『情熱のシーラ』スペイン語版DVD2016年12月に買いました(スペインAmazonより。まだよく見てません)。

ヨシダヒロコです。

シーラのファンが多いので、情報を小出しにします。

結果から言うと、原書は日本で、DVDは遅れまくって去年の12月末に買いました。スペインのAmazonから買ってみるのもいいだろうと思って、ちょうど欲しかったイタリア語の教科書の値段も見ながら考えてました(教科書については改めて)。

日本では出品者からしかもうでてません。今レビューを短く書きましたけど、最初のレビューの人が勘違いしているのでここにも書いておくと「リージョンの違うDVDはPCなら見られます」です。わたしもそういう専用のプレーヤーがあるのを探したりもしたけど、しょっちゅう見るならともかく。”Sherlock”とか去年オスカー取った子役の子が出てたカナダのフェレット映画(“The Magic Ferret”)を観るのにはPCでした。今は画面も大きいですし。

日本の商品情報。

本も寝落ちしながらたまに読んでいる感じで、イタリア語検定終わったら頑張ります(こんなのばっかし……)。出だしの印象は、「文学だなあ」という感じです。600ページ字がぎっしり。大丈夫だろうか。

わたしはあまりKindle使いませんが、スペインにはKindle版があります。DVDと一緒に買ったら送料はさほど高くはないかも。

休止のフォルツァ総曲輪を引き継ぐ「ほとり座」。

ヨシダヒロコです。

フォルツァ関係の検索があるなと思ったら、先月末に動きがあったのですね。

ほとり座.jpg

富山市中心部にシネマカフェ 「総曲輪フォルツァ」の意思受け継ぐ

2016年11月28日(富山経済新聞)

朝日や北日本にも出てたようですが。冒頭部分だけ引用します。

富山市の中心商店街・中央通りアーケード内に11月25日、シネマカフェ「ほとり座」(富山市中央通り1)がオープンした。

記事がリンク切れしていたら、魚拓をどうぞ。
主催者の方々の写真の魚拓も。

確かに、別の映画館をやるかもという話はミーティングでありました。中央通りは人が少ないのが残念ですが、ギャルリ・ミレー(フランスやオランダの画家中心の小さな美術館、北銀が出資してるらしい)やまだ行けてない志の輔の劇場(ほくほくスペースてるてる亭、東京のPARCOとかと比べたら全然安いし、賭けてもいいけど富山弁)があったりします。

映画館の話に戻りますが、FB(ここ)チェックしてたまに行けたらいいですね。12月10日にはカレーイベントあるそうです。フォルツァは「休止」なので、休むすぐ前に行ったら市議会の流れが変わらないかな、とスタッフさんが言ってました。そうなるといいですね。

休止前最後のフォルツァ総曲輪で見てきた(2016/09/21)。

ヨシダヒロコです。

9月23日の休止後、フォルツァ関連のブログ記事に来る人がポツポツまだいます。映画館スタッフも言っていましたが一応「休止」です。「あの」富山市議会が決めたことなので、風向きが変わってくれたらいいですね。選挙は明後日ですが、わたしは市民ではないので。

3月の時点で市議会が言っていたこと。市と県をまだ間違えていたので2ヶ所直しました。

「フォルツァ総曲輪の未来を考える会」第1回ミーティング(2016/03/26,フォルツァ総曲輪)。

休止まで見たい映画は沢山あったしフォルツァのベストもやってたけど、事情で車に乗るのをお休みしていて今年は体調も悪かったので、行けなかったのが沢山ありました。休止2日前にどうにか行ったのは、ツール・ド・フランス元チャンピオン、ランス・アームストロングのドーピング問題を描いた『疑惑のチャンピオン』(実話ベースで演じている)でした。ランスという選手が勝っていることは小耳に挟んでいましたが、自転車競技というよりはドーピングへの興味で見ました。本当にいたちごっこなんだなと。今はもっと巧妙になっていそうです。

上映はもう終わっていますが、12月にDVDが出るので見たい人はレンタルなりできますよ。富山では先月ようやく来て、しかもシネコンではかからなかったのでは。

http://movie-champion.com/

映画館の様子を少し。女子カメラ部の展示もありました。パンフレット売れなくなるだろうに、細かい解説を貼り出してくれるのありがたかったなあ。

最寄りの市電停留所や映画館館内(一部は許可を取りました)、他に今までの上映作品のベストが貼ってありました。最終上映は『バベットの晩餐会』で、その後の週末に、6月と同じく幻想キネマさんと組んで高岡で上映会があったのですけど逃しました。

