イタリア語検定準2級、5回目のネット出願とコンテストのお話(2018/08/14出願)

ヨシダヒロコです。

IMG_20180813_212322_Fotor

ここしか読んでない方のために一応書いておくと、持病持ちで疲れもたまっており、先月主治医に「試験が終わったらゆっくり安め」と言われています。10日前までは放送大学の試験に追われていましたので。伊検も受験どうしようかなと迷ったのですが、イタリア語の先生と相談してまあもう一度トライしてみるか、という気になりました。あと2ヶ月ありますし。

準2級は今まで4回落ちていて、確か2回目はあと7点、3・4回目はあと3点だったと思います。前回は試験休みました。

仕事が暇だったのを良いことに、春から放送大の勉強(イタリア語とは関係ない科目がほとんど)をしながら、写真にあるように「まいにちイタリア語」(応用編)を聞いたり、”Qui Italia 1″を解いたり、3級の時に始めた『耳が喜ぶイタリア語』を既に何巡目かでやっています。

Skypeレッスン増やしたいなー、金銭的余裕あるかなという感じです。映画『いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち』の汚い言葉については先生に質問しておきましたので、追記しておきました(リンク)。

初めてクレジット(デビット)カード以外で払おうかと口座にお金を入れておいたのですが、Pay-easyはネットではなくATMでしかできないと知ってそれじゃ出かけないといけなくなり、意味ないじゃないかといつものデビットカードで支払いました。8216円はいい金額ですし、これだけあればいろんな本買えるので、いい加減解放されたいです。まあ自分が受けたくて受けるんですが、こうなったらもう意地です。

ネット出願のところには「期限8/15まで」と書いてあったのに、イタリア語検定本体HPでは「郵送出願は消印8/14まで」となっていて、出願方法により締切が違うのかな?と思いました。金沢会場はまたわたしくらいしか受験者いないだろうから、この辺の本屋さんに願書が置いてあるのも見たことはないんですけどね。

コンテスト情報をちらっと書いておきます。

  1. 日伊学院の翻訳・作文コンテストは今年からなくなりました。去年初めて応募し、出し忘れて終了でした。
  2. いたばし国際絵本翻訳大賞(イタリア語部門)。箸にも棒にも引っかからなかったし、プライベートで色々あって独立した記事にする気にもならず。絵本は詩歌か何かのようで、子供の立場にも立たないといけないし難しいです。今年の募集は多分もうすぐです。

 

昨年の結果発表など(ここに上書きされて今年の課題が出ます)

http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_oshirase/084/084989.html   アーカイブ

去年の最優秀賞が絵本になりました。トマトと女の子の話は可愛らしいというか、かなり笑えます。

http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_oshirase/057/057280.html       アーカイブ

Advertisement

2018年前半『まいにちスペイン語』『まいにちイタリア語』応用編。

ヨシダヒロコです。

2018-06-17 22_Fotor

上の白いテキストは太いんですが、昔出ていた再放送向けテキストで、下で出てくる中矢先生&マルコ先生の教材が載っています。

予告していた通り書きます。

今年春から、英語のビジネス英語2つと一緒に『まいにちイタリア語・スペイン語』にも戻ってきました。TVの『旅するユーロ』も今度はドイツ語・フランス語もDVDにアーカイブ化していまして、ディオールの特集で香水の話が出てきてやったーと思いました。テレビのフランス語以外は去年も見ているので復習ですが、色々手を出しすぎて、遅れ気味で進んでいます。

ラジオはテレビと比べるとちょっと難しいのですが、わたしはイタリア語・スペイン語4級くらいまではこれや本で独学しました。それ以降はどこかで習わないときついです。ラジオの特に応用編は名講義が多く、今でも例えばイタリア語のリッカルド・アマデイ先生のディクテーション講座などは調べてこのブログにくる人がいます。

今はリアルタイムでも録音がしやすくなりました。らじるらじるをかっちり予約録音してくれたりするソフトがあります。再放送も聞き逃したら1週間遅れでHPに音源がでます。テキストや音源(CD、CDダウンロードチケット)は11ヶ月間くらいしか売らないので、逃したらフリマサイトでも狙うしかありません。今のうちはNHK出版でテキストの立ち読みができるので、遅れたけどという方は今のうちに。

 

まず、『まいにちイタリア語』応用編は、4~6月まで毎度おなじみ花本知子先生と複数のイタリア語の先生で、『イタリア語☆翻訳工房』です。4月最初はあの中島敦が南方の戦線から家族に送った手紙という渋いものから始まります。家族思いなところが泣けます。もう1本は、ユーモラスな昔の伊丹十三のエッセー。どうやったらちゃんとスパゲッティを食べられるかと大真面目に書いているのが可笑しいです。それを1レッスンで4文くらいイタリア語に訳します。わたしはイタリア語訳どころか日本語訳もまだまだ勉強してからね、と先生に言われていますが、語彙や訳し方の面で「なるほどー」と思うところが多々ありました。5月になってからはだいぶ難しいです。6月は『吾輩は猫である』です。

