イタリア語検定準2級4回目出願(2017/08/15まで)。

ヨシダヒロコです。

ギリギリになりましたが出願しました。オンラインで出願すると色々楽なのでそうしていますが、準2級のところだけ伸びてゆく……。以前はクレジット・デビット(Visaなど)カードだけだったのですが、今は支払い方法が増えました。

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ネットで新聞読んだりリスニングの本をおさらいしたり、過去の通信課題を見直したり、先生に作文を添削してもらったりなど先月終わりからしています。今はSkypeレッスンでリアルタイムで添削されているので、何の間違いがどの程度まずいのかはっきりしてきました。ガンは文法と作文です。作文を5割以上取るのが難しいです。

出願しようとチラチラHPを見ていたら、伊検が全国検定振興機構に加盟したとありました。国(文科省)のお墨付きが付いたと考えていいのかな?あと問い合わせたのですが、eラーニングシステムの新たな問題は今回追加されないのと(恐らく今年末以降)、今日新たな過去問が発売されました。持ってないの2冊あるので(3回分受けたものですけど)、1冊は買おうかな。

スペイン語もちらほら文法をさらっていて(春のことですがある翻訳学校でレベルチェックしてもらったので、そのうち書きます)相変わらず2言語がこんがらがるのが困ったことです。

文法をどっちもかっちりやったら区別が付いてくるかな?試験は10月1日です。

翻訳の勉強に移りたいので、これで終わりになって欲しいところです。

翻訳会社の募集区分に「物理」はないけど、いろんな分野の基本です。

ヨシダヒロコです。

エネルギーとは何か

Photo credit: hine via VisualHunt.com /  CC BY-NC-ND   
ブルーバックス『エネルギーとはなにか』の表紙。

トライアルをもう少しで出すところです。

書類選考前に電話がかかってきたので、物理勉強中という話をしていました。医薬で医療機器の経験が多いためです。履歴書には迷って書かなかったので、アピールする機会があって良かったです。

現役高校生の時、物理も(化学・数学も)得意でなくて、でも嫌いでもなかったので点数が取れないのが残念でしたし悔しかったのです。40歳も大分超えてからまた興味を持つようになって「え?分かってるのではわたし?」というラッキーなことが起こるようになりました。今は放送大学の力学を本を読み読みやってます(専門科目に入りました)。

今回医療機器を訳していると、「ここは物理用語でいうとこうではないか」というところが複数ありました。英訳は前よりはマシかもだけどまだ期待できないのですが、和訳だけでも受かってくれたら嬉しいです。

物理はなにかに役に立てようと思って勉強し始めたのではなく、自分の身の上にも関係ないこともない、影響を与えてくれた先生(故人)がいたので。修士号取得など昔できなかったことをやってみようと思いました。昔勉強した化学とは学問として重なっている部分もありますけど、「熱量」は今の方が高いかも。今の学校では好きなテーマを選べますしね。翻訳には「宇宙」の区分ありますけど、競争率高そうです。

化学や他の学問も好きです、もちろん。

今夏は読書が進んでいるのでまたなにか書きますし、iPS細胞のイベント2つもまとめるのが大変なので手を付けていなかったのですが、いい加減始めます。

『技術系英文ライティング教本』読了。

ヨシダヒロコです。

これは今年の冬に買った本ですが、もっと前から翻訳や英語に関する本が積んであります。最近少しずつ片付いていっており、去年調子がもっと良くてこの内容を知ることができたら良かったのに、と思います。この本の次に読んでいる本は、言葉について考えることが多く参考になります。

今まで割と「基礎知識・背景知識を仕入れてナンボ」みたいなスタンスでいましたが、一応こういう本も買っていました。

英訳については前にこんな本を読みましたが、もう2年前ですね。こちらはもっと一般的な内容ですけど、英訳本初めてとしてはちょうどよかったです。

『英語「なるほど!」ライティング 通じる英文への15ステップ』読了。

『技術系英文~』は工業英検を受ける人が使うらしいですが、技術英文をCorrect&Clear&Conciseに書く方法、ライティングの基本のあと、文法には140pくらい割いてあり、各章の後にはワンセンテンスの練習問題が4、5題あります。わたしはスペル思い浮かべながら口でブツブツ言ったりしてましたが、書いたほうがいいでしょうね。最後に応用として、技術論文、プロポーザル、マニュアル、仕様書、技術報告書、特許明細書についてコツが書いてあります。スキルアップコラムもあり「懸垂分詞」と言われるコンマの前後で主語が違ってしまうありがちな間違いが特に印象的でした。わたしはよくやっていたはずなので気をつけないと。