格安で買ってきたイタリア映画のポスターです。『ゴモラ』はまだ見てないのですが。

シネコンでかかる映画とミニシアターで上映する映画は性質や傾向が違う気がするので、補い合って仲良くやって欲しいです。そういえば以前ペネロペは「予算にかかわらず映画は映画」とインタビューで答えていました。ともあれ、これからミニシアター系見たかったら金沢まで電車ということになります(片道1時間以上)。わたしはついでがある場合もあるのでまだいいのですが。

今しばらくはお疲れ様でした。修理後、休止の流れが変わったらいいですね。

幻想キネマプロジェクト+フォルツァ総曲輪”A Film About Coffee”上映会&たかおか軒下マルシェ(2016/06/05)。

ヨシダヒロコです。

このエントリずっと書こうと思っていたのですが1ヶ月経ってしまいました。

コーヒー映画の上映会見て、いろいろ手作り関係、コーヒー、食べ物の出店がでてて(6/4、5の週末)、わたしは行けなかったけどおなじみタカマチバルも同時にありました。コーヒー好きの人間には楽しかったです。映画は自主上映のドキュメンタリーで、上映が終わっている都道府県も多いですが、コーヒー屋さんなどで小規模、短期間でこれからも上映予定があります。

http://www.afilmaboutcoffee.jp/

書いてある情報もトレイラーも違うようなので、英語版です。

http://afilmaboutcoffee.com/

上映会は、フォルツァの上映会(前日までこの作品を総曲輪で上映)に高岡の幻想キネマさんが機材を貸して、高岡にある一般商店(大菅商店)さんの一室を借りて行われました。人のお宅に入れてもらって見てる感じ。ちょっと遅れて入ったのでオープニングは見てないけど、アフリカや中米のコーヒー農家さんのインタビュー、アメリカや日本のバリスタたち、しかもレジェンドのバリスタは日本人だったという話で、レジェンドは確か一言も話してない(違ったっけ?)白髪紳士でしたが、とても雰囲気のある方でした。残念ながらその表参道の喫茶店はもうないのです。

出入り自由なゆるい雰囲気で、後にでてくるセントベリーコーヒーさんのコーヒーももらえました。

(2016/07/12 23:53追記:幻想キネマプロジェクトさんのFBポストを埋め込めなかったので張り直します。会場の様子です)https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=605239746300987&id=594064674085161

その10日ほど前まで試験のためスペイン語の勉強していたのもあり、ホンジュラスのコーヒー農家さんのお話が少し聞き取れたのは嬉しかったし、農家の方みんなでアメリカのバリスタに自分たちの作った豆(1級品らしい)を淹れてもらって、初めて飲んで嬉しそうな様子だったのが気に入ったエピソード。

(コーヒーという植物については、特にハワイでの栽培の歴史に興味を持っていました。春頃に、日本でも園芸用に栽培できて花まで咲くと聞き、今は窓辺に小さい苗があります。さてどこまで育つか。下に写真あります)

映画の後は、富山のセントベリーコーヒーのトミーさん(Twitterでも有名で、たぶん1回面識があります)がもう喋る喋る。コーヒーの話になると止まらないらしいです。世界のコーヒー関係者から尊敬されているという方だそうですが、話をまとめるとこんな感じ。

・今はペーパーフィルターブーム。
・日本の喫茶店文化は誇っていい。
・日本のコーヒートレンドが外国に輸出されたりしている。
・コーヒーは科学(抽出とか)であり文化(喫茶店など)でもある。
・コーヒー農園は200ヶ所行くまで「行った」とは言わないよう師匠の林さんに言われた。

ペーバーバインダーを忘れたため紙がしわしわですが、映画フライヤー、軒下マルシェのスキャンしたpdfを載せます。

Coffeecinema_Marche

あとは写真ですね。マルシェを回ると土蔵のあるあたりを歩く感じでした。土蔵の町並みはちゃんと見たことなかったので行けたのは良かったです。偶然お皿をセールしている一般のお店で2枚ほど買ったら、「今日は人が多いね」とおばちゃんが嬉しそうでした。高岡はわたしの小さい頃とても栄えた町で、段々人が減っていっているらしく。こういう催しをしては盛り上げる勢いがあるらしい。

帰りにもう無くなったかと思っていた店を駅前で見つけ、店の方とお話ができたことが嬉しかったです。その少し前にあるパン屋さんの前を通りかかると閉店の告知があって、貼られた新聞記事にその長い長い歴史が書いてあったのを、知らない店ではありますがしみじみ読みました。

