ヨシダヒロコです。
化学(有機化学)を学校で学んで、将来香料会社に勤めたかったことから、翻訳者になった今でもたまにこんなエントリ書いてます。
この香水を知ったのは、夜中にネットをうろうろしていた時でした。ヒマラヤには青いケシがあって、毒性はあるものとないものがあるようです(毒性に関しては愛好家のブログより)。植物園などで日本でも見ることが出来ます。わたしも2回ほど見て、富山県の植物園にもあり、好きな花です。花自体は香らないはずですが、この香水はそのケシをイメージして作られたものらしい。
富山の植物園で買った絵はがき。
クラブツリー&イブリンのサイトから、この製品の香りに関するところをキャプチャしてきました。
買ったお店は、Broadstageさんというところです。香りの予想が付かないので、小さめの30mlを買いました。
写真。箱が素敵です。
肝心の香りですが、残念ながら、まず飛ぶのが早い。トップとミドルはあっという間に過ぎていって、ラストのウッディが優しく香るだけという印象です。嫌いではないので、なくなるまで使いますが、リピートして買うことはないでしょう。このメーカー好きなだけに残念です。リリー(すずらん)もリニューアルして一通りあるようですが、どうも前とは違うような気がしますので、遠慮しときます。「イヴリン」という本物のバラから取った香りを基にした「イヴリン」にはちょっと興味があります。