イタリア語検定準2級5回目受験報告・答え合わせ(2018年秋期10/7実施、10/14投稿直後訂正)(追記あり)。

ヨシダヒロコです。

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答え合わせについては10日に解答がHPに出たのですが(2018/10/14 23:44訂正:準2級については10日のうちに解答に1ヶ所訂正がありました)、大事な持病の薬を皆して1日ほど切らしてしまい、復調したのが今日だったので遅れました。あと今回は台風が直撃かも?という、わたしが2012年に5級から受け始めて初めてのことが起こったので、それも書きます。

まず答え合わせですが、今回ひどい点数だったらどうしようと怖くて付けられず。さっきやってみたら、リスニングは準2級で自分史上最高のはずの91%86%(2018/10/14 23:45:上記解答訂正のため)、筆記は作文除いて59%でした。作文も一応頑張ったんですけど、1年前の筆記の合格点が32点であるのを考えると、作文半分取ればギリギリOKかも。作文は採点者によって点数が変わることがあるらしいです。あとわたしのように字が大きい人には、紙に150ワードが入りません。

筆記のリーディングは研究結果を書いたものでわたしの好みに合いましたが、1問勘違いしてました。その他の筆記は直前になかなか慣れない接続法などの悪あがきをしまして、それがなければもっと悪かったかも。語彙がないと解けない問題もあって困りました。

今、暫定版(確認前)のリスニングスクリプト、リスニング音声が公開されていますので興味のある方どうぞ(16日まで)。

試験前の話をします。台風についてはトップページのアーカイブを取っておいたので、今後秋に台風で困る人が出たら参考にしてください。前日6日の夜から7日朝にかけて、富山から金沢に向かう第三セクター鈍行のあいの風が運休になり、その後も遅れず走ってくれるか不安でした。朝起きて全く問題ないようだったので、もともと予定していた電車で行きました。今回一番まずかったのは北海道でした。

わたしのように持病で水とか持ち込みたいものなどある人は、特にどこにも書いてないのですが受験センターに言ったら後が楽らしいと今回知りました。ただ、現場でも試験官が対応してくれます(今まではそうしていました)。

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試験は例によって1人きりでしたが、今回は別室に1級の人がいたようです。

受験者アンケートやウェブサイトにありましたが、通訳案内士の試験では伊検1級持ってると語学試験が免除になるそうで、アンケートで免除は魅力ですかとか、東京オリンピック・パラリンピックに協力したいですかと質問がありました。わたしにとっては両方関係ないです。

試験後、北國文化センターの下まで降りていったところで語彙など電子辞書を引き始め、隣にイートイン付きのローソンがあるので多少答え合わせをしていました。合っていたところも間違っていたところもありました。


また時間が戻りますが、準備していて直前になり気がついたのは4級や3級の時にノートにまとめておいたことが当然ですが役に立つこと、そしてすっかり忘れてしまっていること。先生にもレッスンの間が空いていることを指摘されています。それに受験記など検定協会で読んでみると役に立ちます。

この本も文法事項をざっと見るのに便利でした。なんなら答えはないけど”Qui Italia”見て少し解いてみればいいですから。活用形の手慣らしになります。本当はこつこつやった方が絶対良いです。

設問そのものは前に検定協会の方に、カチカチに考えなくとも少しなら出してもいいと言われたことがあるのでまた今度(筆記の一部だけ)。問題は持ち帰れます。

録音・録画が溜まるままだったNHKラジオやテレビにもこれでしばし戻れるかな?