幻想キネマ代表の上野さんによると、こういう上映会は昔市内で沢山あったとのこと(向こう三軒映画館、みたいな)。こういう上映会に向いている作品と、やっぱり大がかりなものだと映画館で見たい作品もあるかもしれませんが、新鮮な体験でした。

ちなみに幻想キネマプロジェクトの上映はこれが2回目です。

 

フォルツァ問題その後(2016/05月末)。

ヨシダヒロコです。

フォルツァ休館について春頃2本ブログを書きましたが、未だによく読まれていると思います。最近は新しい映画館を探して間違ってここに来られる方も増えています。

その後フォルツァ問題がどうなったかということですが、「考える会」会合はわたしの知る限りありません。体調が万全でなく、FBも適当に画面上の方だけ見てたことも多かったので。昨日だったか、この記事が回ってきました。全文引用しますけど、大事なことなのですみません。取材して頂いて有難いのですが、すぐに消えるためリンク貼ってもうーんと思って……

富山・ミニシアター休館 ファンら再開へ運動 シネコンと共存、探る声も /石川

176席を完備し、数々の名作を上映してきたフォルツァ総曲輪の館内=富山市総曲輪3で、古川宗撮影(ブログ主注:写真は省略しました)
 

 芸術性の高い欧州映画や社会派ドキュメンタリーなど、大手配給会社が扱わないジャンルを上映するミニシアター「フォルツァ総曲輪(そうがわ)」(富山市 総曲輪3)が今年9月末で休館する。富山市が補助金の打ち切りを決め、運営が難しくなったためだ。「映画ファンの交流の場なのに」。根強いファンが多く、 存続を求めて署名活動を始める動きも出ている。【古川宗】

 

 ■補助金打ち切り

 フォルツァ総曲輪は元々、映画館「ウィズシネマ」が入っていたビルを改修し、2007年2月にオープンした。市が委託する第三セクター「まちづくりとや ま」が年間約4500万円かけて運営。入場料などの収入は年間約3000万円で、差額の約1500万円を市が毎年、補助していた。しかし、16年度予算で 上半期分約850万円が最後とされ、9月末で休館することになった。

 ■活用法は未定

 市は理由として、近くにシネマコンプレックス(複合型映画館、シネコン)が6月、オープンすることを挙げる。総事業費約84億円のうち、国と県、市が約38億円を補助して完成した再開発ビル「ユウタウン総曲輪」内に開業するシネコンで、8スクリーンを完備する。

 フォルツァ総曲輪は休館後、改修する予定だが、その後の活用法は未定。市中心市街地活性化推進課の奥沢靖課長は「映画館として再開するか、違った形で活 用するかは、今後検討していく」として、「あくまで休館」と強調。だが「『街中に映画館を』という当初の役割は終えた」とも説明しており、「実質的に閉 館」と受け止める映画ファンもいる。

 ■全国に逆行

 ミニシアターは、北陸地方では金沢市の「シネモンド」や福井市の「メトロ劇場」が上映を続けている。

 全国のミニシアターや自主上映する団体が加盟する「コミュニティシネマセンター」(東京都渋谷区)によると、1990年代に全国的にシネコンが増え、地 域のミニシアターは減少。しかし、2000年代になると、一旦閉鎖したミニシアターが、行政やNPOの支援などを受けて、再開するケースも目立つように なった。

 事務局長の岩崎ゆう子さんは「シネコンとミニシアターではジャンルも客層も違う。民間でやりきれないことを行政が支援することに意味があるし、共存する方法はあると思う」と話す。

 ■考える会結成

 フォルツァ総曲輪の掲示板には「ここでしか見られない映画があった」「富山の文化を消してはいけない」など多くの声が貼り出されている。有志6人が 「フォルツァ総曲輪の未来を考える会」を結成し、6月から、休館後の再開を求めて署名活動を実施する予定。10月からは、同館スタッフを交えて市内で自主 上映会も考えており、代表で映像制作業の島倉和幸さん(46)=富山市=は「市の判断は短絡的だ。行政の補助を受けずに上映を続けられる方法を考えたい」 と話す。

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そのうち消えるので、魚拓

この自主上映会的な動きは「考える会」有志の方ももともとFBで言ってて、それ読んでて昔高岡にミニシアターがあったことを知りました。富山にいなかった時期もあるので。

その復活版というのでしょうか、以前にもあった企画のようですが週末に上映会があります。映画館どころか近所のスーパーに行けてない状態だったのですが、なるたけ都合をつけたいです。フォルツァの方も関わっています。

