2017年を振り返り(仕事・勉強編)。

ヨシダヒロコです。

2017-12-23 15_Fotor

作ったスワッグにイタリア語の教科書を敷きました(何となく……)。

 

今年の仕事はとにかく低調だったけど、勉強したことが生きるような収獲もありました。仕事がなかったらラッキー休み!にはならず、何が自分には足りないか分析したり強みになるものも作らないといけません。

2013年くらいから物理というか宇宙物理方面が面白いなと思い、2016年(だったよね?)に放送大学に入ってから半年ほどして物理を専攻したいと思ったんです。電車に乗っていてぱーーっと書きたいことが出てきて乗り過ごしてしまいました。富山や石川で乗り過ごすとエラいことになるんですが。

体調が悪すぎた年がここ2年ほど続きましたが、今年は比較的体が動いたし積ん読も多少は崩せました。今年後期で大学では物理を3教科履修し、2科目で試験を受けられることが昨日分かりました。とても難しいのですが、受かってくれることを祈ります。

物理を勉強すると、ものが動くとは何かとか、電気とはこんな風になっているなどの基礎的なことから入るので、医療機器の原理のトライアルってわりと多いんですけど、合否にかかわらず助かりました。もともとそういう目的で履修したのではないのですが。トライアルは沢山受けました。あと、登録年数から考えて絶対仕事を回してくれなさそうなところ、例えばMT絡みなどで考えの合わないところとは関係を切りました。

翻訳についての本も読み、日英に少しだけ自信が付きましたし、自分はどういう方向に行くべきか考えました。

MOOCのCourseraで米国を中心とした現代詩の勉強もしています。日本のgaccoでは、東北大2講座(memento moriとオーロラ)修了に続き、東北大(東日本大震災の教訓を活かした実践的防災学へのアプローチ)と北大(CoStep)1講座ずつ申しこみました。

他言語の勉強では、かなり頑張って受けたイタリア語検定準2級に2回連続であと3点で落ち、少し息切れしたようです。1月は放送大単位認定試験で潰れますし。先生が今年最後の授業で言われたことをよく理解してないので詳しくは来年に持ち越しですが、レベルを少し落とした”Qui Italia”(写真中にある)で文法をおさらいすることになりそうです。試験は秋まで延期かな。試験にしても、将来的に翻訳するにしても文法からは逃げられないし、わたしは結構穴が沢山あるので。

そういえば、初めてイタリア語で絵本(注:翻訳)のコンテストに出しました。

スペイン語は、DELEをお休みしました。近所にはなく遠征しなくてはいけないのできついですし。今年はB1でボロボロな落ち方を2回しているので1つ落としてA2で受ける予定です。今年から先生が変わって文法をよく教えてもらっています。バレンシアの方です。イタリア語もスペイン語も、過去形1つ取っても複数ありますから面倒です。レッスン増やしたいなと思うんですがさあどうなるか。加藤伸吾先生の『スペイン語力養成ドリル2000題』も再びちょくちょくやるつもり。そんなこと言ってる間に先生の新刊でましたけど。

英語の学校には全然行けなくて残念でした。

課外活動的なものでは、仕事に直接関係あるもので大きかったのが翻訳祭。その前にエージェント訪問したりイタリア語の通学レッスンを受けられたことも含め。ブースでいつものコーディネーターさんの素顔も見られ、その後仕事が楽になったと思います。直前に山グッズの仕事を無茶振りしたとちょっと申し訳なさそうでしたが、いやわたしに当たってよかったです(山は経験ないに等しいけど好きなので)。自分が10分とはいえ登壇者になったことも今後に生かしたいです。あとは春にテリーさんの翻訳チェックのJTFセミナーに行きました。

サイエンスカフェとやまには結構行って、「原子っちゃなんけ」、「変光星」、「iPS」(金沢の聞イテミル・考エテミル!?とCiRA共催)、「重力波」(飛騨)、「育種」などでした。

講演会では山中先生らのもの(高岡)と、「夢のたまご塾」というティーン向け合宿講座(飛騨)の後ろに座って梶田先生の講演も聞きました。高岡のものは内容の紹介に関していろいろ制限がかかっており、面倒な思いもしたため、全く書いてません。惜しかったのは双極性障害を研究している理研の加藤忠史先生が金沢に来られたのを見落としたことでした。

博物館などでは、大阪市立科学館のイベントで朝のアルマ望遠鏡をライブ中継で見て、春の東京では英国自然史博物館展、放送大学のサークル見学でみんなで国立天文台に行きました。春、東京ではバベルの塔とか色々やってましたが何であんなに混んでるんでしょうねえ。断念しました。

来年の抱負などは体調次第なので一昨年くらいから書いてないのです。仕事関係の人間関係でいいことも辛いこともありました。影響力のある人は、仕事にSNSを活用することを紹介するときに、これは役に立つけど向こうにいるのは人間なのでしんどいこともある、と初心者には一言添えた方が親切なのでは、と思ったりもします。

ともあれ、1月のお出かけ予定は何から始まるかまだはっきりとはしてないですが、去年くらいから興味が増している詩歌にまつわる本や写真集なども今後ここで紹介できたらと思います。あ、これは趣味に近いのかな。でも書いといたらカメラとかの仕事来ないかな。