(2020/09/20 1:08追記:この後にやっと受かって、今までの成績もすべて総括していますが新しいブログでご覧ください)

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イタリア語検定準2級5回目まであと1週間切りました。

ヨシダヒロコです。

vino rosso italiano

Credit: Adobe Stock

イタリア語関係の人はそれだけ読みに来ると思うので、何度も書いてすいませんが、持病のため仕事や色々を3ヶ月ほど休業して医者の許可の上試験勉強しています。日伊学院の先生も「急に沢山勉強しても身につかないですよ、1日30分ほど」というようなことを言っていたし、今回は日々のタスクは軽いです。ただ春くらいからコツコツやっていて、放送大学の試験で中断して、休んでまたちらほらやってる感じ。確かに今までの試験では追い込みをやった割にすぐ忘れてました。

眠りがうまく取れないことがあるので、最悪欠席することもありえるかもしれません。

教材:

  • Qui Italia 1。2しか 答えがないのでSkypeレッスンで質問。電子辞書引き引きイタリア語で聞いています。
  • 『耳が喜ぶイタリア語』 Part3のラストまで試験前に終わるかなという感じですが、リスニングの方が得意です。繰り返し聞いて、何回目か分かりません。
  • 過去問。3冊うちにあって、4冊目を古本で買いました。古めの過去問はもう覚えてしまっているようなので、新しめのを優先して解きます。1番目の文法をやったからか理解しやすくなったかも?
  • 作文。先生が出してくれて30分とか45分レッスンで答え合わせ。過去問が多いです。ここを間違えると減点でかいよ、という文法事項があるらしいです。近過去(英語でいう現在完了に近い)の動詞をessereにするかavereにするかとか。

過去の勉強については、下や横に試験のタグがありますのでどうぞ。

イタリア語検定って、文化とか(食べ物含む)愛がどうしたとか結構出ます。過去問でおいこれすごいなと思ったのは、花嫁に結婚式1週間前に訳も言わずに振られた男性が、それから毎日別れてからの日をカウントしていることが明らかになる男性の友達同士の会話です。リスニングで。イギリス人の先生には、「もっと実際的なことは出ないの?切符の買い方とか」と言われましたが、バスの乗り方を知らないと解けないリスニングもあります。

そんなわけで、今回は多少リラックスしつつ望めるかもしれません。

 

イタリア語検定準2級、5回目のネット出願とコンテストのお話(2018/08/14出願)

ヨシダヒロコです。

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ここしか読んでない方のために一応書いておくと、持病持ちで疲れもたまっており、先月主治医に「試験が終わったらゆっくり安め」と言われています。10日前までは放送大学の試験に追われていましたので。伊検も受験どうしようかなと迷ったのですが、イタリア語の先生と相談してまあもう一度トライしてみるか、という気になりました。あと2ヶ月ありますし。

準2級は今まで4回落ちていて、確か2回目はあと7点、3・4回目はあと3点だったと思います。前回は試験休みました。

仕事が暇だったのを良いことに、春から放送大の勉強(イタリア語とは関係ない科目がほとんど)をしながら、写真にあるように「まいにちイタリア語」(応用編)を聞いたり、”Qui Italia 1″を解いたり、3級の時に始めた『耳が喜ぶイタリア語』を既に何巡目かでやっています。

Skypeレッスン増やしたいなー、金銭的余裕あるかなという感じです。映画『いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち』の汚い言葉については先生に質問しておきましたので、追記しておきました(リンク)。

初めてクレジット(デビット)カード以外で払おうかと口座にお金を入れておいたのですが、Pay-easyはネットではなくATMでしかできないと知ってそれじゃ出かけないといけなくなり、意味ないじゃないかといつものデビットカードで支払いました。8216円はいい金額ですし、これだけあればいろんな本買えるので、いい加減解放されたいです。まあ自分が受けたくて受けるんですが、こうなったらもう意地です。

ネット出願のところには「期限8/15まで」と書いてあったのに、イタリア語検定本体HPでは「郵送出願は消印8/14まで」となっていて、出願方法により締切が違うのかな?と思いました。金沢会場はまたわたしくらいしか受験者いないだろうから、この辺の本屋さんに願書が置いてあるのも見たことはないんですけどね。

コンテスト情報をちらっと書いておきます。

  1. 日伊学院の翻訳・作文コンテストは今年からなくなりました。去年初めて応募し、出し忘れて終了でした。
  2. いたばし国際絵本翻訳大賞(イタリア語部門)。箸にも棒にも引っかからなかったし、プライベートで色々あって独立した記事にする気にもならず。絵本は詩歌か何かのようで、子供の立場にも立たないといけないし難しいです。今年の募集は多分もうすぐです。

