放送大学冬のオープンセミナーその3『和漢薬の成り立ちと服用時の注意点』(2018/02/17 富山学習センター、富山大学附属病院薬剤部 加藤敦准教授)

ヨシダヒロコです。

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行きはこんな感じでした。

このオープンセミナーはオープンキャンパスを兼ねており(4回目の魚津会場は除く)、富山県内の放送大学に関係がある先生やお初の先生がいろんなお話をされます。今まで申し込んでも用があったりでなかなか行けませんでした。今回は前に別の場所で逃した漢方の話でしたし、植物園が好きで富山大学薬学部付属薬用植物園にも行ったことがあります。年2回ほど一般公開があり、また行きたく思っています。

学習センターが近くても今年は豪雪でしたし、3日は予想外の土曜発注でバタバタ、10日は別の用で金沢行く予定だったのをバテてキャンセルし、その金沢の会ではキャンセルがすごく出たと後で知りました。学習センター付近の天気は良かったのですけど。17日は吹雪、折しも平昌オリンピック・男子フィギュアでの日本勢大活躍中で、心配な重病のペットのそばから1時間半離れての参加でした。

加藤先生のスライド表紙には、あとで『千と千尋』に出てきたと説明があった巨大な生薬の薬棚(百見百味だんす)が写真でありました。「羽生選手が活躍しているのに、こちらに来てくださってありがとうございます」みたいなのが自己紹介のすぐ後に続きました。参加者は結構講義室を埋めていましたので、30~40人でしょうか。

先生はここで初めて講義されたのですが、受講者の反応もよく「また今度続きを」とおっしゃっていたので、ネタばらしはほどほどにします。

まずは百味百見だんすですが、225種の薬を入れることができ、600種類の組み合わせができます。富山と千葉にしかないそうで、今回大きな収穫だった、漢方薬を調合して14日分に計り分ける操作を動画で見ました。そのはかりは近畿大にもあるそうです。

まず、漢方とは何かについて。江戸時代までは漢方だけしかなく、オランダから医学が入って来たときに区別して蘭方とか漢方とか呼んだそうです。そして富山といえば薬とか薬売りで有名です。富山の人はみな知っている話でしょうが、広貫堂のサイトを貼っておきます(この反魂旦(はんごんたん)は別の店からお菓子にもなっていて、広貫堂では丸薬丸める体験ができます)。このような話の紹介がありました。
http://www.koukandou.co.jp/ayumi/

病院の薬剤部の方ならではの話に、和漢薬は女性がすごく飲んでいる(40才くらいから増え、更年期と関係?)とか、不定愁訴や冷え症が病気として多いというものもありました。東洋医学は体質を変え、病人を理解するのに対し、西洋医学は困りごとが分かっている場合、病気を標準化・原因解明して病気を理解します。

「証」の話ももちろんあり、体調がバイオリズムのように動くことです。あと、お薬の説明書ですが、例えば葛根湯の説明書は詳しくありません。風邪の他に肩こりなどいろんな時に使われます。お医者さんの説明を聞きましょうと言われました。

その他平安時代以来の詳しい診断法、診断基準。和漢薬とのつきあい方は投資信託のように長い目で行きましょうとのアドバイスも。

後半は、生薬の写真がいろいろ出たり、最初に書いた調合のビデオを見せてもらったりしました。例えば牡蠣の殻が牡蛎(ぼれい)として、クマゼミのからが蝉退(せんたい)として使われるなど、植物性のものは多少は知っているつもりでしたが、奥深いものがありました。本来は毒のものを毒抜きして使うケースもあり、食べ物の例だと石川県のフグの卵巣の糠漬けがあります。処方はとても緻密に計算されており、オーダーメイドもできます。

この組み合わせで何に効くでしょう?というクイズも。

煎じ薬は、市販の漢方をインスタントコーヒーとすれば自家焙煎コーヒーに例えられ、ぜひ煎じ薬を試してみてくださいと薦めておられました。困るのは、医食同源だから食物アレルギーが出ることです。

質問タイムではいろいろ質問があったのですが、わたしの質問から。大事なことだったらしいので。

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Q.複数の処方薬(ちなみにツムラですが)を西洋医学の薬と一緒に、薬剤師さんに飲み合わせを聞きながら飲んでいます。漢方医の方らしいツイートを最近見て、複数の薬を飲むと多く入っている成分もあるから身体によくないとありました。本当でしょうか。

A.甘草(かんぞう)には注意が必要で、2.5g以上で怖いかもしれないのに、1剤で6gとか入っていることがあります。黄芩(おうごん)、麻黄(まおう)も注意しましょう。

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先生は終わりの方で、誰かの質問への答えだったかもしれませんが「西洋薬の飲み合わせはみな気にするのに、漢方薬だとしない」「高い抗ガン薬があるけど漢方薬はとても安い。西洋医学的なエビデンスがあれば世界中に広まる」というお話で、続きをまたできたらいいですねと終わりました。

そのあとオープンキャンパスになったので、もう入学してるから失礼し、特別措置の手続きをして帰りました。

今回入室しがけにお土産もらいました。この鳥は「まなぴー」といい、量子力学と確か別の物理の授業の中、可愛いけどシュールなシチュエーションで登場してました。リングノートを愛用しているのでこのノートの使い心地が気になりますし、消しゴムに角がいっぱいあるのでマーク試験に使えそうだし、学外の試験でも使ってみます。

雪はとっくに消えうららかな日も増えてきました。今週末、最も楽しみな毒の話は距離のある魚津ですが果たして行けるでしょうか?

