支援などを受けて、再開するケースも目立つように なった。

 事務局長の岩崎ゆう子さんは「シネコンとミニシアターではジャンルも客層も違う。民間でやりきれないことを行政が支援することに意味があるし、共存する方法はあると思う」と話す。

 ■考える会結成

 フォルツァ総曲輪の掲示板には「ここでしか見られない映画があった」「富山の文化を消してはいけない」など多くの声が貼り出されている。有志6人が 「フォルツァ総曲輪の未来を考える会」を結成し、6月から、休館後の再開を求めて署名活動を実施する予定。10月からは、同館スタッフを交えて市内で自主 上映会も考えており、代表で映像制作業の島倉和幸さん(46)=富山市=は「市の判断は短絡的だ。行政の補助を受けずに上映を続けられる方法を考えたい」 と話す。

****

そのうち消えるので、魚拓

この自主上映会的な動きは「考える会」有志の方ももともとFBで言ってて、それ読んでて昔高岡にミニシアターがあったことを知りました。富山にいなかった時期もあるので。

その復活版というのでしょうか、以前にもあった企画のようですが週末に上映会があります。映画館どころか近所のスーパーに行けてない状態だったのですが、なるたけ都合をつけたいです。フォルツァの方も関わっています。

FBイベント 映画『A Film About Coffee』高岡上映会

2016年6月4日、5日です。見てもらえば分かりますが、トークもあります。

A film about coffee

ついでですが、関連して冬にこんな本が出まして売れてるらしいです(バイオ系研究者さんが書いている。Twitter見るに面白そうな方)。わたしも興味があって買ってはあるのですが。

コーヒーの科学 「おいしさ」はどこで生まれるのか (ブルーバックス)

旦部 幸博

講談社

2016-02-19

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

自主上映会の方向に行くとしたらなんだかカレーフェスタを思い出すんですが、2回お手伝いしただけで運営側の詳しいことまでは知らなくても、いろいろ難しいことをクリアしなければいけなかったことは少し聞きました。お客は来るだけでいいのでしょうけど。上映会も採算とか考えないとだし、みんな仕事あるのにまるまるボランティアなのかとか思うんですけれど、学園祭的なワクワクがあるのも確かです。

『春を背負って』をやっと見ました。

ヨシダヒロコです。

今日、BSプレミアムで『劔岳 点の記』やってて、2回は見たけど保存しました。原作がある話なので、違和感のある人は大分あるらしいですね。わたしは読んでないせいか、大きな違和感はありません。新田次郎は長野県人だったと割と最近知って、山の本の他にも武田家についての著作などあります。また読んでみたいなあ。

『春を背負って』は元々「キャメラマン」であった木村監督の2作目で、封切りの1年前に初めて室堂の雪の大谷に行き、周囲に積もった雪の中歩いていたら、ロケ隊がいて皆にチラシをくれました。富山では大々的に封切られた映画でしたが、見に行きたいが逃してしまう映画が結構あって。DVDで今回見たときに、大画面だったら綺麗だっただろうなあと思いました。

 

IMG_0850_Fotor.jpg

筋は割とシンプルです。山で菫小屋という山小屋をやっていた主人・勇夫(小林薫)がいて、息子・亨(松山ケンイチ)は東京で金融関係の仕事をやっていたんだけど、ある日母・菫(檀ふみ、氷見出身という設定)から父親が登山客を助けて亡くなったと知らされます。葬式のシーンで実在の山小屋の名前がありましたが、この菫小屋にもモデルがあるそうで、皆の思いを受け取った亨は山小屋を継ぐことにします。山小屋には愛(蒼井優)が手伝っていました。ショートヘアが可愛かったです。そして、「おまえの父親が夢枕に立って」とどこからともなくゴロさん(豊川悦司)も現れて、3人でやってゆくことに。そこで天気が悪くなっては誰かが危ないことになったり色々あります。日本最強の山岳警備隊には吉田栄作などが出てます。

主題歌は最後に流れる1回だけど、山崎まさよし。途中で鼻歌で歌われる『なごり雪』の方が何となく覚えてます。

ざっと他の人のレビューを見たところ、立山の地形を良く知っている人には「?」という場面もあったそうですが、そこまで気にしない人には山と人間ドラマが楽しめるのではないでしょうか。メインの登場人物がなんかいい人ばかりでした。

自分より少し下の世代だと遠足で立山に登っていて(代わりに乗鞍でした)、でもわたしはまだ室堂までで、割と年齢を重ねてから博物館など主催のツアーに参加してます。雄山(立山連峰のひとつ)や手慣らしの美女平はまだ色々都合が悪くて行けてないです。幸い悪天候は経験してないですが、知り合いがGWあたりに室堂行ったら大吹雪だったそうで。山が好きな人のFBグループで写真(まれにホワイトアウトとかあります)見てますが、映画に出てきたような、助けてくれた人にお礼も言わなさそうな人はいそうです。マナーの悪い人の話題も、遭難者の話題もあります。室堂もバスで来られるから服装など甘く見てそうな人は見かけました。