 

昨年の結果発表など(ここに上書きされて今年の課題が出ます)

http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_oshirase/084/084989.html   アーカイブ

去年の最優秀賞が絵本になりました。トマトと女の子の話は可愛らしいというか、かなり笑えます。

http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_oshirase/057/057280.html       アーカイブ

『いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち』を初めてのほとり座で(2018/06/29)(8/14追記)。

ヨシダヒロコです。

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ほとり座ができる前後はいろいろ書いていた割に、行くのがこんなに(2年)遅れました。今までも見たい映画いろいろやってましたけど、映画見にいくこと自体に使えるお金なかったり余裕なかったり。昨年末も『ドリーム』その他東京でジタバタしたあげく見られなかったり。まだ書いてませんが、『ドリーム』はDVDでですけどとても楽しませてもらいました。また書きます。

さて、ほとり座です。総曲輪(そうがわ)通りの向こうへ、電停中町(西町北)のそばを入っていくと繁華街としては寂しいのですが中央通りにあります(総曲輪とも賑わってた時代を知っているので寂しいです)。金沢と同じく、富山も中心部が駅から離れています。モータリゼーションの影響で、今は郊外の方が栄えているでしょう。

しばらく迷って控えめな看板を見つけ、少し遅れて入りました。ライブハウスも兼ねていると知ってましたが、椅子は普通のオフィスの椅子様のもので、大きなディスプレイに向かって20席ほど並べてあります。ワンドリンク制なので、普通の映画館くらいの料金で飲み物ついてきます。ウィルキンソンのジンジャーエール瓶(辛口も)があって嬉しく、迷わず選びました。わたしは服薬している都合でよく水を持ち歩いては飲むので、本当は飲みもの持ち込み禁止のところ、許可を取りました。

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今回の映画はどこで知ったのだったかな。研究員(どうやら教授でなくポスドクらしいですね)が予算出なかったりで頭脳流出したり、合法ドラッグ製造に手を染めたりして警察のご厄介になったりという話で、先月も書いたのですけど3部作のコメディです。監督は長編初めてで大ヒット。今作は2作めです。1作目は日本でDVD化されておらず、今夏イタリア映画祭『Viva! イタリア Vol.4』で上映します。

1作目(原語です)

今作

http://www.synca.jp/itsudatte/

筋は『ブレイキング・バッド』(未見)に似ているそうですけど、前科持ちの研究者たちが専門知識を生かし、「研究員ギャング」として捜査に協力します。1作目のあらましは2作目の冒頭にあったので助かりました。

ある人が「今まで20年以上研究者やってきてこんなに人の役に立ったと思ったことなかった」というようなセリフが泣けたと(多分研究者の方)ツイートしてるの流れてきました。わたしは、辞めた研究員が中華料理屋で働いて仕事に慣れずどつかれたりしてるのが物悲しかったです。

みな必要とされてると知り張り切って、終盤は「その車はやめた方が……」いう不謹慎な「クラシックカー」まで持ちだして(ローマは歴史があるし展示でもしてあったのでは)道路を疾走し、アクションもあるし大活躍します。個人的には不謹慎な「クラシックカー」、よく出したなと思ったけど笑ってしまいました。太っちょの化学専門家は存在感抜群でした。ものがドラッグなので、化学が分かる方はもっと面白いと思います。

「サピエンツァ」という言葉が数回聞こえましたが、ローマ・ラ・サピエンツァ大学が協力している模様です。なんと「協力したよー」と第3作の宣伝とかしてます。

https://www.uniroma1.it/it/notizia/smetto-quando-voglio-un-ponte-tra-il-cinema-e-la-sapienza

あと、日常会話ではこんなもんなの?と思うほど口が悪い。研究者も警察も。cazzo(発音はカッツオ)というのは男性の局部ですが、話してる間にバンバン言ってました。以前、「僕はかつよさんとかそういう名前の女性とは結婚できない」ということを日本在住のイタリア人が本に書いてました。だから映画の中の皆さんはきっととてもお上品なんですね。