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放送大学学部、平成29年度後期試験結果は物理専門科目全滅→30年度前期出願。

ヨシダヒロコです。

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今回の試験は体調悪いわ(外から困った事が降ってくる)、フェレットは年末から重い病気だわ、勉強が進まず大変でした。先週金曜に結果が来まして、惜しいところで落ちていました。フェレットはその2日後になくなり、お葬式は明日でまだ心身ぐったりです。試験後何も勉強できてません。

落ちたのは『力と運動の物理』と『場と時間空間の物理』です。前者は答え合わせを試験後すぐに教科書でしたので、あと1問くらいで落ちると分かっていました。後者は受けるだけでぐったりで、何となくもう少し取れたかと思っていたのですが。Dは50~59%でその下にEがあり、合格点は60点です。

まあ、計算ロクにできない学生なのに単位もらってはいけなかったと思うので、課題出せなかった量子力学ともども、来期は追加の学費なしで再試験が受けられるそうなので頑張ってみます。

昨日だったかに見かけた、こんなランダウの言葉が考えていたことを後押ししてくれたので、来期は『入門微分積分』(授業はすでに一通り見た)も受けてみたく思っています。試験時間が重ならないかも確認しました。↓ここまでやるのは厳しいけど……

 

新しい科目で目に付く限り興味があるのは「『方丈記』と『徒然草』」(魚拓)です。前身の『和歌文学の世界』(魚拓)は視聴しただけですが、特に渡部先生のおっしゃることがしみじみとよかったです。たまに『視点・論点』にご出演です。日本語のリテラシー、ライティングの講義なんかもあるんですが今は手が回りません。

富山学習センターのオープンセミナー(オープンキャンパスみたいなもの)全4回は今回面白そうなのが多く、先週末やっと第3回に行ってきて、富山大医学部の先生から漢方薬のお話を聞いてきました。概要だけならそのうち。富山学習センターにいらっしゃる先生からの天然毒の話がこの回だけ魚津であるので、楽しみにしています。一般の方も参加できます。天然毒の先生は紺野先生とおっしゃり、センターに在籍の間はこの手のお話を聴く機会がよくありそうです。

平成29年度放送大学2学期単位認定試験終了(2018/01/24&28、物理専門2科目、特別措置対象)。

ヨシダヒロコです。

関東の雪が騒ぎになっていますが、実はこちらもずっと雪です。もし降っていなくても消えません。こっちの人間でさえ「どうなってるんだ」「車が出せない」というような状態です。昼でも気温がマイナスのこともよくあり、路面が凍ってしまうので、この間獣医さんに乗せて行ってもらうのにえらい思いをしました。車が路面の雪の凸凹で跳ねまくるのです。しばらく天気はどうしようもなさそうです。そんな中、試験は予定通りにありました。28日の方はもう夜、8限だったのでこんな感じでした。暗い方がそうです。

 

今は(学部)選科履修生と修士選科生を掛け持ちしてて、キャパ上の理由から後者は今期まで休学しています。物理は無謀にも専門科目『力と運動の物理(’13)』、『場と時間空間の物理(’14)』、『量子と統計の物理(’15)』を一度に取って、3科目目は提出課題のところで時間が足りず出せませんでした。最近になって確認してみると3/10点だったので(試験期間中なら出せなかった課題でも次に備えて解答を確認できます)、どのみち無理だったと思います。力と運動は5点、場と空間は4点で通りました。

この3科目は順番に取った方が絶対良いです。1学期に『初歩からの物理(’16)』『物理の世界(’17)』『力と運動の物理(’14)』の放送を見ていたのですが、最後が難しくて。高校の時も物理力学に泣かされたっけと。力と運動=力学で難しいと思ったのは放送を5回くらい見直しているはずです(ちなみに『初歩からの物理』が難しい人には『自然科学はじめの一歩(’15)』というのがあります。主な理系科目を少しずつ扱っています)。一度に3教科は大変と思いタイムラグ作ったのにやはり大変でした。嚙めば味が出るスルメのような教材(印刷・放送とも)と今は思っています。

放送教材と呼ばれる教科書は遅々として読めませんでした。1月になってイレギュラーなことが起こりすぎて正直体調が読めなかったこともあります。特別処置は、病気や障害などがある人が事前申請で少し広いスペースを与えられ、多少の融通が利きます。ベッドでの受験も可らしいです。わたしは試験の際にいざというときのために水と薬の持ち込みをお願いしました。ただ、就学上の問題はまだありそうだし、試験の時も明らかに障害があるように見えないので、2回の試験で試験官が手伝ってくれることにばらつきがありました。放送大はそういう措置の必要な人が多いと聞いています。他大学ではどうなんでしょうね。学習センターでは今日反省会をするんだそうです。わたしは、過去アカハラに遭ったことを前もって受講科目の先生に伝えておくべきか迷っています。

力と運動は多分5名ほど、場と空間は2名(わたしも入れて)の受験で、皆が様々な科目を同時に試験します。うちの学習センターでは自然科学系人気ないらしいです。

勉強の話に戻ると、Web質問箱の使い方も慣れていなくて、質問を連発して先生を困らせてしまいました。教材中の文献について聞いたおかげで分かったこともありますけれど、質問にどの程度答えるかは先生の裁量によると本部で聞きました。

試験については、『力と物理』はあと1問ほどで落ちたのではと思っています。4択マーク方式10問で、過去問に似たような問題はありますがよく読むと微妙に言葉が変えてあって選択肢が逆の意味になっていることがあります。先生の方針で解答は出していないのでどこかで文句を言っている人がいましたが、膨大にある式を抑えて概念的な理解を問うている問題だと思います。出題内容は印刷教材に大体書いてあることなのは本当です。

授業内容ですが、宇宙の話が好きなわたしには、『力と物理』の放送で3回くらいはやぶさ特集をしたり、印刷教材にもロケットの速度があったり、ダークマターの話をするときに重要なビリアル定理が出てきたりしたのが楽しかったです。力学の定理を使った木製のおもちゃを作っている作家さんを紹介し、まるまるそれが放送になったことも(剛体のところ)。ドリフトやサイクロトロンも面白いものがあるもんだと。実験や手作り「おもちゃ」もありますし。

『場と空間』は電磁気学と場の理論の科目です。『力と物理』の最後頃テンソルが現れ、『場と空間』の終わりの方の印刷教材は特殊・一般相対性理論の概念を紹介しながら計算はずっとテンソルだったので、今後慣れないとな、と思っています。偏微分とダイバージェンスやローテーションの基本的な計算は復習もして何とか準備しました。いろんな大学で作っているオンライン教材も参考にしました。『力と運動』では印刷教材を読み込めなかったので、4日後の『場と空間』の試験では2日かけて印刷教材を通読しました。突発的トラブルさえなければ、これまでの放送大の試験での反省点からノートもきちんと作りたかったのですけれど。まだ勉強は続くのでこれからやります。

