東京ほんま会「パソコン初級講座」(翻訳者のための)(2014/12/14)。

ヨシダヒロコです。

もともと13日に院時代の忘年会(今年度で教授が退官)があったりして、今年こそ行こうと思っていたら、翌日にこんな講座があることがFacebookで回ってきました。最初「基礎なら要らないか」と思っていたのですが、今年はPCの設定や不具合で苦労したし、行っておこうかと。もちろん懇親会も込みで。

ちょっと疲れ気味で、当日になって負担を減らすため長距離バスを新幹線に変えました。おかげで新宿をぶらぶらする時間ができ、ヨドバシで実機を確認したいものを、紀伊國屋では医学書売り場(いいなあ広い!)に行きました。いずれも量がすごく、どこに住んでいるかで実力違ってくるかも、とすら思いました。

院の忘年会は1次会だけ出ましたが、薬品会社などの研究職をしている同級生、後輩、先輩と話をし、さらに2次会は学内で盛り上がる気配でした。全然皆さん変わらないノリw。友達にも会えたし、しかもそこが院試に合格したときに連れていってもらった居酒屋だったので(多分そう)懐かしかったです。

さて翌日の東京ほんま会ですが、もともとのほんま会は大阪にあります。去年噂を聞いて、まだ実際に出たことはないのですが、秀丸マクロで作業を効率化するという話です。この手の効率化や翻訳原稿のチェックツールの話、去年以来よく聞きます。翻訳ツール複数を使っているとうまく導入できず、今の所話聞くだけで終わってますが。今回は、去年Wordマクロの話を1日聞きに行った新田順也さん(特許翻訳者)がお話をされました。

ブログはこちらです。
みんなのワードマクロ

この日朝から疲れが抜けず、プランが12時チェックアウトなのをいいことにダラダラしてました。朝から行きたいところもあったのですが取りやめて、会場の三田駅(または田町駅)は近かったので余裕かなと思っていたら、会場の翻訳センターの周りには名前の紛らわしいビルが沢山。また、最終確認のメールにいろいろご親切な但し書き&地図へのリンクがあったのをすこーんと落としてました。で、迷ってしまい10分遅刻してご迷惑おかけしましたm(__)m。Google Mapは確かに使いにくいことがあるのを実感しました。

入ると40人満員御礼というだけあって人がぎっしりで、事前に知っていたのですが翻訳学校先生クラスの方も。「PC関係のことは人にまかせていたけどそれじゃダメだと思って」とおっしゃっていた方がその中にいました。その先生クラスの方の1人が時々新田さんに突っ込みながら、さらに追加資料も作ってくださって話が進みました。

ここで全部を紹介することはできませんが、何せハンドアウトが2種、数ページあるし、キャプチャ画像がないと分かりにくいことが多いから。

1.Windowsには「拡大鏡」というものがある。これ知らなかったんですけど、そろそろ細かい字は見えなくなってきている人間には有難い話でした。

2.「コントロール パネル」の表示オプションは「大きいアイコン」または「小さいアイコン」に相互切り替えできます。ここまでは知っていたのですが、更に上級の設定があり、

タスクバーを右クリック→「プロパティ」→「タスク バーと「スタート」メニューのプロパティ」を開く→「「スタートメニュー」」タブ→「カスタマイズ」とすると、いろんなものをカスタマイズできる画面が出てきます。その中の「コントロール パネル」を「メニューとして表示する-オン」とすると、なんとスタートメニューにある「コントロール パネル」の所にマウス持っていくだけで、コントロールパネルの中身が全部表示されます。今やってみたけどこれ便利です。

3.ファイル名の変更はF2ででき、ESCで抜ける。Win7からだったと聞きましたが、拡張子は固定されたまま変更されなくなったそうです。拡張子を表示する方法も話が合ったと思いますが、何となくできているので忘れました。できてない人はそうした方が絶対良いです。

