ヨシダヒロコです。
(2018/09/28 11:38追記:文章・写真ともレイアウトが変な場所があり、直しました)
前の発言から1カ月以上経ってしまいました。この催しは中身濃かったため、体力のある時に書いてます(今基本的に療養中です)。遅くなりましたがこの発言の続きです。
日程は
- バスでスーパーカミオカンデに向かう
- 坑道に入れるバスに乗り換える
- 坑道歩いて赤ふんのお兄さんたちと重機に遭遇
- 例年とは少し違う場所でスーパーカミオカンデの説明を受け、残念ながら作業している人はいなかったがカメラで中を見せてもらった(歩いたのは2時間時間超だったかと)
- 公民館に帰って浜松ホトニクス、神岡鉱山、J-PARCやKEKの部屋に行って話を聞いた。危うくバスに遅れそうになり、荷物を1つ忘れた
1.はガイドの方がその時その方によりいろいろお話してくれます。帰りに聞いたのだったと思いますが、スーパーカミオカンデ一般公開には1回、KAGRA見学会に1回当選して行ったことがあります。ヘルメットはかぶると髪型がくしゃっとなって戻りません(サイエンスZEROの中畑先生がそうでしたね)。髪型は諦めましょう。
帰りに聞いたのはずの話。天皇陛下、皇后陛下も見学に来られているのですが、ヘルメットかぶったでしょうか?と質問されました。実はかぶらなかったそうです。施設の中は上を少し開けて見ていただいたと、8/26の富山での市民講演会で中畑先生がおっしゃっていました。
2. 研究者の方は車らしいですが(普通に入れる)、見学バスでは車高の低い一回り小さいものに乗り換えます。
3. 赤ふん軍団は毎年人気らしいですが、見るまで何のことか分かりませんでした。遠目の写真載っけておきます。地元の青年たちが「昨日電話かかってきて」などともぼやきながら、昔の抗夫を演じていたのです。そこでかっこよく重機が登場するはずでしたけどうまく動いてくれず、奥へと進みました。
するとNHKBS『ウルトラ重機』ばり(録画を消化してない……)のメカ的なものが好きな人なら心を奪われるような車体が2機でーんとありました。乗っけてもらうと計器が古いのも何ともいえなかったです。オレンジ色の方は、先ほどの番組によく似たものが出ていたそうで、高圧の水で岩盤に穴を空ける実演付きでした。黄色のは車高が坑道に合わせ低くなっています(それでも大きい)。わたしのエントリー用一眼レフは光量の少ないところが苦手なので、鉱山では毎度苦労します。
参加者しおりに「寒いです」とあった通り、秋冬のジャケット着ていた人もいましたし、外は暑かったですけど中は「東京の冬の気温」とのことで、2時間ばかり歩くとだいぶ寒かったです。
4.スーパーカミオカンデの説明は、2016年にタンクの上で受けたのと確か似たような感じで、恐らく今年は水を抜くというイベントがあるためその説明があったはずです。ガドリニウムというレアアース(物質)を入れて、昔に爆発した星(超新星)から出たニュートリノを観測します。
タンク内タイムラプス動画5をアップしました。Super-Kamiokande Fisheye timelapse is uploaded.https://t.co/w7DvksSKL7
— 神岡宇宙素粒子研究施設 (@Kamiokaobs_pr) 2018年8月31日
こういうの見たんですけど、この5の動画が最後です(水が抜けました)。わたしが見たときは作業中の人はいませんでしたが、8/26の市民講演会では、中畑先生が「暗いところは夜帰っている」と説明しながら全部見せてくださいました。
super-kamiokande! #HiggsTanByYourSide pic.twitter.com/Rd3x1MXK2Y
— AKIMOTO Yuki/ひっぐすたん (@yukiRPM) 2018年7月18日
帰りはボランティアガイドさんに1.で書いた皇族の方々の話など聞かせてもらいながら帰りました。
5.ジオスペースアドベンチャーにはブースというか、公民館(3階建て)の1室を借りて浜松ホトニクス、神岡鉱山、J-PARC&KEKの方に直接お話聞けたり、資料もらえたりします。浜松ホトニクスの技術は今はPETなどの医療機器や本当に様々なところに使われているそうで、神岡鉱山の方とはおみやげコーナーでも売っていた鉱石(白や黒の綺麗な結晶状の石が売っていました)の話をしてました。売場で朝少し売り子さんと話しましたが、石に10万円クラス(何十万だったかも)のものがあって、鉱山の方によると送料込みの値段だということでした。重いから。