『量子と統計』は実験とかあまりできずに、もう何語ですかというものが目の前で展開されていくのです。ディラックが「ブラ」「ケット」というものをシャレで作ったという話は面白かったかも。たまにニュートリノなど出てくると見知らぬ人の中で知り合いに会ったようでした。

ちなみに先生方はみなファラデーを非常に尊敬しているという印象を持ちました(出身大学は違う方もいるけど東大系)。英国まで行ってロケしたファラデーの手書きノートなども『物理の世界』で見ました。授業時間は45分、実際は40分くらいなので時間が足りないと先生が口を揃えておっしゃってますね。

『入門微分積分(’16)』も印刷教材欄外にある通り必要なので、1学期に印刷教材も買ってざっと見ましたけど、なかなか問題解くまで到りませんでした。『入門線型代数(’14)』も同じくです。両方もうちょっと真面目にやらないと。数学・物理は手を動かしてナンボなんですが、何も書けないと辛いですね。

今後は放送大の教材もやりますが、力学の問題演習系で思い当たる本もあるのでそのうち。問題演習をすると「なるほどー」となることに気がついたので。

もうすぐ出願期間で、来期は最低『量子と統計の物理』が再試験としてあるし、他に数学を取ろうかなどと迷っています。録りためたものはいろいろあるので見るかも。院は語学系の予定。面接授業は病気のペットがいるため隣県までになりそうです。

放送大学面接授業『宇宙を見る新しい目』(東京大学国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構 鈴木洋一郎特任教授、富山SC、2017/11/11~12 )(追記あり)。

ヨシダヒロコです。

昨日学部の物理専門科目3科目中2科目の提出課題を出しました。『量子と統計』は出来も悪かったしギリギリ間に合いませんでした。この量子は全然意味の分からないことが画面の目の前で展開していくのですが、よく見るとニュートリノ振動や素粒子には関係があります。まあ、少しずつゆっくりやります。

そんな訳で、少しずつ溜まっていたネタを書きます。

今回お星様の話が沢山あったので、ハッブル宇宙望遠鏡のページからクレジットがあればかなり自由に使える写真をダウンロードしてきました。Creative Commons 4.0で使えます。個人使用も可でしょうね。壁紙に「かに星雲」使っています。これはオリオン座ですが、次にニュートリノでの超新星爆発観測があるとすればオリオン座にあるベテルギウスの可能性が高いのです。

https://www.spacetelescope.org/images/potw1109a/

Orion’s lesser-known nebula takes centre stage

Orion’s lesser-known nebula takes centre stage,    Credit: NASA, ESA and Allison Loll/Jeff Hester (Arizona State University). Acknowledgement: Davide De Martin (ESA/Hubble)

さて、この面接授業は去年は『ニュートリノとダークマター』という題でしたが、同じ先生で毎年やっているようです。去年富山学習センターに電話で聞いたら、先生の意向としてはなるたけずっと授業したいとのことでした。題名が変わるとずっと学籍がある人も毎年受けられますし。わたしは去年は共修生でした。院にもパートタイムで籍があり、今の物理の山が終わったらフルの院生になるべく出願できないかなーと思っています。

鈴木洋一郎先生(ニュートリノ研究者にはには最低もうひとり鈴木先生がいらっしゃいます)、カミオカンデ、スーパーカミオカンデで太陽ニュートリノの研究をし、その後XMASSでダークマターの研究をされていました。宇宙線研究所長、神岡施設長、XMASSの実験代表者もされていました(XMASSは昨年度まで)。

10月だったか、XMASSが観測をやめるとかどうとかネットで騒ぎになったので、その質問もしたくて行きました。あと、陽子崩壊とかCP対称性の破れとかを証明するのにハイパーカミオカンデを作りますよという話が追加になるだろうから新しい話も聞きたかったですし。意表を突かれたのは、先生の夢だそうですが、陽子崩壊のための海底測定装置という構想でした。

今回、前の席にいた受講生が先生の著作を持っていたおかげで存在を知ることができました。最後に書籍情報を貼ります。

ちなみにわたしは神岡にも近い富山在住で、SK(スーパーカミオカンデ)関係などの行事が富山でも行われることがあるのでニュースにもなりますし、普段から研究者さんのTwitterなど眺めています。何か見たような景色や食べ物が流れてくることも。鈴木先生のお話を聞くのは3回目で、1回目はサイエンスカフェでした。

9:45~16:45くらいまで、2日間ずっと(素粒子)物理の話+宇宙の話なので、まず数式全くダメとかいう人は少し厳しいかも。先生も「(文系理系という日本にしかない言い方は嫌いだけどとおっしゃってました)文系の方手を挙げて」と聞いてみたり、難しいといわれて難易度を落としたり、予備知識のない人が聴いて分かる授業にされたいみたいでした。

ただ、わたしも数学が前苦手だったことを逆に生かして高校生とか教えていたことがありました。時間をかければ分かってくれる子もいたけど、数式アレルギーがあるなどの苦手な人だったら2日では難しいかも……。とはいえ、最初のサイエンスカフェのとき、わたしは参考図書になっていた小柴先生の易しい本だけ読んでいって(下に挙げます)、鈴木先生のお話の内容を理解したわけではないけどなんだか楽しく、今思えばあれがファーストコンタクトでした。

数式や提唱された仮説など小難しいことは前回よりずいぶん減っていました。およそ1日半でニュートリノ、半日でダークマターでした。ダークマターの割合が減って、質問に時間をかけて、特に最後には「改善点はないですか、次回のために」とまで質問されているのに、「参考図書があったら」などと建設的なことや、「やはり難しかった」と言う人はごくわずかで、残りの沈黙している人にはなんか言って欲しかったです。

わたしは質問したい事情があるので去年と同じく聞きたいことは質問させて頂きました。前回と同じく、こういう話が好きな人は質問して食いついてました。まあこんなことを言ってますが、わたしだって鈴木先生のお話を3回、神岡施設長の中畑先生のお話を2回、梶田先生は1回聞いて、今回でニュートリノ振動をこうやってこうやって証明したとやっと合点がいきました。ですが、だからニュートリノに質量があると言うためには量子力学が必要で、そこをまだ理解していません。

