2014年度健康診断・健診後編終わり。

ヨシダヒロコです。

前編(リンク)、中編(リンク)ときて、夏頃に体調を崩したこともあって少しずつの健診でしたが、ここでは胃内視鏡(経鼻のつもりだったが経鼻カメラを経口にした)、大腸内視鏡で締めくくります。ついでに、インフルエンザのワクチンも胃内視鏡を受けた病院で打ってきました。安かったので(病院によってずいぶん差があるのですね)。

http://www.masutani.jp/

胃内視鏡はここで受けました。説明が非常に丁寧です。所々先生が早口で分からないんですが。

検査12時間前から絶食。夜、牛乳少しくらいならOK。水も2時間ほどで排出されるので、検査2時間前までOK。わたしは1日3回頭痛治療で漢方を飲んでいるので、これについては10時半の検診予定で7時台に飲んでくれと言われました。なぜか5時台に1回目が覚めたので、その時に朝の色んな薬は飲んじゃいました。

最初診察室に呼ばれて説明。経鼻カメラは、女性で鼻の穴が小さいと入らない場合があるそうです。わたしも結局ギリギリで入らなかったんですが。その場合、カメラをそのまま口に入れると言われました。

そのうち処置室に呼ばれ、まず胃の粘膜をきれいにする水薬を飲みます(のど渇いてたから嬉しかった)。鼻の穴を拡げ、鼻血を抑える薬を噴霧(時間置いて2回)。荷物も持ってきたので、待ち時間にはKindleで本読んでました。最後に喉にスプレーをして、開始。

右の鼻、左の鼻と試して、多分入りそうだったのは左だったのだと思いますが、先生があとでおっしゃるには鼻血が出ても困ると思った、とのことで、マウスピースを噛んで経口に切り替えました。でもカメラのファイバーが細いから楽で、2回むせて看護師さんに背中さすってもらった(有難かったです)他はだんだん要領を思い出してきました。わたしは2年前にピロリを退治しましたが、20代の頃はとても胃のトラブルが多かったのです。なので内視鏡のお世話になることも多く。

ゆっくり深呼吸ができるようになってくると、例のごとくモニターを見ている余裕が出てきました。どうも胃はいい調子だそうです。検査は大体10分かそこらで、カシャカシャ写真を撮っているのが分かり、その後ファイバーが引き抜かれて終了となりました。

あとでまた先生に呼び出され、検査結果は良好できれいな胃だったと。ピロリを退治したあと、胃壁に赤いポツポツがあるのはその名残だそうです。先生自身、40歳前に退治してから毎年カメラを飲んでいるそうです。胃がんのほとんどはピロリが原因で、退治すると確か3~5割なりにくくなるそうです。逆流性食道炎の軽いのが見つかったのですが、薬出すほどではないと言うこと。なので、お医者に来て珍しく処方箋なしで帰りました。お茶のパックをもらって、1時間したら飲んでみてください、大丈夫だったら食べても大丈夫ですと看護師さんに言われました。ちなみに、胃の写真欲しかったら上げようか?と言われました。

ちなみに、ある年に経鼻で入らなかったからと言って、翌年もダメとは限らないそう。

昼ご飯はクリニック隣の店がやってなくて(ランチ止めちゃったのかな?)とんかつ屋でカキフライ食べに行きました。

2014-10-24 12.46.58

ところで、結構前にこのお医者さんで大腸内視鏡を圧倒的にこなしているクリニックを紹介してもらいました(電話問い合わせの時に)。ここでもやっているんだけど、健診している数が全然違うし、金沢に(別件で・精神科)通院しているんだったらお薦めと。
ここです。

http://www.hayakawaclinic.net/

健診の時、胃腸科の先生がフリップまで出して説明してくださったのですが、人の大腸は実は個人差が大きく、曲がりくねっている人も多い。胃カメラは誰が入れてもあんまり変わらないけど、大腸は腕の差が出て、この先生は普通の先生が15分くらいで終わりまで届くところを5分で着くそうです。麻酔でほとんど寝ている間に終わらせる場合もあるそうです。北陸でそれをやると、ほとんどの人は車に乗って来てるんですよね。大腸を受けたときに知ったのですが、大腸の場合は麻酔後1時間ほど休んでもらうそう。