練習問題は理工系から出ていましたが、ショックだったのは昔慣れ親しんだ「三角フラスコ」が英語で出てこなかったことです。

同業の友人が「英訳は和訳の練習になる」と言ってましたが、確かにそうかもしれません。

冠詞がとても弱いので何か本を見繕うのと、英訳についてはとりあえずこれを積ん読が終わったら、もしくは並行して読むつもりです。立ち読みしたら、一般の方でも行けそうなシンプルな感じでした。面白いことに伊語、西語でもわたしの基本的な弱点はだいたい同じです。上の本もこちらも両方長いことAmazonベストセラーです。下の本は近くの紀伊國屋で長々目立つところに置いてあります。

春にmemoQ 8を使ってみました。

ヨシダヒロコです。

わたしはTrados使って10年くらいですが、Felixが使う前になくなってしまったあとmemoQが使ってみたいツールでした。メモリで自前の用語集や表現集作ることもできますし。

1ヶ月あまり機能制限なしに試用できるのですけど(使えるメモリ数が1文書1個に限られるなどの制限はある)、2014年くらいからダウンロードしては気がついたら試用期間終わっていたという悔しい思いを2回して、今年試している間にmemoQでやっていいよという案件が偶然来て鍛えてもらいました。その時はまだ試用期間中でした。

画面はこんな感じです(Win7)。某課題を使ってみました。

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ただ、その仕事の時はなぜかパッケージを送ることができず代わりにrtf(バイリンガルファイル)を納品したのですが、こっちではファイルができていることが確認できないなどの不思議なことが色々あったので、メールサポート(英語)に大分お世話になりました。結局「ファイルはできているから、これで終わっていい?」と言われて長々続いたやり取りは終わりました。

メモリ作成にもすこし手こずりましたけど、後に別の会社からライセンス借りてログインし翻訳したらメモリ作成に全く問題がなかったのは「?」です。

インターフェースや操作性は使いやすいです。Tradosよりやりやすいくらいです。ツールはタグなどで文脈が見えなくなるのが困るのですが、memoQにはあまり多数のタグが出てこないようで、2回とも画面が見やすかったです。バイリンガルで打ち出せば、チェックの時に文脈も見られるかな?他のツールともファイル形式に互換性があります。

わたしはこんな時くらいしかProZ.comを使いませんが、グループ割引が今後あったら考えてみたいと思います。わりとよく割引になるようです。

https://www.memoq.com/jp/

平成29年前期放送大学自習科目(その2・文系・外国語など)+障害者などの出願。

ヨシダヒロコです。

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現在(2017/07/03 23:50追記:大学院修士課程)選科履修生を休学中、秋に復学します。何で今期自習になったのかは下に書きました。

平成29年前期放送大学自習科目(その1・物理&数学&天文)。

文系科目も面白そうなのがあったので見ていました。

今日のメンタルヘルス』(魚拓)。去年の前期に大学院科目の『精神医学特論』(魚拓)を取って、わたしはこっち方面の患者ですがよく考えられた授業に感心しました。ブログ内検索で感想がでてきます。同じ石丸先生だったので今回この授業を見てみました。やはり第1回と後半、石丸先生の担当回は引きこまれます。アルコール依存など実際の患者さんの証言が出てくるのは生々しく、ラストの15回は偶然冬に見たのですが、自殺問題を真正面から捉えていて沢山の人に見て欲しい内容でした。その他、毎日に生かせそうだったのは9回のストレス・コーピングでした。