  • 重力波の話はちらほら先生の話に出ていました。マルチメッセンジャー天文学にダークマターが関わることはないそうです。
  • XMASSの話は教えてくださいました。スライドには「中止」とあって、手短に言えば内部では色々あるのではとわたしは解釈しました(詳細は省きます)。今回、こんな時なのにXMASSに触れている時間があまりなかったみたいで、授業後施設名を知らずに帰った人も。大事な施設だろうに、その辺の話を先生の方ではもっとしたかったのでは?と勝手に思いました。

わたしは昨日まで東京に行っていて丸ノ内線に乗る用があったので、一部で噂のSKグッズ(ノートなど)を大学生協行って買ってきたかったのですが、用事が押したので無理でした。そっか神岡に行けば近いじゃんとも思いましたし。何でそこまでと思われるかもしれませんが、今のところそういう話が好きだから、にしておきます。

参考図書になると思われるもの。この新書は講義内容と似てますね。

わたしが初めて読んだニュートリノの本。結構感動しました。ジュニア向けですし易しい部類に入るかと。

小柴先生の教え子で、梶田先生、中畑両先生の恩師である戸塚先生の本。去年再販されました。ざっくばらんに語っているようなその語り口がいいです。鈴木先生も、今回の授業で事故が起きたSKが再建できたわけを質問されてお話ししてましたが、当時所長だった戸塚先生が結構(たしか半分くらいとか)アメリカの研究者を入れていたおかげで、アメリカのお役所からも「再建せよ」と言われたんだそうです。

来年はどんなことが進んでいるか、ダークマターの行方も気になりますがなるたけ行きたいです。
(2017/12/01 14:45追記:帰りのバスターミナルで、東北在住の若いグアテマラ人カップルが隣にいました。彼らはこのアーティストの来日講演を聞きに来ていたそうです。アルバム名、曲のタイトルが”Dark matter”です)

 

平成29年度後期の放送大学(選科履修生入学、修士選科生休学継続)

ヨシダヒロコです。

修士全科生(フルの学生)は受験したかったのですが、8月の段階で学部レベルの勉強(数学・物理)もお金も間に合ってないことがはっきりしたので延期しました。修士は自然環境科学プログラムの物理で受けるつもりです。来年行けるかなどうかな。

学部の物理導入・基礎科目はなんとか自分で番組見て勉強し、専門科目も録画して見ようとしていたけど、力学(力と運動の物理)半分くらいでつまづいたので、えいやっと3科目全部取りました。「場と空間の物理」は電磁気学と相対性理論、「量子と統計の物理」は量子力学と統計力学です。とりあえず1年間の選科履修生で。

入学金入れて4万ほどになったので、そのうち書きますがことし仕事のないわたしにはきつく、何とか払いました。物理だけで大変だし(今期で合格するか分からない)、今期まで大学院は休むことに。

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Excelで作った、2学期の進み具合です。前学期から復習しているものもあって、「暮らしに役立つバイオテクノロジー」や前学期履修した大学院科目「現代生物科学」はその部類です。数学など夏に1回気力がとだえて、最近また再開していますし、何に苦労しているか丸わかりですね。複数回視聴しているのは分からなかったからとか時間が開いたから、赤文字はもっと分からなかったものです。最近は放送教材読まないと、とちまちま読んでいるのですが、物理専門科目はやはり難しいです。

(2017/10/20 1:24追記:物理の3科目と「現代生物科学」以外は自習です)

 

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特別講義では益川・梶田先生のもの(対談で子供の時のことなど話してて面白いです)、セクシャルマイノリティに関する「 「まぜこぜ社会」が世界を変える」などが楽しかったですが、録画した割に見られてません。授業も同じくで、「コンピューターのしくみ」などの元学長さんの授業を受けたかったのにボヤボヤしていて今期最後のようです。ご本人がFBでおっしゃっていたので。録画はしてあるから本だけ買っておきましょうか。

他に、「生命分子と細胞の科学」は学部では一番難しい生命科学系と思いますが、まあまあの難易度。

意外なヒットは「和歌文学の世界」で、和泉式部の回とラストの現代歌人の回が特に好きでした。先生方が歌人ゆかりの場所を旅して見せてくれます。ちゃんと確認してませんがこれも今期で改訂するという話があり(見てませんがネット上にもある募集要項にあります)、ネットでは一般の人でもみんな見られる科目のようです。アプリを使えばスマホやタブレットでも。

面接授業(スクーリング)には近所で行きたいの2つあるんですが、行けるかなあ、です。

#今はダイレクトに仕事に生かそうと思って勉強してはないのですが、翻訳のトライアル受けるときに「○○を勉強してます」と伝えるか履歴書に書いておくと、例えば医療機器で物理の原理的なものが入った設問が来るようです。

平成29年前期放送大学自習科目(その2・文系・外国語など)+障害者などの出願。

ヨシダヒロコです。

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現在(2017/07/03 23:50追記:大学院修士課程)選科履修生を休学中、秋に復学します。何で今期自習になったのかは下に書きました。

平成29年前期放送大学自習科目(その1・物理&数学&天文)。

文系科目も面白そうなのがあったので見ていました。

今日のメンタルヘルス』(魚拓)。去年の前期に大学院科目の『精神医学特論』(魚拓)を取って、わたしはこっち方面の患者ですがよく考えられた授業に感心しました。ブログ内検索で感想がでてきます。同じ石丸先生だったので今回この授業を見てみました。やはり第1回と後半、石丸先生の担当回は引きこまれます。アルコール依存など実際の患者さんの証言が出てくるのは生々しく、ラストの15回は偶然冬に見たのですが、自殺問題を真正面から捉えていて沢山の人に見て欲しい内容でした。その他、毎日に生かせそうだったのは9回のストレス・コーピングでした。

授業を2回担当された筑波大の高橋先生。前に著書を読んだことがあって、そうなのよ!と頷くところ一杯でした。

石丸先生は他に『死生学入門』(魚拓)も担当で、人気らしいですがそのうちと思っています。死生学に少し近い東北大の授業をgaccoで受けました(レポート)。放送大学では2013年度から優秀授業賞というのが作られたそうで、石丸先生は春に授賞したうちのおひとりです。下は大学広報課のFBで写真があります。

https://www.facebook.com/pg/%E6%94%BE%E9%80%81%E5%A4%A7%E5%AD%A6The-Open-University-of-Japan%E5%BA%83%E5%A0%B1%E8%AA%B2-469746383035498/posts/?ref=page_internal#