聞きにくいけどわたしの先生にも質問しておきますので(そのためにSkypeレッスン入れるかなー物好きだな自分)、気になる人はまた追記を見に来てください。

(2018/08/14 19:32追記:やっとレッスン受けました。昔この単語は放送できなかったんだけど、今では全くどこでも流れているらしいです)

富山では上映期間もう終わるし、都市部ではほぼ終わってるし、早く書いておこうと急ぎました。久しぶりに映画館に行って楽しかったです。今月ほとり座は少し改装してカウンターやレジは1階になるとか。あと学生証を持っている大人(放送大学とか)も学割効きます。

パンフにはイタリアの研究者の日本と似てるように読める現状なども書いてあり、『旅するイタリア語』で音楽や映画のコーナーを持っている野村雅夫さんなども文を寄せています。

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あと、チラシの裏も。

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ほとり座、ちっちゃいけど長く続いてほしいです。少し離れたMax Theaterも上映するものが違うので、お互いに映画好きなお客さんがたくさん来てほしいですね。

2018年前半『まいにちスペイン語』『まいにちイタリア語』応用編。

ヨシダヒロコです。

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上の白いテキストは太いんですが、昔出ていた再放送向けテキストで、下で出てくる中矢先生&マルコ先生の教材が載っています。

予告していた通り書きます。

今年春から、英語のビジネス英語2つと一緒に『まいにちイタリア語・スペイン語』にも戻ってきました。TVの『旅するユーロ』も今度はドイツ語・フランス語もDVDにアーカイブ化していまして、ディオールの特集で香水の話が出てきてやったーと思いました。テレビのフランス語以外は去年も見ているので復習ですが、色々手を出しすぎて、遅れ気味で進んでいます。

ラジオはテレビと比べるとちょっと難しいのですが、わたしはイタリア語・スペイン語4級くらいまではこれや本で独学しました。それ以降はどこかで習わないときついです。ラジオの特に応用編は名講義が多く、今でも例えばイタリア語のリッカルド・アマデイ先生のディクテーション講座などは調べてこのブログにくる人がいます。

今はリアルタイムでも録音がしやすくなりました。らじるらじるをかっちり予約録音してくれたりするソフトがあります。再放送も聞き逃したら1週間遅れでHPに音源がでます。テキストや音源(CD、CDダウンロードチケット)は11ヶ月間くらいしか売らないので、逃したらフリマサイトでも狙うしかありません。今のうちはNHK出版でテキストの立ち読みができるので、遅れたけどという方は今のうちに。

 

まず、『まいにちイタリア語』応用編は、4~6月まで毎度おなじみ花本知子先生と複数のイタリア語の先生で、『イタリア語☆翻訳工房』です。4月最初はあの中島敦が南方の戦線から家族に送った手紙という渋いものから始まります。家族思いなところが泣けます。もう1本は、ユーモラスな昔の伊丹十三のエッセー。どうやったらちゃんとスパゲッティを食べられるかと大真面目に書いているのが可笑しいです。それを1レッスンで4文くらいイタリア語に訳します。わたしはイタリア語訳どころか日本語訳もまだまだ勉強してからね、と先生に言われていますが、語彙や訳し方の面で「なるほどー」と思うところが多々ありました。5月になってからはだいぶ難しいです。6月は『吾輩は猫である』です。

夕べやっと気がつきましたが、巻末連載にピノッキオの対訳があります(テキストがあれば音声も聞けます)。

7月からは『古代ローマ幻想散歩』(中矢慎子先生&マルコ・ビオンディ先生)で、このコンビは名前を覚えています。今手元にテキストがあるのは、”Salotto di Gastronomia”(2011)というイタリアの食についてのシリーズです。毎回すごく美味しそうだった覚えがあり、イタリア語学ぶ上で美味しそうな話は外せません。以前は写真にあるように『アンコール まいにち○○語』というテキストが出て、放送も別にあったのですよね。