授業を2回担当された筑波大の高橋先生。前に著書を読んだことがあって、そうなのよ!と頷くところ一杯でした。

石丸先生は他に『死生学入門』(魚拓)も担当で、人気らしいですがそのうちと思っています。死生学に少し近い東北大の授業をgaccoで受けました(レポート)。放送大学では2013年度から優秀授業賞というのが作られたそうで、石丸先生は春に授賞したうちのおひとりです。下は大学広報課のFBで写真があります。

https://www.facebook.com/pg/%E6%94%BE%E9%80%81%E5%A4%A7%E5%AD%A6The-Open-University-of-Japan%E5%BA%83%E5%A0%B1%E8%AA%B2-469746383035498/posts/?ref=page_internal#

初歩のイタリア語』(魚拓)。待ち望まれたイタリア語が始まりました。主任講師は村松真理子先生とルドヴィーコ・チフェッリ先生です。最初おふたりとも表情が硬くて大丈夫かな?と思ったのですが、緊張していたようです。ルドヴィーコ先生は淡々と静かな方らしく、ステレオタイプなイタリア人とは大分違います。

スキットの内容は、太郎という日本人男性がイタリア北部をパオラというイタリア人女性(なんでも知っている)に案内してもらったり、名物を作ってもらったりという話です。番組の最後がスキットのNG集でお茶目なのが笑えます。

わたしはNHKや個人レッスンで既に学んでいて、なんとか中級だろうかという感じですけど、スキットの会話に手加減がないため全く初めての人がついて行けたか気になりました。でも実際旅行に行くとあの速さだろうと思います(わたしも何もなければスキット聞き取れない部分がありました)。イタリアの美味しい話がたくさん出てくるのは本当に楽しくて、次は何が出てくるのかと楽しみでしたし、中級編を作って欲しいくらいです。あと2回残っています。文法のあやふやなところが沢山あるので、教材買ってみようと思います。わたしにはちょうど良いレベルだったかも。

今年はこれも勉強中のスペイン語もできたので、次回やってみようかな。

村松先生は翻訳者でもあり、Wikipediaによると宮沢賢治の伊訳や、タブッキという有名な作家(まだ読んでない)の和訳をしているそうです。

イタリア旅行についてはこんな報道も最近出ましたね。

イタリア観光地が悲鳴、客殺到に「もう十分」 ベネチア、フィレンツェ、カプリ島などで観光客制限の動き     (魚拓)

テキストはAmazonがこんな書影なので、下に楽天ブックスの書影貼ります。

9784595317521

他に遅れながら見ているのは、二河(にこう)先生の『生命分子と細胞の科学』(魚拓)でバイオバリバリです。自分で色々本を読んで勉強してから、去年大学院で生物学を取りました。それでもこの科目難しいことがあります。去年見た総合科目の『暮らしに役立つバイオサイエンス』(魚拓)は先生が酒蔵や醤油蔵に行くようなとっつきやすさがありましたが、復習のため2回見ました。『生命分子(造語だそうです)』も何回か見ることになりそうです。

まだ前期は3ヶ月あるので、メインのものの他にも何か見ると思いますが(気晴らしになる科目が1、2あると全体が進む)、気になっていた『和歌文学の世界』(魚拓)を見始めています。解説が心にしみいるようで、自分が日本人であると実感します。

後期は復学予定ですが、仕事に役立つとか考えず好きなことを基本的に勉強するつもりでいます。たまに我に返って仕事に関係あることに手を伸ばしたくなるのですが、大学院の宇宙系が全科の募集要項で来年からオンラインになると分かったので、後期は今年開講で翻訳の話も入る『異言語との出会い』(魚拓)を考えています。無事受講が始まったらレポートします。

さらに、修士全科履修生(フルタイム学生)になれるか書類を揃えていますが、同じく募集要項を見ていたら見つけた新規科目に人工知能についてのものがあり、『知能システム論』と言います。先生は放送大の大西仁教授。

内容は巻末の簡単な案内によると、「知的情報処理のメカニズムについて、いわゆる人工知能を中心に論じる。計算機にヒトのように知的な情報処理を行わせる研究は、パラダイムシフトを繰り返し、現在ではビジネス、科学、産業、医療等の強力な方法として注目を集めている。技術の歴史的変遷、認知科学、生物学等隣接領域と関連づけて解説し、知的情報処理技術の体系的理解を図る」となかなか多様で面白そうなのですが、オンライン授業なので学生にならないと無理です。これも今後受けられたらいいな。IT方面の知識が弱いので、そこを補強してから。