山用のものっていちいち高いのだけど、レンタルもあると思うのでレインスーツとかあると安心ですよ。

配役の名前は、オフィシャルサイトがすでに消えているのでWikipediaから。ちなみにこの映画にも同名の原作があって、秩父山中だったのを今回立山に移したけれど、秩父のものもラジオドラマなどになっているそうです。

「フォルツァ総曲輪の未来を考える会」第1回ミーティング(2016/03/26,フォルツァ総曲輪)。

ヨシダヒロコです。

(2016/04/03追記:会には県も市も出てきた覚えがあるので、確認して訂正入れます)

2016/06/13 0:25追記:当方の体調の都合により訂正が遅れました。「考える会」からずっと前に回答を頂いています。第三セクターの「まちづくり富山」が運営をしています。http://www.mdtoyama.com/?tid=100258

2月に有志によりこういうFacebookページができたことを知り、「いいね!」を押しておくと、富山のFB友達から話し合いの場についてイベントが立ったことが回ってきました。季節の変わり目で行けるかどうかギリギリまで待って、当日体調が何とかなりそうだったので行ってきました。

Facebookページはこちらです。

https://www.facebook.com/forza001/

Forza

時間のお昼に少し遅れてホールに行ったところ、市に入れた質問のやり取りが書かれた紙を渡され(断りを入れたのでスキャンして最後に付けます)、加えてわたしはもらわなかったのですが、南砺市でやっている上映会のチラシが配られたようでした。上映会主宰者の方が会場にいました。集まったのは50人くらいでしょうか。

壇上にいたのは、これもあとで会の方に確認しているのですけど手前から島倉和幸さん、押切基之さん、森隆太郎さん。森さんはCIBOの方です。カメラやスマホなどで撮っている方もいました。

2016-03-26 12_Fotor

進行は

1.「フォルツァ総曲輪の未来を考える会」設立趣旨のご説明

2.富山市行政との公開質問状についてのご説明

3.質疑とりまとめ

最初の方で壇上の方が自己紹介されました。そして割と最初の方で、「ミニシアターとシネコンを一緒にするなんて」という話がありました。わたしも知らなかったんですが、もともとフォルツァは中心街活性化のための期間限定のものだったらしいこと、それは「株式会社まちづくりとやま」という市が50%ほど株を持っているらしい会社が仕切っていること、フォルツァ側は秋から休止の話を出され、対案など出していたけど突っぱねられて今に到ったこと。フォルツァの元スタッフから「オーナーはなぜここにいないんですか」と言われてオーナー出てこられたんですが、「まちづくりとやま」からグループと関わらないように言われた、今回のことはスタッフも悔しい思いでいるとのことでした。

島倉さんは「修理・点検」と言われると飲むしかないとおっしゃっていたと思います。元々ここはWithという店舗と映画館があったのですが、わたしが個人的にバタバタして富山から出て帰ってきたらいつの間にか今のようになっていました。フォルツァ総曲輪になって9年です。他に、北陸中日新聞がすっぱ抜いたことに市は腹を立てているらしく、あそこで明らかにならなければ市議会に通して終わりだったと(年度終わりですし)。反論してくれた議員さんもいたそうだという話もありました。

その新聞記事はここにあります。

フォルツァ総曲輪(富山市単館系)、上映休止だってよ。

質疑はいろんな意見が出ましたが、資料の中の「地場もんや総本店(注:農家直送の野菜など買える)には年間30万人もの来場客があるにも関わらず、フォルツァ総曲輪の年間入場者は映画部門で1万人余と低迷しております」との文言には、「これとそれを一緒にされても」という意見があって、確かにと思いました。

質疑の中で、1人「着地点」という言葉にこだわっていた方がいました。「どういう方向性で行くのかハッキリしよう」という意味と理解しました。方向性については司会の方から県の出方も定まってないし、年度が変わったら交渉のやり直しだし、柔軟にという話があったと思います。それ以上に会場の皆さんがかなり活発に意見を出して、存続の方向でも、もし存続できなくなってもというどっちの意見も出ました。

覚えている限り挙げると、

1.どこか別の場所で(または場所変わらず?)、クラウドファンディングなどでお金を募って映画館をする。

2.フォルツァを名画座として存続。

3.(司会の言葉として)まちづくりとやま、県と同じテーブルについて討論。

4.今も会員制度があるが、会員がもっとお金を出して補助金の額を下げる。海外であるというパブリック・シネマを引き合いに出す方もいました。

これを読まれた方で、「自分の意見が抜けてる!」という人はよろしかったらコメントで言って下さいね。レポートは書くつもりだったのにメモを取ってなかったので全部記憶なのです。

ただ、第2回については行きたいですけど仕事や人より弱い体のせいでまだ出席できるか分かりません。

最後に、今やっているこの映画、これから見に行くんですけどやってくれてうれしかったです。他に、館内の様子を少し。くつろげるスペースがあります。

 

Forza資料(pdf)