『彷徨の作家 島田清次郎展』(石川近代文学館、2015/01/10~03/22、02/7に1回目来館)。

ヨシダヒロコです。

めんどくさいので詳しくはブログ内検索して頂きたいのですが、この石川県生まれの作家については何回もブログ記事にしています。元々は、昔tDiaryのころの文章を読んでいた精神科医の風野春樹先生が、傍から見ると急激に島田清次郎、と言い出すようになったので。

結局先生は一昨年島清(しませ)についての本『島田清次郎 誰にも愛されなかった男』を書かれ、ゆかりの地である金沢でトークイベントもされました。当然ですが、行きました。本についてはAmazonレビューを書いてあります。

『島田清次郎 誰からも愛されなかった男』出版記念トークイベント@金沢レポ(2013/08/25)。

20歳そこそこで大ベストセラーを出した作家ですが、やたらと困ったことばかり起こし、仕舞いには女性スキャンダルで文壇から追われ、最後には精神病院で若くして亡くなるという波乱の人生でした。

そして、過去に金沢で何回か島清の展示はあったそうなのですが、今回先生の著作で分かったことも盛り込んで展示が行われました。本当は展示をやっている間にこのエントリ書きたかったのですが。内容が濃くなりそうだったしこっちもバタバタしてて遅くなりました。行けなかった皆さんに雰囲気だけでも。

まず、お洒落なピンクのチラシです。表、裏です。

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パンフ、入場券、先着500名にもらえた赤い風船(詩の付いた袋に入っていました)、その詩のアップ。

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あとは、展示品以外の建物や館内。展示品以外は撮っていいかお聞きしました。本来、重いのでデジイチの写真をサイズそのままで沢山は載せないのですが、ファンの方のために。

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2015-02-03 16.00.24これは見終わったあとの風景です。向こうにあるのは香林坊大和というデパート。

2015-02-03 16.45.37展示には自筆原稿が本当に沢山あって、中には入院中にぎっしり書かれたものもありました。気になったのは、入院中に著者の元に届いたという著書に主治医が「病は不治」(今でいう統合失調症ということになっていた)という文章を書いていて、そこが白く削れているというもの。島清が見つけてしたのだとしたら悲しい話だと思って見ました。

他には、文壇の作家、親友、いろんな人々が島清について書いた文章がパネルになっていたり、詩のパネルにたしか実物の赤い風船が。詩は、一編風野先生の本にもあったのですが、とても素直な良い感じの作品たちでした。中には、ふるさとの美川弁(現・白山市)のものも。「赤い風船」はこの詩の中の一編に由来するそうです。

1回目の訪問では見落としたところもあって、まあわたしも精神科の患者で、そろそろ通院に急がねばだったのです。見落としたものの1つに、誇大妄想的な印鑑がありました。ツイートで皆笑っていたので、ここに引用しておきます。

この月末に風野先生の講演が再びあり、その翌日にイタリア語検定があったので、泊まりがけで再び金沢へ行きました。講演についてはできるだけ近いうちに書きます。

NHK朝ドラ『マッサン』&BSプレミアム『赤毛のアン』終了。

ヨシダヒロコです。

シングルモルトを初めて口にしたのは12年ほど前、クセは強かったですが好きでした。ちょうどその頃、アル中の刑事がでてくるスコッチミステリーに出会ったし。後の方に書きますが子供の頃から外国文化に対する憧れは強く、外国人に片思いしたこともあったし、パートナーが外国人でもいいなと思ったことはありました。なので明治生まれの人が国際結婚?!というのは知らなくて。

『マッサン』は実際のおふたりとは多少キャラが違ったようですが、この人と思った人をずっと大事にするというストーリーが素敵でした。実際のマッサンは洋書に優しい言葉を英語で書いて(「最愛の夫 マッサンより」など)奥さんのリタさんにプレゼントするような方だったらしいです。

ドラマでの研究室の描写もわたしには懐かしく、マッサンの白衣が微妙に汚れているのがそれらしくてリアルでした。普通ドラマではパリパリの真っ白ですからね(実際には良く汚れる)。

