初めてのフジロック(BOOM BOOM SATELLITES, FOO FIGHTERS)(2015/07/24)。

ヨシダヒロコです。

(2015/07/29 0:47追記:予想はしてましたが、結構このポスト検索で引っかかっているようです。デイヴの骨折説明のMCについては、あまり言葉を使っていたような覚えがなく、映像や図で説明していましたが、分かることは起きたら書きます)
(2015/07/30 22:47 追記:デイヴ骨折の顛末について語っていたことを思い出して書きます。その部分はハイライトしてあります。わたしは翻訳者なので通訳者ではなく、しかも6日も経っているので正確な再現は無理ですが)
(2015/08/01 15:07 追記:デイヴが「よろしく」と言っていたノエル・ギャラガーのメッセージを見つけたので最後に付けておきます)

ある意味、今とても満ち足りた気分です。
1997年の第1回フジロックを台風で断念して以来、チケット取っても仕事で上京できない、または前日にメンバー急病のため公演キャンセルの電話が……と悪運続きだったフーファイターズがやっと見られました。デビューから見てきて、今年20周年です。ギターヴォーカルのデイヴが言うには、7年日本に来てなかったと。そういえば、前のアルバムツアーの時、日本には来ず休養に入ったんだっけ。あの時はガッカリしましたね。

冬にヘッドライナーが決まってから行く準備はしていて、男女かまわず雑魚寝だけどという、新規にフジロック宿泊に参入したホテルにしました。お金があったらMUSEも見たかったですね。

本国では放映できなさそうなこれが気に入ってます。今日の人、楽しんできて下さいね。

まず、他も参考にしながら、メンバー紹介の時に演奏した曲も入れたセットリストです。

フジロック グリーンステージにて
1.Everlong
2.Monkey wrench
3.Learn to fly
4.Something from nothing
5.Pretender
6.Big me 巨大スクリーンを使った、骨折の説明(スタッフへ捧げる曲)
7.Congregation
8.Walk
メンバー紹介
9.I’m the One (Chris:Van Halen’s Cover)
10.Another one Bites the Dust(Nate and Taylor:Queen’s Cover)
11.Storm in Summer?(曲不明、Pat)
テイラーはドラムを叩かず、野球の野茂の応援歌みたいなチャンツをファンに歌わせ、デイヴに「変なの」と言われてました。他に、第1回フジロックの話もしてましたね。
12.Cold Day In The Sun
13. My Hero(acoustic)
14.Times like these
15.Under Pressure(音楽的ルーツとして:Queen/David Bowie’s cover)
16.All My life
17.Outside
18.Breakout
19.Best of you
(No encore)
2hours(21:00-23:00)

越後湯沢には鈍行乗り継いで4時間くらいで行けました。第三セクターになったので、障害者割引(5割)を知っていたら……。チケットは、かなりギリギリになって、行けなくなった方からチケット仲介サイトで譲って頂きました。少し安かった。

デイヴが足を折ったときには冷や冷やしたけど、前からGoogle Alertで”Foo Fighters”を登録して英字新聞の見出しだけでも読んでいるので、アメリカの独立記念日(バンドの記念日でもある)に復活して以降、行けそうかな、と思っていました。後でも書きますが、ピンチをチャンスに変えるデイヴはすごいと思いましたね。ヨーロッパツアーキャンセルした頃には「損失は……」って報道も出てましたから。

さて、ブンブンの前にフーファイを書きます。下の方に書いたけど、現地で同業の方と合流し、ブンブンを一緒に見て別れ間際に、「前の方に行く方法」を教えてもらいました。グリーンステージは、その前のモーターヘッドのファンがまだ残っていっぱいでした。それでも、そこそこ前に行けました。

開演しばらく前。これがデイヴの”Throne(王座)”です。

2015-07-24 20.26.21 2015-07-24 20.29.51
やがて、こんな派手な垂れ幕がかかって。
2015-07-24 20.32.37
2015-07-24 20.36.14で、垂れ幕が上がったら、そこには王座に乗ったデイヴやメンバーがいました。

演奏中の写真はこちらのレビューをどうぞ。
【ライブレポート】フー・ファイターズ@フジロック2015、2時間にも及ぶ大熱演

最初の2曲が好きな”The Colour and the Shape”からだったのは嬉しかったです。”Monkey Wrench”は大好きですが、未だに歌詞の意味が分かりません。

少し聞いて、どでかいアンプがステージの天井から床まで両サイドにあるのに気がつき、特にドラムの音圧がすごかった。デイヴのシャウトも、実際に聞くと何倍かうるさいし気に入りました。テイラーははじめ、「ソニーはハイレゾ」という青いはっぴを着ていました。暑くてすぐ脱いだけど。やっぱりお茶目な人ですね。