ということで、別件通院の前に、期待して行ってきました。

胃の検診から時間が取れず1ヵ月ほどして昨日、朝7時台のJRで金沢に向かい、大体1時間半くらいかかって病院に着きました。あまり待たされず問診票を書いたのですが、わたしには大きな自覚症状がありませんでした。後で聞いたのですが人間ドックで引っかかって、って人もいましたから。ですが自費と保険対応のハードルは意外に低く、「便秘」「腹部膨満感」くらいでも既にリスクだそうです。なので、保険対応となりました。自費だと、この病院では18000円になり、保険が効いて異常なしだと9000円くらいです(保険適応の場合は、他院でも同じくらい)。ポリープなどを切除するとまた検査料が上がりますが。

前日の準備としては、夜9時までにおかゆかうどんを食べる。野菜、海藻などは避けるということで、水分や薬(漢方含む)は大丈夫だったです(下剤飲んでる途中にお昼過ぎたので、「漢方飲んでもいいですか」と聞いたらOKでました)。

男女別の待合室みたいな所に入り、そこにはおこたとTVと飴があって、2L程のパイン色をした下剤がありました。1時間半ほどでそれを飲みます。下剤はパインの味とサイトにありますが、味はともかく香りはパインでしたね。全部で3L程行ったんではないかということで、さすがに味には飽きました。個人差がとても激しいのですが、5~8回トイレに行くと、出てくる便が下剤と同じように透き通ってくるそうです。飲みきる前からトイレに行きたくなり、早い人で30分ほどでカタが付き、わたしは後で書くわけがあって9時台に飲み始めたのに3時までかかりました。トイレにいった回数数知れず。その間に年齢が若めの人は検査に行ってしまいました。

基本的におこたに当たっていたので逃げられなかったのですが、後に残った年配の人々の知りたがり(個人的なこと、結婚や学歴など)には閉口しました。田舎にはこういう人いるんですよねー。

待っている間に、先生について取材された新聞記事が壁に貼ってあって読みましたが、中には取材のため内視鏡を飲んだ人も。富山、石川、群馬の病院に勤務されたということですが、待っていたときに、以前も検査した人が「群馬からも泊まりがけで検査に来るんですよ」と言っていた意味が分かったような。他には階下の待合室で見たんですが、カメラ持って山(特に雪山?)に行くのがお好きな先生らしいと。写真が色々ありました。

3時頃に、パーフェクトな状態ではなかったけど「検査に入って下さい」と言われました。先生はわたしの既往歴から予想してたらしいですが、人を見ると腸の形状が予想できるとか。多いときで1日に60例こなしたということですから、そうなんでしょうね。

検査の時には、穴の空いた紙のパンツに着替えます。ゼリーを使うので異物感はなく、モニターで中に入っていることは分かるのですが、異物感も痛みもなかったです。人によっては、腸の曲がっているところにぶつかったときなのか、「痛い!」と思うことがあるそう。痛い人はすぐ麻酔し、効きは早いそうです。腸は痛くなかったのですが、空気を入れながら内視鏡が進み、お腹が張って痛かったです。先生は予想していたそうですが、わたしの腸は人より長く、それは精神安定剤を飲んでいるから。薬の副作用に便秘があるんですが、蠕動運動が抑えられて便秘しやすくなり、腸が伸びてしまうそう。普通の人の3割増しの長さだったそうです。まあ、長いこと飲んでますしね。

それでも検査は15分ほどで終わりました。長い以外は問題はなく、食事、お風呂とも普通でOKとのことでした。ただ、精神科で飲んでいる薬のため、便秘薬を処方されました。合えば今後も飲むようにと。
そういえば富山の胃腸科でも、頭痛薬が脳外科で出ているのに胃腸薬がないと言われました。調剤薬局で聞いて、胃に当たる薬は牛乳で飲むとか工夫してます。医師の専門が違うと見えてくるものが違うんですね。

次は2~3年後でOKだということと、空気がお腹に入っているのは段々抜けるから、食べられそうなら食べても良いと(追記:受付で)言われました。そのまま精神科に向かって、下剤のことは主治医に伝えました。

今年の健診的なものはこれで終わりで、週明けに歯のチェックがあり、問題があれば年をまたぐと思います。他に薬もらいにいったりとかはまだあるんですが。来年忙しいようなら、富山の胃腸科に人間ドックがあるのでそこで済ませようかなとも思います。

金沢駅で帰りのJRを捕まえるころ。この日、ちょうど北陸新幹線のダイヤが発表されたんですよね。前からこんな感じだったんですが、昨日は小さいクリスマスツリーもあって。この丸い物体はもっとカラフルに光って綺麗でした。

2014-12-01 18.06.25_web

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