夕べやっと気がつきましたが、巻末連載にピノッキオの対訳があります(テキストがあれば音声も聞けます)。

7月からは『古代ローマ幻想散歩』(中矢慎子先生&マルコ・ビオンディ先生)で、このコンビは名前を覚えています。今手元にテキストがあるのは、”Salotto di Gastronomia”(2011)というイタリアの食についてのシリーズです。毎回すごく美味しそうだった覚えがあり、イタリア語学ぶ上で美味しそうな話は外せません。以前は写真にあるように『アンコール まいにち○○語』というテキストが出て、放送も別にあったのですよね。

スペイン語は大楠栄三先生の『スペイン文学を味わう』で、1ヶ月8回で1つのお話の概略を学びます。4月はファリャが曲にもした『三角帽子』、5月は『ペピータ・ヒメネス』、6月は『ウリョーアの館』です。言葉が少々古いところもあるので最初は大丈夫かと思ったのですが、対訳を見ながら楽しめるようになってきました。5月までは男女のごたごたがどうした、みたいな話です。でも話の先が気になるんですよね。スペイン語の方はこれで1年行くのかな?歴史的背景のお話もあります。

巻末連載コラムには、立岩礼子さんの『旅先のヒロイン』などがあります。

テキストの中で他とかぶっているものは売ったりしましたが、大事なものは10年以上前のものからまだ取ってあります。読みものとしていいかも、と思ったりしています。

いたばし国際絵本翻訳大賞(2017年イタリア語)向けに絵本を探した話(訂正あり)。

ヨシダヒロコです。

51AESlNOQKL._SX378_BO1,204,203,200_

11/30締め切りだったこのコンテスト、上京する用があったのでコツコツ仕上げて27日には投函できるようにしましたが、上京する道すがら地元の中央郵便局が時間が遅すぎて閉まっていて、結局東京まで運びました。

訳出に当たって、絵本関係は全く初めてなのでまず文体、と思い絵本はいろいろ読みました。最終的には課題関係なく自分が幼い頃に読んだものを眺めて「きれいだなあ……」となっていました。課題書は3~4才向けなので、そういう絵本を探してみると書き方が分かります。アメリアのコラムが色々あるらしいので1本読みました(英語向けですけど)。コンテストの講評を読んでおかなかったのは手落ちでした。姪が小さかったときどんな風に話していたかなとリアルな言葉遣いを心がけ、語尾にも気を使いました。小さな子が話している割には文法が難しかったり探しきれない表現や単語があったりしました(まだ自信がない)。

ここに挙げた他に日本人が書いた3~4才児向けも読みましたが、話は素敵だけど絵が惜しいなあと思ったので挙げません。結果的に全部翻訳書になりました。ミッフィーはこれが初めてになり、年齢ごとに別れているのですが、ブルーナ氏は晩年は下のようなテーマを書いていたらしい。第1作を読むと大分違います。Eテレ『グレーテルのかまど』でブルーナの特集を見て知りました。

『スイミー』は今はバイリンガルで出ているのは知りませんでしたが、原文も訳文も詩のようで、短いけれど訳しにくそう。必要な場合には谷川俊太郎さんは言葉を補って、でも世界観が壊れないようにしていました。それにしても、わたしが読んだのは教科書だったので絵本だと絵が美しいこと。ほれぼれでした。

あとは幼いときに読んだものですが、最初の2冊は多分教科書でです。自分の中でキツネのイメージがよくなったの、この絵本たちの影響もあるのでは。新美南吉って旧仮名遣いで書いていて、宮沢賢治と並ぶほどの人だったのですね。黒井健さんの絵は、故やなせたかしさんの雑誌『詩とメルヘン』でよく見かけていて好きでした。投稿詩にイラストレーターが絵を付けるのですが、雑誌の版が大きいので迫力がありました。Wikipediaにはその後『詩とファンタジー』になり、やなせ氏の死後年2回発行になったとあります。有名な話なので、いろんな絵で出ているそうです。このシリーズからは賢治の絵本も沢山出ています。
この絵本、モノクロの絵が素晴らしくて引きこまれるんです。もともとわたしが好きな話をイギリス人が翻案したもので、字が多くて小さい子には向きません。恋の神キューピッド(エロス)と人間の娘プシケーの愛の話ですが、訳者あとがきも素晴らしい。恋はひとを「お馬鹿さん」にしてしまうもので、キューピッドは矢で自分を傷つけてしまうし(矢が当たるとその後見たものを好きになってしまう)、「お馬鹿さん」なプシケーは「これをしてはいけない」という昔話でよくあるお約束を破ってキューピッドの信頼を失ったとき、身を投げようと何回もしながら、「お馬鹿さん」と助けられながら色々努力します。この人と思ったらひたすら一途な姿がいじらしく、こういう2人はもう神話の中にしかいないのではないか、打算だらけの現代には存在しないのではないかと思うのです。
まあ少なくともわたしには関係ない話でしょうね。でも、この絵本を始め気に入ったものは少しずつ買いそろえたいです。他には同じ出版社で『ねむりひめ』も読みました。