スペイン語は大楠栄三先生の『スペイン文学を味わう』で、1ヶ月8回で1つのお話の概略を学びます。4月はファリャが曲にもした『三角帽子』、5月は『ペピータ・ヒメネス』、6月は『ウリョーアの館』です。言葉が少々古いところもあるので最初は大丈夫かと思ったのですが、対訳を見ながら楽しめるようになってきました。5月までは男女のごたごたがどうした、みたいな話です。でも話の先が気になるんですよね。スペイン語の方はこれで1年行くのかな?歴史的背景のお話もあります。

巻末連載コラムには、立岩礼子さんの『旅先のヒロイン』などがあります。

テキストの中で他とかぶっているものは売ったりしましたが、大事なものは10年以上前のものからまだ取ってあります。読みものとしていいかも、と思ったりしています。

2018年初夏、最近のスペイン語とイタリア語。

ヨシダヒロコです。

Caffè con cornetti freschi

Credit: Adobe Stock     うっかり1年サブスクリプションを契約してしまいました。

何か自分に合う(内容、単価)翻訳仕事ないかなーと探しながら、待ってる間相変わらずさまざまなことを勉強しています。

去年末の時点では、うちのお兄ちゃんフェレットの病気がどこまで持つか分からなかったのですが、あれから2ヶ月で旅立ってしまいました。まだ妹いたちがいて、検査の結果超元気なので試験受けに行ってもたぶん問題はありません。

西語・伊語に関しては、イタリア語検定準2級はそんな事情や、試験試験で疲れていたのもあり1回お休みしました。スペイン語のDELEはここからだと2泊3日、最低新幹線やバスなどで2,3時間かかる場所に行かないといけなくて、去年も諦めました。

今、イタリア語は日伊学院のSkype授業で答えをチェックしてもらいながら、“Qui Italia”の上巻を夜中にゴソゴソやっています。答えとされる”Soluzioni”を取り寄せて分かったんですがあれは下巻用でした。上巻に解答はありません。今、前にもやった上巻の半分近く来ましたでしょうか。結構書かせるパートもあるので良い勉強になります。あと、何回も話に出てますけど『耳が喜ぶイタリア語』ももう何巡目か分からないくらいです。また少しずつ聞いてます。今までも書いてきたように他の問題集もイタリア語で持っています。

10月に5回目の準2級を受けるつもりで調整しています。文法が難しいのでどうなりますか。

スペイン語は『スペイン語力養成ドリル2000題』をやっています。間接目的語と直接目的語の連続するときに、両方が3人称だったら間接目的語がSeになるというの、その理屈が分かりました。各章のドリルの前に文法説明があり、コンパクトだけど弱点になりやすいところが書いてあります。大問1問ボロボロだったら、できるだけ間を置かずに復習するようにしています。

DELEはお財布の状況にもよりますが、昨日別の用で行ってみて電車の路線などがもっと移動しやすくなっていた名古屋で、今まで落ちていたレベルから1段階簡単にしてA2を受けられるよう、パソアパソのレッスンも増やして努力してみます。DELEは体力勝負のところもあるし、普段からきちんと書いたり喋ったりできるようにしておかないとですね。新潟も試験地ですが、県が長いのでここからだと意外に不便なのです。

春から『まいにちイタリア語』『まいにちスペイン語』応用編も、元々見ていた『旅するユーロ』に加わって聴くようになりました。ラジオ・テレビ講座は根強いファンがいるのでまた別に書きます。数年前までラジオを基礎編から聞いていました。ラジオのイタリア語は6月まで翻訳講座、スペイン語はスペイン文学で解説がどっちにも付くので面白かったです。この辺はまた機会を改めて。

今年のイタリア語検定、DELEは控えめの予定。

ヨシダヒロコです。

どうもイタリア語を勉強しているイメージが人には強いようですが、時間差でスペイン語を先に始めています。もう15年ほど前にNHKのTVを見始めましたが、実はスペイン語に最初に出会ったのはハタチにもならない頃でした。もっと大人になってから、似た言語なのを知っているので時間差で始めました。で、似ているので結局まだ苦労しています。

churros with a cup of hot chocolate on a table. Horizontal

チュロス。– Adobe Stock

両言語とも2012年だったか2011年くらいから試験を受け始め、将来的には英語に加えて訳せたらなと思っていました。なかなか道は険しく、2012~2013年頃から何らかの形で語学学校で1対1、またはSkype参加・通学教室での勉強をやって来て、翻訳にはまだまだという感じです。ただ単語単位の翻訳なら役に立ってはいます。