マッサンにはウィスキー関係の著書もありますが、断酒したわたしにはちょっと何なのでこの本を取り置きしてあります。最終回に間に合いませんでした。ドラマの最後の2、3回はさすがに見てて辛かったです。人間じゃないけど、2ヶ月前にペットを突然亡くしたばかりなので。本は読んだら感想書きますが、北海道の方が著者です。

竹鶴とリタの夢 余市とニッカウヰスキー創業物語

千石 涼太郎

双葉社

2014-09-20

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

ドラマでは扱いの薄かった養子の聡(実際には威さん)が、ニッカウヰスキーのHPで長い連載をしていました。まだ全部読み終わってませんが、ウィスキーのこと、ご両親のことが沢山伝わってきます。昨年末に亡くなりました。

ニッカウヰスキーHP

マッサンとリタの物語
ニッカウヰスキーと私 竹鶴威の回想録

マッサンはかなり豪胆な性格だったらしいです。
「日本のウィスキーの創始者 竹鶴政孝の想い出  竹鶴 威 (ニツカウヰスキー副社長)」
http://www.gakushikai.or.jp/magazine/archives/archives_755.html

これだけの人気だったからドラマのスピンオフとか再放送とかあるだろうけど、見ちゃうかもなあ。NHK大阪局、いいドラマをおおきにです。民放BSでも特集番組あって、余市の蒸留所は本物そっくりで。Googleストリートビューでは景色が見られるとか。

断酒とはいっても、料理酒に使うことはできるので小さな瓶のニッカを買ってみたいです。200円台で。こんなので、果物漬けたりします。

ブラックニッカ クリア  180ML瓶 180ML 1本

アサヒビール株式会社

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その他、ドラマのDVDなどファンが気になりそうなものを貼っておきます。

マッサン DOUKAH WHISKY オリジナルオールドグラス

有限会社デジレクト

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ゴンドラの唄

シャーロット・ケイト・フォックス

Universal D

2015-04-29

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BOX3まであるらしい(3は予約中)ですが、待った方がお安く買えそう。

連続テレビ小説 マッサン 完全版 ブルーレイBOX1 [Blu-ray]

NHKエンタープライズ

2015-02-27

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それで最後にみゆきさん。いい曲でしたねー。

麦の唄(NHK連続テレビ小説「マッサン」主題歌)

中島みゆき

ヤマハミュージックコミュニケーションズ

2014-10-28

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さて、『赤毛のアン』も小学生時代以来に見直してました。大事な回をすっ飛ばすこともあったけど、わたしも子供の頃には世界がこんな風に見えていたのかも、と新鮮でした。Twitter友達の娘さんなどで、アンが取り上げられたことを機会にどんどん読み進めている例も見かけました。作中にでてくる「輝きの湖水」などなどは実際にプリンス・エドワード島に残っているそう(旅番組で見ました)。子供の時10巻全部読むくらいはまって、外国への興味を持たせてくれた作品の1つです。

この話もやはり最後の方に悲しい出来事が続いて、朝ドラで有名な「曲がり角(the bend)」がでてきて、希望が見える終わりになって次の本に続く、という感じでした。ラストの言葉はブラウニングの詩だったのですね。原文をちらっと見たら説明はなかったのですが、日本側で付け加えたのでしょう。

原文 Anne of Green Gables by L. M. Montgomery Gutenbergです。

もう、著作権切れてるからこんなのありました。Kindleで99円です。このアニメの基になった翻訳家さんは神山妙子さん。

Anne: The Green Gables Complete Collection (All 10 Anne Books, including Anne of Green Gables, Anne of Avonlea, and 8 More Books) (English Edition)

Lucy Maud Montgomery

Mapleleaf Books

2014-08-05

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

神山妙子さんのKindle訳書。村岡花子さんより原文に忠実という話もあり、比べると面白いかも。

赤毛のアン

L・M・モンゴメリ

グーテンベルク21

2012-12-19

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

アニメ『赤毛のアン』は放送開始当時にエントリを書いているのですが、やはり懐かしく、再発見もあるアニメだったので、『マッサン』よりよほど安いDVD欲しいです。余裕できたら……。アンがいろいろやらかすのでよく画面の前でゲラゲラ笑ってましたし、わたしはマリラに年が近くなりつつあるので、こんな子がうちに来たら可愛いだろうなとも思いました。