イタリア語検定2017年度秋期、合格者の受験番号ネット発表。準2級4回目不合格(2017/11/02)。

ヨシダヒロコです。

panettone1

N i c o l a via frickr. NicolEttone 2013 – IMG_0440, CC BY 2.0
https://www.flickr.com/photos/15216811@N06/11278804803/

題名でもう言ってしまったけど、3日になった今FBグループで発表があったと見て結果確認してみました。ギリギリで落ちるかもと思っていたらやはりそうだったらしい。

準2級に受かるまでは受験を続けますが、検定一筋も疲れたので翻訳にシフトします。いたばしの絵本の翻訳して、どれだけできるか分からないけど、日伊学院のSkypeレッスンで来月くらいに伊日翻訳の勉強を始める予定です(文法などは今まで通りGiovanni先生)。英日、日英は仕事として経験があり、西日も過去に通いましたが(2017/11/03 11:32追記:東京まで通学と、行けないときはSkypeの翻訳講座)文法が苦手で今ひとつでした。なので伊検で文法を強化しようとしていたのですが。

あと1回で受かりますように。あと、今年はパネットーネ買うぞ。できたらイタリアもの。

第24回いたばし国際絵本翻訳大賞(英語受付終了、イタリア語受付中)(申し込み2017/08/24~10/31まで)。

ヨシダヒロコです。

この間のイタリア語検定準2級は、先生とのSkypeレッスンでの答え合わせの結果、ギリギリで作文が基準に達してないかもと言われました。まあそれならそれでまた頑張るしかないのですが、気分を変えたくなりました。ちなみに持病もあり、試験後3日疲れて寝込みました。今は受かってなければ試験は試験でやって、翻訳もやりたいなと思っています。英日医薬翻訳ももう1つは通信講座受けたい(受けないと仕事取れないと思う)ので、お金ないのに困っていますが。

今年は日伊学院の翻訳コンテストを提出しそびれてしまい残念で、なにかやってみたかったのでこれ。英語部門もあるんですが、受付は終了したそうです。絵本は字数が少なく難しいので英語翻訳でも避けていました。でも英・日では詩歌の勉強も趣味を兼ねて最近していますし。何より絵本のあらすじが気に入りました。

51AESlNOQKL._SX378_BO1,204,203,200_

https://www.amazon.it/Sogni-doro-pomodoro-Elisa-Mazzoli/dp/8897870899

画像はAmazon.itからです。

コンテストのHPよりあらすじを引用します。トマトが嫌いというのが面白い。そういう人あの国にいるのかなあ。著作権的にはどうかなという写し方をした本のページがネットにあって、見た場所の解釈があっていればかなりこのアニータちゃんは面白い子です。

イタリア語部門

書名SOGNI D’ORO POMODORO」

:Elisa Mazzoli

:Cristina Petit

トマトを食べたくないと泣き叫ぶアニータは、食べるまで戻ってきたらダメ!と、トマトを持たされたまま、ママとパパに食事のテーブルから追い出されます。お腹はすいているけれど、絶対にトマトは食べないと固く誓い、パパとママの気が変わるのを待ちながらトマトと遊び始めると・・・。

©2016 Francesco Brioschi Editore srl

エントリーにお金がかかりますが、絵本代も結構あるようです。取り寄せると高いですからね。板橋の絵本館はボローニャに関係があるらしく、ああいう静かな街で勉強してみたいと思ったりしてます。もう申しこんだので、お金は明日払います。本がなくなったりすると早く受付終了するそうです。

出版などの翻訳経験があるとNGですが、わたしは下訳のみで名前は出たことないので大丈夫でした。

応募要項は以下の通り。

http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_oshirase/084/084989.html  魚拓

申し込みの時点でわざわざブログに書いているのは、情報提供の意味もあるし、身体が弱いため細かく体調調整をしているので、ここに書くことで自分が頑張れるよう追い込むという理由があります。

おそらくイタリア語(翻訳も含む)学習中の人が見てるんじゃないかと思いますので、絵本は結構難しいのですがいかがですか?