FBイベント 映画『A Film About Coffee』高岡上映会

2016年6月4日、5日です。見てもらえば分かりますが、トークもあります。

A film about coffee

ついでですが、関連して冬にこんな本が出まして売れてるらしいです(バイオ系研究者さんが書いている。Twitter見るに面白そうな方)。わたしも興味があって買ってはあるのですが。

コーヒーの科学 「おいしさ」はどこで生まれるのか (ブルーバックス)

旦部 幸博

講談社

2016-02-19

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自主上映会の方向に行くとしたらなんだかカレーフェスタを思い出すんですが、2回お手伝いしただけで運営側の詳しいことまでは知らなくても、いろいろ難しいことをクリアしなければいけなかったことは少し聞きました。お客は来るだけでいいのでしょうけど。上映会も採算とか考えないとだし、みんな仕事あるのにまるまるボランティアなのかとか思うんですけれど、学園祭的なワクワクがあるのも確かです。

『春を背負って』をやっと見ました。

ヨシダヒロコです。

今日、BSプレミアムで『劔岳 点の記』やってて、2回は見たけど保存しました。原作がある話なので、違和感のある人は大分あるらしいですね。わたしは読んでないせいか、大きな違和感はありません。新田次郎は長野県人だったと割と最近知って、山の本の他にも武田家についての著作などあります。また読んでみたいなあ。

『春を背負って』は元々「キャメラマン」であった木村監督の2作目で、封切りの1年前に初めて室堂の雪の大谷に行き、周囲に積もった雪の中歩いていたら、ロケ隊がいて皆にチラシをくれました。富山では大々的に封切られた映画でしたが、見に行きたいが逃してしまう映画が結構あって。DVDで今回見たときに、大画面だったら綺麗だっただろうなあと思いました。

 

IMG_0850_Fotor.jpg

筋は割とシンプルです。山で菫小屋という山小屋をやっていた主人・勇夫(小林薫)がいて、息子・亨(松山ケンイチ)は東京で金融関係の仕事をやっていたんだけど、ある日母・菫(檀ふみ、氷見出身という設定)から父親が登山客を助けて亡くなったと知らされます。葬式のシーンで実在の山小屋の名前がありましたが、この菫小屋にもモデルがあるそうで、皆の思いを受け取った亨は山小屋を継ぐことにします。山小屋には愛(蒼井優)が手伝っていました。ショートヘアが可愛かったです。そして、「おまえの父親が夢枕に立って」とどこからともなくゴロさん(豊川悦司)も現れて、3人でやってゆくことに。そこで天気が悪くなっては誰かが危ないことになったり色々あります。日本最強の山岳警備隊には吉田栄作などが出てます。

主題歌は最後に流れる1回だけど、山崎まさよし。途中で鼻歌で歌われる『なごり雪』の方が何となく覚えてます。

ざっと他の人のレビューを見たところ、立山の地形を良く知っている人には「?」という場面もあったそうですが、そこまで気にしない人には山と人間ドラマが楽しめるのではないでしょうか。メインの登場人物がなんかいい人ばかりでした。

自分より少し下の世代だと遠足で立山に登っていて(代わりに乗鞍でした)、でもわたしはまだ室堂までで、割と年齢を重ねてから博物館など主催のツアーに参加してます。雄山(立山連峰のひとつ)や手慣らしの美女平はまだ色々都合が悪くて行けてないです。幸い悪天候は経験してないですが、知り合いがGWあたりに室堂行ったら大吹雪だったそうで。山が好きな人のFBグループで写真(まれにホワイトアウトとかあります)見てますが、映画に出てきたような、助けてくれた人にお礼も言わなさそうな人はいそうです。マナーの悪い人の話題も、遭難者の話題もあります。室堂もバスで来られるから服装など甘く見てそうな人は見かけました。

山用のものっていちいち高いのだけど、レンタルもあると思うのでレインスーツとかあると安心ですよ。

配役の名前は、オフィシャルサイトがすでに消えているのでWikipediaから。ちなみにこの映画にも同名の原作があって、秩父山中だったのを今回立山に移したけれど、秩父のものもラジオドラマなどになっているそうです。