今年はあと1本、プライベート面での出来事を振り返って終わります。

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2017年海外向けクリスマスカード出しました。

ヨシダヒロコです。

ごく近所には海外向けに使えるのあまりないかもと、金沢に行ったついでに11月から探し始め、11月末に上京したときに伊東屋で最後の2枚、写真上段のリース柄を買いました。片方はなんと寿司のリースです。伊東屋では「和柄」「洋柄」と分けてあるのが便利でした。考えてみれば、富山にもある紀伊國屋にもカード多いかも。郵便局にもありましたが少し気に入らなくて。雪景色っぽい白いカードは毎年1枚は買っていますが、和の景色の中にミニミニサンタさんが沢山います(年末にはこういうエントリ書いていて、過去にもミニサンタさんカードの写真貼っています)。

今年お仕事なかったけどエージェント2社+友達(元・子供の頃からの文通友達)1枚+スペイン語学校(Skype)の先生2枚で、英語とイタリア語学校は国内なので年賀状です。南米が1通あったので、ちゃんと着くように先週のうちに出しました。郵便事情いいところなら1週間くらいで、まだ間に合うのでは。

先方に好みを聞いてみると、和柄の要望しか聞いたことありません。縁起物柄などは”the lucky items in Japan”などと説明しておくと喜ばれると思います。写真ではむしろ年賀状のようなものも日本語が入っているものもありますが、日本語の文字(特に筆文字)が先方には珍しいようで、表紙が日本語でもメッセージ自体は説明入れて外国語で書けば良いのではないかと。相手から日本語をわざわざ手書きで書いてきてくれたのは誕生日だったか、クリスマスだったか。

毎年このことは書いていますが、いつの頃からか”Season’s Greetings”がMerry Christmas”の代わりに表に入っている場合が多いです。相手の宗教が分からないかららしいですが、相手がひとりでクリスチャンと思われる時は”Merry Christmas”にしましたし、どちらかというと表の文句より図柄重視です。

切手には溜めてあった記念切手を色々使ってほぼなくなったので、また買いに行かなければ。切手が着物の形など和のものがあります。写真は「理研100周年」で、物理好きの社長さんがいるエージェントに、ニホニウムの核分裂を描いたものを貼りました。普段から30円、10円も買ってあります。

年賀状は準備してますけど、来年1月半ばだったかになると10円上がるそうですよ(詳しくは郵便局HPにあります)。早く出しておこうっと。昨日ドラッグストアのポイント5倍デーで混んだ中買い物していると、年末が来た実感がありました。何か成し遂げたような気はあんまりしないけど、もう1年終わるのですね。

初参加の第27回翻訳祭にて仕事面とプライベート面での収獲、今後の課題。

ヨシダヒロコです。

もう10日ほど経っていますが、スライドは予告通りさっさと上げましたよということで。

翻訳祭はずいぶん前から知っていましたが、2泊くらいになるから金銭的にとか、近い時期にスペイン語の試験が重なったとか、あと後で書く理由でなかなか行けませんでした。8月に、あるあまり良くないきっかけがあって、それを吹き飛ばしたいのもありミニ講演会に手を上げました。あれは某雑誌(片方の出版社としかおつきあいしてないのですが)にいちど突っ込んで聞かれたことがあるネタで、分子生物学は鮮度が大事な話ですので、出版社さんに断った上で申し込んで枠に通りました。

去年よりメンタルな調子はマシでしたが、正直直前まで冷や冷やでした。世間を騒がせた猟奇的な殺人事件などあるとこちらの精神状態もよくないです。あと天気が変わりやすく風邪を引かないかが心配でした。今年は受注が低調なため障害者割引で夜行バスだったのですが、帰りはぐっすりでしたね。初めてバスタ新宿を発着に選びました。ホテルは結局会場隣の駅の1泊にしたんですが、中国と関係があり(関係団体が入っている)、着いたなり中華バイキングの朝食がよかったです。中華はあまりないですよね。

直前までいたばし絵本コンテストや放送大学の課題(両方30日締め切り)でバタバタして、28日朝に着。

2017-11-28 12_Fotor

  1. うちの近所ににないものを見にデパートへ。もう少し足りなかった海外向けクリスマスカードを買う。
  2. 新宿御苑でコンビニおにぎり。
  3. 電車に乗ってエージェント訪問。
  4. いつもはSkype授業のイタリア語の先生と初めて対面授業。
  5. 水道橋でプレゼンの練習。

2.は15年ほど前の、元夫絡みのため曰く付きの場所で、足が遠ざかっていたところでした。だだっ広い芝生の上、中国人の小さな男の子2人とパパが楽しそうに遊び、ママは知り合い?と話している光景がほのぼのしました。

3.は1時間半話し込むという非常に刺激的だった訪問だったのです。コーディネーターさんがぶっちゃけで来られたのでわたしもそうしたんですが、よかったのでしょうかね。AI絡みの生き残り方の話があり、なるほどと思いましたし、学生時代にした実験とか研究室の伝説とか(『動物のお医者さん』的な)、英語の聞き取り能力などが質問の中では変わっていて、ユニークな会社でした。時間が押してしまったのですが、4.の先生は幸い時間が空いていて「翻訳やるならもっと勉強しないと」と具体的に何年くらいと時間を挙げました。はい、そうします。