初歩のイタリア語』(魚拓)。待ち望まれたイタリア語が始まりました。主任講師は村松真理子先生とルドヴィーコ・チフェッリ先生です。最初おふたりとも表情が硬くて大丈夫かな?と思ったのですが、緊張していたようです。ルドヴィーコ先生は淡々と静かな方らしく、ステレオタイプなイタリア人とは大分違います。

スキットの内容は、太郎という日本人男性がイタリア北部をパオラというイタリア人女性(なんでも知っている)に案内してもらったり、名物を作ってもらったりという話です。番組の最後がスキットのNG集でお茶目なのが笑えます。

わたしはNHKや個人レッスンで既に学んでいて、なんとか中級だろうかという感じですけど、スキットの会話に手加減がないため全く初めての人がついて行けたか気になりました。でも実際旅行に行くとあの速さだろうと思います(わたしも何もなければスキット聞き取れない部分がありました)。イタリアの美味しい話がたくさん出てくるのは本当に楽しくて、次は何が出てくるのかと楽しみでしたし、中級編を作って欲しいくらいです。あと2回残っています。文法のあやふやなところが沢山あるので、教材買ってみようと思います。わたしにはちょうど良いレベルだったかも。

今年はこれも勉強中のスペイン語もできたので、次回やってみようかな。

村松先生は翻訳者でもあり、Wikipediaによると宮沢賢治の伊訳や、タブッキという有名な作家(まだ読んでない)の和訳をしているそうです。

イタリア旅行についてはこんな報道も最近出ましたね。

イタリア観光地が悲鳴、客殺到に「もう十分」 ベネチア、フィレンツェ、カプリ島などで観光客制限の動き     (魚拓)

テキストはAmazonがこんな書影なので、下に楽天ブックスの書影貼ります。

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他に遅れながら見ているのは、二河(にこう)先生の『生命分子と細胞の科学』(魚拓)でバイオバリバリです。自分で色々本を読んで勉強してから、去年大学院で生物学を取りました。それでもこの科目難しいことがあります。去年見た総合科目の『暮らしに役立つバイオサイエンス』(魚拓)は先生が酒蔵や醤油蔵に行くようなとっつきやすさがありましたが、復習のため2回見ました。『生命分子(造語だそうです)』も何回か見ることになりそうです。

まだ前期は3ヶ月あるので、メインのものの他にも何か見ると思いますが(気晴らしになる科目が1、2あると全体が進む)、気になっていた『和歌文学の世界』(魚拓)を見始めています。解説が心にしみいるようで、自分が日本人であると実感します。

後期は復学予定ですが、仕事に役立つとか考えず好きなことを基本的に勉強するつもりでいます。たまに我に返って仕事に関係あることに手を伸ばしたくなるのですが、大学院の宇宙系が全科の募集要項で来年からオンラインになると分かったので、後期は今年開講で翻訳の話も入る『異言語との出会い』(魚拓)を考えています。無事受講が始まったらレポートします。

さらに、修士全科履修生(フルタイム学生)になれるか書類を揃えていますが、同じく募集要項を見ていたら見つけた新規科目に人工知能についてのものがあり、『知能システム論』と言います。先生は放送大の大西仁教授。

内容は巻末の簡単な案内によると、「知的情報処理のメカニズムについて、いわゆる人工知能を中心に論じる。計算機にヒトのように知的な情報処理を行わせる研究は、パラダイムシフトを繰り返し、現在ではビジネス、科学、産業、医療等の強力な方法として注目を集めている。技術の歴史的変遷、認知科学、生物学等隣接領域と関連づけて解説し、知的情報処理技術の体系的理解を図る」となかなか多様で面白そうなのですが、オンライン授業なので学生にならないと無理です。これも今後受けられたらいいな。IT方面の知識が弱いので、そこを補強してから。

その下にあった科目も気になるので貼りました。

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全科履修生出願は学部でも院でも、特別措置を必要とする障害者や患者などは院なら本部への連絡が必要です。書類が送られてくるので、記入の上わたしの場合障害者手帳のコピーと脳外科の診断書(頭痛ひどいので)が要ります。それを提出後、出願となるそうです。

平成29年前期放送大学自習科目(その1・物理&数学&天文)。

ヨシダヒロコです。

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なんでタイトルが「自習」なのかというと、わたしは去年から半年間修士課程科目生→1年間の選科履修生でゆくゆくは全科と思っているのですが、今回学部にも出願していてやりくりができず学費を払えなかったのです。今年は仕事の受注状況厳しいですし。なので院を半年休学して、大学院入試受けるなら必要な物理・数学中心に自習してました。仕事に関係あるかというとどうかなあ。やりたいことが見つかったから勉強してるという感じです。

化学で他大学院を中退していますが、物理数学で点数は取れてませんでした。4月からまる3ヶ月やっていて、高校生の時から嫌いじゃないのに点数が取れなかったのが、苦手意識が消えてきました。数学は物理にいるからやってみたという感じです。

まず物理。すべて学部の科目です。

初心者は『自然科学はじめの一歩』(魚拓)がいいかと思います。たまーに見る学生のFBグループで『初歩からの物理』(魚拓)は難しいという声を複数目にしました。自然科学系一般に、「初歩」は難しい人には難しいようです。先生方が物理現象を説明する「おもちゃ」を色々自作したりしているのは専門科目でもそうなんですが面白く、『初歩からの物理』で音楽の楽器の音はどういう風に作られているかという岸根先生の説明がとても分かりやすかったです。アシスタントの岡本さんはサイエンスコミュニケーターのようです。わたしの視聴は次回からアインシュタインが出てきてそろそろ終わります。

1個上の『物理の世界』(魚拓)は岸根先生、松井先生が主任講師で、『初歩からの物理』に少し遅れて見ていました。春の番組紹介で知りました。初歩に比べると式が出てくるのと、科学史的なこと、例えばこの物理学者はどういう生まれでこういう発見をして、というわたし好みの内容をよく取り上げて、先生がイギリスで写真や動画を撮ってきたりしていました。しょっぱなは実物の『プリンキピア』(ニュートン)の登場でしたし。さっき見ていた第10回では電磁気のパートで、エレキギターの原理を簡単な模型を使って実験していて、手が込んだ原理に驚きました。教材は買う予定で、解説が沢山あるのではと予想しています。アシスタントはライフサイエンス系の研究をしていたらしい浜口さんです。『初歩からの物理』よりは難しいけど、スタジオに物理学者の肖像が沢山飾ってあって、壁はブラックなのでシックでかっこよいです。