その下にあった科目も気になるので貼りました。

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全科履修生出願は学部でも院でも、特別措置を必要とする障害者や患者などは院なら本部への連絡が必要です。書類が送られてくるので、記入の上わたしの場合障害者手帳のコピーと脳外科の診断書(頭痛ひどいので)が要ります。それを提出後、出願となるそうです。

第1回JTF翻訳品質セミナー『誰も教えてくれない翻訳チェック~翻訳者にとっての翻訳チェックを考える~』齋藤貴昭(Terry Saito)さん(2017/05/22)に出席して。

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ヨシダヒロコです。

このエントリもっと早く上げたかったんですが、強行軍で東京と往復し、帰宅後しばらくして強烈な風邪を引き、熱出して寝込んだり、今月は気温が低く持病の頭痛がひどかったりして、やっと落ち着いてきました。この話はきちんと書きたかったですからね。

このセミナーは昨年JTFの翻訳祭で伝説になったものだったので、早々と希望を出していました。続く石黒さんのお話も聞きたかったのですが、予算の関係でアウトでした。JTF翻訳品質セミナーは旧「標準スタイルガイド検討委員会」から名前が変わってから今回が初めてで、HPには「本セミナーは、翻訳の品質を真剣に考え、その向上に実践的に取り組む方のための講座です」と書いてあります。

https://www.jtf.jp/jp/style_guide/styleguide_seminar.html

テリーさんのお話は4年前にWildLight出だしのころ大阪で聞きました(下のリンク)。このツールはWord上で動くマクロなのですが、TagEditorの仕事がその頃多く使いこなせずにいました。今回お話を聞いて、あの時の話をバージョンアップさせた感じだと思いました。JTFセミナーで同年末に似た主旨のお話があったようです。

関西通翻勉強会SKITに参加しました(2014/07/20)。

会場は東京の土地勘が少しあってもちょっと分かりにくく、まあまあ早起きしたのに早くホテルを出なかったためもあり、3駅からアクセスできる分複雑でした。少々遅刻。

会場では噂のチェックマトリックスがハンドアウトとともに渡されました。A3 くらいで大きいです。チェック工程の1例が表で細かく書いてありますが、使いやすいようにアレンジしてくださいということです。

入っていったときは、前振りの話をされていたと思います。何語か分からない文章と数字、その日本語訳では明らかに数字が違っているという例を出して、「お客さんにも翻訳が分かる人とか分からない人色々いる(知らない人の方が多い)けど、言葉が分からずとも数字の間違いなら分かる→翻訳が悪いと言われる」という話がありました。

翻訳に関わる要素に5M(Material, Machine, Method, Mesurement, Man)がありまして、他に5W2Hも付け加えられてた気がしますが、5つのMとは翻訳材料(原稿、参考資料、用語集など)、情報機器・ツール・書籍(PC、翻訳支援ソフト、Officeなど)、管理方法(工程管理、チェック手法など)、基準(仕様、スタイルガイドなど)、(経営者、コーディネーター、チェッカーなど)で、これは翻訳会社の場合なので翻訳者の場合は最後を翻訳者の能力とします。

また、「翻訳の質」についても話があり、テリーさんは何が翻訳の質なのかまだもっさりした印象だそうだけど、翻訳者さんは流暢さとか読みやすさを大事にしているようだと。それももちろん大事なんだけど、まず正確さが大事とおっしゃっていました。「ルールへの適合性」という言葉で表現していましたが、スタイルガイド、用語集、文献など。優先度でいうと、1.正確さ、2.用語集、3.スタイル、4.流暢さということでした。

流暢さとルールへの適合性はどちらも大事で両輪であり、翻訳祭のときはそこがよく分かってもらえなかったのか、それを理解してブログにレポートを上げた翻訳者Sさんが「言いたいことをよくここまでくみ取ってくれた」と賞賛されていました。なので今回は少し強調したのかもしれません。普通に考えてテリーさんではなくとも、コーディネーターさんが流暢さは別にいいと言うはずないですけどね。