とにかく今回の東京は暑かった。ライナー付きの冬コートで行って、夜だと数度しかない富山から東京に着いたらライナー外してそれでも暑くて。マフラーは要らず、薄いストール入れといて良かったです。その翌日は最高気温の予報が18℃だったのですがね。うちを出てから知りました。

翌29日。いい天気で、寝坊はしなかったのですがミニ講演会演者の集合時間にアルカディアまでたどり着くのに5分遅れました。暖かいというか暑いのになんでか温かめのワンピースに持ってきたローファー。トラブルもありましたが、何とか終わって同じ枠で話した人と放心状態でした(プレゼンは別途2発言にあります)。わたしが言いたかったことは「勉強の仕方」みたいなことです。小難しいこと言ったかもしれないけど、バイオ(分子生物学)近辺が分からないという人を特にターゲットにしたつもりで、基本的にはコツコツやるしかないということですが、少しは分かるようになってわたしも自信は付きましたよ。

 

もうこの日は「行って喋るのが目的」だったので、やってみたことで「次にこんな機会があるとしたら(ネタを変えて)課題ができたな」という感想がありました。聞きたい話もあったんですがそれは2の次でした。

お昼には翻訳会社などのブースも回りました。2社+memoQ(予定が合えば30日のセミナーに出るつもりだった)で、1社はいつもやり取りしている外国人のコーディネーターさんでした。ビジネスライクに英語で打診してくる方なのですが、素顔はと言うと、もちろん日本語で、しかも間に「めっちゃ」「めっちゃ」が入りまくりの、関西弁にしたいけどここは東京なのでなんとかこらえているような言葉で、プライベートなお話まで出てきて、ここでもぶっちゃけ合戦になりました。ちゃんと仕事のお話もしましたけど。

午後1の村井さん×伊皿子さんの出版翻訳のお話は並んで入って、途中まで聞いて後ろ髪引かれながら自分の専門に近い話に移ったのですが、やはり村井さんのところにいた方が「おもろかったのになー」と思います。すいませんいい加減な関西弁で。下訳で少し出版には関わったことあるので。スライドはシンプルで、例えば持ち込みが通る基準については「面白いか   もうかるか」みたいに書いてあるのが身も蓋もなく可笑しくて。いや、間違ってないんですけどね。

ラストの第4セッションは何と午後6時までで辞書の話。LogoVistaとかLogophileや、Webと一緒に引く系の辞書ソフトについても聞きたかったなと思いましたが、大学の先生に電子辞書やCD-ROMの辞書を研究されてる人がいるのね、と。せっかくのお土産データを、そのままバタバタ帰ったのでダウンロード期限が過ぎてしまいもらいそびれましたが、いつかご本を読んでみたいです。

セッションが終わる頃には精根尽きて(大袈裟ですけど)いるだろうと思ったのですがやはりそれに近かったので、残念ですが交流会はキャンセルでよかったです。そのままホテルにとって返し、汗拭いてジーンズに着替えて帰途につきました。バスタ新宿はコンビニも広い待合室もあり、長々待つことができるので東京駅鍛冶場より使いやすいです。

 

 

収獲というのは懐かしい方に会えたり声をかけてもらったり、比較的最近知り合った方だけどしばらくぶりの方、特に地理的に距離がある方に会えたり、他にも自分の中での人付き合いの心残りをいろいろ解決できた日でした。元夫が翻訳者であるため今でもややこしいことになっていると思い込んでいたし、現にその時の後遺症について(2017/12/09 20:54追記:元をたどればすべて元夫にたどり着きます)まだ治療中なのですが、今の状況はあまり気にすることはないと分かって拍子抜けするやらどっと疲れるやら。でもまあ少しは前を向けるかもしれません。

課題はというと、ことし翻訳について書かれた本を多少読んで思ったこともありこれから書いていきますが、今後自分がもうちょっとマシな翻訳者になるにはどうするということを考えています。最近英訳で少しトライアルに通るようになったり、アメリアトライアルで評価が上がってきたのでそっちも頑張ろうかと思っています。

来年の翻訳祭には、とりあえずFBページに「いいね!」を押しておきました。5月のスペイン語試験で京都か名古屋かと考えているのですが、ホテルは滋賀というオプションもあるようですね(結構近いらしい)。

それでは、当日半袖ワンピースで「汗かくし」と走り回っていた方を始め、実行委員の皆さん、そしてボランティアの皆さん、大変お疲れ様でした。

Marieさんの手帳本『ちいさなくふうとノート術: ごちゃごちゃの頭を整理して楽しく暮らす私のノートの使い方』『「箇条書き手帳」でうまくいく はじめてのバレットジャーナル』でバレットジャーナル実行中。

ヨシダヒロコです。

すでに多少人に薦めたのですが、手帳のなかなか続かないわたしが10月13日(15日に始めたけど2日遡った)から、ミドリの自由日記帳が使えずにいたのを約2ヶ月、76pも既に使っています。

Twitter知人のMarieさんが書き、サンプルのみ持っていたKindle本『ちいさなくふうとノート術: ごちゃごちゃの頭を整理して楽しく暮らす私のノートの使い方』を10月に買って、確か下のピンクの本はもう出ていましたが、Kindle本を参考にまず日記というか、日々のタスクをつけ始めました。

