ヨシダヒロコです。
去年ほんとは出願していたのですが、色々あって学費どころではなくなりました。
Twitterでも有名な学長さんがいらっしゃるうちに入学したかったのですけど、今年叶いました。Twitterで放送大学について何か悪口を言っている人がいて、「私が学長ですが何か」と出てこられましたのでついったらんどにおられるのを知りました。
合格通知、といっても科目生の場合は無条件で入れます。全科生なら修論の研究計画を書かないといけないのでその内容もあるだろうし、指導教官が見つかるかということも関係するようです。入学者のつどいの時に少し聞いたんですが、わたしは頭が痛く帰るところで、職員の方は異動が決まっており送別会と歓迎会を一緒にしたお茶会に行ってしまいました。単位に関しては、わたしのように以前院にいたものは、ある程度まで認められるそうです。合格通知のあと、学費を払えば入学許可書が来ます。
論文書きたい分野・テーマはありまして、半分文系のような感じですけど受け入れられるか分からないので、余裕もないですししばらくは単位を取ります。卒業を目的としない、勉強したい学生も多いようです。院の方は科目が少なく、勉強目的なら学部に面白そうなのが沢山あります。
院は臨床心理士を取るための科目が多く、なる気はありませんが興味ある科目があり、そのうち今回履修したのは「精神医学特論(‘16)」です。DSM-5にあわせてと思われますが今年テキストを新しくして開講しました。去年までのテキストを持っていて、ラジオも録音していたんですがなかなか聞けず。今年学費の支払いも遅かったし、テキストが来てもすぐに始められなかったのですが、内容が興味深く最近になって15回中4回まで聴いたので今これをアップしています。目次にある「気分の障害」の半分まで終わったことに。Amazonレビューで書いてた人がいましたが、授業とテキストで1つという感じです。レベルは医学部3年、とその人は書いていました。
前年までのテキストに、「臨床心理士の試験にはこれで十分だった」という感想があって、コンパクトにまとまっていると思います。ただ第1回の授業で「医学部では基礎医学を学んでからこういうことを学ぶので」と先生が言っていて、その辺が足りない人は大変かもしれません。わたしはどこの知識が抜けているか確認と補充をしています。目次の写真にない、15回の「日本の精神医療の現状」では精神科周りの法律や患者の扱いの歴史があって、買おうと思って買えてない呉秀三先生が出てきています。どういう授業か楽しみです。巻末に長い文献リストがあって、初心者向けから、この分野の本を選ぶならこの先生だよねというのが出てきているし、知らない本もあるし気になります。第2回は糸川先生という臨床家であり統合失調症の遺伝的変異を発見した方をゲストに呼んで研究秘話を聞いたり、両方自分が診断されていて良く知っているはずのうつ病、躁うつ病(双極性障害)も詳しかったです。
入学者のつどいについても書いておきます。3月末の日曜日に学習センターで。校歌があったり、学長のビデオメッセージ(もっと前でみたかった)では思った通り得意の山の話に持ち込んでいて(学長さんは山男で富山は好きだし、松山城ではロープウェイもリフトも使いません)、笑いそうでした。センター長や職員挨拶、年度替わりなので新旧の方がいました。学窓会やサークルの勧誘(少ないけどあります)、科目の勉強の仕方など教わって、あとは別室にてジュースとお菓子で歓談となりました。わたしは頭痛くて残れなかったですが、上に書いた履修上の質問のあと、また顔出してください、千葉の本部よりこっちのが親切です、だそうです。連休明けたら相談してみます。
シラバスにある他にも、各地で対面の講義(1回きり)があり、人によっては遠征します。昔学部の科目生になったことがありますが、今はすごくIT化が進んでいて大体のことがネットで済んでしまいます。今年からネット授業まで始まりましたが、この辺はITが専門のオバケ(岡部)学長の業績です。大変だったらしい。今年いっぱいくらいまでいらっしゃるらしいので、ITの授業取りたいなと思ってます。
テキストの出来がいいものが多いらしいので、今後他も見てみますが翻訳者が分からないことを本でだけでも勉強するにはいいかも。
つどいの時の写真を貼っておきます。この時桜は咲き始めで、満開の写真(10日後)も。この大学の桜はなかなか綺麗です。