ヨシダヒロコです。
今いるフェレットが6匹目になります。
もうすぐ日付が変わる中書いていますが、1ヶ月前(16日)にフェレットを6歳目前で亡くしました。
小さな動物は本当に体調を崩すとあっという間、と実感しました。それまで看取った子はもう少しゆっくり、こちらに心の準備を与えてくれたので。もう年だからと獣医さんに言われて用心していたとは言え、元気いっぱいの子が3日や4日でこんなになるなんて、という感じでした。
大事なものほど亡くしてみてその存在の大きさが分かります。亡くなった子はものすごくおてんばだったしイタズラをたくさんしたので、散々かじられたセーターやカーディガンを(どっちの子がやったのか不明なものもあった)繕う気にやっとなったら、裁縫道具のポーチがなかったり。それを最近になって残された子がうんせと運んでいたり。この子たちは嗅覚が発達しているから、わたしの匂いが好きなんだろうなあと思うと元々いじらしくはあったのですが。
ななははさみも盗む子でした。隣の部屋のベッド下まで持っていって困るので、引き出しの中に入れておいたのですが、最近になって「そうか、もう引き出しに入れなくていいんだ……」と思うと悲しくなりました。
天気のせいもありますが、まだ洗い物が片付いてないものもあります。ケージなどはよく日光消毒したいので、なかなかタイミングが測れません。
今日はあまり大したこともできなかったのですが、中目黒にある、10年ほど前から知ってて時々お花を買ったりしている「ロザリウム」さんのブログを見ていて思いつき、プリザーブドフラワーのアレンジを作ってもらいました。こういうことには節約したくなかったので、当初の予定よりも少し菊を多めに入れてもらって(あった材料がギリギリ)、とても満足のいく仕上がりになりました。もともとは下のリンクにあるように、主宰の宮崎さんがお母様を偲ぶため作ったものです。菊のプリザーブドなんて初めてだったし(普通バラとかカーネーションが多い)、届いたアレンジにはらんも入っていました。
ブログ「ロザブロ」から、お手本にしたアレンジ。宮崎さんは写真も勉強していて、素敵に撮ってます。
http://ameblo.jp/rosarium/entry-11980286685.html
うちに届いたアレンジ。
その他、春になったら植えようと思っていたミニバラ、最初はバレンタイン向けコーナーで見つけましたがこんなのです。あともう1鉢買ってきます。ななは元気な子だったから、オレンジかな。ななよりはおとなしかった(ファームのせいでしょう)ネネはピンクかな。
レシートの整理をしていて、獣医さんのものはルーズリーフに貼って一言でも書いてます。そのルーズリーフの中に1ヶ月前の看護記録がありました。何時何分、あげたもの(例えばブドウ糖)の量、体温、様子など。ありありと、までは行かないけど思いだしていました。
わたしが今残っているミントに甘えているのか、ミントが寂しがっているのか分かりませんが、一緒に過ごす時間が長くなりました。ベビーよりは大きい、新しいお友達が見つかったらと近所の店にもう連絡先を残してあります。その店は売れ残ったななをお迎えした場所でもあったのですが、再び売れ残った子がうちに来て楽しくやってくれたら嬉しいなあ、と思っています。最初のフェレットのファームであったパスバレーかカナディアンになりそうです。
最後にフェレットの語源。元々ラテン語で「泥棒」だとは知っていましたが、Oxford Advance Learner’s Dictionary 8th Edition から、
“late Middle English: from Old French fuiret, alteration of fuiron, based on late Latin furo ‘thief, ferret’, from Latin fur ‘thief’”.
拙訳「後期中英語、fuironから変化した古フランス語fuiretより、語源は後期ラテン語furo『泥棒、探る者』、ラテン語fur『泥棒』に基づく」
可愛い泥棒が天国で元気にしていますように。