そのあとで『「箇条書き手帳」でうまくいく はじめてのバレットジャーナル』を買いました。ピンクの可愛い表紙ですが、苦手な人は外すと水色になります。レイアウトが見やすく美しいです。余白が多めなのですが、何か見ているだけで心がすっきりするような。挿し絵や緑の透明なマーカーで強調してあるのもきれいです。

使うノートは何でもよく、この時期だと「手帳もう買ってしまった!」という人もいるかもしれませんが、わたしはこれが終わったらやはり余っている無印のA5くらいのノートにするつもりです。それが終わったら読者プレゼントにもなったドイツのロイヒトトゥルムを試してみるかな。まあ何でもいいのです、ノートは。Marieさんは仕事用と家庭用のノートを使い分けているそうです。

下のリンク先はドット方眼ブラックになっていますが(わたしの好み)、無地などもあるしカバー色は豊富です。ただアマゾンで売れているのかただ今高値になっています。

書くことは今日やることの箇条書きが基本で、わたしは日付や天気、天気の感想(寒いとか暑いとか)、余ったところに続けるようにしているちょっとした運動(歩いた、ヨガ2ポーズ、筋トレなど)、余白に1日の感想を短く書いたり書かなかったり。タスクを見てると1日何やってたか分かりますから。Webサービスでタブレットアプリと同期できるTodoistというのを使ってましたが、終わったタスクが見にくいのが悩みでした。そっちは無料版にしてタスクを組むだけにし、できたものを前日か当日にノートに写しています。

わたしもMarieさんと一緒で、いろんなことをやろうとするんですが実はうまく管理できないんですよね。そういう人には参考になる本だと思います。

参考になったところ(ほとんどまだ手つかずだけど)

  • 語学学習など継続的にやる場合、つなげたマスを作ってできたら日付と共に塗りつぶしていく
  • ざっくり家計簿。ざっくりでないとできないし、よくカオスになってます。
  • 5分でできること(掃除など)
  • 旅行の持ちものチェックリスト。この間の上京で使いました(Evernoteに作る)
  • コーピングリスト。頭の中にぼやっとあっても今まで文書化していなかったのです。
  • 体調管理表。上のリストと共に、わたしのような双極性障害などの患者にはいいのではないでしょうか。

仕事が立て込んだら、仕事用のも作ってみたらいいかもしれません。タスク入れすぎるわたしは、少し加減が分かってきたかもしれません。

最後に、プレゼント応募で出したツイートから、わたしの手帳をお見せします。

第27回翻訳祭ミニ講演会『専門外から生物・バイオ系を武器に ~メディカルの基礎にも』資料(2)書籍情報など(2017/11/29、アルカディア市ヶ谷)。

ヨシダヒロコです。

さて、プレゼンで出てきた書籍情報+αです。

<プレゼンには出てこなかった本>

第2版を読んだのですが、なかなか大変でした。今は新版が出てます。

仲野先生つながりで、本屋で中身を見ました。期待してます。

文庫になっていてお求めやすいです。話し言葉で研究人生を語ってくれています。

過去ログです。なかなか進まない本は、複数のエントリにある場合があります。

「マンガでわかる最新ポストゲノム100の鍵 」読み始め。
投稿日:

「マンガでわかる最新ポストゲノム100の謎」レビュー。
投稿日: 2013/01/19

「基礎から学ぶ生物学・細胞生物学」ようやっと読了&今後の予定。
(今は第3版が出ています)
投稿日: 2013/12/04

富山県中央植物園春の蘭まつり&「青いコチョウラン作出秘話」(2014/03/01)。
投稿日:

岩波科学ライブラリー「エピジェネティクス入門 三毛猫の模様はどう決まるのか」を2回通読。
投稿日: 2014/03/13

『理系なら知っておきたい生物の基本ノート 生化学・分子生物学編』は文系にもお薦め。
投稿日: 2015/06/18

『新版 絵で分かるゲノム・遺伝子 DNA』再読。
投稿日:

今さらですが『山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた』を読んでみた(2015/07/26)。
投稿日:

バイオのトライアル合格&再度トライアルについて。
投稿日:

放送大学大学院『現代生物科学(’14)』ぎりぎりの提出課題、単位認定試験 (2017/01/21、02/15成績追記)。
投稿日:

岩波新書『エピジェネティクス』ようやっと読了。

『遺伝子は、変えられる– あなたの人生を根本から変えるエピジェネティクスの真実』読了。
投稿日: 2017/12/25

『ゲノム編集の衝撃 「神の領域」に迫るテクノロジー』読了。
投稿日: 2017/12/27

『ゲノム編集とは何か 「DNAのメス」クリスパーの衝撃 』(予定)

『大人のやりなおし中学生物 木と草の違いはどこにあるの?ごはんをかむとなぜ甘くなる?』(予定)

『こわいもの知らずの病理学講義』(予定)

(予定)のところは読んでいる本もあり、マイペースで感想をアップしてここにもリンクします。

おつきあい頂きありがとうございます。何かの参考になりますように。

第27回翻訳祭ミニ講演会『専門外から生物・バイオ系を武器に ~メディカルの基礎にも』資料(1)プレゼン資料(2017/11/29、アルカディア市ヶ谷)。

ヨシダヒロコです。

 