「フォルツァ総曲輪の未来を考える会」第1回ミーティング(2016/03/26,フォルツァ総曲輪)。

ヨシダヒロコです。

(2016/04/03追記:会には県も市も出てきた覚えがあるので、確認して訂正入れます)

2016/06/13 0:25追記:当方の体調の都合により訂正が遅れました。「考える会」からずっと前に回答を頂いています。第三セクターの「まちづくり富山」が運営をしています。http://www.mdtoyama.com/?tid=100258

2月に有志によりこういうFacebookページができたことを知り、「いいね!」を押しておくと、富山のFB友達から話し合いの場についてイベントが立ったことが回ってきました。季節の変わり目で行けるかどうかギリギリまで待って、当日体調が何とかなりそうだったので行ってきました。

Facebookページはこちらです。

https://www.facebook.com/forza001/

Forza

時間のお昼に少し遅れてホールに行ったところ、市に入れた質問のやり取りが書かれた紙を渡され(断りを入れたのでスキャンして最後に付けます)、加えてわたしはもらわなかったのですが、南砺市でやっている上映会のチラシが配られたようでした。上映会主宰者の方が会場にいました。集まったのは50人くらいでしょうか。

壇上にいたのは、これもあとで会の方に確認しているのですけど手前から島倉和幸さん、押切基之さん、森隆太郎さん。森さんはCIBOの方です。カメラやスマホなどで撮っている方もいました。

2016-03-26 12_Fotor

進行は

1.「フォルツァ総曲輪の未来を考える会」設立趣旨のご説明

2.富山市行政との公開質問状についてのご説明

3.質疑とりまとめ

最初の方で壇上の方が自己紹介されました。そして割と最初の方で、「ミニシアターとシネコンを一緒にするなんて」という話がありました。わたしも知らなかったんですが、もともとフォルツァは中心街活性化のための期間限定のものだったらしいこと、それは「株式会社まちづくりとやま」という市が50%ほど株を持っているらしい会社が仕切っていること、フォルツァ側は秋から休止の話を出され、対案など出していたけど突っぱねられて今に到ったこと。フォルツァの元スタッフから「オーナーはなぜここにいないんですか」と言われてオーナー出てこられたんですが、「まちづくりとやま」からグループと関わらないように言われた、今回のことはスタッフも悔しい思いでいるとのことでした。

島倉さんは「修理・点検」と言われると飲むしかないとおっしゃっていたと思います。元々ここはWithという店舗と映画館があったのですが、わたしが個人的にバタバタして富山から出て帰ってきたらいつの間にか今のようになっていました。フォルツァ総曲輪になって9年です。他に、北陸中日新聞がすっぱ抜いたことに市は腹を立てているらしく、あそこで明らかにならなければ市議会に通して終わりだったと(年度終わりですし)。反論してくれた議員さんもいたそうだという話もありました。

その新聞記事はここにあります。

フォルツァ総曲輪(富山市単館系)、上映休止だってよ。

質疑はいろんな意見が出ましたが、資料の中の「地場もんや総本店(注:農家直送の野菜など買える)には年間30万人もの来場客があるにも関わらず、フォルツァ総曲輪の年間入場者は映画部門で1万人余と低迷しております」との文言には、「これとそれを一緒にされても」という意見があって、確かにと思いました。

質疑の中で、1人「着地点」という言葉にこだわっていた方がいました。「どういう方向性で行くのかハッキリしよう」という意味と理解しました。方向性については司会の方から県の出方も定まってないし、年度が変わったら交渉のやり直しだし、柔軟にという話があったと思います。それ以上に会場の皆さんがかなり活発に意見を出して、存続の方向でも、もし存続できなくなってもというどっちの意見も出ました。

覚えている限り挙げると、

1.どこか別の場所で(または場所変わらず?)、クラウドファンディングなどでお金を募って映画館をする。

2.フォルツァを名画座として存続。

3.(司会の言葉として)まちづくりとやま、県と同じテーブルについて討論。

4.今も会員制度があるが、会員がもっとお金を出して補助金の額を下げる。海外であるというパブリック・シネマを引き合いに出す方もいました。

これを読まれた方で、「自分の意見が抜けてる!」という人はよろしかったらコメントで言って下さいね。レポートは書くつもりだったのにメモを取ってなかったので全部記憶なのです。

ただ、第2回については行きたいですけど仕事や人より弱い体のせいでまだ出席できるか分かりません。

最後に、今やっているこの映画、これから見に行くんですけどやってくれてうれしかったです。他に、館内の様子を少し。くつろげるスペースがあります。

 

Forza資料(pdf)