アニメの技術は発達しているので、正直今時のものより画質は見劣りするのですけどね。それでも素晴らしいです。ほんとは駄目なんだけど、Youtubeに今現在で何話かあります。

赤毛のアン ファミリーセレクションDVDボックス

バンダイビジュアル

2012-12-20

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

映画『みすゞ』(2001年)。

ヨシダヒロコです。

最近BSで放送されたのを、遅ればせながら見終わったところです。

高校生の時から興味を持っていた詩人さんでしたが、詩に興味がある人以外にはそれほど知られておらず(わたしが知ったきっかけは、高校時代に読んだやなせたかしさん主宰の雑誌『詩とメルヘン』です)、震災の時偶然ACのCMで使われて世に知られることとなりました。

その前からドラマ化などはされていて、この作品は劇場公開していたのを見逃してしまいましたが、松たか子主演のTVドラマなどもあります。

この映画についてはトレイラーは残っていませんでした。

金子みすゞを扱ったドラマ・映画について、ここに配役があります。最近だと上戸彩なんですが、少々見る気がしません。

http://matome.naver.jp/odai/2136128495304025801

みすゞ [DVD]

紀伊國屋書店
2004-05-22

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

他でレビューを見ると、「みすゞのことを知っていないと分かりにくい」とありますが、確かに省略というか、暗示が多いですね。松たか子版では台詞が説明的で、もう少しはっきり視聴者に分かるようになっていましたし、みすゞももう少し強い女性として描かれていた覚えがあります。

田中美里(数少ない北陸出身の女優)版では、物静かでふっとどこかに消えそうで、でも物事はちゃんと観察していてやんわり真実を指摘する、芯の強い女性という感じです。女学校を出て結婚するまでの彼女は、裕福な家で親戚にも優しくされ、大事な友達もいたし、何より詩がありました。だけど結婚で何もかも狂ってしまいました。結婚相手は親が選んだ番頭だったのですが、これが食わせ物で、芸者遊びにうつつを抜かし、みすゞに淋病をうつします。最終的には離婚することになるのですが、この時代親権を女親が取ることはできませんでした。

みすゞはそれを何とか止めさせるために、文字通り命をかけます。このことは、映画版ではブリキの箱に薬が貯まっていくところで暗示されています。

映画版の協力は山口市と長門市だそうですが、記念館は仙崎にあります。広島に住んでいた頃、どうにかして行ってみたかったのですが、叶いませんでした。山口の美しい景色が見られて、こんなところでみすゞは暮らしていたんだな、と知ることができました。わたしは松たか子のTVドラマよりも好みです。

石川近代文学館にて「『月に吠えらんねえ』刊行記念 室生犀星と□(詩歌句)街の仲間たち」および「広津里香展」(2014/09/30)

ヨシダヒロコです。

この項、ずいぶんアップが遅れました。

この文学館は、特に煉瓦造りの雰囲気が大好きで何回も行っています。月1の通院先にも近いので。

色々なものがマンガになっていますが、なんと「文学者のマンガ」ってのは初めてでした。月刊アフタヌーンが何冊も文学館の展示に置かれ、その横には犀星の「叙情小曲集」の年代物が並んでいたり。読みたいと思いながらも、先月本代が自爆したのでまだマンガのチェックできてないのですが、文学者たちを多少改変し、現代に置き換えて例えば朔太郎が「朔」というキャラになっているようですね。

作者のブログ。 月吠ノート

パンフレットです。拡大できます。残念ながら9/30で終わっていますが。

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もう閉館間際で時間がなかったので、本当に駆け足で見ました。

広津里香展は正直期待していなかったのですが、いい意味で裏切られました。金沢出身の多感な女の子が不治の病である再生不良性貧血になり(今でもなかなか治らないのでは?)、若くして亡くなるのですが、現代詩をあまり読まないわたしにも非常に訴えかけるものがありました。