イタリア語検定はずっと受けてきましたが3級から苦労し始め、昨秋準2級をあと3点で落ちたことでちょっと疲れが出ましたし課題も見えました。体調を見ながら3級程度の”Qui Italia”に戻ってやっています(先生の勧めでもある)。

スペイン語検定は3級をBで落ちたのが結構前で、DELEはB1を2回、メタメタに落ちました。加藤伸吾先生の『スペイン語力養成ドリル2000題』をこれも様子見ながらやり直しています(2012年のブログ記事)。2つの言語でふらふらしていたわたしは、初手からこんがらがっていることがよく分かりました。文法教えてもらっているSkypeレッスンの先生(スペイン人)も、それはいい是非やってみて、だそうです。加藤先生は新しい本が出てますが、すぐに手は付けられそうではないです。講義形式で面白そうだし、声の片方はマルタさんらしいですね。そのうち買おうっと。

(2018/06/12 23:40追記:上のSoluzioniは”Qui Italia”上巻の答えが載っていないことが判明しました。上巻は自習用ではないそうです)

今年ですが、イタリア語検定については秋までに基本から見直せたらいいなと思っています。準2級で終わりにするつもりです。DELEは今年A2を受ける気でいたのですが、県外で2泊3日になることから、病気の看護をするペットがいるわたしには難しいかもしれません。小動物なので悪くなるときはガタガタッと行くので。イタリア語検定の日は、いつも試験で行けなかった植物園のラン展に行けるかも。

スペイン語はなるたけお金作ってイスパニカに戻ります。今は翻訳講座はないけど、前に「新聞を読もう」を受けたかったことがあって。単発でいろんな先生の授業があるし、Skypeで受けられたらそうしたいなと。代表者の方が亡くなったことは知っていました。

ここ3日ほど予定がダンゴになっていましたが、身体が付いていかないので富山市での落合シェフのトークのみにしました。食もれっきとした(しかも楽しい)文化ですし、面白くあちらでの様子を聞かせてもらってきました。またそのうち書きます。

2017年を振り返り(仕事・勉強編)。

ヨシダヒロコです。

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作ったスワッグにイタリア語の教科書を敷きました(何となく……)。

 

今年の仕事はとにかく低調だったけど、勉強したことが生きるような収獲もありました。仕事がなかったらラッキー休み!にはならず、何が自分には足りないか分析したり強みになるものも作らないといけません。

2013年くらいから物理というか宇宙物理方面が面白いなと思い、2016年(だったよね?)に放送大学に入ってから半年ほどして物理を専攻したいと思ったんです。電車に乗っていてぱーーっと書きたいことが出てきて乗り過ごしてしまいました。富山や石川で乗り過ごすとエラいことになるんですが。

体調が悪すぎた年がここ2年ほど続きましたが、今年は比較的体が動いたし積ん読も多少は崩せました。今年後期で大学では物理を3教科履修し、2科目で試験を受けられることが昨日分かりました。とても難しいのですが、受かってくれることを祈ります。

物理を勉強すると、ものが動くとは何かとか、電気とはこんな風になっているなどの基礎的なことから入るので、医療機器の原理のトライアルってわりと多いんですけど、合否にかかわらず助かりました。もともとそういう目的で履修したのではないのですが。トライアルは沢山受けました。あと、登録年数から考えて絶対仕事を回してくれなさそうなところ、例えばMT絡みなどで考えの合わないところとは関係を切りました。

翻訳についての本も読み、日英に少しだけ自信が付きましたし、自分はどういう方向に行くべきか考えました。

MOOCのCourseraで米国を中心とした現代詩の勉強もしています。日本のgaccoでは、東北大2講座(memento moriとオーロラ)修了に続き、東北大(東日本大震災の教訓を活かした実践的防災学へのアプローチ)と北大(CoStep)1講座ずつ申しこみました。