フォルツァ総曲輪(富山市単館系)、上映休止だってよ。

ヨシダヒロコです。

某所から(なんか言おうよ的な)圧力を感じたので書いておきます。
ちょっと仕事であっぷあっぷしておりまして、あまり反応できずにおりました。

北陸中日新聞2016/2/11(魚拓

フォルツァ総曲輪 9月末 上映休止 独立系、社会派9年間で幕 富山市などシネコン誘致で

9月で映画の上映が休止となるフォルツァ総曲輪=10日、富山市総曲輪で
写真

 富山県内唯一のミニシアターとして市民や映画ファンに親しまれてきた富山市総曲輪のフォルツァ総曲輪が9月末で映画上映を休止する。6月に近くの再開発ビルでシネマ・コンプレックス(複合映画館)が開館するのを受け、市と運営する市出資の第三セクター会社「まちづくりとやま」が判断した。9年間にわたり館を支えたファンからは惜しむ声が上がりそうだ。(松岡等)

 フォルツァは、市中心部から映画館が次々に廃業した二〇〇七年二月、閉館後の映画館を活用してオープン。当初はまちなかで映画を見られる環境を維持しようと、市民有志らが運営する公設民営の施設としてスタートした。現在は市の補助金を受けて「まちづくりとやま」が運営している。昨年の補助金は千五百四十四万円。

 大手配給会社の配給映画がメーンのシネコンとは一線を画し、欧州やアジア、国内の独立系プロダクション製作作品や社会派のドキュメンタリーなどを年間約百二十本上映。近年は映画館としての認知度も上がり、開館当初は年間約九千人ほどだった入場者数も昨年は一万五千人ほどまで増えていた。

 昨年は塚本晋也監督の「野火」など話題作を上映。富山県氷見市出身でドキュメンタリー映画の鎌仲ひとみ監督や「箱入り息子の恋」をヒットさせた同県射水市出身の市井昌秀監督ら地元ゆかりの映画人からも評価を受け、俳優の井浦新さんや安藤サクラさんらも出演作上映時に館を訪れた。

 客席は百七十六席。一四年、主流となっているデジタル化に対応するため、約四百万円かけてDCP(デジタル・シネマ・パッケージ)導入、最新の配給作品に対応できる態勢も整えていた。

 フォルツァは、ほかに音楽や演劇などができるライブホールや、絵画などのカルチャー教室も運営しているが、これら事業も合わせて休止する見通し。今後、施設を貸し出すなどの活用方法を検討していく。

 金沢市では「シネモンド」が有限会社として、運営には行政などの補助を受けずに同様のアート系映画を上映する。

 土肥悦子代表は「フォルツァのようなミニシアターとシネコンでは上映する映画の種類が全く違う。映画の多様性を支える場が失われるのは残念だし、カンヌやベルリンなどの国際映画祭で賞を取るような作品が見られなくなるとしたら、他都市との文化的格差も生まれる。街の人たちのためにも行政がサポートするべきではないか」と話した。

総曲輪フォルツァや兄弟分のシネモンド(金沢市)には、足が運べるときですけどお世話になっていて、3月くらいまでで3本ほど見たい映画がありました。

年末年始に2015年に見た映画とかいうエントリを2回シリーズでやりましたが、あの中にはフォルツァで見た作品が3作、シネモンドが1作ありました。

新幹線が通って意外に儲かって、次はもうちょっと儲かる何かを市は考えようとしているんでしょうか。
中心街である総曲輪の単館を休止(→そのまま休館?)にして、その辺にシネコン建てるんですって。
車で10分ちょっとで別のシネコンが、30分も運転すれば高岡に別のシネコンがあるのに。そこで例えばみんなSWやるんでしょうか。アホくさ(SWがアホくさいという意味ではありません)。

ざっと聞いているところだと、単館系の上映を引き継ぐわけでもなさそう。

フォルツァの上映作品にはわたしから見て「ちょっとこれは」というものがあったことは、ご存知の方なら知っているかも。でも英語以外の作品、英語や日本語が原語でもマイナーな作品など、色々見せてもらいました。もう9年です。「富山では見られないかも」と思っていても、映画見たついでにチラシにシール貼っておくとそこそこ叶っていることが多かったです。

わたしは金沢読書会(ミステリー)に出ることがあり、そこで他県の方とお話しすると、文学的なものとか文化を期待されていることが多い。シネモンドで三文豪の作品を秋に上映するんだ、年配の人が多くてね、というと興味を持たれるようですが、年に1回なので叶いません。犀星作品『蜜のあわれ』はなんとか上映するのでしょうか?