彼女を記念して賞ができているそうで、上位受賞者の作品のパネルになったのを読みました。確かに高校生としては上出来なのですが、広津氏にはぜんぜん敵ってないなあ、と。詩を書かなくなってから長いこと経ちました。何か書いていた方が本当はいいんでしょうね。

ブログ「本の夢 夢の豆本」より「2012-09-28 広津里香『死が美しいなんてだれが言った』と『蝶の町』

このブログから「死が美しいなんて誰が言った」からだと思うのですが、「私はいやだ」を引用します。

私はいやだ

 

切り取って

花瓶にさしても

バラはひらく

私はいやだ

花瓶のなかで

花開くのは

つかまえて

檻に入れても

豹は生きる

私はいやだ

金網のなかで

呼吸するのは

(2014/11/13 13:56追記、文学館では今後、島田清次郎展を予定しているそうです。Twitterを貼っておきます。「中二病」が分からない方はGoogle先生に聞いてみてください)

高志の国文学館で棟方志功を観る&ラ・ベットラ・ダ・オチアイ(2014/02/15)

ヨシダヒロコです。

2月は働いていた時間が短いので、お金があれば出かけていたのですが、他に書くことがあるのでアップが遅れています。2月上旬の立山も書けてませんし(写真を沢山撮ったので、試験が終わったら選びます)。

高志の国文学館は、出身校の近くにある富山ではおそらく一番本格的な文学館でしょう。ですが、金沢に住んでいたわたしにはどうも石川近代文学館と比べてしまい。有名な文豪の多さでは負けてしまっているなあ、悔しいけれどと。高志の国文学館は、疎開で来ていた文学者や果ては実業家まで入っていたので、「頭数足りないのかな」と思ってしまいました。角川の創始者(で、確か物書き)など、意外な方もいらっしゃったのですが。

一方、見て楽しかったのが漫画家のコーナーとヘルン文庫のコーナー。後者は、小泉八雲の死後、文献が富山大学に寄付されたので、それに関して、八雲の所蔵本を展示していました。八雲が日本に来るきっかけになった本とか、交流があったのに疎遠になった人とか、何だか色々あったんだなと。

漫画家については、なんといっても藤子不二雄でしょう。同じ市在住の言語学者の方が以前書いてらしたのですが、「(富山出身の)藤子不二雄が描いた『ドラえもん』に教訓はあるが、新潟出身の高橋留美子が描いた『うる星やつら』に教訓はない」。まあ、高橋先生もシリアスな作品描いてて、好きですけどね。文学館には、藤子不二雄Aと藤子・F・不二雄の原画があります。他には懐かしい作品だけど「気まぐれオレンジロード」とか、最近のものでは「ほしのふるまち」(未読、あまり絵が好みじゃないかな)などの原画もありました。パネルには「True Tears」などのアニメも特集。

あと、立山博物館に行かないと見られない曼荼羅(一部、地獄絵図になってた)が1枚あるのも特筆もの。

棟方志功展は、実はすごく興味があったというわけではないのですが、展示を見てみて少々興味を持ちました。大きい版画ばかりかと思ったら、本の表装もたくさんしていて、結構気に入りました。旧福光町に疎開していたのですが、6年ほどの疎開の間に立山に数回上り、蜃気楼はしょっちゅう見にいっていたらしいです。蜃気楼の出る魚津市では、出ると放送で知らせてくれるらしいのですが、子供の頃の遠足以来行ったことがありません。実際のところ、この目で見たという県民も少ないのでは?もちろん、棟方も見られませんでした。立山に興味があったと書きましたが、立山(地獄谷とか)を舞台にした能の脚本や、それを版画にしたものも展示してあったはずです。

地獄谷、去年通ったときは危なくてそばも通れなかったんですよね。

そして、ラ・ベットラですが、東京、名古屋、そしてなぜか富山にあります。一番安い1500円台のランチは、朝から人が並びます。それをしたくなかったので、2100円のランチを予約しました。ドルチェと飲み物は別で360円。パルマ産生ハム、ポルチーニのパスタ(ポルチーニは生の冷凍)、パン三種、レモン風味のティラミス、アイスティーを選びました。さすがに写真は控えました。隣のカップルは思いきし撮ってたけど。

