ヨシダヒロコです。
トライアルは間を見て受けています。2014年くらいに受注が困ったことになり、2015年の頭までくらいにたしか10社ほど受かった気がしますが(データベース登録もある)、5社から仕事が来て、1社は仕事が来るのは早かったけどすぐ来なくなりました。適当な分野がないとのことでした。あと2社は仕事内容はともかく、内容や仕事の進め方がちょっとと思って辞めたり切られたり。切られたのはマイナンバー提出を拒んだからです。ちなみにデータベースに登録します的な会社からは今までの職歴で来たことあったかなあ?通翻ジャーナルムックとアメリアで探して受けました。
辞めた方の会社は、今号の『通翻ジャーナル』で遠田先生が書いていた「Googleで用法を確認するのを止めて!」をもろに実践していましたが、教えてくれた方は某スクールでそういうことを習ったとか。わたしもそれを真似してやる羽目になっていましたが、登録辞めると決心した頃に他の翻訳者さんが「それ何?」みたいに言ったのでやはりおかしいなと。
残るは2社となり、そこと過去に受かったところに履歴書送ったりトライアル受けたりしています。今回臨床・非臨床を英訳も含めて複数受けてみたのですが、はかばかしくありませんでした。もっと色々読まねば。化学は初めて英訳で受かりました。教科書的な内容だったので、「見たことある」「なじみがある」が大きいかと。ただそこは(特許ではない)化学案件あまりないんです。英訳は和訳よりもっと該当分野の英文読んでて内容分かってないとダメだなと感じました。わたし、仕事もらっている医療機器(英日)でもまだ落ちますし。
トライアルに受かると、その後は「これもできます」と言えば回してくれる会社があったり、たまに更新用の登録フォームを送ってきたり送ったりしてます。そういう「芋づる式」のところもあるし、「分野ごとにトライアル受けてください」という会社もあります。自分がなんでも首突っ込むのは分かっているけど、翻訳については柱となるものを決めておきたいです。
そういえば珍しいパターンとして、外資で契約書の1文がちょっとと翻訳者の間で言われていたところがあり、以前わたしは更新時に更新しなかったのですが、また再登録を考えてくださいとメールが来てました。バックがあれでなかったら、日本オフィスは悪くない取引先なのですが。
他に、まれにブログを通して問い合わせが来て、ある時「英語の資格は持っていませんか」と言われ、理系で英検準1級だったので先方は不安だったのですかね。資格とはTOEICらしく、こちらはあの試験はかなり前に見限っているので登録しませんでした。
最近は、案件としては大きくないものの外科系(医療機器)が来ます。自分には向かないような気がしていたのですが、すごく治療しているという気がしますね。その分手術を間違うと怖いと思いますが。外科系から転向した開業医と、総合病院の外科医が両方かかりつけなので、文化があるのかなと思うことがあります。
2年前に遠田先生の本買って、また1冊英文を書く本を買ったので少しでも参照できたらいいなと思います。テクニカルやメディカルライティングまで言い出すともっと本がありますが、多言語にかまけてあぶはち取らずになっていました。中山先生の本は工業英検対策らしく、いかにも「お勉強」という感じです。試験の過去問見たところ、わたしが受けるなら2級か1・2級の同時受験でしょうか(2級でも落ちたりして)。1級がこの量しかないのに受験に都会に行かねばならないのが納得いきませんが、内容は実践的だとは思います。3冊目の中山先生の新刊は読みやすそうで、上の遠田先生の本みたいな感じのようです。今本がたまっているので、片付いたら欲しいです。
先月くらいからイタリア語検定とgaccoにエネルギー取られましたが(gaccoのもう1つの講座については追ってまた)、今の医療機器トライアルも外科系で果たしてどこまでやれるかです。分析機器には物理が入るものがあり、こちらもどこまでやれるかです。