初めて行った室生犀星記念館「金沢の料亭・色と犀星~金沢の味わいかた~」(2015/11/14~2016/03/06)。

ヨシダヒロコです。

まだ解決していないファイルの問題もありますが、仕事の修羅場が開けました。

なので、1ヶ月近く前に行ったこの展示。迷ったり神明宮(リンク)に行っていたせいもあり時間があまりなく、しかもメガネの度が合ってなくて細かい手書き文字が見えなかったので、もう一度会期中に行きたいです。

途中神明宮に着けずに、偶然迷って犀星が子供の頃を過ごした雨宝院を通りました。今のところ、まともに雪があったのは今冬ではこの日あたりだけでした。

犀星記念館は比較的新しいようですが、金沢には他に徳田秋聲、泉鏡花など有名作家の記念館がいろいろあります。わたしは近代文学館にはちょくちょく行きますが、その他はなかなか行けませんでした。

今回、犀星がかぶら寿司大好きで送ってくれるよう頼む手紙とかあるというのでこれは是非、と。行く前にHP見ていたら、猫を飼っていて可愛がっていたことも知りました。

オフィシャルサイトです。

http://www.kanazawa-museum.jp/saisei/

かぶら寿司は最近TVで出たようですが、Wikipediaの写真からこんなの。あと、身内の猫がうちに来たときの写真。間にブリとかサバとか挟まっているので。この子はドロボーの名人です。写真ボケてたんで修正しましたがこんなんですいません。

かぶらずし

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By Ttaakkaco – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=45316680

2016-01-02 13.34.31_Fotor

ロケットニュースでも紹介。石川だけでなく富山でも食べますが、何でこんなにおいしいの?っていう記事です。リンク

さて、神明宮からしばらく歩くとこぢんまりした記念館が。多少デコレーションしてあったのですぐ分かりました。表のガラスから覗けますが、「ふるさとは遠くにありて思ふもの」の詩が犀星の原稿からの複写でしょう、可愛らしい字で書いてあります。

この展示って、「犀星って可哀想な人かと思っていたら、実はふるさとにめちゃめちゃ縁があって帰省もしてて、おいしいもの大好きでグルメで、詩のイメージと全然違うけど、食いしん坊なところがお茶目」ということです。知らない料亭でしたが(庶民に縁ないので)犀星ゆかりの料亭「つば甚」での1万円ランチ会を3つの文学館共同で企画したら、あっという間に席がなくなったと受付のかたが教えてくれました。

エントランス。

 

入ったところにミュージアムショップがあって、猫グッズが多いし人気だそうです。わたしはしおりと絵はがきを買いましたが、他にも詩集とデザインが似たブックカバーとか(うちのペットはわたしの読んでる本が好きなんで必要かなと)気になるものがありました。本などサイトにないものもあります。ぬいぐるみは記念撮影用で、絵はがきには「猫は時計のかわりになりますか」(猫のうた)など、犀星の詩が書いてあります。

展示ですが、あらましのちらしはpdfにしました。こちらからダウンロードできます。すみませんが逆さまです。

saisei

画像ではこちら(表紙だけ)。

saisei.jpg

犀星がどれだけ金沢の食べ物が好きだったか、ということを書簡や新聞などに書いたコラム(全国にふるさとの食べ物を宣伝してるんです)いろいろで紹介してます。奥さんが金沢の人で、娘さんの結婚式も金沢の食材を使い、軽井沢に行っては「魚がない」と注文の手紙を出したり。先ほど書いた「つば甚」に10日の間に3回行ったという記録もありました。かぶら寿司だけでなく、魚の粕漬け(だったと思う)が朔太郎の好物になり、金沢に来て一緒に食べたり、島田清次郎の生地、旧美川町では魚のぬか漬けが名産で、とくに変わっているのがふぐの卵巣なのですがそれもコラムを書いていました。ふぐで亡くなった人は今までおらず、鰯は食べたことがありますが大変おいしいです。犀星は今でいう「お取り寄せ」の先駆者だったのかも。手紙で何だか色々言っているのが可笑しく、うまく読めないのが残念だったので、ちょうどレンズ入れ替え時だったメガネも新調しようかなと。

展示は6日までです。

撮影OKだった所の写真を撮りました。『後の日の童子』は公共のスペースに置いてある童話ですが、とても悲しい話です。でも惹かれます。

 

うちの親はあとで話を聞いて、北國新聞の特集でかわいそうな人だと思っていたのに裏切られた、と。

映画『蜜のあわれ』のポスターもありました。犀星原作で、二階堂ふみがなんかきわどいことをするらしい。ミニシアターで、見たら上映館が面白いほど石川県に集中してました。

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他の文学館のチラシコーナーがあって、もう少し展示期間があるものがあるので貼っておきます(こんなに暇がなくなる予定ではなかったので…もっと早く出すつもりでした)。ちなみに金沢でこの手の場所に行くとスタンプラリーの紙をくれるくらい数があります。

富山市・高志の国文学館「松本清張を魅惑した北陸―ミステリー文学でたどる―」(3/7まで)、徳田秋聲記念館「秋聲の描く風土、金沢」(3/21まで)、映画『蜜のあわれ』チラシをまとめたpdf (すいません、逆さまです) misc_literature

帰りに犀川大橋を渡ってきたら、きれいに白山が見えていて、そういえばこんなのは初めてだったかもと。犀星の記念碑は犀川のほとりにたくさん建っています。その他の文人のもあります。

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