ヨシダヒロコです。
そんなわけで、躁うつの波もあったしやっとやっとだった1年でした。都会に住む幼なじみで看護師の卵の友達が、精神科訪問看護というものを教えてくれました。それまでは精神科救急という番号に夜間かけていたんですが(119の精神科版で、基本的には看護師さんが事情を聞いて医師につないで応急処置をする。24時間都道府県ごとにある)、限界があるので。それまで試した保健所も担当が忙しすぎて医者と連携して対応するには無理があり、前述の友達によると「具合の悪いわたし(患者本人)があちこち動いている状態」みたいに言われました。
どういう病気の人が訪問を頼んでいるかというと、少し前ですが厚労省の資料があります。わたしは前のDSMで言えば気分(感情)障害で、死にたくなることもあったから話は簡単ではなかったようです。
最終的に、隣の県の医師に市役所で聞いた民間の訪問看護ステーションを教え(聞けば役所知ってるんじゃん)、1ヶ月ほど前に書類が揃って医者や役所とも書類が行き来し、週1の訪問が始まりました。始まった早々、問題の1つである家族関係(介護とかではない)でまた問題が勃発し、医師の考えを裏付けるようなアドバイスをもらい、それに従ってなるたけ没交渉で接しています。間に入って何か言ってくれる事もありました。おかげで落ち着くようになりました。
頭痛で行ってる町医者によると、訪問はこの辺ではまだ浸透してなくて、市役所でも訪問「介護」と間違える人がいたり。1年くらい状況を伝えていたのに、もっと早く教えてくれればわたしも苦しまずに済んだということで、話を聞いていた人とは違うけど市役所の担当課で「わたしはもう少しで死ぬところだった」とぶち切れたことが10月にありました。ステーションは民間なんだけど、何か問題あったときには市役所に話が行きます。役所は本当に横の連携が取れてない、他の役所のやってること知らないと思います。
医師が県をまたいでいたり、地方で制度を知らない人のためにこのエントリを書きました。看護師さんとの相性もあると思いますが、こういう制度もありますよと。保険治療で、公費負担(うちの県では1割)がききます。
(2016/12/04 1:12追記:通っている医者に自分に使えるか聞いてみるか、県をまたいでいる場合は市役所などがステーションを知っているはずです)