専門科目で、基本は力学だよねと米谷先生、岸根先生が主任講師の『力と運動の物理』(魚拓)も途中で教材を買って休みつつ5回まで見ました。考えてみるとわたしが物理に高校の時つまずいたのはしょっぱなの力学でした(化学も数学も初めでつまずきました)。それでも数式にめげず見ていると、式展開とか自分ではまだできていないけれど、自然現象をこんな風に記述しているんだなということが分かってきて拒否感がなくなってきました。3科目通して言えることです。

NHK朝ドラの『ごちそうさん』で、め以子の娘のふ久が数学物理大好きな子で、「見えへん力を見ようとしている」などと評されていましたが、今はいろいろ「見る」手段はありますね。

今、新学期の出願期間で先生方出演の科目紹介番組(15分)をやっていて、物理は終わってしまったようなんですが『力と運動の物理』は最近見て、「基本は古典物理学なので、そこを押さえるとその先の量子力学や素粒子物理にも入って行きやすい」だそうです。なのでこの科目はきっちり履修しておこうと思います。教材はかなり力を入れてあるらしく、放送にははやぶさも出てくるそうです。夏休みまでは自習ということで。科目に限らず、放送大はほぼ自習なのだから開講の意図とか勉強の仕方とか聞いておいたらいいと思います。

他の専門科目2科目、『場と時間空間の物理』(魚拓)、『量子と統計の物理』(魚拓)、両方ほとんどDVDに落としてあるので、可能ならこっちも夏休みに自習してみて、後期に履修したいです。2科目くらい合わせたような科目名ですね。院試は10月なんだけど間に合うかな?

今年前期の面接授業は諦めました。天文サークルにお邪魔して一緒に国立天文台に行ってきたからまあいいかと。春にはアルマ望遠鏡のイベント行ったし。学力とお金があれば、岐阜学習センターの『相対性理論と光』を受けたかったのですが、岩波文庫のアインシュタイン『相対性理論』、本文短いのにぱっと見「わたしには早すぎる」と思いました。当日地震ありましたし。

相対性理論といえば、諸先生方の著作にこんなのがあります。いろいろ偉大な物理学者がいると習いましたが、アインシュタインは本になりやすいのですかね。

次に数学です。

石﨑先生の『入門微分積分』(魚拓)、隅部先生の『入門線型代数』(魚拓)、三浦先生の『数学の歴史』(魚拓)。『微分方程式』(魚拓)は自分にはまだ早く、まず入門やってからということになりました。わたしは物理の式を解くツールとして数学がいるので、確か岸根先生だったかと思いますが物理が先で数学は後から付いてくるというようなことをおっしゃっていて、必要と思ったところを勉強すればいいのかなと。微分積分は高校・大学で、線型代数は大学でやって、塾とかで教えていたので微分積分の方が覚えているはずなんですが、微積の方が見直すことが多いです。微積のアシスタントは、気象予報士の榊さんで授業は明るい雰囲気です。線型代数は行列式を変形していくのが、たとえるとテトリスが片付くような爽快感があります。

『入門線型代数』アシスタントの新さんについてですが、こういうエントリ書こうとすると目に入るあまり気分のよくない彼女についてのネットの評判があります。容姿をや好みを気にする恐らく男性のものです。わたしの見る限り、アシスタントには「素人」はおらず、フレッシュさを売りのNHK語学講座とかとは全然話が違います。新さんは他の方とすこし立ち位置が違うので慣れるのに何回か時間がかかりましたが、最後に「こういう風に勉強するといいですよ」とアドバイスしてくれているんだなと。まとめられて「ああなるほど」と思ったこともありました。わたしの感想ですけど。ちなみに分析化学系で論文を複数出していて、研究者なのかもしれません。わりとレアな分野と聞いています。

さて、数学での意外なヒットは『数学の歴史』で、なんとヒエログリフの時代から始まります。アラビア数字がまだないわけです。そこからの歴史で、例えば外国の数学書の翻訳書はとても大事でした。どういう職業の人がが翻訳するかで重視するところが違うので内容が変わってしまったり、タイトルが変わったり。「こんなところに翻訳が」と思って見ています。

数学もまだやる科目があるので、間に合うのかなあ?と思いますが。

最後に天文ですが、ここのみ大学院科目の『宇宙・自然システムと人類』(魚拓)です。この手の話好きなので、去年後期に学部導入科目を見て、今期は大学院科目を見てました。大学院で宇宙系は2科目くらいしかなく、そもそも科目自体少ないのです。宇宙系の話が好きな人には面白い科目です。進歩が速いので、数年のうちに遅れてしまっている部分がありました。

これを後期に取ろうかなと思いつつ今日大学院修士全科生の募集要項を見ていたら、来年の新規開講予定科目など色々予定が書いてあって、この科目は新設のオンライン授業になるそうです。オンライン授業で天文ならやってみたいと思ったので、大学院(休学してたのを復学予定)の後期での履修予定科目を翻訳というか、言葉に関係のあるものに変えました。その2にあと3科目ほど感想を書きますが、そこに加えます。

放送大学大学院29年前期(前期休学&自習、院試準備、面接授業予定、大学院ガイダンスのお知らせ)。

ヨシダヒロコです。

天候が変わりやすくてどうもあきません。何かふらふらしてます。仕事があるので科目ごとの感想は後日に。

今期は還付金遅れで金欠のため更新に間に合わず、学部に入学予定だったのにそれも払えなかったので、間に合わないと分かったところで本部に電話したら「休学したら」と言われそうしました。遅れてきちんと栞とか送られてきました。授業時間表はもらっておくと役立ちますしねえ。

時々見ている放送大生の(元学長が作った→元学長さん、客員教授しながら学生になりました!)FBで、履修科目を表にして管理している人がいたので、今期は物理で院試を受けるかもしれないため(ダメなら来年)物理数学が多いわたしもわやにならないようにやってみようとExcelで表を作りました。こんな感じで、赤は要復習。

