チェック作業がうまく行かず翻訳料が0になった話&翻訳者登録の際の契約書について。

 

(2016/01/16追記:よく調べたら問題の会社について同じことをWPPFメーリングリストで心配している人がいたので、ProZ Blueboardに評価1で投稿しました。問題になった契約とは、「納品後クライアントからの苦情が来なければ、4週間から8週間で支払います」と言うような条項です。こんなことになったのにクリスマスメールが来ました)

ヨシダヒロコです。

前回「障害者を募集している翻訳会社」の話を書くと言いましたが、それは次にします。

1ヶ月前にある英語圏の国からチェックの仕事をもらい、2ファイルあって1つはかなりひどいという評価を、もう1つは結構良くないか?というフィードバックをして返しました。その結果、わたしが1ファイル目をもう1度見直して用語統一したのですが(本来は別の人がやるべき、と思っていたのですけど……)、クライアントからのフィードバックは散々でした。

1ヶ月ほどあって、その間にPMが何をしていたのかよく知りませんでしたが、他の翻訳者の意見を複数聞いて訳し直したそうです。正直、ファイルがまともだったらチェックできる領域かと思っていましたが、1から直すとなると躊躇する分野でした。一応「こんなファイルだけどできる?」とは最初に聞かれましたが、海外の会社って何でも振ってくるので、それでもいままでこの手の問題が起きたことはありませんでした。

それで、2日ほど前に他の翻訳者のフィードバックと訳し直したファイルを示された上で、翻訳料(2万円ほど)が0ということになりました。2年ほど前にサインして、もう覚えてもいない契約条項がそこで出てきました。非常にスケールの大きな案件だったので仕方がないかとは思いますが、「チェックはやらない」という人の気持ちがよく分かりました。翻訳者2人についてはどうなったかは教えてもらえませんでした。ディスカウントはされたことありますが(非常に評判の悪い会社だったようです)、0になったのは初めてです。

こことまともに仕事をするのはほとんど初めてで、PMも知らない人だし、同じ国の人と取引したことも何回もあるのですが、直感で「やりとりがやりにくい、何だか信用できない」と思いました。「今回のことは今後の取引に影響しますか」と聞くと、「誤解があったりしてコミュニケーションに大きな問題がある、残念ながら影響する」と言われ、その前にもうわたしは「この会社に関わるのはもうやめよう」と思っていました。登録するときにPayment Practiceは見た気がしますが、今回ProZを見たら5に混じって少し1や2がありました。ちなみに、英語のコミュニケーションでこんなことを言われたのは初めてです。今年の猛暑で注意力散漫だった可能性もありますが、他で何年も続いてる海外の会社がありますから。

昔やった2000円くらいの請求をしたら、それで終わりにしようと思います。
こういうケースはあり得ますので、契約の時に翻訳・チェックがまずかった場合について一応聞いておいてください。多分条項があります。読まないでサインなんて論外です。特に海外。

たまたま、上の会社でのことがあった直前に、バイオで受かった会社(日本)の登録書類を書いていました。やはり損害賠償の話が契約書にあったので、「どの程度あり得ることですか」と聞いておきました。「当社では適用例はございません」との言葉でほっとしました。ただ、わたしが1例目になるかもしれませんよね。

後味の悪い話ですので、清涼剤代わりに。

2015-07-28 11.29.46

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