 

Future Genome.jpg

National Human Genome Research Institute (NHGRI)  Next Generation DNA Sequencing“  Credit: Darryl Leja, NHGRI    https://www.flickr.com/photos/genomegov/27861478565/

翻訳祭に行かれた方も、残念ながら行けなかった方もこちらを見に来てくださってありがとうございます。以前書いた通り、ミニ講演会の資料を公開します。一段階目はプレゼンそのもの。Slideshareというツールを使ったので、スライドをダウンロードできます。

ミニ講演会で初めてプレゼンというものしてみた感想を簡単に。

  • ノーパソのコネクタにはHDMIと書いてあったのに、現地でこちらの端子が小さすぎて合わないことが判明。メーカーに確認しておくべきだった。パソコン貸してくださったMさん、ありがとうございました。
  • スライドショーの間隔がデフォルトで設定されているのに気が付かず、本番で勝手に変わってしまってどうして?となりました。結果最後の2枚のスライドはよく説明できなかった……。
  • 原稿やスライドを作って人に伝える準備をしていると、対象のオーディエンスを想定するので、その過程自体が勉強になります。
  • 本番でかなり消耗することも確かで、イベントあるごとに話してる皆さんはすごい!と思いました。
  • 声を録音したり、カラオケボックスでも練習したり。タブレットのボイスレコーダーアプリは感度がよすぎたようです。
  • 今回機会を与えて下さってありがとうございました。90分よりは気軽だし、面白い試みだと思います。

 

埋め込みができないので、スライドはこちらからどうぞ。ダウンロードはpdfで、ノートは含まれていないので下にコピペします。

https://www.slideshare.net/secret/uAbku3kCPnpmOW

タイトル(P1)

みなさんおはようございます。吉田博子と申します。今回は生物やバイオ系の独習についてお話しさせていただきます。化学の翻訳者からスタートして、医薬は医療機器の翻訳が多いです。このタイトル付けといて何ですが、バイオは「メディカルの基礎」ではありませんね。

P2
はじめに、大事なことを挙げておきます。この「ひとつの参考として」のところは強調したいです。(参考)のところは過去の経験で、結局自分のやり方を編み出す他なかったりしました。学習方法も翻訳の勉強方法も結局は同じかもしれません。最後が一番肝心で、学習していて「分からないところが分からない」というのはいろんな場合でまずいです。そういうことがないようにしていきましょう。

P3

意外に思われるかもしれませんが、理系出身者は物理・化学が多く生物を履修してないようです。というか、わたしも取らせてもらえませんでした。東京と北陸で子供を教えましたが、10年くらい前に関西の難関医学部で生物での受験がやっとOKになった覚えがあります。ですので自分も生物には苦手意識がありました。理系出身でも分野の得意不得意があるし、今回のように分野を増やすときはやはり勉強しないとだめです。

P4
それではわたしのやり方をお話しします。翻訳を始めて結構経ってからのことで、バイオのトライアルに歯が立たないのが悔しくて始めたことです。これから本の書影が沢山出てきますが、スライドの最後にあるようにあとですべてブログに載せるつもりですので頑張ってメモを取らなくても大丈夫です。わたしは最初1人の研究者さんに勉強方法を質問しましたが、生物の専攻の方に聞いたこともありました。人が違えば言うことも違いますので、もし知り合いの研究者さんに質問しても、意見は様々かもしれません。

P5

上の3つは研究者さんからのアドバイスです。「新しい本」というのがキモのようです。『細胞の分子生物学』というぶっとい本があって、化学の専攻の人と生物の専攻の人で少し言うことが違い、生物専攻の人は活用しているようでした。

P6

それで、絵の多い本を3冊です。他にもあると思います。一応言っておくと、生物の基礎の上に分子生物学があります。バイオとは幅が広くあいまいなことばなので、分子生物学と言い換えます。DNA、RNA、タンパク質が関わる学問です。高校生物があやふやだと後が大変なので、分かるところまで戻って勉強しましょう。それでまた難しめの本に進んだり、分からなければもう1回読み直したり本を変えたりすればいいと思います。例えばAさんに合う本がBさんに合わないこともあるので、大きい本屋でどれがしっくりくるかいろいろ見るのがいいと思います。一番右の左巻先生の本は中学生物で、最近出会ってここに入れておきました。

P7

他に、易しめの生物の本です。左の本は有名ですね。右のような高校の参考書も最近はカラーで分かりやすく、予備校の先生の本です。化学式がほぼないので、アレルギーのある方にお薦めです。なんとSTAP騒動の最中に書かれました。

P8

このような図録もあり、高校で使っているようです。コラムが頑張っていて、例えばiPS細胞については京都の研究所の方が書いていたりします。説明だけでは分かりにくいことがフルカラーの図や写真で描いてあるので、生物だけでなく理科一般にお薦めです。昔子供に化学を教えるときに、実験を見せてあげたくてもできないので代わりにこのシリーズを使っていました。