参考資料がすごく多いときのTipがあり、「これはどういう位置づけですか?」と聞いてみるといいとのこと。

そして今回のお題はヒューマンエラー、ポカミスですが、気合いではどうしようもありません。人がチェックして気をつけてるとか大丈夫ですか?と。人間の能力を過信してはいけません、といわれました。

ポカミスの例。

  • 「Shift」の”f”を忘れて全世界に文章(マニュアル的なものだったかと)を出してしまった……。
  • 以下のツイート。

人は思い込むものです。文の意味を理解した途端に勝手に意味を補完します。ミススペルはケアレスではなく「誤訳」です。

  • ビスの忘れ。ビスを付け忘れたかをチェックするために、工場で赤ペンチェックを入れました。2000~3000回繰り返すと、赤ペンだけチェックしたものが現れます。反復動作は記憶されて定着しますが、精神作用は定着しません。ちなみに人の集中力が続くのはたった50分間だそうです。

脳の使い方が違う項目を一緒にしてはいけません。

エージェントの出してくるQAチェックシートはあまりよろしくないというお話しもありました。

こういうポカミスを避けるには、チェックを分解(参照照合、単純照合、読解:参照照合は造語で、用語集やスタイルガイドなどとの照合)し、チェックツールを使います。他に、これはいろんな人がやっていると思いますが、と前置きして客観性を持たせるため時間を置いたり、場所を変えたり、プリントアウトしたりする方法や、ツールではFUGO、WildLight、色deチェック、JustRightなどがあります。ツールは刃物と一緒なので、勝手をさせない、例えば数字を変えさせたりしないようにしましょう。

ここまでで「気をつける」ではチェックできないことが分かりましたが、Easy To Noticeとして、チェックのポイントを絞ることを推奨していました。

  • 『ウォーリーを探せ!』で探すときと同じように、意識を集中する場所を際立たせる
  • 数字色分け
  • 知覚・認識力を総動員。パターンなど
  • “2”と”two”が混在するとき、色分けすると簡単(間違えやすいですよねー:筆者)
  • WildLightでの数チェック(色分け)
  • 用語集も色分け→単純照合へ

ミスをなくすには、「まずミスをしない」という発想が大事です。もしミスしてもその場で修正できる方法を紹介していました。人の能力に頼らないものです。

  • 数字入力を音声でフィードバック
  • タイプミスの場合
  1. Wordオートコレクト 間違いをしやすいものを登録、「日本に来日した」と入力したら「日本に●」と爆弾が出るようにする(これはWildLightの機能らしいです)
  2. AutoHotKey HotString Helper 日本語対応していないがTradosに使える
  •  原稿に色づけ
  •  自己鍛錬

ハンドアウトにはチェックフローがあるのですが、人力でやるクロスチェック・リライトが一番強調されており、これとスペルチェック以外はだいたいチェックツールで行うのがいいそうです。クロスチェック・リライトはツールをかける前に行いますが、それは翻訳者が「職人」だからです。ここでも自己鍛錬。順番を決め、守り、問題があれば最初からが大切だそうです。

フローの決め方として、ミスの多いものは前にするとか、最終チェックをするなどあったのですが、耳が痛かったのは「(手を抜いて)納期短縮の矛先にしない」「チェックをしない条件は、他で担保できる場合のみ」でした。

あと、チェックの前に対訳表作成は大事です。Trados Studioなどでもバイリンガルrtfファイルで出してくれますので。

レファレンスにあった、今まで知らなかった辞書を挙げておきます。日英向きですかね。1冊目と2冊目は同じ辞書で、セミナーでは上のKindle版が紹介されました。

最初に「東京から帰って風邪引いた」と書きましたが、そのころちょうど新しいエージェントから化学系のお仕事をもらっていました。セミナー後にトライアル結果待ちの会社の方とお茶していて、名刺で「え、これできるんですか?」と。アピールできる仕事の分野や簡単な内容を名刺には書いてあるんですが、その会社ではちょうど先日そんな人がいないかなあと言っていたところだったのです。ここまで即役に立ったのは初めてです(顔写真もありブログURL、趣味、使用ツールも書いてますが、一般の方にはとっつきにくいのでシンプルなの作るつもりです)。