他言語の勉強では、かなり頑張って受けたイタリア語検定準2級に2回連続であと3点で落ち、少し息切れしたようです。1月は放送大単位認定試験で潰れますし。先生が今年最後の授業で言われたことをよく理解してないので詳しくは来年に持ち越しですが、レベルを少し落とした”Qui Italia”(写真中にある)で文法をおさらいすることになりそうです。試験は秋まで延期かな。試験にしても、将来的に翻訳するにしても文法からは逃げられないし、わたしは結構穴が沢山あるので。

そういえば、初めてイタリア語で絵本(注:翻訳)のコンテストに出しました。

スペイン語は、DELEをお休みしました。近所にはなく遠征しなくてはいけないのできついですし。今年はB1でボロボロな落ち方を2回しているので1つ落としてA2で受ける予定です。今年から先生が変わって文法をよく教えてもらっています。バレンシアの方です。イタリア語もスペイン語も、過去形1つ取っても複数ありますから面倒です。レッスン増やしたいなと思うんですがさあどうなるか。加藤伸吾先生の『スペイン語力養成ドリル2000題』も再びちょくちょくやるつもり。そんなこと言ってる間に先生の新刊でましたけど。

英語の学校には全然行けなくて残念でした。

課外活動的なものでは、仕事に直接関係あるもので大きかったのが翻訳祭。その前にエージェント訪問したりイタリア語の通学レッスンを受けられたことも含め。ブースでいつものコーディネーターさんの素顔も見られ、その後仕事が楽になったと思います。直前に山グッズの仕事を無茶振りしたとちょっと申し訳なさそうでしたが、いやわたしに当たってよかったです(山は経験ないに等しいけど好きなので)。自分が10分とはいえ登壇者になったことも今後に生かしたいです。あとは春にテリーさんの翻訳チェックのJTFセミナーに行きました。

サイエンスカフェとやまには結構行って、「原子っちゃなんけ」、「変光星」、「iPS」(金沢の聞イテミル・考エテミル!?とCiRA共催)、「重力波」(飛騨)、「育種」などでした。

講演会では山中先生らのもの(高岡)と、「夢のたまご塾」というティーン向け合宿講座(飛騨)の後ろに座って梶田先生の講演も聞きました。高岡のものは内容の紹介に関していろいろ制限がかかっており、面倒な思いもしたため、全く書いてません。惜しかったのは双極性障害を研究している理研の加藤忠史先生が金沢に来られたのを見落としたことでした。

博物館などでは、大阪市立科学館のイベントで朝のアルマ望遠鏡をライブ中継で見て、春の東京では英国自然史博物館展、放送大学のサークル見学でみんなで国立天文台に行きました。春、東京ではバベルの塔とか色々やってましたが何であんなに混んでるんでしょうねえ。断念しました。

来年の抱負などは体調次第なので一昨年くらいから書いてないのです。仕事関係の人間関係でいいことも辛いこともありました。影響力のある人は、仕事にSNSを活用することを紹介するときに、これは役に立つけど向こうにいるのは人間なのでしんどいこともある、と初心者には一言添えた方が親切なのでは、と思ったりもします。

ともあれ、1月のお出かけ予定は何から始まるかまだはっきりとはしてないですが、去年くらいから興味が増している詩歌にまつわる本や写真集なども今後ここで紹介できたらと思います。あ、これは趣味に近いのかな。でも書いといたらカメラとかの仕事来ないかな。

今年はあと1本、プライベート面での出来事を振り返って終わります。

いたばし国際絵本翻訳大賞(2017年イタリア語)向けに絵本を探した話(訂正あり)。

ヨシダヒロコです。

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11/30締め切りだったこのコンテスト、上京する用があったのでコツコツ仕上げて27日には投函できるようにしましたが、上京する道すがら地元の中央郵便局が時間が遅すぎて閉まっていて、結局東京まで運びました。