P9

さて、エピジェネティクスという概念があります。今医学でも使われていますが、分子生物学でホットな話題のようです。わたしがこれを知りたいと思ったのは、いきなりカミングアウトしてますが持病を理解したいという気持ちもありました。発生の分野に関係があります。書評サイトにHONZというのがありまして、そのコラムを参考にして同じように3冊読んでみました。わたしの頭痛のお医者さん(注)は、この間学会に行ってきたすぐ後に診察を受けに行ったら、「この分野はとても今進んでて……」とおっしゃってました。

(注)町医者ですのでいろいろ診られる先生です。

P10

エピジェネティクスといわれてもピンと来ないと思いますので。細かいことは省きますが、DNAの鎖にCH3という赤いものが付いていますね。これがメチル基がくっつくメチル化です。DNAにメチル基が付くと左からTTCGなどとなっている塩基の順番が同じでも、できてくるタンパク質が違い、性質の現れ方が変わったりします。
P11

そういうわけで、HONZで紹介された3冊を青木さんのレビューに従って順番に読みました。三毛猫とエピジェネティクスは関係がありますが、どの本にも残念ながらページは割いてはありません。どれも新書で入手しやすいです。ビジュアル的には読みにくいですが。一番右の仲野先生の本は、「お笑い系研究者」を目指しているようですが科学的な事実の間にすごく普通に個人の主観が入っていることがあり笑ってしまうこともありました。余談ですが、新刊の病理学はもっとお笑い傾向が強いようで、売れてるそうです。

P12
こんな本を読んでいて、やっとトライアルに受かりました(注)。バイオ翻訳者の隅っこに入れてもらえたようです。この本はレビューがいいなと思ったら本当にとっつきやすい翻訳書です。著者は非常に引き出しが多い人で、医学以外にも興味が持てるエピソードをいろいろ出してきて飽きさせません。一般書なのでここから読んでもいいかもしれません。夏に出たばかりで新しいですし、是非お薦めです。

(注)スライドの「2年半」は仕事や体調を見ながらで、多少長い本なので今回省いた大学1、2年くらい向けの本も2回ほど読んでいます。次の発言に載せます。

P13

わたしの場合は直接見た方が頭に入るので、こういう風に勉強しに出かけるのが好きです。講演にも行くことがあります。このようにして勉強しましたが、分子生物学は特に進歩が早く、やってもやっても追いつけないと実感しています。

P14

おまけです。そのうちノーベル賞と言われるゲノム編集について一般書を2冊紹介します。左はNHK取材班のもので、文字もゆったりして絵や写真も多く、いろいろな研究者に取材していますが、文章は平易です。右は今読んでいるところなのですが、左と話題はかぶっています。どちらの本でもこの技術の問題点に触れています。ゲノム編集については、秋口に花の品種改良についてのサイエンスカフェで始めて説明を受けました。

P15(ラスト)

みなさんもご自分の勉強の仕方を見つけてトライしてみてください。ありがとうございました。


 

次の発言に、書籍情報と今までに勉強した際に毎回書いていた勉強記録をピックアップします。

今さらですが『翻訳で、稼ぐ!猫先生の実務翻訳ガイド』。

ヨシダヒロコです。

 

 

一昨日納品した案件は趣味に少し関係があるのですが、第2外国語で取ったことがあり『旅するユーロ』で見てる言語→英訳→和訳でした。しかし英訳がおかしく、原語でネット辞書を引いたり検索したり。他の言語を訳した翻訳者さんも困ったのではないかなあ。

さて、Kindleを触っていて、お友達の猫先生の本を紹介していなかったことを思い出しました。猫先生は同郷の出身で、また同業の友達では一番古い付き合いに入り、とても頼りになる人です。去年、本を書く勉強会に参加した後この本を出しました。

紹介が遅れたのは、本が出てすぐ読んだきりKindleをしばらく開けてなくて、夏頃から久しぶりに開けこの本も読み返したのです。文章はつるつる読める感じです。お値段もリーズナブルで、これから翻訳者になろうとする人にちょうどいいかも。わたしを含め、初心を忘れちゃったかもという翻訳者さんにもお薦めです。

仕事がない場合とか、トライアルに受かるにはとか、専門分野ない人はどうするなど皆の気になることが丁寧に書いてあります。仕事ないときは、落ち込んで当たり前のことできなくなりますよね。

(わたしの場合、

1.トライアルを受ける。
2.勉強する(知識・英語や他言語・翻訳)。今年勉強だらけだったのは暇だったからです。
3.何ヶ月も仕事なくても、なるたけくさらない。

最近はたまにアメリアの定例トライアルを受けたりして弱点をさぐってます)

他に、翻訳志望者や仕事する上でのQ&Aが親切で、ブログ『女は翻訳でよみがえる』(このブログにもリンクあります)からの抜粋も。

今は猫先生はご近所ではなく、お互い富山にいたときもときどき会っていただけなので、最近インタビューなどで「へえ、知らなかった」と思うことがあります。Kindle本に1カ所富山弁をさっき発見して受けていました。

今年は翻訳に関する本をよく読んでいる方ですが、こないだ読み終わった学習者にビシビシ愛の鞭をふるっている本(山岡洋一先生)もそのうちご紹介します。

翻訳祭2017ミニ講演会で喋る予定(2017/11/29開催予定)。

ヨシダヒロコです。

minipresentation

風邪引いたりしたら困るしと思って、JTFのサイトではとっくに告知が出ているのにここに書く勇気がありませんでした。富山から少々強行軍になります。内容は勉強で読んだ本の情報などブログに書いたことがほとんどですが、少し付け足します。