かくしてチェックの仕事が来て、前にWildLightのセミナーに出たときにTradosはXbenchでチェックって何?と思っていたのが氷解しました。今までそう指定してきたエージェントがなかったこともありやり方が分からなかったのです。原稿はかなり直すことになりましたが、ちょうどセミナーで言われたことを人様の原稿でしたけどある程度実行することになりました。Xbenchにすぐに慣れず困ったし、セミナーで言われたことはかなり今後の課題でした。

それでも、そういう視点でチェック作業してみて、「最初からミスしない」は確かに有効と思いました。ツールをかけたとしても1回だけ出てくる誤訳は通り抜けてしまうことがあるし、それがcriticalな場合もありますから。ただ、チェックを頼まれて時間が読めない場合は自分が翻訳したときよりも厳しいかもしれません……。

チェックツールに関しては、今後WildLight辺りから手を付けていきたいです。DVDはまだ出てないようですが、翻訳セミナーと同じ場所で売るのでしょうか?過去の例だとレジュメが付いているそうで、嬉しいですね。わたしも買いたいのがあります。

余談ですが、他に東京で見たものはこれでした。

JTFセミナー東京道中(セミナー以外)(2017/05/20~23)。

MBS情熱大陸 同時通訳 橋本美穂さん――笑顔が武器のプロフェッショナル(放送2017/06/04)。

ヨシダヒロコです。

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simultaneous interpretation by  The International Federation of Library Associations and Institutions (IFLA)  https://www.flickr.com/photos/ifla/20920627518/ CC BY-SA 2.0

ブログの上の方に書いてありますが、わたしは翻訳者で通訳はやりません。両方できる人もいるじゃない、という依頼が来ることはありますが、せいぜいできるとしたら外国人の友達(多少案内を間違えてもいい)を案内するときに説明するくらいです。でも金沢とか歴史のあるところは難しいです。

この番組は翻訳者・通訳者の間でSNSで話題になっており、うちはピコ太郎の好きな(日頃通訳ってどうやってできるのと疑問や興味を持っている)母が録画していました。でも消されてしまい、11日夜まであった見逃し配信でギリギリで見ました。オンデマンドには見当たらないようで、Dailymotionで放送日で検索するとあるかも。

番組ページ。

http://www.mbs.jp/jounetsu/2017/06_04.shtml

魚拓

感想はひたすら楽しかったです。橋本さんの通訳やキャラクターが暖かく温かくすがすがしかったから。ピコ太郎やふなっしーなど、ポップな通訳は難しいだろうけど、見ていて感心したりこちらも観客のように笑ってしまったり。

2年前に大好きなFoo Fighters(初めて)見にフジロック行ったんですが、ヴォーカルのデイヴがずいぶん長く英語で喋ったんです。ブログに再現できるだけしたけど、ああいうときに通訳さんいたらよかったなと番組見てて思いました。デイヴはライブ中に骨折したいきさつをみなに知って欲しかったようだから。

化学式の出てくる資料があったり(医療だったらしい)、マーケティング関連や手術針への投資など、月に仕事が30本も入っているそうです。通訳者さんの資料読みは翻訳者より時間が限られている場合が多いとわたしは思っているので、すごいなあと。英語がニュートラルで耳に心地よかったり、ピコ太郎やふなっしーの通訳では演技しているかのようで(北島マヤとかイタコのような……)、投資の話し合いでは通訳をコンパクトにし投資家に考える間まで持たせていました。通訳の前後はニコニコ雑談したり、見てて飽きなくて30分が短かったです。

ふだん仕事相手に会わない翻訳者のキャラクターも(実力ももちろんですが)重要なのに、通訳ではもっとダイレクトに出ると思いました。それは仕事への姿勢にも出ていて、「お客さんは何も言ってくれないから、自己批判精神を持つ」「(うるさい場所での資料読みで、集中できますか?と聞かれて)条件が整わないとか言ってたらいつまでも条件は整わないから、雑音を押し出す力で集中する」「(インド人の英語が分かりにくいのは)まず覚悟することです。もうそういう英語なんだってことを認める。そこに拒否反応を感じてるから、まず耳にバリアができてるんです」などのキッパリサッパリした割り切り方をしていて、きっとそこに行くまでいろいろあったんでしょうだろうと思いますがかっこいいなと思いました。わたしよりずいぶん年下なんですけどね。こういうことに年上年下は関係ないけどまぶしかったです。

