最長記録、23日の海外発翻訳料支払い遅れ。

ヨシダヒロコです。

普段は某英国のエージェントから仕事を請けていることがほとんどです。
NYからもよく仕事が来ますが、本社というか経理が英国内にあるので、まとめて支払われます。

それで、今月かつてないほどの面倒な支払い遅れを経験しました。

まず、以前書いたのですが、都銀の中でも(地銀の本店クラスでもいいのですが、都銀は外国為替の扱いに慣れていることが多い)手数料がお安めな三井住友に、3月に支払いを受ける口座を変更しました。ひと月で1000円違います。

それをエージェントの経理に言ったのですが、どうもその担当部署は翻訳者の情報管理というか、そういう部門だったらしく、そこのミスなんでしょうが、支店名をすっ飛ばし、口座番号は前の銀行のを使い、銀行名(SWIFTコードでしょう)は三井住友で送ったらしいです。で、三井住友の迷子になったお金の中にあったらしいです。後で分かりました。

メールで銀行を変更したときに何のレスポンスももらえず、何か嫌な予感がしました。その後、いつも月末にもらえる支払調書も送られてこず、もっと嫌な予感が増しました。経理では「送金した」と月末に言っていて、実際きっかり月頭のお昼頃に銀行から電話があるのが普通なのですが、4日くらい経って「前に某地銀で不思議なことがあって(地銀がお金を送り返してしまい、17日遅れた)」と三井住友に電話したところ、しばらくして「めちゃめちゃな情報で送金されてきた場合~」に銀行側が思い当たり、調べてくれました。それで、上の段落に書いてある情報が分かりました。

経理とはずいぶんメールのやりとりをしました。要するに何千人もの翻訳者を一括してオートマティックに処理しているから、わたしの分だけ英国の送金銀行にコンタクトしてマニュアルで直すことはできないというのです。どん詰まりです。

そんなある日、日本支社があったことをふと思い出しました。サーバーがうまく動かない場合など助けてもらったことがあります。電話してみると、すぐに事情を把握して「メールを全部送って下さい」と言ってきました。その後は話が早かったのですが、日本の担当者によると「エスカレーション」というものをして、要するに上司に話を上げたらしいのです。しかも苦情扱いにして社内で処理しました。

そうしたら、その翌日くらいに携帯を持たずに階下でお昼を食べていたら、銀行から着信が2度ありました。かけ直してみると、「入金しました」と。今までの経理の対応の遅さに比べて、日本支社の対応の早さにびっくりしました。

ただ、わたしが来月1日に支払いを受けられるかは、日本支社が問い合わせてくれているのですが、まだ返事がありません。

この話を英国人の英語の先生にすると、「23日は確かに遅いけど、フリーランスってそういうことあるよね」。そう。だから、最低限のお金は口座にないと困りますね。あと、発注元がもうちょっとばらけてくれるといいのですが……。

 

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