ヨシダヒロコです。
しばらくメインのエージェントから仕事がなかったので、トライアルなど探しながら、寒くて頭痛に弱ったり、少々心弱くなったりしてました。
昨日から受注が復活してきて、気になっていたトライアル先に受けといて良かったよ、って感じです。午前中はネットを見ながら、頭痛と付き合いながら11時頃まで過ごすことが多いので、朝いきなり案件が入っていて、納期昼までとかだと、小さいものでも心臓に悪いですね。
さて、この話題前から書きたかったのですが、わたしは出来たら「文系」と「理系」を分けないようにしてます。
理由その1:自分の学歴で信用してもらえないばかりか、別の意味での嫌みになりそうで書いてこなかったけど、わたし自身がその間にいるように思うから。わたしが最後にいた工業大も、知られてないけど文系の学部あるんですよ。高校では数学も物理も化学も赤点取りました。「文系に行け」と言われていたらしいです(今はよく覚えてないんだけど、成績がもろそんな感じだったのは覚えてる)。もちろん、だれでも這い上がれるわけではないけれど……。
理由その2:大学生の頃のバイトから始まって30歳くらいまで、ブランクもあったけど家庭教師をしてきました(このバイト、今は流行らないらしい。確かに、まじめにやるほど消耗しますから)。最後は準社員のような感じで。50人くらいの小中高生、ほとんど中高生を見ました。ほとんどが女子でしたが、昔のわたしがそうだったように、数学とかは「落とし穴になるポイント」があるんです。もと落ちこぼれだったわたしは子供たちのいいところを褒め、引っかかりやすいポイントを教えました。それで、数学バリバリまで行かなくても少しは自信を取り戻してくれる子がほとんどでした。理系志望の子でも自信のなさを抱えている場合が多かったです。あと、女の子だからという理由だけで数学・物理・化学ができないなんて思って欲しくないです。
中には受験まで時間がなくてもうどの科目も難しい、という場合もあります。そんな時は教師が得意科目を作ってあげるといいんです。他の科目が引っ張られて伸びてくれることがあります。少なくとも、文系科目だろうと得意科目の自信は付きます。そんなわけで、「文系だから」と諦めるのは早い場合があります。先生と相性が悪くて、っていうのはよく聞きました。難しい年頃だからか、先生のちょっとした一言で自信が出たり引っ込んだりします。大人の皆さんは、その多感な年頃の嫌な思い出を引っ張っていないでしょうか?
そんなわけでわたしは文系・理系の二分法が無駄だと考えるのですけど、「理系でいいな」と言われると、「この人はわたしが理系に行って失ったもの(健康とか、キャリアとか)も含めてそう言っているのだろうか」と深読みしてしまうくらい、変なコンプレックスを持っていたりします。Aboutにも多少書いてあるけど、わたしが小学生の時最初に行きたいと思ったのは音大で、翻訳で初めてお仕事もらったのも音楽ですから!
黒猫亭さんのツイートをば。
理系文系なんて二分法に意味はないけど、何の面白みもない基礎訓練を耐えられるかどうかってのは大きな違いを生むよな。それは文系だろうが理系だろうがスポーツだろうが何でも同じことなんで、理系の学者が文系の分野でも高い見識を持った教養人で能文家なんてことは幾らでもあるのよ。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2014, 11月 9
愚痴に近くなってしまうので、お花の写真で口直しします。
11月の連休に行った富山県中央植物園でのらん展。
11/22(いい夫婦)の日向けに綺麗にラッピングされたコチョウランです。日が過ぎて、売れ残っていたけど。この写真を含めて、改めてレポを書きます。