いずれにせよ残念なことで、全国的に単館系の映画館は減ってきているとはいえ、どんどん同じフォーマット(中身も同じ)のものがたつのは気味が悪いですね。シネコンって2つくらいしか系列知らないのですが?

正 午

中原中也

       丸ビル風景

ああ十二時のサイレンだ、サイレンだサイレンだ
ぞろぞろぞろぞろ出てくるわ、出てくるわ出てくるわ
月給取(げっきゅうとり)の午休(ひるやす)み、ぷらりぷらりと手を振って
あとからあとから出てくるわ、出てくるわ出てくるわ
大きなビルの真ッ黒い、小ッちゃな小ッちゃな出入口
空はひろびろ薄曇(うすぐも)り、薄曇り、埃(ほこ)りも少々立っている
ひょんな眼付(めつき)で見上げても、眼を落としても……
なんのおのれが桜かな、桜かな桜かな
ああ十二時のサイレンだ、サイレンだサイレンだ
ぞろぞろぞろぞろ出てくるわ、出てくるわ出てくるわ
大きなビルの真ッ黒い、小ッちゃな小ッちゃな出入口
空吹く風にサイレンは、響き響きて消えてゆくかな

CCI20160217_0001.jpg

去年フォルツァで見たこの映画の原題は、”Pride”です。

2015年に面白かった映画(旧作含む、日本語、英、仏)。

ヨシダヒロコです。

(2016/01/06:映画を1つ追加しました)

12月30日に書いた話の続きです。

1.『かぐや姫の物語』
地上波で入ったので見られました。劇場公開の時行きたかったのですが。
かぐや姫は学校で習って、その後家庭教師などを(仕事として)やっているときに説明しましたが、こういう姫だったという解釈かー面白いな、と。感受性があって喜怒哀楽がはっきりした人に描かれてました。そのあと原作を対訳で読んだら前と印象変わったような。ブログ記事はここ

2.『思い出のマーニー』
またジブリで、また劇場公開を見逃して地上波です。元々はイギリスの原作です。地道な印象ですが、最後はいろいろこみ上げてくるものが。養子の主人公が養父母になじめないという設定はそういうことよくありそうですが、孤独なヒロインの前に謎の金髪の女の子が現れて、すごく親しげにしてくる。この人一体誰?という話です。身内の、家庭環境が複雑な男の子がしみじみよかったと公開時に言っていました。今知ったけど、マーニーの声有村架純ですか。よかったです。

原作はこちら。北陸出身の有名な翻訳家さん、越前先生を中心として急ピッチで訳されたのですが(確か他にも新訳された本があったはず)、「なぜ北海道の設定をイギリスに変える」と謎の苦情が来たとSNSで読みました。

新訳 思い出のマーニー (角川文庫)

ジョーン・G・ロビンソン

KADOKAWA/角川書店

2014-07-10

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

3.『毎日かあさん』
戦場カメラマンだった故・鴨志田譲と奥さんだった漫画家・西原理恵子、その子供たちの物語を、実際に元夫婦だった永瀬正敏と小泉今日子が演じます。鴨志田さんの闘病生活も描かれ、家族の物語は『毎日かあさん』という毎日新聞連載のマンガになったんですが、この話の頃までは読んでました。高知出身の西原さんが「高知の女はよく働き、男はろくでなしとかヒモ」みたいに描いていたのを以前よく読みました。エンドロールの写真を誰が撮っているか、よく見てみてください。

4.『パレードへようこそ』
5.の映画とはしごして、ミニシアターで見ました。イギリスの炭坑映画には外れがありません。これは60年代終わり80年代に坑夫のデモが吹き荒れたときにLGBTのグループが支援し、坑夫のみんなは最初は偏見があったけど結局いい仲間になったという話なんですが、話はそう簡単にいかずいろんなことがあります。実話ベースの話です。実話といわれても脚色あるだろうから100%は信じないですが。結構笑えます。

オフィシャルサイト。
http://www.cetera.co.jp/pride/

5.『パリよ、永遠に』
これは気になってあとでオークションでパンフレット買いました。史実に基づいているし、パンフレット売り切れだったし(さすがにもうないかも)。パリ破壊作戦をナチスが計画していたなんて知りませんでした。その破壊を命じられ、パリに来たばかりの司令官と、それを部屋に来て止めるよう説得をするスウェーデン総領事のやり取りがずーっと続くという話です。2人ともフランス人&フランス語なのはご愛敬ですが、こういう年配の大物俳優をWキャストでを回すって、日本人はあまりやらないかも。しかも監督はドイツ人でした。パリが特に好きというわけではないですが、話に興味を持ちました。「ドイツ-フランス合作」というの、いいですね。