上の画像にもあるように、バイオどころか履修してなくて生物も分からなかったのを何とか独学しましたという話。当日も言いますが、勉強方法や合う本は人によって様々なので、これを絶対と思わずひとつの参考にしてください。わたしも最近バイオの仕事はなかなかまとまってもらえないので、まだまだです。そういうモヤモヤした状況を打開したくて手を挙げたのもあります。

翻訳祭は同じ時間にいろんなセッションが走りますし、わたしのように遠方だったり様々な理由で行けない方もいるでしょう。事後、スライドなどは公開いたします(許可を得ています)。

昔わたしは地元で飲んでいて、電車なくなったのにホテルの空きをギリギリまで確かめなくて「チャレンジャー」と呼ばれたことがありますが、実のところ翻訳祭初参加でプレゼンの経験はありません。昔のOHPならありますが。なので、また「チャレンジャー」になってしまいそうです。

翻訳祭の申し込みは今年例年より1週間締め切りが早いそうなので、気をつけてください。翻訳祭に行く皆さんも、行かない皆さんも、寒い季節になったので風邪に気をつけてくださいね。

平成29年度後期の放送大学(選科履修生入学、修士選科生休学継続)

ヨシダヒロコです。

修士全科生(フルの学生)は受験したかったのですが、8月の段階で学部レベルの勉強(数学・物理)もお金も間に合ってないことがはっきりしたので延期しました。修士は自然環境科学プログラムの物理で受けるつもりです。来年行けるかなどうかな。

学部の物理導入・基礎科目はなんとか自分で番組見て勉強し、専門科目も録画して見ようとしていたけど、力学(力と運動の物理)半分くらいでつまづいたので、えいやっと3科目全部取りました。「場と空間の物理」は電磁気学と相対性理論、「量子と統計の物理」は量子力学と統計力学です。とりあえず1年間の選科履修生で。

入学金入れて4万ほどになったので、そのうち書きますがことし仕事のないわたしにはきつく、何とか払いました。物理だけで大変だし(今期で合格するか分からない)、今期まで大学院は休むことに。

2017-10-13 09_Fotor

 

Excelで作った、2学期の進み具合です。前学期から復習しているものもあって、「暮らしに役立つバイオテクノロジー」や前学期履修した大学院科目「現代生物科学」はその部類です。数学など夏に1回気力がとだえて、最近また再開していますし、何に苦労しているか丸わかりですね。複数回視聴しているのは分からなかったからとか時間が開いたから、赤文字はもっと分からなかったものです。最近は放送教材読まないと、とちまちま読んでいるのですが、物理専門科目はやはり難しいです。

(2017/10/20 1:24追記:物理の3科目と「現代生物科学」以外は自習です)

 

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特別講義では益川・梶田先生のもの(対談で子供の時のことなど話してて面白いです)、セクシャルマイノリティに関する「 「まぜこぜ社会」が世界を変える」などが楽しかったですが、録画した割に見られてません。授業も同じくで、「コンピューターのしくみ」などの元学長さんの授業を受けたかったのにボヤボヤしていて今期最後のようです。ご本人がFBでおっしゃっていたので。録画はしてあるから本だけ買っておきましょうか。

他に、「生命分子と細胞の科学」は学部では一番難しい生命科学系と思いますが、まあまあの難易度。

意外なヒットは「和歌文学の世界」で、和泉式部の回とラストの現代歌人の回が特に好きでした。先生方が歌人ゆかりの場所を旅して見せてくれます。ちゃんと確認してませんがこれも今期で改訂するという話があり(見てませんがネット上にもある募集要項にあります)、ネットでは一般の人でもみんな見られる科目のようです。アプリを使えばスマホやタブレットでも。

面接授業(スクーリング)には近所で行きたいの2つあるんですが、行けるかなあ、です。

#今はダイレクトに仕事に生かそうと思って勉強してはないのですが、翻訳のトライアル受けるときに「○○を勉強してます」と伝えるか履歴書に書いておくと、例えば医療機器で物理の原理的なものが入った設問が来るようです。

『ロスト・イン・トランスレーション』(2003)を見ました。

ヨシダヒロコです。

しばらくぶりに、少しですが仕事が来てバタバタしています。トライアルも受けているのですが化学でまで連敗でした。そこにSDSの要素がある仕事が来たりしてほっとしています。

時間のある間、トライアル以外は読書(いや時間があるといいですわ)・イタリア語検定の勉強に集中・放送大学・映画(DVD・BS)・MOOCなどで過ごしています。そのうち書ける話題もあると思います。

ソフィア・コッポラの『ヴァージン・スーサイド』を昔見たことがあって、連続自殺をすごく甘美に描いていたので正直なにこの人?と思い、『ロスト・イン・トランスレーション』は評判でしたが長く見ていませんでした。