最近大学の勉強でストレス・コーピングについて学びましたが、疲れることはあってもその辺が上手なんでしょうか。悩んでも仕方のないことは悩まない、とか。

同時通訳を一瞬でやれているメカニズムの説明も分かりやすかったです。今まで「ブラックボックス」と言われてきたんですよね。

あと疲労回復のメンテですが、(2017/06/12 2:02追記:橋本さんは)すごく疲れて鍼に通っていました。実は国家資格があるのは鍼灸師と柔道整復師だけです。わたしは考えて整体とか行かなくなりました。今は何もしてないですが、アロマ系の勉強を楽しみつつしようかなと(補助的なものと思っていますが)。

こういう番組を見た人は、まだ通訳は簡単、東京オリンピック・パラリンピックにボランティア通訳者ウェルカムっていいますかね。ボランティアなんて甘いとかどうとかTwitterで以前話題になったんですよ。通訳ガイド試験は内容変わるらしいけど、今のところかなりの難関です。ちょっと外国語をやったからできる仕事ではないんです。

そういう難しめのことも考えたけど、仕事の本番中以外何してても朗らかな方だなーと。こういう明るさをまずお手本にしたいと思いました。

医薬(臨床)トライアル参考書と思うこと。

ヨシダヒロコです。

11月から治験(臨床)分野その他のトライアル受けていて、治験ではやっと初めて受かったので、参考までに最後のトライアルで参照した本を出します。受かったのは文章の性質上、ひな形になるものが見つかったのが功を奏したのかもしれません。

 


前から言っていることですが、繰り返しておきます。わたしは20代終わり、およそ20年前から翻訳しないまでも翻訳業界を見ていて、10年ほど前から「治験(医薬)翻訳は文系で知識ゼロでもできます」と翻訳学校があっさり言うようになるのを見てました。その前はそういうことは言われなかったので、需要が増えたか何かしたのだと思います。

治験翻訳には「型」があるとよく言われますが、逆に言うと、基礎知識がなくてもできるということですか?と疑問に思っています。

医学なら生物、薬学絡むなら化学、医療機器なら物理も分かったほうがいい。生物・バイオはわたしは自分で勉強しました。理数科でないと理科3科目は高校の時取れなかったからです。大学の時も生化学は授業あったけど肝心の生物が抜けていたので、最近まで分からないことだらけ。今は学生になって生物や物理を主に勉強していますが、「キリがない」の一言です。

もちろん苦手な分野の文章が来ることもあると思いますが、易しいところから基本的なことも勉強しませんか。化学に関して易しい文章(『五感で感じる~』)を書いているのはその目的もあります。翻訳学校の言うことを甘く見過ぎずに、きちんと勉強しましょう。もうちゃんと考えて勉強している人には要らぬ心配ですけど。

Excel翻訳用語集四苦八苦。

ヨシダヒロコです。

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以前翻訳スクール講師M先生のオンラインモデルレッスンを受ける機会があり、Excelで自分用の辞書を作っていると。別の所では「財産」とおっしゃっていた気がします。スクショを取ったのでまだあると思いますが、「それはいい!」と思い実行しようとしてもなかなか来るものをこなすだけで精一杯(今年は一昨年くらいからやろうと思ったことが実行に移せている気がします)でした。去年くらいから出たバイオ案件の時などに表現をメモるようになりました。上のものは医療機器用で、他に4ファイルほど分野ごとに分けています。

自分なりにしている工夫は、なにかの見てくれが分からないときなどに、説明を魚拓や画像で貼ってあることです。この用語、合っているかは分かりませんから!訳しながらさっさと書いておくのがいちばん早いようです。

こうやって作ったファイルを何かの検索ソフトで串刺ししようかなと思っていたら、最近便利なコラムを見つけました。井口富美子さんのものです。Windowsの検索機能で十分、と。辞書ソフトとブラウザをまとめて引くかんざしやAHKは、まだ導入できていません。

