富山で化学を中心とする技術翻訳をしていますヨシダヒロコです。
(5)の翌日、21日ですが、朝から早めに会場へ向かいました。前日近くまで行っていたので分かりやすいはずでした。ですが、ちょっと睡眠不足だったこともあり、その後会う予定だった友人とのチャットでの言葉を勘違いし、間違った方角へ行ってしまいました。
国立国際美術館は、電車を降りてからビルを1つ抜けないと行けないというのも「??」でした。
結果、プラド美術館展(たしか2006年だったかな)で出会った絵の他にも心に響く絵がたくさんあったものの、待ち合わせに遅れてしまっていてしかも美術館の中なので動きようがなく、どうも落ち着かない観覧となりました。本来障害者手帳を持っているわたしは無料なのですが、いつも携帯しないと不便なためうっかり家で別のバッグに忘れてしまい、その後で見たマウリッツハイス美術館展と合わせて3000円の支出は痛かったです。
大阪展はもう一昨日終わっているのですね。あまり混んでいなくて見やすくはあったのですが。ミュージアムショップはあまり食指が動かず、ハガキ3枚だけ買いましたが今ちょっと出てきません。図録はこんな機会が次にあるか分からないのでもともと買うつもりでしたが、荷物になるため通販で。まだ東京展があるので4月まで買えます。
膝の上に置いて撮ったので曲がってますけど、ハガキの1枚はこんな感じ。エル・グレコについてはNHKテレビ講座のテキストなどで多少読んではいたのですが、自筆のメモのコピーが展示されており、なぜかヴェネツィア方言とスペイン語の混じったもので書かれた分かりにくいものだったそうです。ちなみにグレコは「ギリシア人」という意味なので、ギリシア人です。
グレコの住んでいたトレドから来たという絵を見ると、何となく「はるばるお疲れ様」という気になりました。