オフィシャルサイトはここですが、今ダウンしてる?
http://paris-eien.com/

(2016/01/06:映画を1つ忘れていました)

6.『インターステラー』
ちょうど1年ほど前、上映終わり頃に見に行きました。できるだけ大きな画面をお薦めします。この映画には相対性理論が沢山出てきますが、去年のノーベル物理学賞は物理学の常識を変えたといわれるもの。映画監督も興味あったでしょうね。これを見てからSF映画も見ようと思ったのですが、まだいろいろ消化できていません。星や宇宙空間、惑星などがきれいです。ブログ記事はこちら

2015年に面白かった映画(旧作含む、西・伊語絡み)。

ヨシダヒロコです。

夏頃まではこまこま映画館にも行っていましたがその後力つきました。
イスパニカの「映画に学ぶスペイン語」で見たものや、既に書いたものも含めて書いておきます。来年になると思いますが、日本語・フランス語・英語で面白かったものも書きます。英語のものはDVDに落としてあるけど見てないものが多いです。

スペイン語のものはフェスティバルがたしか複数東京であって、少しは関西にも来るのですが。イタリア語もあるかも。すごくマイナーな、上映館が限られた作品で他に見たいものもあったのですが、なかなか難しかったです。DVD化に期待します。今後、アルモドバルの新作や、『ブエナ☆ビスタ☆ソシアル☆クラブ』の続編(タイトルは最後に「アディオス」と付くそう)があるんでしたっけ。

スペイン語の作品はほとんど当たりでしたが、まず、「映画に学ぶスペイン語」で扱った作品。

1.『ザ・ウォーター・ウォー』。
現在GYAOで見られますが、コロンブスについての映画をスペイン人やメキシコ人がボリビアに撮りに来たら、ケチュア人の間で水戦争というほとんど革命が起こってしまったという社会派映画。
GYAOにいま日本語トレイラーありますけど、いつまでか分からないので英語のトレイラー貼ります。ブログ記事はここ

冬のコースでは他に『ダック・シーズン(メキシコ)』と『僕と未来とブエノスアイレス(アルゼンチン・イタリア・スペイン・フランス)』も見ましたが、作品としては後半戦の方が好みでした。前半はラテンアメリカ寄りで、いろんなスペイン語が聞けました。

晩夏からのクラスで扱ったのは、

2.『ボルベール』。
有名な作品なので今さらですが、もう1回見てから返却します。記事はここ

3.『ウェルカム!ヘブン』
少し話の作りが複雑ですが、かっこいいペネロペにやられました。記事はここ

4.『靴に恋して』。
1.のアルモドバルに影響を受けているらしいサラサール監督の作品で、群像劇です。
記事はここ。日本語字幕の予告編が見つからず、原語のままです。

5.『NO』。
2月末に映画館で。チリのアジェンデ独裁政権を投票によって倒すことができることになり、CM合戦になります。後味のよい作品です。記事はここ

5.『ニュー・シネマ・パラダイス』。
有名な作品ですが見てませんでした。まだ映画館が珍しかった戦中から、シチリアを舞台にして映写技師のおじさんになつく坊やと、その子の成長を描きます。アモーレの国で、こんな検閲が入っていたとは知らなかったです。それで引き下がるイタリア人ではないのですが。監督が同じと知っていて『シチリア!シチリア!』を数年前に見ました。話の組み立てが似ていたように思いました。

6.『イタリアは呼んでいる』。
英語の映画ですが、イギリス人のオッサンが2人、ジョークや物まねばかり言いながらイタリアのいいホテルに泊まったり美食したりして(取材です)過ごすのですが、ひたすらおいしいものが出てくるのに「そんなに喋ってたらパスタがのびるよ!」と口を出したくなりました。007のボンド役にイングランド人は1人しかいなくて、コネリーはスコティッシュ、オーストラリア人までいるとかどうでもいい話を覚えました。

英語圏のイタリアものとしては『ジュリエットからの手紙』も見ましたが、残念ながら話の先が見え、資料以上の価値はわたしにはなかったです。景色がきれいなところで繰り広げられるラブストーリーが好きな人にはいいと思います。