ヨシダヒロコです。
この間のイタリア語レッスン(色々あって久しぶりでした)で、やっと話す余裕ができた話です。
先生はナポリの方で、トマトソーススパゲティが大好きだそうです。トマトはpomodoroといいます。わたしもこのスパゲッティにはなぜかイギリスでとてもいい思い出があるのです。ほぼ25年前ですが。その話をしました。
先生は「イギリス?」と言っていましたが、作ってくれたのが語学学校のクラスメートであるイタリア人だった(あまり喋ったことなかったが……)と知ると「ああ、なるほど」って感じでした。
夏だったので日が長く、まあその時は昼間でしたけど、よく外で授業したりごはん食べたりしていました。ある時、沢山いたイタリア人たちが「スパゲッティ作ってあげる」と言ったのです。
で、出てきたのがフレッシュバジルとニンニクとパルミジャーノが入った、シンプルなトマトスパゲティ。その頃日本にイタメシブームが来る前でした。器もプラスチックだったと思いますが、あんなに美味しいものはその後も食べたことがありません。自分でもずいぶん試してみたけど、たぶんトマトが違うのか?までしか分からないという話です。
多分あのイタリア人たちは南イタリア出身だったのだろうなあ、と。やたら開放的でしたし。ひとりシチリアの子がいて、「わたしの太陽はどこ?」と言っていました(その夏のイギリス、雨も降らなかったんですけどね)。
そういう話を先生にしたら、「それはトマトソースを手作りで作り置きしておいたのがあって」と。そういえば、NHKのテキストだったかで、マンマが秋頃に延々トマトソースを作って瓶詰めするって書いてあったっけ。なるほど。
トマトも色々種類があるらしく、これがサンマルツァーノという美味しいと言われるトマトです。日本では高いので。Wikipediaからの引用です。でも先生は種類は関係ないといってました。
自分の作ったことあるもののレシピだから、辞書使えばなんとか読めると思いますが、少々今はそこまでの気力なしです。トマトソースのレシピにあった写真です。これで作れば完璧なソースが作れるらしいですが。
Salsa di pomodoro fatta in casa: la ricetta definitiva per un sugo perfetto!
直近で作ったのはこれだけど、自分としては納得していません。生えてきたバジルの芽を間引いて使いました。ソースの余りが少なくて……。