ハイライトすべきは、王座が花道まで張り出してきたときに”Big Me”をつま弾きながら、それをBGMにして、X線写真や王座のラフスケッチまで出して今回の顛末を語ってくれたことでしょう。「フーファイターズのライヴに来たことある人?初めての人?」と手を挙げさせ、”I usually rock”と言い出したときには、そんなの知ってるんだけど、何とも言えないおかしみを感じましたね。しかも事件の瞬間の映像まで流して。2回も。その後の演奏シーンの写真も。スタッフが足を押さえてたそうです。もっと前のオーディエンスが結構受けてたのかな、ぼそっという感じで”It’s not funny”と言ってました。

ここから追記です。まず、デイヴが曲を静かに弾きながら「俺の身に起こったことを話すよ」みたいに言いだし、そこから上のように「フーファイターズのライヴに来たことある人?」の流れになったのだと思います。(日本語でもWeb上に事件のソースがありますが)スウェーデンでライヴ中、激しく動き回っていて、ステージから落ちたと。その時の映像リピートして2回も見せてくれたんです。自分から落ちていっているようでした。デイヴは「クイーンでも何でも演奏しといて」とバンドに頼み、医者のところに行きました。その結果、足(腓骨)は折れていて、踵が脱臼していると言われました。デイヴはすぐにステージに戻るつもりだったから、外れた踵を戻してもらい(「ぐぎぎぎぎ……」と口で音を再現してました)、医者に許可をもらい、それでも足は動かせないので、長いすに足を伸ばしておき、スタッフに押さえてもらって演奏しました。その時の写真も出しました。

ライヴを終えて病院に行って、X線を撮ってもらいました。その写真もスクリーンに出ました。折れてました。手術の結果、あの時の写真ではぱっと見分かりませんがフーファイのデイヴのコメント(URLは下記)によると、6本のボルトが入っています。手術後の写真も見せてくれました。それで、「しばらくじっとしていなければいけないんだ」とWebにコメントを出し、グラストンベリーのヘッドライナーをはじめヨーロッパツアーをキャンセル。でも全てのツアーをキャンセルしたくなかったデイヴは策を思いつきました。医療用麻薬(麻酔薬)でハイになっていたときに思いついた”Throne(特注椅子、と訳されていますが、英語での意味は「王様女王様が座る椅子」です)”。そのラフスケッチを出し、スタッフがそれにしたがって作って、だからデイヴは”Big Me”を「スタッフに捧げる」と歌ったのです。7/4のワシントンでのライヴまでにTwitterで「出るよ」と告知し、あの格好で華々しく復活、と。

MCの内容を知りたかった方がいるようですが、この内容を写真を出しながらかいつまんで話したわけです。


英語が得意でない方でも、ライヴ見られなかった方でも、この写真で多少想像が付くのでは(ライヴ中に出たのと同じものです)。デイヴはこんな時に面白い文章書くなあ。

デイヴのコメント。写真があります。URLに注目。
http://foofighters.com/operation

あの王座に座っているデイヴは痛々しかったけど、背景が派手なので迫力ありました。演奏聞いてて今しばらくは歩けない人、とは思えなかったですし。2度ほど立ち上がって演奏して、大丈夫かと思いました。本当はあの王座、上にも上がるというか飛ぶようにしたかったんだそうですが、照明スタッフに止められたそうです。「あなたはもう足を1本折ってますよね?」って。
Dave Grohl says broken leg was a ‘beautiful blessing in disguise’ for Foo Fighters

ラフスケッチはこちらにあります(英語記事)。医療用モルヒネ(薬です)などでハイになって作ったらしい。記事中の動画は声が割れてるけど、日本でも大体同じことをやってます。モルヒネの話は省いたようですが。
Dave Grohl Was “High as a Kite” When He Designed His Giant Foo Fighters Throne

メンバー紹介で、リードギターをいつも忘れてしまうのですが、今回エディ・ヴァン・ヘイレンをばりばり完璧に弾いてくれたことで、すっかり気に入りました。しかも好きな1stの曲だし。テイラーはえらいこと人気者でした。わたしもこの人好きですけど。

デイヴは喋ったり煽ったり色んなことをしました。予想してたけど、f—xingが話の中に多いこと。「”My Hero”の『ヒーロー』は君たちだよ」とか、”I like you(a lot)”は何回か言ったし、いろんな国を回って、ということだと思うんだけど「ここは世界一静かなロックコンサートだ」というんです。オーディエンスが話を聞くから、マイクにささやいても声が通るんですよね。

ギターを持たずに花道に出て、後ろにギター2人付いてて、パットだかがピックを投げたんですけど、それを見たデイヴが「何もあげるものがない。じゃあキスを投げよう」と投げキッスしたり。