4.Win7と8.1で違うので詳しく書きませんが、隠しファイルは見えるようにしましょう。Appdataというフォルダが見えるようになります。

5.Officeの「おせっかい項目」であるオートコレクト。
[Alt]→[T]→[A]でオートコレクトの画面が開きます。新田さんは全部オフにしているそうです。

6.Word2010/2013について。「この機能は2003から」とか詳しかったです。
[Alt]→[T]→[O]で「Wordのオプション」という画面が開きます。ここでいろんなことができるそうですが、取りあえずわたしは2010で「元に戻す」がどこにあるか分からないので、「リボンのユーザー設定」から追加してみました。

7. 6.と同じ画面からマクロをキーボードに割り当てる方法。下のリンクにある動画で紹介しています。
http://ameblo.jp/gidgeerock/entry-11346113478.html

8.ATOKの入力が楽になる方法で印象的だったのは、「メールが4ストロークで終わる」という方に新田さんがお会いしたそうです。単語登録をしているわけです。例えば、「おせわ」で「お世話になります。NITの新田です。」と出てくる。担当者の名前も入れておくと楽だし、住所を「じゅうしょ」で入れとくとこれも楽らしいです。同じ短縮形に複数の言葉を割り当ててもOKだそう。

文字を選択した状態で、[Ctrl]+[F7]を押すと、ATOK単語登録の画面になります。上の「おせわ」だと読みは「短縮読み」。ここでもう1人の進行役から突っ込みが入って、その方はIT用語、固有人名を登録しているそう。翻訳の時間短縮になるということです。その時に、動詞ならたとえば「サ変(サ行変格活用。学校で習いませんでした?)」にしておくと活用形の候補が出てくるらしく、変換がスムーズだそうです。

9.さらに端末間で辞書を同期させる方法があり、Dropboxなどのクラウドを使います。以下のリンクはMS-IMEのケースです。
Dropboxでの『辞書』や『お気に入り』の同期が完璧すぎる件

10.タスクバーへのピン留め(後日、詳細確認次第)

11. クイックアクセスツールバー、とは以下のようなものです。Wordのアイコンを右クリックすると、図のように「クイック アクセス ツール バーに追加」と出ます。新田さんのPCには30個くらいありましたが、そんな時リボンを開閉すると見えやすくなります。[Ctrl]+[F1]です。以下と同じようにして見える「クイック アクセス ツール バーのユーザー設定」では「最近使用したファイル」が便利だそう。

クイックアクセスツールバーに追加して便利なものは「その他の記号」。文字化けした時などに文字情報が見えます。

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12.最後にTrados使いに便利なショートカットの活用。「右クリックしてショートカットを作成」は大体わかりますが、右クリックしたまま任意の場所までドラッグし、マウスボタンを放して「ショートカットをここに作成」を選択しても作れます。作業中のファイルについて作ると便利、という話だったと思います。

質問する時間がほとんどないほど時間がいっぱいいっぱいでしたが、参加者には後日質問できる場所が設けられます。わたしはノートパソコンが用意できなかったので、レジュメにメモってました。

隣に座っていた方が化学の特許をされていることを知ったり、その方に名刺をお渡ししたら裏面の趣味欄で会話の糸口になったり、ほかにSNSでもともとわたしを知ってくださっていた方(2人)が名刺交換してください、と来てくださったのが印象的でしたし嬉しかったです。Facebookは、新しい方が入ってきた時のためもあって友達の友達まで公開、にしていることがほとんどで、結局それがうまくいっているのかも。込み入った話は設定を変えますが、ほとんど書きません。Twitterはたまに滅入った発言をすることあるので、気を付けたほうがいいのかもなと反省しました。

さて懇親会ですが、「価格設定高め?」と思ったら料理が出てきて分かったんですけど、レベル高かったです。話はトライアルにはどうやって受かるか、という未経験の方の話で周りがアドバイスしたりとか。その前の日も鍋でしたが、この店は韓国風の料理で、写真に出てるナムルも美味しかったしキムチもちゃんと辛かったし。他にまぐろのテール(だったと思う)、チゲ&うどんもありました。わたしは最後のほう、帰る時間が気になって、「今日帰ったら電車で夜明かしだよ、やめときなよ」と言われながら東京駅に列車遅れを聞きに電話していたので、締めのうどんが食べられませんでした。残念。電車で夜明かし、にはならなかったけどとても面倒なことになりましたが、その話はまた後日。

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