地方で翻訳をするということ。

ヨシダヒロコです。

来週今年が終わるとは信じられないのですが。東京に行く前から脳の回線がぷつぷつ切れたような状態になって、大小の忘れ物を色々してしまいます。リストを書いても、紙が埋もれるかも……。

ある方から感想のようなものを頂いたので、ちょっと書いてみます。

翻訳者の世界はほとんど東京一極集中です。特に文芸。最近では大阪や広島に動きがありますが、わたしが20代くらいの頃、当時属していた翻訳フォーラムの大小のオフは東京が多かったです。一時、シスオペさんが富山の方だったことがあり、富山詣でみたいのが多かったことがありました。

自分の好きな洋楽のライヴでも、自分の好きなミュージシャンが富山に来てくれたのは覚えている限り1回しかないので、勢い遠征することになります。邦楽だともう少し確率上がりますが。

その他、翻訳フォーラムのオフである人(何かよく分からないサプリメント売っているらしかった)に驚かれたことがあるですが、英検1級の2次は北陸では行われていません。来年新幹線が通る東京が2時間になるのを除き、ずっと3時間はかかるところでした。札幌・仙台・横浜・東京・新潟・名古屋・京都・大阪・広島・福岡・那覇が受験地です。もう受験は諦めていて、それでもスペイン語検定試験3級、スペイン文部省のDELE、イタリア語検定準2級は一部または全部が県外です。TOEICも最初のうちは金沢しかなかったです。ここからだと1時間半で、JRのダイヤは首都圏から見るとすごく少ないです。車でも1時間くらい。受験者はそういうことを受け入れて受けに来てます。

つまり、富山に限らず地方の人は「翻訳者さんとお話ししてみたい」「レベルの高い試験を受けたい」と思うと、何万円も払って遠征することになります。逆に「富山から!」と驚かれたことは多く、多分相手に覚えられたこととは思いますが。富山では翻訳の仕事は派遣ですらほとんどなく(登録するときにそう言われる)、もちろんインハウスも存在しません。製薬会社が多いので、内部ではその手の仕事が発生している可能性がありますが。

わたしはAboutに書いているように、仕事が少しは軌道に乗り出したのはここ数年で、ですが翻訳者コミュニティには長くいました。今でも、数年前から受給している障害年金に助けられているところが多々あります(医者が離婚後のわたしの状況を見かねたらしいです)。富山の翻訳者さんはたぶん20人くらいだと思います。

Twitterを始めて2009年だったかにJATのProject Tokyoがあったとき、その頃東京に行ける資金がなかったのでためらっていたところ、「Twitter友達に会えるんだよ!」とお金を貸してくださった方がいました。東京に行くには十分すぎる金額でしたが、やっと今月返せました。

借金せよとまでは言いませんが、最初から稼げる翻訳者さんはいないわけで(わたしがすんなりいかなかったのは複数の特殊要因によります)、アクセスのいい場所に住んでいる方にはもう少しご自分が恵まれていることを知って頂きたいです(例えば大きい本屋に並んでいる本が違います。最後はネットで買うにしても、中身が見られると違います。富山にも大きい本屋はありますが、車を使えばの話です)。まずは、できることから試して頂きたいです。

去年は頭がうまく働いていなかったこともあって、入金日前に東京にいて残金100円でやっとバスに乗ったりしたこともありました(障害者割引です)。あんまり遠征ばかりしていると、急なときの出費や将来に向けての貯金ができなくなるので、今年に引きつづき来年は少なめにすると思います。去年は翻訳学校などを通学で行ってましたから、月1とかだったんですよねー。もちろん得るものはありましたけどね。複数の人に言いましたが、翻訳者の本音はイベントの後のお茶とかお酒の席で出るので、状況により可能ならそこまで出て、色々参考にして頂きたいと思います。そこまでの足固めをSNSでしておくと、後がスムーズかと思います。

写真は昨日撮った建設中の富山駅。

2014-12-21 18.01.58

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