訳出に当たって、絵本関係は全く初めてなのでまず文体、と思い絵本はいろいろ読みました。最終的には課題関係なく自分が幼い頃に読んだものを眺めて「きれいだなあ……」となっていました。課題書は3~4才向けなので、そういう絵本を探してみると書き方が分かります。アメリアのコラムが色々あるらしいので1本読みました(英語向けですけど)。コンテストの講評を読んでおかなかったのは手落ちでした。姪が小さかったときどんな風に話していたかなとリアルな言葉遣いを心がけ、語尾にも気を使いました。小さな子が話している割には文法が難しかったり探しきれない表現や単語があったりしました(まだ自信がない)。

ここに挙げた他に日本人が書いた3~4才児向けも読みましたが、話は素敵だけど絵が惜しいなあと思ったので挙げません。結果的に全部翻訳書になりました。ミッフィーはこれが初めてになり、年齢ごとに別れているのですが、ブルーナ氏は晩年は下のようなテーマを書いていたらしい。第1作を読むと大分違います。Eテレ『グレーテルのかまど』でブルーナの特集を見て知りました。

『スイミー』は今はバイリンガルで出ているのは知りませんでしたが、原文も訳文も詩のようで、短いけれど訳しにくそう。必要な場合には谷川俊太郎さんは言葉を補って、でも世界観が壊れないようにしていました。それにしても、わたしが読んだのは教科書だったので絵本だと絵が美しいこと。ほれぼれでした。

あとは幼いときに読んだものですが、最初の2冊は多分教科書でです。自分の中でキツネのイメージがよくなったの、この絵本たちの影響もあるのでは。新美南吉って旧仮名遣いで書いていて、宮沢賢治と並ぶほどの人だったのですね。黒井健さんの絵は、故やなせたかしさんの雑誌『詩とメルヘン』でよく見かけていて好きでした。投稿詩にイラストレーターが絵を付けるのですが、雑誌の版が大きいので迫力がありました。Wikipediaにはその後『詩とファンタジー』になり、やなせ氏の死後年2回発行になったとあります。有名な話なので、いろんな絵で出ているそうです。このシリーズからは賢治の絵本も沢山出ています。
この絵本、モノクロの絵が素晴らしくて引きこまれるんです。もともとわたしが好きな話をイギリス人が翻案したもので、字が多くて小さい子には向きません。恋の神キューピッド(エロス)と人間の娘プシケーの愛の話ですが、訳者あとがきも素晴らしい。恋はひとを「お馬鹿さん」にしてしまうもので、キューピッドは矢で自分を傷つけてしまうし(矢が当たるとその後見たものを好きになってしまう)、「お馬鹿さん」なプシケーは「これをしてはいけない」という昔話でよくあるお約束を破ってキューピッドの信頼を失ったとき、身を投げようと何回もしながら、「お馬鹿さん」と助けられながら色々努力します。この人と思ったらひたすら一途な姿がいじらしく、こういう2人はもう神話の中にしかいないのではないか、打算だらけの現代には存在しないのではないかと思うのです。
まあ少なくともわたしには関係ない話でしょうね。でも、この絵本を始め気に入ったものは少しずつ買いそろえたいです。他には同じ出版社で『ねむりひめ』も読みました。

イタリア語検定のネット出願者向けに点数の発表です。準2級のこれまで4回分の成績(2017/11/15)。

ヨシダヒロコです。

今回の結果では、作文の点数が落ちてしまったのが残念でした。たぶんこれまでで一番書いたので。なにか重大な間違いやったんだろうなあ。点数は前回に続きあと3点でした。惜しいところで落ちたのだろうことは分かっていたので、もう次回に気持ちは向いています。

来月出願が始まるので申しこむつもりです。それにしてもLinea diretta1bの解答が行方不明なんですが……。

前のエントリで書いた用事で上京するときに、日伊学院にも寄るつもりです。クリスマスパーティーは残念ながら行けませんが、楽しそうですね。

下の成績は2016年春期から始まり、4回連続です。何か参考になるところがあったらどうぞ。

 

2016-primavera-pre2

2016_2_Italia

risultato_2017primavera

resultato_2017autunno