第4回 省力化の積み重ね – Windows、ブラウザ、スマホ/タブレットの機能を使いこなそう

今は無料のエディターしか持っていませんが、秀丸は昔から機能が多くて有名ですね。Grepをすっかり忘れていましたが、以前クライアントから来ていた巨大なWordファイル(表現集)が重くて。あれはエディターでGrepしたら早かったのでしょうね。
第5回 テキストエディタ ー 「秀丸」を使いこなす

さらに、テリーさんのブログより。わたしもやってみましたがこれでナントカ用語集というオフィシャルな用語集を自分用にExcelに落とせます。フォーマットによっては難しいかも?というのもありますが。

Web上の用語集をエクセルに取り込む

その他、医療機器やさらに機械の文書を訳していて、部品のビジュアルや役目が分からないとき、親切なサイトがありました。ここは簡単な手引き書(追記:無料pdf)も出しています。

「プランジャ」の項。

https://www.nbk1560.com/products/machine_element/plunger/

最近 応募・エントリーしたコンテスト(『花椿』の詩、イタリア語翻訳)。

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ヨシダヒロコです。

翻訳の仕事は、和訳なら読む人が読みやすくないとよい訳文とは言えないので、皆さんいろいろ努力しているわけです。解釈や用語に間違いがないのはもちろんのことで。

読む方はわたしは明治~戦前くらいまでの作家が好きです。現代では宮部みゆきの初期(『理由』のラストがつまらないと思い離れている)、横山秀夫『クライマーズ・ハイ』(他のも読もうと思ってもう何年)、伊東計劃『虐殺器官』などです。恋愛ものは避ける傾向にあり、訳は現代物には面白そうなものが少ないので。話題になった作家で読んではみても「次はないな……」てのもあり、大々的に売れたものは避けてます。

翻訳者・通訳者の本だと米原万里(ロシア語通訳)・田丸久美子(イタリア語通訳)のお二方は親友でサービス精神旺盛なところが似ています。すごい通訳さんたちと聞いていますが。

田丸さんのエッセイ。
http://www.alc.co.jp/m-alc/tsuyaku/151112.html  魚拓

翻訳者でお手本にしたいのは須賀敦子さん(イタリア語翻訳・作家)。本当に綺麗な文章で、読んだのは大分前ですがこれです。

須賀さんは芦屋の出身ですが(2015年に横浜の回顧展に行って生い立ちについて見ました)、去年芦屋で展示があったのを今更知りました。

とにかく、好みはあれ文章を読んだり翻訳や文章についての本を読んだり(翻訳技術の本が溜まってますが)して日本語力を磨くのです。

詩歌をする人もいます。周りでは俳句が多いですが、子供の頃から詩に親しんできたので、俳句の17文字に言いたいことを入れられる気が全くしなくて。2014年に松山駅前で子規の石碑を見(博物館には行きそびれた)、最近やっと見たドラマ『夏目漱石の妻』でも子規の親友だった漱石の句が出てきました。俳句だとどうも「すごい。わたしには無理……」となってしまいます。詩の方は、洋楽好きで英詩にも興味があり、米MOOC講座や放送大の科目で多少読みました。
最近になって知った(日本人の)詩人さんに影響を受けて、『花椿』の募集に詩を応募しました。書いたことは色々あっても「応募」したのは初めてです。自分に似ていいても別人を作るのが面白かったです。
http://hanatsubaki.shiseidogroup.jp/poem-requirement/index.php  魚拓

2年ほど前から写真は植物園などに応募しており、何ももらってませんが、出すことに意義があると思っています。去年は飛騨市観光協会にも応募しました。

もう1つさっき応募したのは、日伊学院の作文&翻訳コンテストで、希望者には有料添削してもらえます。もうちょっと文法がマシになったら翻訳にもトライしたいですが、この間のイタリア語検定ではなんと作文にスペイン語が複数紛れ込んでまして、先生にかなり注意されました。翻訳だとそれは起こらないだろうから少しはマシですが。
http://nichii-gakuin.com/cms/news/archives/4114   魚拓

いずれかに興味を持った方、花椿は応募受付5/8まで、イタリア語は6/29(その後課題発表)なのでふるってご応募ください。