デイヴは途中辺りで、「7年来てなかったし、『もういい加減やめてくれ』というまでやるぞー」と言ってたのに、割ときっかり終わりました。1曲が軽く5分はあるような感じで、長かったですね。もちろん楽しいんですが。まわりのオーディエンスが呼びかけに反応しているのも割とびっくり。わたしは最初のうち割とデイヴの英語について行ってなかったのですが、リピーターさんは多いみたいです。「次は2年か3年で来られたら」みたいなことも言ってました。

「うるさい曲聴きたい人?」とか手を挙げさせて、皆そうらしかったので、終盤はうるさい曲ばかりになりました。わたしは新作をあまり聴き込んでいなかったのですけど、それ以外は有名どころの曲ばっかりの曲だったかと。曲名が思い出せなかったり歌詞覚えてなかったりするのは、楽しみが減るので次は気をつけようかな。これでもライヴ前3日ほどはフーファイばっかりかけてましたけどね。

2015-07-24 23.03.57

2015-07-24 23.38.39なお、”Break a leg Tee” “X-Ray Tee” “Throne Schematics Tee”がオフィシャルストアで売ってます(前2つは予約中)ので、チェックしてみて下さい。”break a leg” には舞台などに出る人に向かって「頑張って」とかける言葉という意味があります。

(07/25 18:34追記:あとでタブレットでチェックしたら、バンドは米国時間24日まで向こうで演奏してました。開演前に、近くの誰かが「今着いたばっかりなんだって」とスマホを見て言ってました。パットは時差ぼけで、「おきろー」とデイヴに言われてましたね。トリビアですが)

****

それでは、到着してからフーファイターズを見るまでを書きます。駅はいろいろ飾り付けしてあったのですが、時間がなくて撮れず。シャトルバスで向かいました。でも、ほんとうに場内良く歩くのね。荷物が大きい人は、預けるなり何かした方が良いな。

1日目は朝のうち雨だったようで、他に持ってないので冬用のゴアテックス長靴一応持って行きました。これはキャンプサイトかな?

2015-07-24 16.56.43

2015-07-24 17.37.56

2015-07-24 17.42.03グリーンステージ。

2015-07-24 17.47.33着いたの5時近くで、友達が待つブンブンサテライツに移動する途中にあるオブジェ。夜になると光ります。

2015-07-24 18.00.28このあと、フジロック山ほど行ったという福島在住の翻訳者さん(しかも、分野も似てる)に初めて直にお会いし、家族と一緒だったんですが彼女が挨拶の後に言ったのは「前の方行って踊りません?」。待ち合わせ場所を見つけるのに時間をロスしていたんだけど、百戦錬磨の彼女はうまいこと前の方へすっすっと入ってゆくのです。それにしても、いきなり踊るオフは初めてだ……。

ブンブンはクラブ/ダンス系の、横でアンダーワールドみたいな……と言っていましたが、そういう感じの音楽で、先に海外で有名になりました。わたしも大分前、海外のラジオ局で名前を聞きました。なんのMCもせず、ストイックにがしがし演奏という感じで、特にロングヘアで涼しい顔して(と見えた)、強力なビートを叩くドラマーの女性が格好良かったです。

こんな感じ。

ごはんを一緒に食べて(水飲みすぎて食欲なくて、ところてんでしたが美味しかった)、フーファイターズで前の方に行く方法を教えてもらってお別れしました。音楽好きの翻訳者さんとライヴというのは前にもあったんだけど、今回は新しかったです。仕事の話もしましたし。

フジロックは、歩いていると「何だか面白そうなものがかかっているぞ」とついふらふらしてしまう、という長所があるのですね。ブンブンは少し興味あったけど、誘われなければ行かなかったかも。

実は、北陸から行けるのは今回が最初で最後という可能性があって、それもあって行きたかったのです。不吉な意味ではないですが「我が人生に一片の悔い無し!」って感じですかね。もちろん、いろんな意味で余裕があれば今後も(どこからでも)行きたいですし、フーファイ単独も期待してます。

帰りの富山・新潟県境の海です。

2015-07-25 11.00.24_web

(2015/08/01 15:08追記:デイヴは観客に向かって”Dave says ‘hi'”とノエルに伝えてね、と言いました。3日目にノエルが同じステージに立つから、そのときよろしく言ってくれ、と。今日そのメッセージに対するノエルの返事をFacebookで見つけました。他にも、イタリア・チェゼーナで1000人のミュージシャンが”Learn To Fly”を演奏して「是非きて演奏して」と言ったところ、どうやらフーファイ行くみたいです)

ノエルのメッセージ。

https://www.facebook.com/INTSonyMusicJP/videos/909785672400312/

チェゼーナの1000人のファンたち。デイヴがオールイタリア語で「イタリアに行くよ」と言っている映像がフーファイのFBにあります。ここは、長友が最初に移籍したイタリアの街ですね。

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