映画『みすゞ』(2001年)。

ヨシダヒロコです。

最近BSで放送されたのを、遅ればせながら見終わったところです。

高校生の時から興味を持っていた詩人さんでしたが、詩に興味がある人以外にはそれほど知られておらず(わたしが知ったきっかけは、高校時代に読んだやなせたかしさん主宰の雑誌『詩とメルヘン』です)、震災の時偶然ACのCMで使われて世に知られることとなりました。

その前からドラマ化などはされていて、この作品は劇場公開していたのを見逃してしまいましたが、松たか子主演のTVドラマなどもあります。

この映画についてはトレイラーは残っていませんでした。

金子みすゞを扱ったドラマ・映画について、ここに配役があります。最近だと上戸彩なんですが、少々見る気がしません。

http://matome.naver.jp/odai/2136128495304025801

みすゞ [DVD]

紀伊國屋書店
2004-05-22

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

他でレビューを見ると、「みすゞのことを知っていないと分かりにくい」とありますが、確かに省略というか、暗示が多いですね。松たか子版では台詞が説明的で、もう少しはっきり視聴者に分かるようになっていましたし、みすゞももう少し強い女性として描かれていた覚えがあります。

田中美里(数少ない北陸出身の女優)版では、物静かでふっとどこかに消えそうで、でも物事はちゃんと観察していてやんわり真実を指摘する、芯の強い女性という感じです。女学校を出て結婚するまでの彼女は、裕福な家で親戚にも優しくされ、大事な友達もいたし、何より詩がありました。だけど結婚で何もかも狂ってしまいました。結婚相手は親が選んだ番頭だったのですが、これが食わせ物で、芸者遊びにうつつを抜かし、みすゞに淋病をうつします。最終的には離婚することになるのですが、この時代親権を女親が取ることはできませんでした。

みすゞはそれを何とか止めさせるために、文字通り命をかけます。このことは、映画版ではブリキの箱に薬が貯まっていくところで暗示されています。

映画版の協力は山口市と長門市だそうですが、記念館は仙崎にあります。広島に住んでいた頃、どうにかして行ってみたかったのですが、叶いませんでした。山口の美しい景色が見られて、こんなところでみすゞは暮らしていたんだな、と知ることができました。わたしは松たか子のTVドラマよりも好みです。

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