ヨシダヒロコです。
先日、PM(プロジェクトマネージャー)さんから指名のようなものを受けて、クライアントさんと直接電話でお話しした上で受注したHPの仕事、第1弾を夕べ無事納品しました。
クライアントさんとの直接対話は初めての経験で、こちらはフリーランスなので、かなり自由に話させてもらいました。翻訳会社の事情とか。お互いの話をつきあわせてみると、互いに「えー、そうだったんですか?」ってことも沢山ありました。翻訳が誰の手を渡ってクライアントの担当者に渡っているか、大体共有できました。今まではほとんどプレスリリースを訳していたのですが、その横でHPの仕事(わたしは2年前にやっただけ)が続いていたようです。質が悪いと言うことで翻訳会社側がこっちに依頼してくれたみたいです。でも、2度払いするクライアントさんはたまったもんじゃありませんね?「ヨシダさんは話しやすい」と言われたことは嬉しかったので、かなりぶっちゃけて話しました。で、1時間15分。電話切って、実は緊張してたらしくどっと疲れが。
クライアントさんが翻訳支援ソフトの存在を知らないのも驚きでした。軽く説明しておきました。メモリにある翻訳が悪いと再利用されてしまうけど、まともな翻訳者なら直しますよと。
そんなわけで仕事が来て、昨日は他に細かい仕事の納期が2件あったので、行きたかったヨガのクラスを踏み倒して頑張りました。今日は何だか脱力しています。
化学系の会社も、今は環境に優しくとか、エネルギー削減とか、薬品に様々な規制がかかっていたりして、なかなか大変なようですね。その辺の知識を再確認させてもらったのと、メモリにあった翻訳がかなりこなれていたので、大いに参考にさせてもらいました。今回から、所々は日本語でも書いた申し送りを、クライアントにも送ってもらうようにPMさんにお願いしてあります。
後2件の仕事のうちひとつは国際会議パンフの校正だったのですが、タイポを除いては直すところはほとんどなく、かゆいところに手が届くような訳でした。わたしもまだまだだな、と思いました。こういうことがあるので、「直しにくい翻訳が上がってきたら困るなあ」と思いつつ、校正仕事を請けて人の翻訳を見るようにしています。スペイン語の翻訳学校に行っても思ったことですが、いろんな解釈を見るのは勉強になりますね。
今日は少しだけ試験勉強をして、深夜に仕事が来るかもしれないし、英気を養います。