仕事が暇だったので、かつてない科目数でも少しは進みました。教科書はいるのだけおいおい買います。

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科目の感想はまた今度。

院試準備には、まず自分は一応理系だけど、専門違いで履修した学科をどこまで遡るかが問題です。微分積分は多分高校の終わりくらいの基礎からやった方が良いようで、線型代数は覚えているところもあるけど入門ともうちょっと難しいのを平行した方が良さそうです。数学を学ぶには両方が必要です。今日『力と運動の物理』の教材を買ってきましたが力学は難しい。とっつきやすいのは『初歩からの物理』とか『物理の世界(一段難しい)』です。ただ、『初歩』が難しいという声があったので自然科学系の初歩の初歩ができています。

他に受講する予定だった大学院『宇宙・自然システムと人類』はなかなか楽しいので、改めて履修するかも。文系科目も入れていろいろ録画を貯めており、『化学結合論』は量子化学つまりほぼ物理なのでもっと勉強してから。

わたしの行きたい面接授業は院試や大学院での勉強、仕事に関連するものが一番になります。

行けたらいいなと思っているのは、岐阜学習センターの『相対性理論と光』(魚拓)。共修生として空きがあって行けるかどうかです。この学科は自習が難しいし、毎年少しずつお題が変わるそうです。

人気で今年は無理だったのが愛知学習センターの『自然の恵み:天然薬物入門』(魚拓)、『PCRによる組換え遺伝子の検出』(実習です。魚拓)です。後者はスーパーカミオカンデ一般公開があるジオスペースアドベンチャーと日程がかぶっています。

大学院は、学力面と(通学制よりは安いけど)入学時の学費面で困っているところ。日本学生支援機構以外の給付型奨学金がありますが(栞にあります)、選考は入学後だそうです。

昨日学務課のFBで見ましたけど入学希望者ガイダンスがあります。1. 岐阜学習センターの講義とかぶること、2. 日本海側に1個もないこと(本部に問い合わせると気づいてなかった)、3. 臨床心理士方面にどうも重点があるようだ、ということで、大学院にいたことがあるし今いる大学院の先生にもこのテーマは何専攻になるかなどを本部を通してすでに質問しているので、もういいやと思いました。

でも行きたい人もいると思うので。早いもの勝ちです。

http://www.ouj.ac.jp/hp/nyugaku/gakuin/guidance.html

魚拓

#素粒子物理方面がお好きな方、益川先生・梶田先生の特別講義が2回で組まれています。どんな学生だったか、部活動などのエピソード、恩師や研究のことなどとても素直で好感が持てる内容です。前期だけで4回ほど放送がありますので、大学HP見てみてください。個人的にはカミオカンデ・スーパーカミオカンデの昔からの写真や映像が保存版だわ、と思いました。

放送大学大学院『現代生物科学(’14)』ぎりぎりの提出課題、単位認定試験 (2017/01/21、02/15成績追記)。

ヨシダヒロコです。

院の科目生 選科生(1年。あと半年。最初に科目生半年で様子を見た)をしながら、もう少し集中する機会を狙っています。結論から言うと、この科目も余韻がよかったです。体調がずっと落ち気味でビデオ見るのが精一杯だったため、印刷教材がどうも読めず、提出課題(試験とも記述式)は本部に聞いて時間指定で宅急便で送る羽目になりました。着々やっていたら15円で送れたのに。

シラバスです。現代生物科学(’14)—生物多様性の理解—    魚拓

魚拓は、何年もして見に来る人がこのブログに多いので。

高校で生物を履修しておらず(理系は履修不可)、自分で大学学部用の本とか仕事に使うため読んだのが中年期になった3~4年前です。今回受けてみて思ったのは、

  • どの学問もそうだけど、生物学は本当に広い。なのでこの科目では「生物多様性」がテーマになっている。
  • 分子生物学(DNAとか)は理解が難しいことをさらっとしか説明してない気がするので、履修前か履修中に別個学んだほうがいいかも。バイオの仕事取ろうといろいろやった時期がありました。
  • 生態学は昔一瞬やってみたいと思ったことがあり、ここで履修できた。植物の種に付いた甘いエライオソームという実があり、それを誰が持っていくのかという研究が特に面白かったです。開けてびっくりな結果でした。
  • 自分が外来種のフェレットを飼っていることもあり(流通しているのはほぼ避妊手術してますが)、ラストのほうの生物絶滅を扱った箇所では、フィールドワークが多そうな先生が講師のほとんどだったし、今の野生動物や植物の状況に心を痛めているのではないかと思いました。生き物が好きなので試験準備しててしんみりしました。

試験は過去問や自習用課題を直前に解いては本を見る、ということに落ち着いたのですが、予想したとおりここから来たか……ってところから出て。提出課題は本を見てもいいから高評価を得るのは比較的楽なんです(手書きで講評がありました)。でも試験は持ち込み不可でぶっつけで分かることを書くしかない場合もあり、終わってから教材を見ると「ああー、これ読んでなかった。こう書くべきだった」とかすごいありました。抜けたところがよく知ってることだったらなお悔しい。平均点が割と低いのもうなずけます。わたしは他の資格試験もボロボロであろうと晒しているので、これも結果が出たら書きます。

(2017/02/15追記:成績出ました。平均点は70点台後半ですが、大体それくらいのBでした。わたしは人から生物をほぼ習っていないのでまあがんばった方かもですが、生物多様性が試験に出るのは当たり前として、ちゃんと印刷教材を読み込んでいなかったため、アミノ酸の化学的性質など化学専攻の人間には簡単なことがとっさに出てこなかったのが残念です。生き物には小さいころから親しみがあって、今回学問という方向から見られたのは今後違う方向から物事を見るよいきっかけだったと思っています)

余談ですが、今夜の『ダーウィンが来た!』で雪虫をやっていて、アリとの共生の様子を雪虫研究40年の研究者さんが初めて目にするシーンがあり、初めて見た!と本当にうれしそうでした。共生習ったなーとちょっと嬉しかったです。

(2017/01/24追記:学部で似た傾向の科目ですが、両方同じ二河(にこう)先生の『生命分子と細胞の科学(’13)』(魚拓)や、今日紹介番組で見た新設の『生物の進化と多様化の科学(’17)』(魚拓)があります。後者は先生が海遊館に出かけたりして映像が多そうですね。分子生物学は楽じゃないので、だいぶいろいろ本を読みました。進歩が早くもう内容が古くなってしまったけど、ブログに書いてあります)