トレーラーの下には「この映画を見て東京が大好きになった人は沢山いるんだよ」という温かいコメントを日本人がかけてもらっていました。

翻訳や通訳をしていたり、言葉を使う仕事の人、興味のある人はどうやって異言語間のディスコミュニケーションが起こるかがよく分かる作品です。あと東京が外国人の目にどう映っているかの一例。Googleで”Translation”という言葉でアラートを作っておくと、”Lost in Translation”という記事が出てくる出てくる、なのです。

ディスコミュニケーションが起こるのは、例えば通訳が全部訳してないとか。主人公のひとりボブ(ビル・マレー)はアメリカの俳優でサントリーのCMを撮りに東京に来ていますが、東京になじめず1人で夜も眠れずにいました。通訳が入った撮影場面では、「フィーリングで!」的にヤケにノリのいいディレクターが良くドラマとかでいますが、その典型をダイヤモンド☆ユカイ(元はロックバンド・レッドウォーリアーズのヴォーカル、本名・田所豊)がキレながら演じていました。ボブは何を指示されているのか分からず戸惑うばかり。英語版Wikipediaにはこうありました。Directorの言葉は長すぎるし感情的すぎて、それが通訳により短くされてしまう。グラスを持って「昔の友達に会ったときのように」フレーズを言ってと言っているんですが、通じてないしダメ出しが出るし。ボブには「もっと喋ってるんでは?」というような字幕が付いていました。

Wikipediaの筆者によるとこういうのが『ロスト・イン・トランスレーション(翻訳により失われる)』で、こういう箇所が何カ所かあると。ここが一番目立ったかな。

Over the course of the film, several things are “lost in translation”.[4] Bob (Murray), a Japanese director (Yutaka Tadokoro), and an interpreter (Takeshita) are on a set, filming a commercial for Suntory whisky (specifically, 17-year-old Hibiki). In several exchanges, the director gives lengthy, impassioned directives in Japanese. These are invariably followed by brief, incomplete translations from the interpreter.

Director (in Japanese, to the interpreter): “The translation is very important, O.K.? The translation.”
Interpreter (in Japanese, to the director): “Yes, of course. I understand.”
Director (in Japanese, to Bob): “Mr. Bob. You are sitting quietly in your study. And then there is a bottle of Suntory whisky on top of the table. You understand, right? With wholehearted feeling, slowly, look at the camera, tenderly, and as if you are meeting old friends, say the words. As if you are Bogie in Casablanca, saying, ‘Here’s looking at you, kid,’—Suntory time!”
Interpreter (In English, to Bob): “He wants you to turn, look in camera. O.K.?”
Bob: “…Is that all he said?”[5]

お姉さんが夜に歌うホテルのジャズバーがあるのですが、そこでボブはシャーロット(スカーレット・ヨハンソン)に出会います。彼女は大学を出たばかりでこれから何をすればいいか分からない、結婚していてカメラマンの夫の撮影で日本に来たけど、日本になじめてないし眠れないし、結婚もこのままうまく行くか分からない。ボブも妻や子供が面倒になるばかりで(よく分からない電話がかかってきます)どうしていいのか分からない、そういう2人が東京で出会って、人とつるんでカラオケしたり楽しい時間を過ごすという話で、Wikipediaにラブコメディとあったけど、えっそうなの??と思いました。

この映画の中の英語を話す日本人が信用できるかというと、なんだか見ているわたしからも距離を感じましたし、人のことは言えないけどLとRの区別が日本語にはないのに英語にはあるのでラリルレロの発音で話すと面倒なことになったり。病院の場面もあったんですが日本語が分からず通訳もいないと、外国人は「大丈夫ですよ」と医者が言っても分からなくてすごく不安なんだな、と。ボブのふたりめのカメラマンは英語でいろいろ指示したり「いいねー」と言いながら撮っていて、比較的問題なかったんですが、LとRの問題があったようです。

昔々、わたしもイギリスに短期で行ったときに旅行会社の人が早く喋るので「もうちょっと遅く」と言いたかったのにあがって言えなくて、「お手上げ」ポーズをされたことがありました。当時英検準1級を持っていましたが、だからわたしは英検はあまり信用しません。LとRがちゃんと発音できているかも分かりません。

映画の話に戻ると、シャーロットがひとりで京都に行き、白無垢の花嫁さんを見たときの方が言葉よりダイレクトに何かが伝わっていた気がします。他に東京の街並みの撮り方で外国人目線ではなにに興味を持っているのか分かります。2人が回るスポットで、言葉ができる人が付いてたらもっといい経験になっていたのでは、というシーンもありました。

ちなみに、前回の投稿で書きましたが、イタリア語検定の後1時間アテンドする成りゆきになったイタリア人カップルのうち奥さんの方にも着物のこと聞かれました。「結婚したときに揃える人がいて、子供の入学式の時とかに着るんだけど最近はあまり。でも古着が流行ってて。着物着ている人はいるよ、富山にも金沢にも」みたいに(下手くそですけど)答えましたが、その後金沢の古い街並みで白無垢の花嫁さんを見ることができたようで、よかったです。外国の方には中古の着物をガウンに仕立てたら良さそうですね。特に男性には丈が足りるかな?

この映画の感想としては、言葉に関わっている人や興味がある人(自分も含め)は言葉を大事に、でも言葉なしで伝わるものもやはり大事にしましょうね、といったところでしょうか。