科学的検証と個人攻撃は分けましょうよ。

ヨシダヒロコです。

以前、「リケジョ」という言葉について否定的なエントリを書き、その中で小保方さんに多少違和感を持ったようなことを書いています。わたしの周りにはいないタイプの理系女性だったからです。そのエントリは削除しません。同時に、Twitterでいろいろツイートやリツイートしたのも削除しません。

先日の理研の中間報告会見は全部見ました。途中2時間過ぎから質疑応答をツイートし始め、沢山の方に見てもらいました。場所は忘れましたが、某ブログにわたしのツイートが1つ使われていました。こういう場で何ですが、光栄でした。わたしは最終学歴は学士ですし、ライフサイエンスは素人ですから。

さて、会見を見ていて、野依先生が大変厳しい言葉を発していたこと(普通、震え上がるでしょう)、他の理研の方々も「困ったことをしてくれた」と思っているのが伝わってきました。論文掲載後早々とネットで始まった検証を知って、論文として呈をなしていないことは理研でももう分かっているんですね。

わたしが懸念していることは2つあります。STAP細胞については追試なりなんなりして検証すべきと思うのですが、まずマスコミの個人攻撃が激しいことです。昨日だったと思いますが、割烹着やピンクの壁はメディア向けに1ヵ月前に準備したなんて報道がありました。これはすぐにTwitter上の理研内部の方によって訂正されました。誤報だったわけですね。でも、新聞とか読んだ一般の人が分かるでしょうか?うちの親なんかも、「この町内に分かる人はいない」とか言ってますよ。

持ち上げて落とすのは日本のメディア、好きですよねえ。ついこの間も似たような話が。「リケジョの星」とか「ノーベル賞狙える」とか書いたの、忘れたんでしょうか?舌の根も乾かぬうちによくもまあ、という感じです。

もう1つは、小保方さんの精神状態が悪いこと(追記:会見で理研側が何回か言っていました)。東スポの報道ですが、従って信憑性にはクエスチョンマークは付きますが、24時間自傷行為などしないように理研の人間が付き添っていると言うこと。最悪の結果にならなければいいのですけど。どんなに付き添っても起こるときには取り返しの付かないことが起きるものらしいです。昔、主治医にそう言われたことがあります。科学的なことはともかく(彼女にはもう区別が付いていないかもしれませんが)、くだらない報道で追いつめないで欲しいです。

わたしの懸念は以上ですが、世の中には涙ぐましい努力をして博士号を取って、「どうしてこんなことに」という人生を送っている方も沢山いると聞きます。そういう人々は今何を思っているのだろうか、と考えます。呆れているか、怒っているか、空しく思っているのか。そのどれでもないのか。ユニットリーダーとはかなりの高給取りらしいので。

いずれにしても、科学的検証と個人攻撃は分けましょう。

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