段取り悪くて徹夜で納品でした。

ヨシダヒロコです。

800px-kevlar-3d-balls

Ball and stick model of a single layer of the Kevlar crystal structure.

Ben Mills and Jynto

しばらく仕事は大きい案件来てなくて、久しぶりにまとまったのが来たと思ったら、分割納品4連続?ほぼ5連続?というあまり経験したことがないものでした。2案件あって、片方は急ぎの審美歯科(技術が高度。前に訳したことありますが、普通の歯科に健診行っても保険でできることには限りがあると言われます)、もう片方は納期があまりないのにバイオ系診断キットのマニュアルまる1本でした。バイオ系で医療機器が絡んだのは初めてでした。

化学で受かったエージェントですが、後で他にもできる範囲のことを伝えたり分野をアップデートしておいたので。会社によっては追加トライアルが必要なこともあります。

課題があったので書いておきます。来年のノートがもう12月からだからそっちにも書いておきたいです。

  • 急ぎの案件で体調が整ってないとき、というか段々ビハインドになってくるとき。元々夜型で、朝納品して仮眠を取り、疲れたら仮眠(寝過ぎないようアラームかける)してましたが、最後は徹夜になってしまいました。薬ないと夜の熟睡はできないのに寝そうでした。品質が気になります。今はぐったりしてますけど、もともと少し休むつもりだったので。
  • もう1つ品質面でQAチェックの話。まだツールなど導入できてません。

QAチェックの話は、先立つものと体調が揃わなくて行けなかった翻訳祭(同時期に神岡で用もあったし)の反響が(QAチェック以外にも)すごく、某さんのネットラジオも聞いて考えてみました。自分の翻訳品質については、ベースの背景知識は仕入れたつもりになっていても、個別案件に際して下調べが十分ではないとか、QAチェックで目視で一度にいろんなことをやろうとしているとか。最低限紙に打ち出すようにはしていますけど、少数からでもチェック項目を設けて自動化できるところはしたらいいのでは?と。

実は仕事が暇な間トライアル2つ落ちまして、1つは英訳だったので仕方ないとしても、1つは英和で得意範囲のはずだったのです。スタイルガイド的な原因もあったのかもと思います。全部時間制限のあるトライアルで、うっかり調べ出すと2時間半のうち1時間弱くらい行ってしまいます。

トライアルは年内にもう2つ(非臨床)の予定です。実験パートとかレポートとか訳すのは好きなのですが、特許は文体が苦手で、ハイキャリアのHPで非臨床の文面を2年ほど前に見たときやってみたいなあと思ったのでした。その後、有機化学の手順もあると製薬会社の方が教えてくれましたし、余計やってみたい。体壊さなければもっと実験やってみたかったので、たとえが違うかも知れないが「江戸の敵を長崎で討つ」みたいな感じで、代わりに翻訳できたらなあと思っています。

「原文読んでて背景というか景色が見えれば、調べ調べ何とかなるのでは」という認識は甘かったなあと思っているところです。そういう意味では、ネットラジオやブログでのレポートは訳に立ったし再読したいです。

今気がついたのですが、バイオマニュアル本を本棚に入れたまますっかり忘れていました。

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