「スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション―人生・仕事・世界を変える7つの法則」。

こんにちは。富山で化学を中心とする技術翻訳をしていますヨシダヒロコです。医薬と化学の2本立てで行きたいのですが、道に迷ってばかりです。

今更ですが、この本は2ヶ月ほど前に読みました。ビジネス書は日経文庫を読んだことがあるくらいで、これはそうでもないですが「成功」や「運」を打ち出した自己啓発ものはかなり苦手です。あと売れすぎている本も基本的には敬遠します。この本は前作がよかったので読みました。

前作でテーマだったプレゼンは、訳すことはあるけど自分ですることは恐らくないので、仕事をする上でこの本の方が参考になりましたね。

その他


スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション―人生・仕事・世界を変える7つの法則

色々な取り組みをした企業の例が参考になった。

amazonレビューに詳しく書いている方がいます。

イノベーションを起こした企業の例として、

  • サブウェイの5ドルフットロング 売上に悩んだいちフランチャイズ店オーナーが始めた。
    安く売ることで低所得のお客が増える
  • ザッボス・ドット・コムは靴と衣料のオンラインショップ。
    家族のように顧客に接し、楽しむ。客に「よいご旅行を」みたいなハガキを送ったりなど
  • ウィスコンシンのピザ屋 トッパーズ。
    「楽しく」顧客の身になる。学生のために1人用ピザを10ドル以下で提供、配達時にフィギュアやキャンディーを渡す。それは「楽しいから」。客と仲良くなる。なのでウィスコンシンでの評判は上々

「楽しく」がキーワードなんですね。わたしなりに楽しくやっているつもりですが、どうも落ち込みがちな自分としては課題ですね。ただ、ポジティブすぎる人にはバックに怪しげな思想が付いていることがあるので要注意、というのが持論です。ほどほどがいいのでは。

示唆を受けた部分の引用をば。

第10章「洗練を突きつめると簡潔になる」
最後のページより(iLessonsというちょっとしたまとめがある)
1.手を広げすぎていないだろうか?得意な分野に集中しよう。得意でない部分は他人に任せよう。
2.タスクリストにも3点ルールを適用しよう。仕事時間の大半を、今日できることのうち重要性が高いもの3つにあてて会社を前進させよう。
3.「ノー」と言うことを増やそう。驚くほど自由になれるはずだ。

3はもう実行していますかね。

今、うちに映画化も決まった「スティーブ・ジョブズ」があります。訳者の井口さんが突貫工事で訳したので、正誤表が出ているらしいですが、そのうち訂正された第2版が出たりしないかな?と思ったり。あれだけのベストセラーでも赤字だと前にネットで知ったので、やはり出版とは厳しいなと思いました。映画化でまた売れるといいですね。

おまけ:アシュトン・カッチャー(デミ・ムーアと離婚協議中とか復縁か?とか言われている)とジョブズとの激似ぶり。

ABC振興会 スティーブ・ジョブズ伝記映画でジョブズに扮したアシュトン・カッチャー写真が初お目見え!

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