ポルチーニは乾燥では何か作ってみたことがありましたが、生は本当に香りが良くて、ちょっとびっくりしました。パンも美味しかったし、ティラミスは普通のとは違って爽やかな感じでよかったです。生ハムは、まあ普通。次に行くことがあったら、前菜盛り合わせで色んな味を少しずつ食べてみたいです。3000円前後で昼間はコースになる(イタリアンでは、プラス魚か肉)ので、いつか余裕があったら、気分転換しに。夜はちょっと無理かな(笑)?

細かいことを言うと、ランチをlunchではなく、i pranziとイタリア語で書いてあるイタリアンレストランを初めて見ました。

URLはこちら。
http://www.la-bettola.co.jp/

「『島田清次郎 誰からも愛されなかった男』出版記念トークイベント@金沢、東京。

ヨシダヒロコです。

この話題での検索が多いなんて、島清さんはいろいろと愛されているのですね。

出版は明日ですが、それに合わせてトークイベントが行われます。まず、25日日曜に金沢。もう申し込みました。まとめ役の東山(茶屋街で有名ですが、人も普通に住んでます)の古本屋さんが気さくな方で、裏話など教えてくださいましたが、ここではお楽しみということもあって書かないでおきます。いよいよネットでしかお話しできなかった風野先生が生で、と言うことで楽しみにしています。サイン会に予約した本が間に合うかなー。注文してない人は当日買えるそうですよ。会場は魚などが美味しいことで有名な近江町(おうみちょう)市場がある近江町です。

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申込はこちらからどうぞ。

http://www.webdoku.jp/event/2013/0814125555.html

まとめ役のあうん堂本舗さんから、古書店マップなど頂きました。その日は古書店祭りみたいのがあるようなので、時間があれば早めに行って見てみたいです。

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東京でも決まりました。なんと、春日武彦先生とのトークショー。風野先生は緊張してらっしゃる様子です。

こちらから申し込みできます。

「精神科医が読む”天才”と”狂人”のあいだ」『島田清次郎 誰にも愛されなかった男』刊行記念、風野春樹さん×春日武彦さんトーク&サイン会開催決定!


http://www.webdoku.jp/newshz/zasshi/2013/08/19/103623.html

大正時代というと、精神病院の中はさぞかし劣悪な状況だったことが想像されます(そういう本も出ています)。病気だったとしても余計悪くなったかも。その辺を語っていただけないかなと期待しています。

 

「島田清次郎 誰にも愛されなかった男」(風野春樹(@hkazano)著)予約受付中。

ヨシダヒロコです。

石川県、現在の白山市が生んだ文豪で、不遇のうちに精神病院でその一生を終えた島田清次郎(地元の人は親しみを込めて「島清さん」と呼びます)についての伝記が出ます。

著者は島田に惚れ込んで今までサイト「精神界の帝王 島田清次郎 on the Net」を作ったりTwitterのbot(@ShimadaSeijiro)を作ってきたりしてこられた、精神科医の風野春樹先生です。SF好きとして知られ、雑誌「こころの科学」に「精神科から世界を眺めて」、他に「本の雑誌」にも連載をお持ちです。

島田の作品「地上」はいつか読まねばと思いつつ、体調がいまいちの時に図書館で借りて読み切れなかったとき以来、手が伸びていません。青空文庫にあるらしいですが(7/8注:もちろん「地上」は買います。ただ今月10冊ほど本を注文してしまったので、来月かな)。

でも今回の本は勢いが大切なので、もう予約しました。8月刊行で、今ゲラ修正の段階とこの間ツイートしていらっしゃいました。わたしが知る限り、処女作ということになるのでしょうか。

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予約はこちらから。

http://honto.jp/netstore/pd-book_25705673.html

関連情報。

金沢市から_ 室生犀星記念館にて、第42回講座「犀星」を開催致します。  タイトル:『島田清次郎のことども』  日時:平成25年7月20日(土)午前10時~11時  講師:松田 章一氏(鈴木大拙館アンバサダー)  定員:… http://t.co/gLnTE3P3bq