秋葉原ミネラルマルシェ戦利品1
岐阜県 神岡鉱山の水晶、方鉛鉱
ディーラーさんによると、仕入れた際に50年前の新聞で包んであったそうで、おそらくその頃のものでは、と。
日本帝国~と書かれたダイナマイトの箱に入っていたとか。細かい水晶や、光沢のある方鉛鉱も付いていて見応えあります✨ pic.twitter.com/6CmslnRszF
— eri (@eri37058552) 2018年8月31日
J-PARKコーナーには午前中にも出没して説明聞いたり、無料でかっこいいクリアファイルなどもらったりしていました(ファイルはすぐになくなったよう)。午後に、Twitterで存じ上げててお話ししたかったKEKの広報・高橋さんとお話ししててバスの時間ぎりぎりになりました。サイエンスカフェを仕切っている方です。
◎外には縁日的な食べ物コーナーがあったり、今年だけかもしれないけど岐阜名物五平餅も。催しとして縁日みたいなのもあって、この辺は抽選通れなくても行けました。夜にあった浜ホトの方の講演もそうです。グッズは噂のパズルやTシャツ、クリアファイルなど色々でしたが、クリアファイル1つ買って帰りました。時間なかったんで回れなかったですが、クリアファイルには梶田先生の書いた式のがあり、迷いました(こういうTシャツも良いんですけど切りがない……)。
の、クリアファイルもあります。#GSAHIDA #GSAHIDA2018 pic.twitter.com/O84EDjr11t
— ジオスペースアドベンチャー (@gsahida) 2018年7月15日
今年グッズで受けたのはこれだったのではなかろうか。
スーパーカミオキャンディw(7/14・15 神岡町公民館で購入できますw) pic.twitter.com/TAhTEFbuwh
— ジオスペースアドベンチャー (@gsahida) 2018年7月12日
飲み屋のカウンターでみつけた某イベント関連グッズ。SK展開図見慣れてるマニアック視線持った方々にとって、3D俯瞰の図柄は目新しく映ると思われ。
誰のデザインかは知らないけど、このセンス俺は大好き。
今後、こんな感じの品物がどんどん出て来るのかな、という期待を禁じを得ない。 pic.twitter.com/SPoSazqWpG— kazu (@YoDkf) 2018年9月8日
サイエンスネタとは外れるがカミオカンデグッズとして、「スーパーカミオキャンディ」というダジャレにも程があるグッズなのに、「乳トリノ味」というダメ押しに負けて買ってしまった pic.twitter.com/tjWkChkIk9
— 「電幻開発」LEVEL7G(なな爺)@高等遊民 (@level_7g) 2018年7月14日
これ、もう1回目放送は終わりましたが、来週も再放送あるしオンデマンドにも入るので、興味ある方どうぞ(BSですが)。わたしはこの番組録画が溜まりまくってます。
9月27日(木)午後10時から午後11時/コズミック フロント☆NEXT「宇宙へ挑め!岐阜県」 – NHK 岐阜県には、ノーベル賞を輩出した宇宙実験施設や宇宙機器を作る工場。さらには宇宙飛行士をも生み出した精鋭が活躍する航空基地もある。岐阜と宇宙との意外な関係に迫る。 https://t.co/lqagkUmHgO
— ジオスペースアドベンチャー (@gsahida) 2018年9月24日
もしまた行くことができたら、今年は高山線が止まっていた場所があったためバスしかあまり手がなかったんですけど、もうちょっといられるようにしたいです。
資料。読めてないですけど色々と。ICRR Newsは綺麗な写真があるため人気でした。pdfでダウンロードできます。見開きで写してみましたけど、102号です。
http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/cat-icrr/
最後に、浜松ホトニクスは申込制で5年に一度の展示会やるそうです。浜松なのでお近くの方どうぞ。ウェブサイト行ったら、本当にいろんな事業やってたし何だか株価がすごいですね。