(2017/02/15追記:『自然科学はじめの一歩』という聞き手が篠原ともえさんの科目もあります。理系4科目を簡単に説明というもので、グラフィックが綺麗だし少し見ました。シノラーが本格的な天文少女だとNHKで前に知りました)

こういうエントリ書いているのは院は情報が少ないから。学部も必要があって次はできれば物理・数学をとりたく、院はこれを取る予定。

宇宙・自然システムと人類(’14)  魚拓

後期は、新設の『異言語との出会い(’17)-言語を通して自他を知る-』がいいなと。翻訳にも触れているし、言葉についてとか面白そう。学部では『初歩のイタリア語(’17)』ができ、『初歩のスペイン語(’17)』はリニューアルしてて、自分の初歩を思い出しながらシラバス読むと後者は結構盛りだくさんかも(当社比です)。

自主的に録画している学部科目・特別講義もありますが、また書きます。試験受けてみると理解度が増すので、その中から受けるものも出てくるかも。春で岡部学長が辞めますが、機関紙を見ると国から補助を減らされて減収傾向だそうです。

放送大学学部面接授業『ニュートリノとダークマター』(東京大学鈴木洋一郎先生、2016/11/12~13)。

ヨシダヒロコです。

今は院生選科生で、そのうち自然環境科学プログラムに行こうかなと思っています。富山学習センターは近所ですが、サイエンスカフェとやまで4年前初回ゲストでいらした鈴木洋一郎先生(もう1人鈴木先生がいらっしゃるのでフルネーム)が毎年講義されてるとはずっと知りませんでした。院生は一般と同じ扱いとなるため、3日ほど前に行けることが決まりました。別に構いませんが、単位は出ません。

この日は県外からも色々講義受けに来ているようでした。このブログは技術系翻訳者が勝手なことを書いており、「宇宙線研究所」というタグがあります。まだタグを全部に付けていないのですが、スーパーカミオカンデとかKAGRAとかXMASSとか、アンテナ張っていれば富山は神岡から近くてイベントが多いので、つい記事が多くなってしまったのです。

神岡鉱山で東大が研究していることは知っていましたが、小柴先生の時はちょうど富山を離れていました。地元にいたら祝賀モードが体感できたと思うのですが。その後、4年前からできたサイエンスカフェで宇宙線研究所の先生方がゲストに呼ばれるようになり、もともと星が好きな子供だったのに諸事情で勉強を諦め別の事をした経緯があり、興味を持つようになりました。勢いが加速したのはやはり梶田先生の授賞と、同時に受賞してもおかしくなかった戸塚先生(故人)を同時に知ってからです。

講義の内容ですが、かなり盛りだくさんです。学部の『宇宙を読み解く』を自主視聴していて、他にも宇宙論の授業がある事は知っていますけど、初日6時間ニュートリノで翌日6時間ダークマターというのは少し知識があっても結構ハードでした。1日のスライドが50枚近くあったはずで、ノート取る手がつりそう。ついでがあったときに、本部に「あれは導入ではないのでは」と言っておきましたけれど。多分、ものすごく好きで知識を仕入れている人が数人混じってて、学生のレベルに差があるかもと思ったわけです。

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シラバスです。   http://forests.ouj.ac.jp/ouj-f282/dt-23225.html

魚拓

内容は毎年同じこともあるし変わる事もあるらしく、もちろん研究は進んでいます。「ここまで分かった」ということを差し支えのない範囲で教えてもらえます。先生は最初太陽ニュートリノの研究をし、いまはXMASSという施設(スーパーカミオカンデの隣にある)でダークマターをつかまえようという研究の代表者です(XMASS HPの代表者挨拶)。

先生の印象に残った言葉。個人的に質問したものも入っています。

  • 勉強はひとりの人だけから習ってはいけない。

誰かがある人の本を読んで質問したんですが、人によりいろんな説があるようなので他の人の本も読んで下さいということ。特に理論ではいろいろあるようです(先生は「実験屋」です)。

  • 「ビックバン」はきちんとした科学用語ではない。

ガモフが言い出したそうなんですけど、本来は「宇宙初期」などと言うらしい。よそを見てると、一般向けには使うようですが。

  • 先生たちの研究しているのは素粒子物理学で天文学とは違う。ただ、今は天文学でもすばる望遠鏡天文台など宇宙論的な研究をするところも出てきて、先生たちも天文学から何か持ってくる事がある。
  • 基礎研究大事。明治の政治家は100年先を見ていたのに、今はそんな政治家はいない。例)相対性理論がGPSに応用(調べたらおよそ70年後)
  • 数式は解く必要はない。

(2016/11/28 13:21追記:「ニュートリノを理解するにどんな数学の勉強が必要ですか」というような質問の答えでした。授業通して、物理・数学で出てくるギリシャ文字や化学式的なものは出てきますが、メインではないです)

  • スーパーカミオカンデ一般見学(2016/11/26にあり、補欠で通って行ってきました。そのうちレポート書きます)が決まったが、あれはノーベル賞騒ぎの後に役人たちがやって来て「もっと一般公開せよ」と。もちろん専任の人を置いてくれるなら毎週だって公開したいが、そうでなければ研究者が大変だ(ただ先生はもうオフィシャルには関わっていない)。

最後のは「もし役人に会ったら言っといてください」とおっしゃっていましたが、現在知り合いにいないのでここに書いておきます。スーパーカミオカンデは過去に予算でいろいろ苦労しているので、結果出したからと言って役人に来られても、というのもあるだろうなと勝手に思います。

先生が質問タイムをかなり設けていたにもかかわらず、富山学習センターにあとで質問が山ほど来て大変だったみたいです。自分はなるたけ口頭で済ませ、あとは昨日の一般公開で解決したりヒントが得られたりしたものもありました。分かった気になっていた事がちゃんと分かってなかったと知ったり、不思議な現象が天体で起こっている事を知ったり、手も頭も疲れたけど有意義な2日間でした。

今年は色々逃しましたけど、面接授業には何かの測定装置を見学したり実験したりする実習的なものがあるのが面白く、文系でも興味を引くのがありますね。

11/26のスーパーカミオカンデ一般見学でもらってきたXMASSの折り紙みたいな模型、完成品の写真です。神岡町公民館にて。

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