— 金沢市情報Tweet (@kanazawa_inf) July 2, 2013

5月にブログに書いた、石川近代文学館にもわずかですが展示があります。

白山市(たしか加賀笠間駅付近)にはお墓がありますが、わたしが問い合わせた数年前時点で、役所に聞けばお墓の場所が分かるという程度のもので、あまり大きく祭られたりはしていない様子で、それも残念ですね。

室生犀星原作、映画「あにいもうと」(成瀬巳喜男監督)レビュー。

富山で化学を中心とする技術翻訳・医薬翻訳をしていますヨシダヒロコです。

今頃昨年10月15日の話ですが、室生犀星や泉鏡花の映画を金沢のミニシアター系、シネモンドで上映すると聞いて行ってきました。

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配役はこちらの通り。 浦辺粂子のお母さんが優しくて特に良かったです。

室生犀星は今年から著作権が切れ、青空文庫に詩集が載るようになりました。この間懐かしく読み直しました。というか、全集に近いものがうちにあるのですが、どこに行ったかな?

この作品を含め、小説はまだ読んだことがありません。
仲のよかった兄と、妹が2人。それが上の妹の妊娠をきっかけに崩れていきます。

資料が少ないので、goo映画からのあらすじ。

昔は川師の親方として名を売った赤座も、堤防の工事を県にとられて以来落ち目である。それに娘のもんが奉公先で学生の小畑と関係し、妊娠して家に戻って来たので、近頃特に機嫌が悪い。末娘のさんは姉の送金で看護婦の学校へ行っており、うどん屋の養子鯛一と一緒になりたい気持があるが、もんの不始末が知れた以上望みはない。兄の伊之吉はもんを可愛がっていただげに余計腹が立ち、身重のもんへ悪態を浴びせ、居たたまれなくなったもんは居所も知らさず家を出て行く。或日小畑がお詑びに訪ねて来たが、伊之吉はその帰り途小畑を殴ってしまった。

もんは夜の世界の女になってしまい、ほんとは妹が可愛くてたまらないのに、伊之吉は帰省したもんに辛く当たります。帰省してせっかく姉弟が集まったのにケンカになってしまうなんてこと、去年わたしもありました。映画でも、浦辺粂子演じるお母さんは沢山料理して待っていたのに、そんな展開になって「やめてー!」と悲しみます。

なんで、家族って時々面倒なんでしょうかね、と考えてしまう内容でした。昼間だったんですけど、年配の人を中心に人の入りは非常によかったです。

 

「高志(こし)の国文学館」明日7月6日、富山市にオープン。

こんにちは。富山で化学を中心とする技術翻訳をしていますヨシダヒロコです。医薬との2本立てが夢なのですが、なんだか寄り道ばかりです。

公共交通機関では県庁前電停が一番近いようです。

富山中部高校の真向かいですね。

実は富山は、大伴家持が5年間国守として住んだ街として(正確には高岡市らしい)地元には知られ、高岡市万葉歴史館には昔行ったことがあります。

今度オープンするこの「高志の国文学館」で扱うと思われる、チラシにあげられているのは以下の作家です。堀田善衛、源氏鶏太、角川源善、辺見じゅん、柏原兵三、宮本輝、映画では滝田洋二郎、本木克英、漫画では藤子不二雄A、藤子・F・不二雄。

先日書いたらかなり探してこられた方がいたヘルン文庫もここに入る様子。漫画・アニメのコーナーもあります。

HPはまだできてないので、上の画像の中にもあるのですが、連絡先を書いておきます。

〒930-0095
富山市舟橋南町2番22号 Tel 076-431-5492 Fax 076-431-5490

休館日 火曜日(祝日を除く)、祝日の翌日、年末年始、臨時休館日
常設展示 一般200円(20名以上の団体160円)、一般160円(100円)
企画展示 企画展ごとに設定

取りあえず、早くHPつくってくださーい。

(7/6 1:18追記、HPできました。何カ国語も対応してます。さて、間違ってないかなー(苦笑)。
http://www.koshibun.jp/